FRANK LEDERのハイクロージャージャケット。
詰襟のジャケットって呼んだ方がわかりやすいですかね。
Vゾーン皆無。Vゾーンを考えるのがめんどくさい僕好みのジャケットです。
いや、余裕がある時は楽しいんですけどね。Vゾーンを考えるのがめんどくさい朝の方が多い。
パンツを履いて、近くにあるインナーを着て、ボタンを一番上まで止めて、おしまい。
山崎くんはお客さんから「山崎さん、このジャケットはなんですか?」と聞かれて「それはねー。ドイツの学ラン!」と、答えていました。学ラン。。。まあ、学ランか。
中高学ランだった僕は特にブレザーへの憧れもなく、普通に学ランの方がかっこいいと思っていました。「釦を一番上まで止めてさえいれば、中に何を着ていても気にされない」ということに気付いてからは、更に学ランが好きになりました。組下を履いて、近くにあるインナーを着て、ボタンを一番上まで止めて、おしまい。ってやってること高校生から変わんないんですね、僕。
で、Vゾーンがないはないなりにコーディネートが楽しめます。
例えば、パーカーを合わせてみたり。詰襟だけど襟の下がりはついているので窮屈さはない。
さて、そんなFRANK LEDERのNAVY WOOL HIGH CLOSURE JACKET。
見るからに空気を含んだ暖かいウール生地。
で、このジャケットの特徴は詰襟だけではありません。
スラントポケット、カッタウェイした裾、風が入り込まないような深い打ち合わせ。
軍由来の略礼服、というよりも乗馬服のような感じなんですかね。まあ、そんなことはさておき。
深い打ち合わせを作るために足された生地のシームを利用した、胸ポケット。
うん、良い〜ポケットだ。
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河上 尚哉
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元・スカート。今、スカーフ。
BLESSの元スカートで今スカーフ:Mohair skirt scarf。
キルトスカートを大胆にカット。
で、モヘアのスカーフ地を縫い合わせて完成!という非常にざっくりとした物のはずなのになんでこんなによく見えるんだろう。アイデアさえ降りてくれば別に自分でも作れそうだけど、それを身につけても自信はつかない。なんだったらこんなアイデアはあまりにシンプルすぎて降りてこない。
で、モヘアのスカーフ地は共通。
キルトスカートはアソート。配色が少し変わります。
趣味:ムエタイのアユムくん。
僕の専属モデル:禅野くん。
そして悠人。
スカーフらしくぐるぐる巻いても可愛いですね。
アユムくんは古着のナイロンフーディに太いデニム。
禅野くんはrenomaのベロアジャケットにグレンチェックのトラウザーズ。
悠人は古着のフーディに517。
各々、特別デザインが効いているような洋服は着ていない。
キルトスカートを大胆にカットしてモヘアのマフラー地を大胆に縫い付けたBLESSのmohairskirtscarfを巻いているだけ。
で、このスカーフは「切って縫っただけ」というシンプルすぎる構造。
いや、スカーフにスカートがついているから十分足りているのか。
けど、スカートとしては足りていない。
大袈裟なデザインがされていないからこそ、渡された後に自分で工夫して楽しむことが出来る。
足りないから考える。考えがアイデアを生む。工夫することが楽しさを生む。
BLESSは「ワケはわからないけどなんか良いな」という不安定な感覚に自信を与えてくれる。
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皆さんこんばんは。
冬になってくると、何だかこんにちはというよりこんばんはと挨拶したくなりますね。
やはり日が落ちるのが早まるからでしょうか。それじゃあ逆にお早うサン、なんてサムいギャグ。ブルブル。
気を取り直して。
いや、取り直す前に‥またいつも通り季節の話で始めるのかー、と自分でも思っていたところですが、そりゃあ仕方ないですよ。昔ながらの俳句だって、季語が重要って聞きますし。
あ、そうか。
冬が近づいてきて、そんなの誰でも分かってるのに「もうすぐ冬ですね〜」とか言ってるから代わり映えしないのか。反省します。
さて、気を取り直して。
紅葉も散り始める季節ですね。
本日は、Tenderより、Double Breasted Common Coat” です。
made in England。
ダブルのジャケットと、ぼくの空頭に何となく想像されるイギリスのワークジャケットの間のようなジャケット。多分それが、Tenderにとっての、コモンコート。
記憶力ギフテッドである貴方ならば、覚えているかも知れませんね。
前のコモンコート。
今回は、ダブルのコモンコート。
赤いラインが静かに映える、ボーダー。
輪郭のふわっとした、温そうなウール。
かわいい生地。
これが冬の新定番、シブカラフルの宇宙。
裏のシブカラフルと、裏釦がふたつ。
そしてこの見るからにエクリュな裏地は、コットンです。
バーン
裏地を見せながら、ラフな格好に着替えていました
ラフな格好といえば、休日。
休日といえば、オレンジパーカーにリーバイス569。
そしたらひと間置いて、コモンコート。
Commonと言われると、何にでも合う、と連想。
でもCommonは便利、とは言いたくないですね。
気づいたら、みんな、Commonの中に取り込まれていました〜みたいな感じがいいですね。
オレンジパーカーにリーバイス569の人も、コモンの中。
みんなコモンの中。
コモンコモン。
コモコモ。
モコモコ
前身頃のちょうど良い位置に、大きめのポケット。
「トラッカージャケットやデニムカバーオールの裏についているブランケット。ついているかついていないかだとついついついていない方を選びがちだし、中には邪魔だから切り取られてしまった古着とかもあるけれど、俺はブランケットそのものは結構好きなんだよなあ。いや、もちろんゴワゴワするし暑いし邪魔なんだけど。で、このジャケットの表地はあのブランケットを参考にした生地。ドニゴール地方で紡績されたウール糸をウェールズで織って柔らかくふわふわに仕上げたロマン溢れる、着ることのできるブランケット。」
と、河上さんが言っていました。
コモンの中に、品のあるVネックニット。ブラックウールスラックス。キラッと光るネックレス。
こんなコモンも、良いコモン。
つまり、この人も休日かも知れません。逆にさっきの人はもしかすると仕事中なのかも知れません。ヘラヘラしていましたが。
こもこも、そもそも、休日って何なんでしょう?毎日がエヴリデイ。
おもむろに釦を留めまして‥‥
ふたつ黒い釦。
全体的にゆったりとしたこのDouble Breasted Common Coatですが、打って変わってちいちゃなふたつの黒い釦。
犬の目みたいでかわいい。
わんわん。
皆さんの目を盗んで、赤いカシミヤマフラーを垂らしてっと‥
「赤が映えるし、ひとまず赤いマフラーでしょ!」と口に出して叫んでも恥ずかしくありません。
コモンの懐。
紅葉が散り始めた今から、沖縄で桜が咲く頃まで、着て楽しめると思います。なんつってうま〜い感じで締めようと思ったら2024年桜開花in沖縄は1月7日でした。早すぎましたね。流石に東京で咲く頃は4月とかだし言い過ぎかぁと考えた末の沖縄でしたが、ナメてました。一ヶ月後には咲き始めるなんて。
これから冬本番、もっともっと着れますね、って言いたかっただけです。
それでは春がうっすら見えてくる頃まで、いろんな着方でコモン。冬よドンと来い。
パオーン
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吉田 悠人
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僕は、パンツが好きだと思う。
中台もパンツが好きだと思う。
山崎くんもパンツが好きだと思うし、禅野くんもパンツが好きだと思うし、悠人もパンツが好きだと思う。だから、MANHOLEではしょっちゅうパンツを並べている。
まず、パンツを穿かないと外に出られない。
いや、仮に穿かずに外に出られるようになったとしても、僕はきっとパンツを穿いて外に出かけると思う。パンツのおかげで外に出ることが出来ている。パンツが無かったら僕は家でずっと漫画を読んでると思う。
僕は家の中ではほぼ半裸なので、パンツを穿いた時点で外に出かけるスイッチが入る。
ベルトが必要ないくらいのサイズ感のパンツを穿くとなんだか気分がいい。
中学生の頃に気にしていた、お尻がぷりぷりする感じもおじさんになった今はなんだか逆に気分がいい。あー、お尻ぷりぷりでよかった。
お尻ぷりぷりを気にしていたが故にウエストもヒップも大きいパンツをベルトで締め上げて穿くような穿き方は長い間やっていたせいか妙に落ち着く。
ウエストのサイズを気にするのすら面倒になったタイミングで手にしたイージーパンツは「これはイージーパンツです。」という名前によってちゃんとした物っぽく見えるけど、根本的にはウエストの大きいパンツをベルトで締め上げて穿く行為の拒否感を和らげる為の便利な洋服だと思う。好き。
「大きいパンツのウエスト余りを横に逃すとあまりもたつかない。」ということを昔発見した時はウエストさえ通ればどんなパンツだって穿けるような気がして楽しかった。
でも、これはミリタリーやスポーツウェア等のサイドアジャスターと同じ発想。
昔の人がちゃんとディテールとして形にしている。
もっと遡ればただの布をただの紐で固定していた名残。昔の人には敵わない。
一言に「パンツ」と言っても色々ある。
書き上げていくとキリがない。
頑張って書こうと思ったんだけどパンツがゲシュタルト崩壊を起こしそうになったからやめた。
そのパンツが作られた当時の「目的」の先に、シルエットやディテール/機能や当時の気分がある。
現代人の僕らは「昔から機能や目的、そして気分を元に作られてきた、目の前にある穿いたことのないパンツ/穿いたことのあるパンツ」を穿きながら日々洋服を着ることで。
今この時この場所で、自分が、隣にいる人が、あわよくば道行く大勢の内の誰か一人の気分が良くなるように過ごす事が出来る。
機能やシーンやディテールも全く関係がない、今は休日も平日すらも関係がなくなった東京の街で。
それが出来ることはなんて楽しく幸せで、なんて素敵なことなんだろうか。
今日も僕はパンツを穿いて外に出ている。
当たり前なんだけど、それを当たり前以上にする楽しさは自分で能動的に「穿くこと」でしか味わえない。
とても気に入って仕入れたrenomaのスラックス。
写真を見ているだけで楽しいけれど、穿くともっと楽しい。
裾幅/膝幅/ワタリ幅/ヒップ寸/プリーツの深さ/股上の深さ/クリースが入るか入らないか/裾の処理は何か。
そういう繊細な部分だけでもパンツは、変わる。
その上に生地や、作る上でのテクニック、ディテールなどが覆い被さる。
ただの「パンツ」なのに、なんて選択肢が多いんだろう。
パンツ選びで大切なのはシルエットやサイズではなく「穿く人がかっこよく穿けること」
そもそもシルエットの良し悪しの基準って一体、何?
renomaのトラウザー:IN & YAN。
ウェストベルト:ない。ベルトループ:ない。サイドシーム:ない。
パターンとカッティングと癖取りとダーツのみでトラウザーズとしての形を形成するテクニック溢れる洋服。ちゃんとサイドポケットがあるのも嬉しい。
レディースのパンツのような作りだけど「レディースのパンツ」と呼ぶには不十分なほど男らしい。
凛としているのに優しい印象。求めていたバランス。
裾幅:26-27cm。ワンインプリーツのワイドストレート。
腰回りから裾にかけて柔らかく落ちる生地、広い裾幅、揺れる裾。
BLACKは光沢のあるメリノウールサキソニー。
BEIGEは柔らかな風合いのウールフランネル。
きっとしばらく続く裾幅の広いパンツの流れを途切れさせず、飽きさせず、流行り廃りで終わらせない「何か」があるパンツだと思います。
だから、仕入れました。
「裾幅の広いパンツ」が売り場に飽和する中で、お客さんの口からも「裾幅の広いパンツはたくさん持ってるので。」という言葉がちらほら聞こえるようになりました。
ただ、僕たちは昔から裾幅の広いパンツを穿いていた。
「細いパンツ」が売り場に飽和する中でも、無理矢理裾幅の広いパンツを探して穿いていた。
(ちなみに、今そんなに太くは見えない今回のrenomaのIN&YANは仮に十年前存在したとすれば、相当に裾幅の広いパンツの部類だったと思う。)
それでも、まだ、飽きない。
十数年前と履いてる靴、合わせてる洋服も違う。
数年前と履いてる靴、合わせてる洋服も違う。
更に、一概に「太いパンツ」と言っても。
裾幅/膝幅/ワタリ幅/ヒップ寸/プリーツの深さ/股上の深さ/クリースが入るか入らないか/裾の処理は何か。
そういう繊細な部分だけでもパンツは、変わる。
その上に生地や、作る上でのテクニック、ディテールなどが覆い被さる。
ただのパンツなのに、なんて選択肢が多いんだろう。
結局、飽きる飽きないはその「繊細な部分」から生まれる違いをどれだけ楽しめるかに左右されるのではないだろうか。
結局、流行に流されるか流されないかは、流行の入り口からどれだけ深くその物を好きになれたかに左右されるのではないだろうか。
洋服の場合はその上に「その人の体型が生み出すシルエット」と「その人が持っているもの」と「その人が好きなもの」などが覆い被さる。更に「自分の感覚の外側にある物」を受け入れ始めたら、そのただのパンツの選択肢は広がり続ける。
結局、飽きるか飽きないかは全部自分次第で、目の前の物のせいではないのだろう。
僕らは、飽きてもいいと思っている。
別にパンツのシルエットが太かろうが細かろうが、その時穿きたいものをその時穿きたいように穿ければどっちでもいい。
ただ、いつか飽きるのであればとことんやりきってから飽きたい。
僕らには暇な時間しかない。
その時間を何かに注ぎ込むことで、暇な時間は何か別の時間にきっと、変わる。
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ファッションアイテム
ああ、今日も寒そうに歩く男が一人。
ホワイトバックのように真っ白な世界。きっと雪景色ですね。
明日は吹雪かなぁ、そりゃあ寒いわけだ。
しんしんしん‥
私の名前は hoodloop。よく由来を尋ねられますが、きっとhoodにloopがくっついているからそう名付けたのだと思います。日本語にするのならば、「輪っか付きフード」でしょうか。
私の首根っこには、私を信用してもらうのに必要不可欠な、品質表示タグなるものが付随しています。ここでひとつ、こちらを読み上げさせていただきますね。
「本体 綿 100% 別地 毛 100%」
ジッと見ていただいたり、一度さわって頂けると助かるのですが、フード部分が綿(コットン)で、ループ部分が毛(ウール)なのです。つまり、「ループにフードがついているとも言えますよね?」というような揚げ足取りの愚か者はおとといきやがれ。
しかし、別地が本体より劣っているとは考えてはなりません。そんな考えの持ち主は大馬鹿もの。
こちらが私の接合部です。
城のお堀くらいまではフード(綿)です。
親印のBLESSマークがキラリと光ります。
私のトレードマークデース。
はい、よいしょ。
なんだコレ。
ループをくぐって、フードを被って‥と
なるほど。
ループは斜めにそのままたすき掛けのようになるわけだ。
これがBLESSのhoodloop。
内側にhoodloopしてる人は、未だhoodloopと出会っていない人からすれば、
インナーにツートンカラーのフーディーを着ている人に見えるでしょうね。
目の鋭い人は、「ん?お?」と思うかも知れませんね。
hoodloopとの出会い②
飲み込みが速いですね。
くぐって被ってしまえばこちらのもの。
hoodloopには喋らせません。
後ろ姿
後ろ姿
後ろ姿
なんだか皆、揃いも揃って「\」ですが、「/」でもくぐって被れます。
これに近しいモノって、ありますよね。それこそフードだけ独立したやつとか。首が暖かかったら大体なんとかなるから便利だし、なんだか今日物足りない格好だなあと思って着けてみたらおっなんかイケたし、みたいな。ファッションアイテムと呼ぶにふさわしいモノかも知れません。
でもhoodloopはたぶん、無かったですよね。少なくともぼくは初めて出会いました。斬新なアイデアで楽しい。
でも、「コレ、珍しいですよね!すごいアイデア!人とも被らなさそう!あ、結局くぐった後に被るんですけどね!プププ!‥‥ちょっと、よっ、一本取られました!みたいな顔してくださいぉ〜ポポポ!」
みたいなことばかり言っていても、面白くはない。
発明品発表会ではないですからね。
そもそももしかしたらぼくらが日本で感じる寒さとは比べものにならない極寒の地に住んでいる人たちは、こういうアイテム、持っているかも知れない。見たことあるわけではありませんが。
去年の冬にロンドンへ行った時、友達の友達のサウジアラビア人の家に遊びに行きました。ベランダでのんびりしていたんですが、それはそれは寒いこと。ぼくがガクガク震えていると、家主がヌッと現れ「オイ、Yuto、コレ、着とけぃ」と漢の一言と共に、でっかい何かを渡されました。
それはそれはおっきな見たことのないバランスのムートンの羽織りでした。
Yuto :「めちゃくちゃあたたかい。ありがとう。コレ何なの?」
友の友 :「砂漠の夜に着るやつ。」
Yuto :「ヘェ、クソ寒いんだもんね。良いなあ、コレ欲しい。」
友の友 :「サウジに来れば買えるぞ。」
Yuto :「そっかぁ、欲しいなぁ」
まだサウジアラビアには行ってません。でもあの時「砂漠の夜」というワードが想像させたんですよね〜。受け取った時に、「ムートンの羽織り」ってことは分かりました。でも別にぼくはムートンの羽織りが欲しくなった、というわけでもないんですよね。
BLESSのhoodloopは、見てなにか説明せよと言われたら、「輪っか付きフード」ですよね。
輪っか付きフードが欲しい人はもちろんそのままの気持ちで手に入れると良いと思います。
ん?と一旦引っかかった人は、一度立ち止まって、ぼんやりどこかの何かを想像してみると良いかも知れません。「輪っか付きフードというファッションアイテム」という以外のパワーが湧いてくるかも知れません。
・・・
「でも、ソレ今、南青山の半地下にあるんじゃん!」
よっ、一本取られました!
くぐって被ってあったかくてかわいい。hoodloopです。
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吉田 悠人
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