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真夏の最中、書くことがなさすぎてなんとなく紹介したm’s braqueのシンチバックワイドバギー。
製品が届いてから暫く、いつお店に出すか悩んでいたところ。

昨晩唐突に夏の終わりを肌で感じたので、今週末から発売予定。
暑がりな僕でも、靴下履いてショーツを穿くのをやめたら、割と頭が切り替わりました。
切り替わりすぎてこの前ベロアのジャケットを着て近所まで出かけたら汗だくになりました。

…まだまだタンクトップ一枚で何かを羽織る気軽さからは抜けられそうにはないけれど、そろそろ、ちゃんと洋服着たいですね。






飾りのインプリーツ。
腰回りはコンパクト、ワタリから裾までストレートに落としたm’s braqueのシンチバックワイドバギー。
裾幅28cm。裾の処理はタタキ幅5cm。

ただの太いパンツですが、ただの太いパンツ以上の印象がある洋服だと思ってます。






気に入ってるので、特に書くがないことに気付きました。
と、いうか先日なんとなく書いたせいで余計に書くことがありません。

が、とりあえず、気に入ってます。
気になって気に入ってくれそうな方は、是非穿いてみてください。
きっと気に入ると思います。





あえて書くことがあるとすれば、タックインしたくなるパンツのように感じる。
室内でテーラードやブルゾンを脱いだ後ろ姿、かっこいいと思うんだよなあ。



” m’s braque “
– Cinch Back Wide baggy –
Napping Glen Check ¥ 53,900-(tax included)
Navy Wool ¥45,100-(tax included)





去年の春くらいから、なんだかネイビーがよく見えるようになったのでネイビーの生地でも作ってみました。


ただただ鬱陶しかった夏も、終わる頃にはただ寂しい。
今日はなんだか気の利いた一言も出ないので、今週中に改めて紹介します。

それではまた。





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河上 尚哉

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ベルト一つで






こんにちは。
MANHOLEの中台です。

MANHOLEではスタッフ全員がもれなくベルト問題を抱えている。

僕は太ってしまったので、ベルトをしなくても穿けるパンツが増え、しまいにはベルトをどこかに失くしてしまい、MANHOLEの試着室にあった河上の細長いベルトを借りパク(返さないとね…。)している。

河上は色々なベルトを持っているし、よく買っているのを目撃するけど、全然納得していない様子。買ったものを使っているのを見たことがありません。

悠人に至っては、謎の革ベルト(ださい。)をしている。あれは捨てた方がいいと思うな。

そういえば、よしろうも。
この前会った時に、元々かっこよかったんだけど使い過ぎてめちゃくちゃに細くなってしまった、レザーのメッシュベルトをしていた…。あれは早く捨てた方がいいと思うんだよなあ。


そんな中、今日届いたNICENESSの新しいベルトがかっこいい。
このベルトならば、僕らのベルト問題に終止符を打つ可能性を感じます。





左右サイズの異なるダブルバックル仕様のジョッパータイプ。

腰の丸みに合わせて緩やかにカーブしているパターンなので、馴染みがいい。
夕方頃に訪れる、ベルトへの嫌悪感もこれなら軽減されそう。
日によってフロントに位置するバックルの大きさを帰ることが出来る点も気が利いています。

素材や工程に至るまで、僕らの想像よりも多くのこだわりが詰まっているだろうけど、それはきっと実際に使っていく過程で自然と現れてくるはず。






たまたま、バックルをダブルで見せられる丁度いいブルゾンがあった。
このようにバックルを必ずしも見せる必要はないけど、見えると楽しい。
見せたり、見せなかったり、気分でやってみてください。






いつになく渋い河上。

ベルト一つで、見た目は大きく変わらないかもしれないけど、自分の内側に何か変化を与えてくれるのかもしれない。


” NICENESS “
– DIZZY –
SIZE – 30 / 32 / 34
¥39,600-(tax included)





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中台 竜郎

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RANDY公式インスタグラムアカウント上に7月頃から流れ続ける「RANDY 2021FW入荷しました!」という各お店のストーリー。
MANHOLEには全然入荷しない。参加できない。さみしい。

よしろうに「なんでうちのお店にはRANDY入ってこないの?嫌いなの?嫌なの?」と聞いたところ「河上さん達がオーダーしてくださっている物は、全て9月納品の物です。オーダーシートにも書いてあるので、入荷時期も計算してオーダーされてると思っていました。」と言われた。

確かに、全部9月以降納品って書いてありますね。
なんにも考えてなかったよ。
と、いうわけでRANDYの秋冬シーズン、スタートです。






RANDYの洋服は、ラックの並びや組み合わせなどあまり考えずにオーダーするようにしてます。
どちらかというと、MANHOLEでは古着や既に自分が持っている洋服と合わせることを前提にお客さんへ提案したいからかもしれません。

やれたスウェット、毛玉だらけのニット、ロングポイントのシャツ、見るからにシャバいポリエステルのジャケット、ボロボロのジーンズ、変なウールのパンツ、よく見るカモ柄、謎のフリース、大したことないナイロンパンツ、おじさんのようなチェックパンツなど。
「なんとなく、いいかも。」というバランスを探るのにとても良い洋服のような気がするのです。
そして、持っている物がきっと新しく見える。
RANDYの洋服はいつだって、どこかで見たことがあるようで見たことがない。

どうぞ、お店に入ってきた時の格好そのままで、合わせてみてください。
ダメだったら着替えましょう。




とりあえず出勤時の格好に適当に合わせてみた。
いつもそうだけど、なんとかなります。




うん、ちゃんといけます。
関係ないけど、この時期のベロア、なんだかすごくよく見えるなあ。





RANDYの洋服の良いところは、男性の洋服選びにおいて必要とされる「物の説明」が必要ない部分にもある気がする。

このブランドに関しては生地がどうこう縫製がどうこう背景がどうこうとか、本当にどうでもいい。
もちろん、「大事なのはそこじゃない」ということはMANHOLEに並ぶ全ての洋服に同じことが言えるのですが、他のブランドはある程度説明が出来る/する必要があるものもある/「知らない。」じゃ絶対にすまされないものもある。
そして、その内いつか細かく説明がしたくなるタイミングも、今後訪れると思っています。

が、RANDYの場合は今後その説明がしたくなるタイミングは訪れないような気がします。
古着屋さんでレディースコーナーを見ていて自分も着れそうな洋服が見つかったような感覚。
なんでいいと感じるのか、理解が出来ないし理解するまでもないような楽しさ。







どうぞ、お店に入ってきた時の格好そのままに、合わせてみてください。
ダメでも着替えればきっと大丈夫です。




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今日は一人で営業。
悠人の夏休みも終わってしまったので、これから暫く一人の日が増えます。

最近は二人でいる時は暇、一人でいる時はお客さんがたくさん来てくれるという流れが続いているので今日も期待していたところ、割と人気店でした。
もう毎日一人体制にしようかな。でも、一人で暇だと寂しいんだよなあ。。。






と、いうわけで簡単に書けそうなF.LLI GiacomettiのFG257を紹介します。


去年と全く同じ内容でオーダーしたはずのF.LLI Giacometti:ホースバットのコインローファー。
お茶目な職人さんのミスで銀面ではなく肉面で上がってきました。
が、実物を確認してみたところ、とてもかっこいい。
かっこいい以上、別にオーダー通りに上がろうが上がらなかろうがどうでもいい。
普通に引き取ってお店に並べることにしました。

全部同じ革の靴ですが所々に角質層が現れ、銀面のモデルと比較した場合、ムラと個体毎のバラつきがより強く出ています。




私物の10年くらい履いてるシェルコードバンの靴。ムラムラ。
ディンケラッカーに至っては、元々照明焼けしていたのか左右で全然色が違う。




「狙っては出来ない仕上がり方。仮に今回の物を気に入ってくれたとしても同じ仕様(ホースバットの肉面)でのオーダーは今後受けられません。」と、納品時に代理店の方から釘を刺された。
どっちでもいいけど、今後はこの仕様では出来ないみたいです。

確かに、お店によっては検品で弾かれそうな色ムラ、個体毎のバラつき。
どうせ履いてたら色ムラは出来るし、天然皮革だからバラつきがあるのはしょうがないですね。
メゾンの靴を売っているわけではないので、僕らはあまり、気にしない。




” F.LLI Giacometti “
– FG257 – [ CULATTA CAVALLO BOTTE LUCIDO ]
SIZE:39/41/42
¥114,400-(tax included)




こっそりお店に出す前に、既に数足売れていたので、39/41/42という欠けたサイズ展開。
サイズが合う方、受け入れてくれる方、お待ちしてます。






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少しずつ






こんにちは。
MANHOLEの中台です。

かっこいいし何もしなくても売れるんじゃないか、、と思って油断していたNICENESSのSANDOM。
案外誰もこのパンツのかっこよさに気付いてくれない。

確かに、派手さもないし、見慣れた色味。
店頭で流し見ているだけでは、存在にすら気付かないかもしれない。







BRITISH VENTILE®︎を使用したパンツ:SANDOM。

BRITISH VENTILE®︎については、NICENESSからのオフィシャルの生地説明を以下転載。
すごく、わかりやすい内容だ。。。





[BRITISH VENTILE®︎]

英国や日本において、“ベンタイル”と名の付く生地やアイテムは多数ありますが、やはり英国で先人たちが工夫を凝らし歴史を越えてきた伝統ある生地は卓越されており、ここまで打ち込みの良いものは唯一無二の存在と言えます。

元来は英国空軍パイロット用の耐水服素材として開発された生地であり、織機が織り上げることのできる密度の限界 まで超長綿を打ち込んでつくられるALL COTTONの天然の機能素材です。

ハリのあるしっかりとした生地で、綿100%でありながら防水性と透湿性を兼ね備え、外からの水分を遮断し内側の湿気を外に逃がすことができるため、蒸れやベタつきを解消してくれます。
サラサラしたドライな質感と軽さも特徴で、丈夫なうえにさり気ない光沢感と、ソフトでしなやかな風合いも魅力のひとつです。
コーティング物の撥水生地とは異なり、動いたときの生地の摩擦音もなく、合成繊維やコーティングとは比較にならない爽やかな着心地を実感させてくれます。







日本の市場でBRITISH VENTILE®︎を使う為には、通常物作りをする上では発生しないような道のりを経由する必要があるらしい。
話を聞く限り、二の足を踏むような面倒な流れだったけど、NICENESSはそれでもBRITISH VENTILE®︎を今シーズンのコレクションに用いる理由を見つけたのだろう。

が、大事なのはそこじゃない。
手間と時間が見栄えに反映するならば、魅力ある洋服作りはもっと誰にでも簡単に行えるはずだ。
更にBRITISH VENTILE®︎を使っているから、かっこいいものになるとは限らない。
ましてや「NICENESS」ブランドが作る洋服だから、誰にとっても良い洋服であるわけがない。





このNICENESSのSANDOMは、珍しく僕が河上に「俺はこれを仕入れたい。」と伝えた洋服だ。
別にそれを伝えなくても河上はこのパンツを仕入れていたかもしれないけど、僕はこのパンツを僕がMANHOLEのお客さんに紹介したいと思った。
何故なら、だって、かっこいい。

その自信からか。
何もしなくても売れるんじゃないか、、と思って油断していたNICENESSのSANDOM。
案外誰もこのパンツのかっこよさに気付いてくれない。

確かに、派手さもないし、見慣れた色味。
店頭で流し見ているだけでは、存在にすら気付かないかもしれない。



” NICENESS “
– SANDOM – [ UK VENTILE OVER TROUSER ]
¥69,300-(tax included)




リファレンスがどうこうや、生地がどうこう、ディテールがどうこう、機能がどうこう、作り方がどうこう、ブランドの背景がどうこう。
そういうのは、ブランドのデザイナーさんが考えていることだ。

僕らはそのブランドのデザイナーさんが考え実際に形にしたものを、更に選んで売り場に並べている。
もちろん選んでいる理由は「なんとなく」ではない、かっこいい楽しい気になる自分の中にない等から始まるポジティブな要素を、自分の中に感じるからだ。
そして、その選んだものを使って、お客さんにお店に来た時よりも格好良くなって帰ってもらうのが僕らの仕事でもある。

更に、お客さん自身がその洋服を着て日々を体験すること。
その体験の過程こそが「売ること」を仕事にしている僕らには、絶対に伝えることの出来ない何かをお客さんに感じさせてくれるように思う。





NICENESSのSANDOM。
まずはお店で穿いてみてください。

試着だけじゃわからない。
一度や二度穿いただけではまだ足りない。

郷さんが「choose slow fashion」というピスネームをつけた真意も知らないし、直接聞くつもりもないけれど。

NICENESSの洋服のほぼ全てが。
実際に着て生活をすることで、少しずつ良さが伝わるようなものだと思います。




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こんにちは。
MANHOLEの河上です。

一昨日、暇だったのでお客さんと一緒にローランドさんの動画を見ました。
それ以降「仮に今、ローランドさんが抜き打ちでMANHOLEに視察に来たらどんなことを言われるんだろうか。」と考えるようになりました。
そういえば、ここもここも掃除や整理がしたくても、出来ていない。

幸い、今日もシフト組みをミスったせいで何故か僕と中台、そして悠人の三人出勤。
土日祝日よりも厚い人員体制。これもローランドさん怒るんだろうなあ。

まあミスってしまったものは仕方がない。
お店は中台に任せ「あー、ここはローランドさん怒るだろうなあ。」なんてドキドキしながら掃除をし、悠人と二人でストックをひっくり返して整理をしたおかげで、相当スッキリしました。
ついでに裏に溜めてた古着も入れ替えることが出来ました。
ありがとう、ローランドさん。
MANHOLEオープン以降約2年弱はお客さんのことを上司と思いながら営業していたのですが、新たに上が一人加わった気分です。
嬉しい。





今日紹介するのはm’s braqueのこの二つ。
が、ストックの天井を掃除をする際に変な埃を吸い込んでしまい、くしゃみが止まらない。
いつも以上に頭が回らないのでサラッと紹介します。



” m’s braque “
– NO SIDE SEEM LONG POINT COLLAR SHIRT –
¥52,800-(tax included)




サイドシームを排し、身頃が全て一枚の生地で作られているm’s braque定番のオープンカラーシャツ。

MANHOLEでは、ツイードのグレンチェックをニードルパンチした生地でオーダー。

どう見てもかっこいい生地、どうにでも着れる形。
これは、どう着てもかっこいいだろうなあ。




と、言ってもあまりにかっこいい物と合わせすぎると、背景がついてこれなくなりそうなので、適度に適当にいい感じにやってみてください。

どう着てもかっこいいものほど、どう着るか考えることが面白い。




どっちでもいいけど、内ポケット付いてます。

緩やかに気温が下がる、日本の冬。
こういう重ねていける洋服、良いと思います。



” m’s braque “
– ASSYMETRY NO COLLAR TRIM JACKET –
¥66,000-(tax included)




次はこれ。
簡単に羽織るだけでなんとかなってしまう形なので、簡単に羽織らずになんとかしてほしい。





どう着てもいいからこそ、どう着るかが面白い洋服だと思います。




合皮のトリムにダブルフェイスツイード。
重ねる洋服の生地付属。組み合わせることで、活きます。

あ、どっちでもいいけど裏でも着ることが出来そうです。





生地単体のかっこよさ、洋服単体のかっこよさで良いところまで持っていけるのも秋冬シーズンの魅力ですが、だからこそ組み合わせることを楽しんでほしい。

掃除や挨拶といった誰にでも出来ることが出来ないと結果的に自分が損をしますが、洋服を着ることはその人本来の雰囲気を出すことだって出来るし、結果的に損とか得とかじゃない場所にちゃんと収まります。

よし!なんとなく締まった〜!


それではまた。





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什器を買う為にラックを削ってスペースを確保しながら営業していたのですが、やっぱり秋冬の洋服は春夏の洋服よりもボリュームがある。

というわけで、CLASSのfukinseiを並べるために模様替えしました。
と言っても、椅子を動かしてラックを一本出しただけだけど。
それだけでなんだか変わった気になれるので、僕らは結構単純な奴らです。





古着もちょっと入れ替えて、すっかりお店は秋模様。
革靴も無くなってきたので、こっそり入荷していたローファーを並べました。
完売していたUNLIRICEも、ごっそり追加分が到着です。

今日は悠人と昼にタイ料理を食べて、お客さんとぼーっとしてたら終わった。いい一日でした。
明日もいい一日になるといいです。



それではまた。




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CLASS:fukinsei





さて、明日から発売するCLASS:fukinsei。
このスウェットに関しては「一度、受け入れてみてほしい。」ということを、まず最初に伝えたい。

「自分には似合わない。」
「着るのに勇気がいる。」
「着方がわからない。」

このスウェットに限らず。
自分の引き出しにない物に対して、その便利な呪文を唱えながら避けるのは物凄く簡単で、どうやら僕らはその言葉を放ちながら、何かを見て見ないふりをしながら通り過ぎるのに少しだけ飽きてしまったようだ。
通り過ぎた結果手にするのは、きっとまた同じようなもの。
そんなことを繰り返しているうちに、どんどんと増え続ける同じようなもの。
その内、同じようなものの輪の中で飽きた結果、気持ちだけが萎んでいくのだろう。
そうして日々、消費されていく「同じようなもの」。
それは本当に「消費されて」いっているんだろうか、自分の中の気持ちを「消費して」いるのは自分自身なのではないだろうか。

クローゼットに溢れかえる同じようなもの。
お店にたくさん並んでいる同じようなもの。
インスタグラムを開けば目に飛び込んでくる同じようなもの。

今日も作り続けられる同じようなもの。
今、インターネット上に見る洋服の商品説明のほとんどが「その同じようなものとはどう違うのか。」を解説するためだけの言い訳にしか見えない。
生地が良かろうが縫製に凝ってようが、シルエットを現代的にアップデートしようが、ほとんど同じものが同じようなものに変わっただけではないだろうか。






かといって、そう見えるものに対して唾を吐いてもしょうがない。
場合によっては、僕らも同じようなものを並べ続けているように見えるかもしれない。
いや、きっと同じようなものを並べ続けている。
僕も同じような物が好きだ。自分が好きなものが好きだ。好きなんだからしょうがない。
好きなものは良くも悪くもそう簡単に、変えることが出来ない。

でも、それを小手先のテクニックや打ち出し方で違うように見せるのは限界がある。
「自分が好きだから良い。」なんて前向きさで自分を、誰かを誤魔化すのにも限界がある。
「自分のスタイルはこうだから。」なんて、ひたむきさを自分の中に感じたこともない。
何故なら僕らは僕らで今の自分に満足しているわけではない。
「別注で差別化する。」なんて安易な考えで物を作り続けるのも限界がある。
本当に何かを作ることで差別化出来ているんだろうか。
「差別化すること」が目的になってはいないだろうか。
その差別化するために作ったものを着て、お客さんは楽しんでくれるのだろうか。
ここでまた、疑問が一つ二つ三つ、増える。





と、そんないつ答えが出るかわからない疑問を延々と考えながら時間を潰すのも限界が来る。
仮に答えが見つかったとしても、きっとまたすぐ堂々巡りする。
たまにはその堂々巡りの輪っかが生み出す輪郭から、能動的に少しだけはみ出してみたい。

ここで、振り返ってみる。
その堂々巡りの輪っかからはみ出す為に出来る行動で一番簡単なのは「まず、自分の中にないバランスを受け入れてみること」だ。

同じようなものの中に紛れる新しいバランス。
その違和感は、きっと思った以上に自分の中に変化をもたらしてくれる。






僕らは「常に新しいものを探し続けたい。」なんて向上心も、残念ながら持ち合わせていない。
ありがたいことに新しいものなんてそう簡単に出会わないし、今のところ、新しいものは偶然出会うくらいが感動的で良い。
だから、僕らに必要なのは「自分が好きなもの」と「自分が無意識に避けていたもの」だ。
今はそれで十分で、何かを受け入れられる余裕が自分の中にあれば、変わりたい時にいつでも変わることが出来る。

自分が無意識に避けていたものを受け入れた結果増える新しい選択肢。
自分が無意識に避けていたものを受け入れた結果見える、同じようなものの新しい顔。
自分が無意識に避けていた物を受け入れた結果広がる、新しい世界。

それを感じた時、まだまだ目の前にあるもので遊び続けられるような気がしてとても嬉しい。
幸い、世の中はたくさんの物で溢れている。




” CLASS “
– fukinsei – [off shoulder neck sweatshirt]
Color:Grey
Size:2/3
¥40,700-(tax included)




さて、CLASS:fukinsei。

用いる特殊裏毛/ショルダーシーム、サイドシームが無く生地を背中で接ぎ合わせた作り/直線的なアームホール/接ぎの無い筒状リブなど。
特徴的なデザインが詰め込められているはずなのに、初見であまりその部分に目がいかない理由は、やはり天幅35cmというオフショルダーネックラインが生み出す大きな違和感によるものだろう。

ただ、この洋服もやはりいつも通り「ただ、着るだけ」。
大雑把に言うと首元が大きく空いた、ただのスウェットだ。
ただのスウェットに人間が負けるわけがない。





「自分には似合わない。」
「着るのに勇気がいる。」
「着方がわからない。」

安心して欲しい、僕も一年前まではそう思っていた。
僕よりも許容範囲の広い中台ですら、そう思っていた。
悠人は「僕、これ買えますかね!?」と、最初からワクワクしている。可愛い。

CLASSが数年前作っていたスウェット:fukinseiを復刻した。
以前は受け入れられなかったバランス。
だけど、僕らの目には今、ちゃんと。
このスウェットが「かっこいいもの」として映っている。





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CLASSのカジュアルジャケット:BLACK PINE。
誰がどう着ても構わないようなジャケットだけど、MANHOLEでは「バイト代や月給を工面しながら熱心に買い物をしてくれる若者に提案したい。」と考えてオーダーした。

大きいのでアウターのようにも使える。
もちろんアウターとしては寒い。だからこそ、頭を使って冬を乗り切って欲しい。
家にある洋服、これから手にする洋服、それらを使って冬を乗り切って欲しい。
僕らも若い頃そうしていた。そうした結果、今の僕たちがある。
それが良いか悪いかは別として、今のところ、僕らは毎日が楽しい。

お金を出して暖かいものを買うのは簡単だ。
お金を出さなくても、暖かいものを買うのは簡単だ。
ただ、冬の装いにおいて楽しいのは「洋服単体での暖かさ」ではなく「それぞれの生地/糸/作りが持つ機能、特徴、特性」を組み合わせ、どう寒さを乗り切るか/どのバランスで気分が良かったかを実際に体感して試行錯誤することでもある。

このスウェットは寒そうで実は暖かい。
このニットは暖かそうに見えて実は寒い。
何かの下にデニムジャケットを合わせたら風を通さなくて暖かかった。
フリースの上に風を止められる物を着たら暖かかった。
このタッチのカシミアは外だと暖かくて室内では暑すぎなかった。
布帛に布帛を重ねても暖かくなかった。
で、その上で自分の中で「格好いい」と思える組み合わせ、最低でも「気分は悪くない」くらいの地点に落ち着く必要がある。

その答えは、人の言うことを聞いているだけでは見つけることが出来ない。
自分の住む場所、自分の肌とあう生地、自分の生活スタイルに基づく自分だけのバランス。
そして、大切なのは部分じゃない。
合わせる洋服合わせる靴合わせる装飾品、そして、それを着ている自分を合わせて全部で一つ。






ちなみにCLASSの洋服:BLACK PINEも一つ一つの作りが合わさって全部で一つ。

「このジャケットのどこがかっこよく見えて、どういう意図でこのデザインになっていて、どういう点が拘っている。」
という一つ一つの部分を(ある程度)説明することは出来るけど、だから一体なんなんだろうか。

合わせる洋服合わせる靴合わせる装飾品、そして、それを着ている自分を合わせて全部で一つ。






「ジャケットだからこう合わせなければならない。」
「ジャケットだからこう合わせた方がかっこいい。」
「ジャケットだからこの組み合わせは向かない。」

「ジャケット」という形をしているだけで、そういうロジカルな何かが付き纏うけど。
僕らはかっこよければいいと思う。同時にロジックから飛び出すならばかっこよくなければ駄目だと思う。
ちなみにそういうバランスは「着崩し」なんて適当な言葉では表すことが出来ない。
洋服の組み合わせだけで、人間が歴史/生活背景/時代を背負いながら作ってきた「洋服」を崩すことが出来るわけがない。

合わせる洋服合わせる靴合わせる装飾品、そして、それを着ている自分を合わせて全部で一つ。




” CLASS “
– BLACK PINE –
BROWN : ¥110,000-(tax included)
KHAKI : ¥97,900-(tax included)





大切なのは部分じゃない。
部分部分が全部で一つ。
だからこそ、結果的に一つ一つの部分が大切なのではないでしょうか。





さて、CLASSのfukinsei。
今日は空いた間をシャツとネクタイで穴埋め。
空きっぱなしも芸がないので、たまには他の何かで埋めてみるのも良いと思います。





折角なので、シャツとネクタイとジャケットで穴埋め。
あ、この上から更になんか着ることが出来そう。
楽しい。



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こんにちは。
MANHOLEの中台です。

今日紹介するのはCLASSのプルオーバーベスト:JAPANESE DOGWOOD。

デザインされているのかいないのか、素っ気ない印象を受ける。
だけど、どうやら中綿として薄いダウンが入ってる点をはじめ、全体的にどこかズレたバランスを見る限りは完全にデザインされた洋服。

一見シンプル、なのに着る際に少しだけ考えてしまう。
だからこそ、とりあえず何も考えずに着ると楽しいベストだと思います。
ちょうどよくこのベストも、とりあえず何も考えずにどんなものの上からでも着られるようなサイズ感。

ベストという洋服を着ることは僕にとって、帽子を被ることに近いイメージ。
なくてもいいけど、あってもいい。
無い方がいい日もあるし、あったほうがいい日もある。
朝帽子をかぶる時/どの帽子かを選ぶ時に理由なんていらない。日々、なんとなくです。







共生地のパンツ : AMARYLLISを穿いて、店頭に並んでいる適当な古着のシャツを合わせた。
同じ生地だけど、洋服として持つ雰囲気は全く違う。

ちなみにこのパンツは僕も河上も穿くと欲しくなってしまうから、あまり見ないようにしている。
そろそろ河上が紹介してくれるはずです。











ベストは単体じゃ何もできないから、強制的に何かと合わせることになる。

僕はジャケットやコートの上にも着たい。
ボロボロの古着がファッションになる可能性もあるし、渋いコートに渋い以外の印象を持たせることもできる。

何も考えなくてもいい楽しさ、何かを考えながら洋服を合わせる楽しさ。
その二つが、どんな洋服にもある気がします。







今週末に発売するfukinseiにも合わせてみた。

昨日学大の古着屋さんで買った変な道着パンツ、いつも着ているロンT、今日着てきた洋服の上にただ重ねていっただけだ。


ジップを開けっ放しのままにすると楽だったのでそのまま開けておく。

これは色々考えながら洋服を着ていると、出来ない組み合わせかもしれない。

考えたり、考えなかったりの、色んなバランス。



” CLASS “
– JAPANESE DOGWOOD –
BROWN : ¥71,500-(tax included)
KHAKI : ¥62,700-(tax included)





なくてもいいけどあってもいい。
だったら、あった方がいいかもしれないです、ベスト。



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