だからこそ、肘


こんにちは。
ここ最近はほんとにずーっと雨模様。みなさんもどこかで見たり聞いたりしたことと思いますが、九月の東京は例を見ない連続降水を記録したらしいですね。「また雨だねー」とか「いわゆるヨーロッパの気候ってこんな感じなのかねー」なんて他愛もない天気話を日々垂れ流しているうちに、おや?肌寒いぞ?と感じるタイミングが現れてきましたよね。さっき外に出た時もそう思いました。
秋冬シーズンの入荷そのものは数ヶ月前からじわじわと続いておりましたが、やっと実際の生活が追いついてきましたね。無理に想像力を未来へ飛ばさなくとも、「明日何着ようかな」「今度の予定はあれを着てこうかな」そんなふうにオンタイムで服装を選べる季節がやってきたということです。
つまり、ウールのニットをとりあえず一枚で着て気持ちのよい時期ももうすぐそこであります。
というわけでStefan Cookeより、RUGBY KNIT。

100% WOOLという表記を確認するまでは、「カシミヤなのかな?」と思っていたほどの着心地の良さ。実際はラムズウールです。セメントチックな生地のひんやりとした表情とは裏腹に、とても柔らかなあたたかみを感じます。

“RUGBY” KNIT たる所以は襟こそありませんが、この前立てのディテールでしょう。
3つのゴム製ボタン、そして比翼仕立てはイングランドのラガーシャツの特徴だそう。
そして、逆に、という表現が正しいのかは怪しいところですが、競技用のものであれば肘当てが付いているであろうところが、パックリ切り取られています。
それがStefan Cookeのラグビーニット。


ニットの下に何かを忍ばせたなら、このように肘のスラッシュから顔を覗かせます。
アレを仕込んだらどうかなとあれこレイヤーに考え巡らせるのももちろんこういったデザインの醍醐味だと思いますが、考えの有無に関わらずこのスペースは空きますので、ふつうのニットとしてふつうに着るくらいのスタンスでも良いのかもしれません。
あ、そういえば肘、な感じ。この穴は、見方によってはかなりスタイリッシュなデザイン。ですがあえて「抜け目」みたいな感じで見た目通りに捉えてみると、お茶目でキュートな風も通り抜けていきそうです。


Stefan CookeのRUGBY KNITは、杢グレーの(すごくきもちい)ウールニット。
はなから「肘が空いたシャツだ!」という色眼鏡をかけようが、かけなかろうが、そこにシグネチャースラッシュはあるし、上着を羽織れば隠れます。
寒くなったらニットを着ます。
それくらい普く目線で見てみると、このニットはかえってさらに輝いて見えるのではないかと思います。
ふつうな感じで着ると楽しいですよ!と言いたかったのですがなぜか少しカタめな結びになってしまいましたが、こんな感じで独特のあべこべさを楽しんでいただけたらと思います。それでは。



Color: Grey/MARL Size: M ¥108,900- (tax included)
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