2026/03

KATO BOOTCUT FLARE


こんばんは、河上です。今日はなんだか人気店、気付けばこんな時間です。
昨日に引き続きこのデニムの紹介が出来ないのはなんかあれだから書きたいけど、別に誰からも強制されてるわけじゃないからそんな無理やり書くもんじゃないよな、という言い訳を盾にして僕はお腹が空いたから帰りたい。

カトーの理由は聞いたけど出て来なかった。リジッドはASAP ROCKYが8本オーダーしていった。
マリアから直接聞けたこのデニムに関する(作り以外の)エピソードはそれくらいですが、エピソードはエピソード。加えて無い方が本編を楽しめそうなどうでもいいエピソードです。
穿き口が狭く極端に前身頃が大きい独特なパターンにより、普段のウェストサイズで選ぶと腰を通すのに一苦労すると思いますが、通ってしまえばこちらのもの。
それこそが、この「KATO BOOTCUT FLARE」の魅力を生み出すフィッティングだと思います。
サイズを上げずに無理矢理穿いてみると実に収まりが良い。
で、517や646のデカばきをする必要がない感じ。
明確に定められた「かっこいいデニムの基準」に沿ったリプロダクション系デニムではありませんが、これを良いなって思える自分たちごと好きになれるデニム。
よし、ご飯だ。それではまた。

“GEORGIA” – KATO BOOTCUT FLARE –
Size: 29,31,33 Color: Raw , Sun
¥55,000-




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河上 尚哉

〒107-0062
東京都港区南青山4-1-3 セントラル青山003号室

M : info@manhole-store.com
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いいんだよ


今日は悠人にGEORGIAのデニムを紹介してもらう予定だったのですが、彼は腹痛でダウン。
家でトイレにこもっているみたいです。かわいそうに。。。
会ってないからわかんないけど胃腸炎ですかね。辛いよなあ。
で、出先の僕がサクッと書けるの無かったかな、と写真を見返していたらありました。
サクッとっていうかジャラッとしたやつ。



しばらく前から何かをじゃらじゃらさせるのにハマっています。
「さて、次は何をじゃらじゃらさせようかな」と、熱心に探すことなくタイミングで目に留まったものを「え、これじゃらじゃらよさそう!」というふうに楽しんでいます。

で、去年の6月見つけた、というか「え、これじゃらじゃらよさそう!」と、オーダーシートにピッと数字を入れたのがNAMACHEKOのキーホルダー:ADIGE KEYCHAIN。
自分の「いいな」と思う感覚を資産価値でぼやかさずに楽しむことが出来るのがこういう真鍮メッキの良いところです。例えば18Kとかシルバー925とか、金属の品位が全てではなくそこに頼らなくても、いいんだよ。
身につけるアクセサリーと違い肌に触れることもないので、尚更「いいな」と思えたらそれでいいという。

“NAMACHEKO” -ADIGE KEYCHAIN-
¥74,800-(tax included)


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THE LABEL : A SPADE


セントラル・セント・マーチンズ在学中の1999年にブランドを立ち上げたFRANK LEDER。
今でこそ(今も尚)一貫してドイツ製ですが、最初期はイギリス製のものが存在しました。
もしかするとロンドンにいた頃のものは全部そうだったのかな、わからないけど。
で、彼がベルリンに戻ったか戻らないかくらいの時期、2003年のコレクションにラインナップされていたのが今日紹介するSPADE(スコップ)のモチーフを背負ったレザーライダース。
僕が持っている1999年-2002年の間に作られたであろうイギリス製ガーメントにも既に印字されていたように、このスペードというシンボルはブランド設立当初の彼にとって特別なものだったことが想像出来ます。

が、いつしか彼のコレクションから消えたSPADEというシンボル。
「なんでですかね。かっこいいのに」と、僕が知る限り彼と一番付き合いが長い方に聞いたことがあるのですが「まあデザイナーっていうのは基本的に同じもの作りたがらないからな。今は違うんじゃねえか」と、言っていたのが印象的でした。




彼にとってあえて形にする、言葉にする、デザインするまでもない当たり前のモチーフに変わったのでしょうか。自分は変わらないようで変わっているんだなという当たり前の変化を自覚できる歳になった頃、彼のコレクションからSPADEというシンボルが消えた理由がなんとなく理解出来るようになった気がします。

“FRANK LEDER” [ARCHIVE EDITION] – COW LEATHER BIKE JACKET with SPADE –
Color: BLACK Size: M ¥429,000-(tax included)



つまり、飽きるとか違うことがしたくなる、という心の中で生まれる自然な気持ちはネガティブなものでは絶対にない。一度やり切ったことは飽きて違うことがしたくなっても、グルグル回ってまた戻って来ることも出来るし、違うところに同じ答えを見つけることだってあるということです。

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去年の6月、灼熱のパリで見つけた、というか宮田から紹介されたのがGEORGIA。
暑くてよく覚えてないけど確かそんなわけなさそうなほんわかしたムード漂う会場に招待され、そんなわけなさそうな人が奥にいたので「やっほー。暑いねー。パリ、1000度くらいあるねー」くらいの軽い挨拶をして宮田の説明は暑くて何も入ってこなくて目の前には15.5ozのデニムがずらり、暑苦しい。
けど、何故か前向きに「とりあえず穿くか」という気持ちが芽生え、穿いてみたら「いいじゃん、やるじゃん宮田!」と中台と二人で宮田をニコニコと囲んでいたら奥からさっき挨拶したそんなわけなさそうな人がニコニコしながら近付いてきて「いいね!」と褒めてくれて「な!いいよなー!」とみんなでニコニコしていたら時折宮田がそんなわけなさそうな人になんか質問しているから「そういえば、このそんなわけなさそうな方は一体何者なの?」と聞いたら「GEORGIAのデザイナーのマリアです」と、さっきも言いましたけどね全然話聞いてないじゃんこの人みたいな顔して伝えてきたのでここで申し訳なさそうな顔をしてはいけないと思い「最高だな!君の洋服!」と伝えニコニコしながら話し、ニコニコしながら「マリアまたな!」と、その場を後にして「よかったな!GEORGIA!」と、中台と帰り道に話していたのにも関わらずその晩宮田からオーダーシートが送られてきた時には全てを忘れていたというか話を全く聞いていなかったことに気付き「ただニコニコした時間だけが残ったなー!」となったけど「確か宮田が日本でも見れるって言ってたな!」ということを思い出し、その日は爽やかな気持ちで寝ました。

何が言いたいかというと、「こうあるべき」という思想はどんな文化においても存在し、それ自体は非常に大切なことですが、その「こうあるべき」という強い思想に対峙できるのは「そんなわけない」くらいの明るさや大らかさなのかもしれないということです。
物が、とかじゃなくてそれ以外の部分も含めて。
ちなみにここで僕から「そんなわけない」とか書かれているマリアですが、宮田は「映画の衣装作りの流れか以前ASAP Rockyから衣装を依頼されていた」とか言ってました。「そんなわけないだろ」と聞き流しましたが、そんなわけないことをサラッとやっているのがアメリカ。
マリア、気になるわー。好きだわー。

“GEORGIA” – Brandon Adjustable / Kato Bootcut Flare –
Color : Raw, Sun

¥55,000- (tax included)


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過去に大バックル付き極太イギリス製ブライドルレザーベルト:Christopher 45mmを作った時もそうだったんですが「なんかバカっぽくて良いな」という理由で選んだ今回の大馬蹄バックル。
丁寧に、あるいは合理的に作られた質実剛健で真面目なものや華やかで美しいものもいいけれど「良いものが欲しいわけでなく自分たちが欲しいものが欲しい」我々にとって、その「バカっぽくて良いな」という感覚は結構大切だったりします。
出来ればファーストタッチは「うわー!なにこれ、かっこいいー!」みたいな勢いが望ましく、後からそれ以外の魅力を後付けしていくことのできるものって、良いですよねー。


と、いうわけで。
Kingsley Walters Studio:Holborn 38mm。
手仕事のムラっぽい顔付き、鈍く光る質実剛健なブライドルレザーに対して、白く輝く銀色の薄い真鍮。で、大馬蹄バックル。うん、完璧じゃないか。
いや、手仕事のムラっぽい顔つきなんてそれっぽいことを書いて誤魔化してますが、今回はサイズ刻印を打ち忘れたようで検品が面倒でした。
人間がやってること、良い部分もあれば悪い部分もあるということ。

さて、バカっぽい、というかバカな我々ですがバカにはバカなりの良さがあるのです。
そうだなーなんだろうなー、そう思えるくらいには前向き、とかですかね。。。
あとは、タフだけど繊細、とか。大雑把だけど真面目とか。
そういう両端にあるものを繋ぎ合わせられるのが人間らしさだと思っている。
ちなみに、馬蹄は幸運のモチーフだそうです。
つけてもつけなくても幸運のステータスはきっと変わらないけれど、なんか良いことがあるといいですよね。

Kingsley Walters Studio” -Holborn 38mm-
Color:BLACK Size:28,30,32,34,36
¥46,200-(tax included)


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