2026/07

3(+1)頭



朝、お店に出勤すると息をするように始まるのが作戦会議という名のいっぷくタイム。とりたてて重要な話題がないときは取り止めのない話がぽつりぽつりと。ふぅ〜〜……「……河上さん、前お話ししたあの漫画読みましたか?」「ああ、読んでないな。その漫画の話するのオマエくらいだぞ、まあ買うわ」……ふぅ〜〜……。
そして翌日。ふぅ〜〜……「あ、悠人アレ読んだわ。けっこういいね」「ほんとですか!もう師匠とか出てきましたか?」「うん、死ななくてよかったよな。師匠」「ですね」ふぅ〜〜………………。
こんな風な時間がゆっくりと過ぎてゆきながら、朝に弱すぎるぼくの眠った脳みそは徐々に徐々に覚めてゆくのです、じんわりと。しかし、今朝は違いました。

挨拶を交わし開口一番「悠人、見てくれ。東京のど真ん中で捕まえたぞ」「なんですか……?」「こいつ」「え!?これは……」「そう!」「めちゃかっこいいじゃないですか!こいつはもっと山寄りのイメージでしたよ!」
興奮して、バチっと目が覚めました。いや〜夏ですね!


というわけで、本日はノコギリクワガタです。


コクワやヒラタクワガタならまだしも大歯のノコギリクワガタに東京のど真ん中で、更にコンビニの目の前で出会うとは。河上さんの心を鷲掴み、ついでにそのまま手で鷲掴みにして連れてきたようですがノコギリクワガタは一夏の命。コンビニの前にいるくらいなのでこいつの寿命は更に儚そう。河上さんの家でゼリーを食べていた方が長生きできるのでしょうが「人間が生き物の生き死にを自由にしようなんておこがましいとは思わんかね」という本間先生の言葉通り、今日の帰り道に捕まえた場所の近くでさようならするようです。バイバイ、ノコギリクワガタ。共に東京をサバイブしていこう。

というわけで、ノコギリクワガタの紹介は終わり。
NICENESSから、なにやら小箱たちが届きました。



What’s inside!


包装のような付属も丁寧。NICENESSだなあ。


ゾウだぞう。


黒豚かと思ったら、くま。


「これはなんですかね?」「牛だろ」
馬でした。

ちなみに素材はCOW LEATHER。
キュートでシュールな存在感のあるレザーアニマル:WELDON です。
レザーアニマル、これは置物ですか?という来るべき質問にお答えいたしまして、以下HOW TO USE ポイントオブビュー。これらはいちおう、キーホルダーなのです。



こういうことです。革小物とはいえ、パカっと開いた時にはなんだか、おっ……となる趣がありますね。それも含めてかわいいです。
このキーリングはご覧の通り、だいたい首ねっこのあたりをレザーストラップが突き抜けています。のでぶらさげられますね!



心なしか、漂うお盆感。そろそろそんな時期だからなのか、この大きさの4足には親しみ湧いてくるような気がします。夏ですね。

バッグかなんかにつけてどこかへ連れ出してもいいですし、お家のどこかにお留守番してもらってもいいですね。とにかく、なんかかわいいです。この一言!

“NICENESS” -WLDON [ANIMAL MOTIF KEY CHERM]-
Color : BROWN, BLACK, COGNAC Size : FREE ¥29,700- (tax included)



ちなみにずっと着ていたこちらも入荷しています。
見覚えのあるフォルムにビビッときたぼく。「河上さん、これって、アレですよね、あの、アレですよね」「そう、それだね。」
そうです。NICENESSのスノーパーカー:BIDDUの、新バージョンってわけですね!
その名もLOWDEN。それではまた。


MANHOLE NEW ONLINE STORE

MANHOLE official instagram

吉田 悠人

〒107-0062
東京都港区南青山4-1-3 セントラル青山003号室

M : info@manhole-store.com
T : 03 4283 8892



こんにちはガサゴソ。



ガサゴソガサゴソこんにちは。


昨年謎の大ヒットを生んだ(?)タオルと共にこんにちは!
というわけで、MAGNIBERGがぞろぞろと入荷してきたことをお知らせしますフロムストックホルム。

いやはやぼくにとってはあまり気持ちのよくない夏本番が到来しつつあるというのに、新鮮な気持ちになるのはただお久しぶりだからだというだけではなく、色や柄が目に映えているんだと思います。目に映える?どういうことか自分でもよく分かりませんが、
いいなあ、こういうの!かわいい!というラインナップだと思います。

“MAGNIBERG”
-Club pants- Color: BEIGE ¥40,700-(tax included)
“MAGNIBERG”
-Club pants- Color: GREY ¥40,700-(tax included)
“MAGNIBERG”
-Full LS neon t-shirt- Color: YELLOW ¥27,500-(tax included)
-Glow neon shorts- Color: YELLOW ¥29,700-(tax included)
“MAGNIBERG”
-Night shorts- Color: B&W BIG CHEKO ¥41,800-(tax included)



シャキーンと鮮やかなカラーは目が覚めつつもリラクゼーションの雰囲気。
無理やり分類すればホームウェアということになるんだろうけどおそらく外にも出たくなるであろうパジャマパンツ。
見るからにかわいいチェックのショーツ。

セレブリティな世界においては快適かつ気の利いたホームウェアなのかもしれませんが、良くも悪くも我々にラグジュアリーな要素は皆無。
地に足をつけながら汗を流しながら現実を楽しみながら、MAGNIBERGで外へ。というのがMANHOLEの提案。

「パジャマ(寝巻き)」を工夫して外に出かけ続けてきたMANHOLEチームにとって、彼らのプロダクトはごく自然なものでした。それぞれの紹介はまた今度、のようです。
メイクユアセルフアットホームな感じでこれからも日々を過ごして行きましょう。
それでは。

MANHOLE NEW ONLINE STORE

MANHOLE official instagram

吉田 悠人

〒107-0062
東京都港区南青山4-1-3 セントラル青山003号室

M : info@manhole-store.com
T : 03 4283 8892

Keyring cuff

“AXEP” -KEYRING CUFF- ¥60,500-(tax included)


というわけでAXEP、Keyring cuff。
昨日のBLOGに書いた通り、2025年の6月に見た時とさほど変わらないラインナップだった為「じゃあすぐに売り切れたKeyring cuffと、前回オーダーしてなかったものを並べることにするね」と伝えて、色数増やして再オーダーです。

と、ここでKeyring cuffってなんじゃいという方に向けておさらい。
以前入荷した際の悠人のBlogが商品説明としては完成されているので以下コピペ+補足。


Keyring Cuff は、シングルカフス(ふつうのシャツの袖口)をモチーフに作られた、レザーアクセサリー。上の白シャツはダブルカフス、なのでつくりは異なりますが筒形の両端をカフリンクスで留めるという仕様は、Keyring Cuffのレザー両端のホールをキーリングカラビナ等で留めるという仕様に援用されています。
想像力豊かな皆さんであれば、これが単なる”シャツから分離したレザーのカフ”ではないことにお気づきなはず。いや、というか逆に単なるレザーカフというフォルムのシンプルさがアクセサリーとしての自由度につながっていると言った方がピッタリなのか?
御託はよろしい!
実際に色々と所々につけてみようではないですか。

さあ…
とその前に。
AXEPはフランス発のジュエリーブランド。デザイナー:Ana Xenia Ene Pienescu は、MargielaやHussein Chalayanでの経験を経て2022年、ブランドをスタート。その後、Balenciaga、Loeweでもレザークラフトやアクセサリーを手がける。そんな彼女が掲げるコンセプトは ”Jewelry for your outfit”
あなたの服に、ジュエリーを。


Keyring Cuffは、カフ本体 + リングカラビナ + キーリングで構成されています。
丸めるときは、両端のホールをカラビナで繋げるというわけです。
追加のカラビナやリングをどこかで手に入れたり、お気に入りのキーホルダをつけるなんてことも、もちろんできます。


で、ここからがAXEPの真骨頂。
「そうである」というだけで「そうしなければならない」というわけではないのです。
丸めずにシャツカフのような構造のキーホルダーとして使ってもいいし。


筒のような形状を利用して鞄の取っ手に括り付けてもOK。
僕はどこで手に入れたかわからない、いつの間にか持っていたお土産物のトートバッグを無駄にデコレーションするのに引き続きハマっています。



そう。「僕はこう使います」という選択が使う人の数だけ存在するのがAXEPというアクセサリー。
人それぞれ好みの装いが異なるように。
さらに言えば同じものを着ていたとしても人によって印象が異なるのが当たり前であるように。
”Jewelry for your outfit”というコンセプトにあるように。装飾品であると同時に道具なのです。
つまり、普段何気なく使っているものを彩るための道具。どう使ってもOK。
ここでもAnaの別れ際の「私たちはAXEPを通じて、いつだって遊んでいられる」という言葉が、響いている。


「これはこうであるべき」という美しさを貫くこと、「何故こうでなければならないんだろう」という疑問を抱くこと。
「こういうのもいいよね」と、寛容であることと「こうだったらいいのに」と、希望を持つこと。
そして「こうあってもいいじゃん」と開き直ること。

今、自分がどこにいるのかはその時々のタイミング次第。
ですが、その時々のタイミングに合わせて立ち回ること。
つまらない時間をつまらないと吐き捨てるのは簡単だけど、つまらない時間を違う時間に変えるのは自分自身だということ。ただ、きっかけは必要だよなあ。
きっかけはなんだっていい。例えば、AXEPを手に取ること?





MANHOLE NEW ONLINE STORE

MANHOLE official instagram

河上 尚哉

〒107-0062
東京都港区南青山4-1-3 セントラル青山003号室

M : info@manhole-store.com
T : 03 4283 8892

AXEP.



1月のパリの夜。オレンジ色の街灯に光る白い息。
夕食に並ぶ人を尻目にAXEPに向かう僕。会場はピカソ美術館の近く。
夏は「なんで空調ないんだよ」と思うけど、冬のマレを歩いているとHelmut Newtonのあの写真の感じで気分が良い。
約束の時間には電車でも徒歩でも変わらないくらいの距離。
早歩きでギリ、UBERは待ち時間次第でアウト。ロングコートを着ているせいでLIMEには乗れない。
パリは遅れてもいいムードがあるけど「ま、ちょっと遅れてもいいか」は将来的に「ま、行かなくていいか」の種になりそうなので、出来れば遅れたくはない。AXEPの後は夕飯を食べに行く約束があるしな。

で、早歩きした結果ちょっと前に到着。
ドアコードを入力、中庭に入ってからAの建物でインターフォンね。はいはい。
うーん、Aがわからん!BはあるけどAっぽい建物とBっぽい建物の間にBって書いてあってAがわからん!なんだったら振り返るとCっぽい建物もあるけどBしか書いてないなあ。
ただ「すみません、どれがAかわからないです」と聞くのもなんかアレだな。慣れない場所はゲームだと思えばいいんだよな。Play stationの初代バイオハザードもそうやってプレイしてきました。攻略サイトが当たり前になってから、迷う楽しさって減ったよな。
ヒントが無いか暫くうろうろ探していたら入り口の照明が消えて真っ暗。iPhoneの光で照らして引き続き探すも、目に入るのは光に反射する埃まみれのガラス窓。奥からぬっと顔でも出てきたら怖いなあ。一回出てタバコ吸おー。

「すみません。どれがAかわからないです」
そう、わからないことはすぐに聞くのが一番。
で、ドアコードを入力し直して中庭で待っているとデザイナーのAnaが降りてきてくれました。
彼女が開けたドアの横にAって書いてあるのを目にした時、僕はバイオハザードをクリアしたことが無いことを思い出しました。



ぐるりと見渡すと前回とそんなに変わらないラインナップ。
聞くと、この半年は生産背景を見直す為に動いていたよう。雑談でもするか。
「っていうか、俺はあなたのブランドのビジュアルがすごく好きなんだよねー。モデル、スタイリスト、ヘアメイク、カメラマン、みんなの閃きを一つにって感じ」
と、伝えたら「ありがとう!あなたのお店の写真もすごく素敵だよ!なんか近しい感覚だよね」と褒めてくれた。
(お世辞じゃなかったみたいで、6月のオーダー資料には一部MANHOLEの写真が使われていた。嬉しい)

で、ひとしきり話してお別れ。
じゃあ、次の約束があるから行くね。遅れてごめん。あと、拙い英語に付き合ってくれてありがとう。


「気にしないで。私たちはAXEPを通じて、いつだって遊んでいられる。」



響くわー。気持ち良く階段を降りる。
今度はエントランスを開けるボタンがどこにあるのかわからなくて暫く探しました。
夕飯の約束には遅れました。

MANHOLE NEW ONLINE STORE

MANHOLE official instagram

河上 尚哉

〒107-0062
東京都港区南青山4-1-3 セントラル青山003号室

M : info@manhole-store.com
T : 03 4283 8892


2022年の秋に買ったBOURRIENNE PARIS Xのリネンフリルシャツ。
当初はレディース規格をメンズ規格に変更したGodard haberdasheryの特注品でした。
男性に向けたフリル、ワクワクしながら買いに行ったことを覚えています。
その後「もう一回作るんで、良かったら」と先方から在庫をお裾分けしてもらうことになり、MANHOLEにも並べることに。冒頭の画像はその時撮影した写真。2024年7月。まだ2年しか経たないのかー。


さて、リネンがいくら強い生地とはいえ3年近く着ていると流石にクタクタになってきました。
そろそろ新しいのが欲しいなー。
1月のパリで感じたけど、このシャツを着ていると(自分が選びそうなものでも、そうでないものでも)試着するのが楽しいんだよな。
クタクタになっているとはいえ、別に全然着られるからリネンは引き続き着続けるつもり。
なので、出来ればリネン以外で気に入る生地があるといいなー。


というわけで、気に入った生地があったので並べることにしました。
BOURRIENNE PARIS Xのフリルシャツ:BOUDOIRの変型マルチストライプ。
写真だと分かりづらいけど、織り組織による凹凸のあるシャツ生地。
ブリエンヌらしいロマンチックな生地選びに悠人も思わずニンマリ。
ちなみにこの顔は「はい、口角あげてー」という指示で出来上がります。・・・じゃなかった。
MANHOLEにおけるBOURRIENNEの提案は、この「ブリエンヌしなくてもいい」という記事通りブリエンヌしないこと。ここでいう「ブリエンヌしない」というのは普段通りの装いでこのシャツを楽しんで欲しいということ。


立ち襟で襟飾りにラッフルトリム。
比翼仕立て。ギャザーの効いたバックヨーク。で、袖はフリル。
うーん、ブリエンヌしてますね〜。

ほら、漫画やドラマや映画でもよくあるじゃないですか。
「お忍びで辺境や城下町に訪れた貴族や王族に対して普段通り庶民的にもてなした結果、喜ばれる」的なやつですね。
つまり、ブリエンヌが出会ったことのなさそうな洋服や、フリルシャツとは縁のなさそうな洋服と合わせてみて欲しい。


首元から覗く飾り襟、袖のリブから覗くフリル、身頃の裾から覗くストライプ。
かわいいですね〜。
たまたまパーカーですが、カジュアルなものであれば同じ気持ちになれると思います。


と、言っても夏ですね。
まずは短パンでどうぞ。慣れてきた頃には涼しくなっていると、いいですよねー。

“BOURRIENNE PARIS X” -CHEMISE BOUDOIR FLINTY-
Color:Stripe Size:38,40,42,44 ¥85,800-(tax included)


Bourrienne Paris X (ブリエンヌ パリ ディス)は、ホテル経営者Charles Beigbeder(シャルル・ベグベデ)とデザイナーCecile Faucheur(セシル・フォシュー)が「完璧なシャツ」に特化して2017年に立ち上げたブランド。創業当初、パリにあるお店では白いシャツだけを取り扱っていた(らしい)。

立ち襟で襟飾りにラッフルトリム。
比翼仕立て。ギャザーの効いたバックヨーク。で、袖はフリル。
生地はロマンチックな変型マルチストライプ。
改めて、ちゃんとブリエンヌしている。

ちゃんとブリエンヌしているということは、我々は別にブリエンヌする必要がないということ。
つまり、普段通りの気持ちでこの上品な力強さを持つシャツを楽しんで欲しい。
BOURRIENNEが作り上げた「完璧なシャツ」は、ブリエンヌの元を離れた時、誰かにとっての完璧な何かになる。



MANHOLE NEW ONLINE STORE

MANHOLE official instagram

河上 尚哉

〒107-0062
東京都港区南青山4-1-3 セントラル青山003号室

M : info@manhole-store.com
T : 03 4283 8892