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02.19


” BLESS “
– Stand-up Comedy Demimoorebag –



こんにちは。
MANHOLEの河上です。

僕たち二人にとって懐かしさを感じるバッグを今シーズン仕入れてみました。
散々自分で使い倒しても尚良いなあ、と思えるもの。

デニム、コットン、リネンなど様々な生地でリリースされてきましたが、個人的には一番風合いが良いのはリネンキャンバスだと思います。

5,6年前に買った僕の私物はお客さんに貸したり、洗濯機に突っ込んだりして大分にクタクタになってしまっていますが、引っ張り出してまた使ってみようかなあ。


ちょっとしっかり書きたいのですが、今日は展示会をふらふらしすぎて閉店間際くらいにお店に帰ってきたのでまた次回にでも。






明日、2月19日(水)はお休みを頂きます。


河上は周りきれていない展示会に行こうと思います。
やっとハワイ気分が抜けてきました。
なんか良いもの見つかるといいなあ。


中台は明日確定申告の為に色々動くそうです。

2月20日(木)以降は通常通り営業致します。





今日は暖かいだろう、と思ってサンダルで出かけたら思いの外寒くて足が冷えたので今日はここらへんで。

それではまた。









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河上 尚哉




” BLESS “




BLESSのブランドコンセプトは、長く使用できる物でありながら、”今”に当てはまる物作りをしていくことである。
物理的な側面とスピリチュアルな側面の両方のニーズに対応するものをいかに構築していくかを研究し続けている。

したがって、多くのものを作るより、長きにわたって毎日でも使える物を作り続けられるようなプロセスを探求し続けている。
BLESS N°67は、衝動的なスリルを叶えるためではなく、長期的なニーズにじっくりと応えていけるような、体験型ともいえるコレクションとなっている。

ブランド立ち上げ当初からデザイナー自身よりも作り上げた物にフォーカスしてほしいという考えの元、デザイナーの顔を明かすことをしてこなかったBLESS。
それでも何かにつけてデザイナーのポートレートリクエストが多いことから、1999年にBLESS N°09で初めてデザイナーのポートレートをデザインとしてコレクションで発表した。それから22年後。


VitraのHome Collectionのクリエイティブディレクションを行うHella JongeriusのWeaverswerkstattに招待され、新たにポートレートの刺繍をアップデートしようというオファーを受け、今の自分たちのポートレートを考え始める中で、20年の間お互いの考え方や方向性、性格を共有できたことを受け、二人に娘がいたらどのような顔になっているかを想像し、6月16日生まれのSonntag Blessと6月18日生まれのDienstag Blessという二人の娘がWeaverswerkstattにて生み出された。





こんにちは。
MANHOLEの河上です。

完売していたBLESSのブランケットが入荷しました。
欠けていた何かが戻ってきたようで嬉しく感じます。

売れたら売れたで嬉しいんだけど、お店としては椅子にかかっていない状態はなんか寂しい気持ちになります。

売れてもすぐ補充できるようにしたいなあ。





コレクションやインスタレーションの様子を撮影し、そのままラグに落とし込んだ風景画的な美しさのあるブランケット。

去年MANHOLEで最初に並んでいた物はBLESSのインスタレーションの様子をインターンがスケッチしたものです。

それまでは写真をとても精密に織りで表現するものしかなかったので、イラストを使用するというのは、2019秋冬シーズン初めての試みでした。



” BLESS “
– Sonntag Bless Blanket – ¥75,000+TAX-


” BLESS “
– Dienstag Bless Blanket – ¥75,000+TAX-



今シーズン用意した柄は2柄。

BLESSデザイナー:Desiree HeissとInes Kaagの架空の娘であるSonntag Bless/Dienstag Blessのポートレートが表現されたテキスタイルを広げている光景をブランケットに落とし込んでいます。

テーマとしてはあまりに抽象的でいつものブランケット以上にわかりやすさが無いので、俯瞰で一枚の絵として見たときに何を感じるかを楽しんで頂きたいと思います。





広げるとこんな感じです。

上下左右どう広げるかで見え方が変わるので、どう置けば自分の部屋とマッチするのかを考えるのも楽しい時間になると思います。

Dienstag Blessの柄は昨日早速売れたので、残っているのはSonntag Blessの柄のみ。


” BLESS ”
– Sonntag/Dienstag Bless Blanket –




Blessは常に「間」に存在する。
デザリーとイネス、パリとベルリン、実用と奇抜、工芸とデザイン、販売と展示。
この二元性によって、ふたりの創立者も従業員も人として進化できる。
時には教え、時には導きを必要とする道連れであり、親子である。

Blessは、ブランドを立ち上げたふたりの独特なキャラクターの延長だ。
矛盾する要素が補完する要素と同様に重要なのだ。ふたりは言う。

「私たちはひとりでもそれなりに上手くやれるけど、それ以上のことはできない。ふたりだと、全てになれるのよ。」

引用 – BLESSアーカイブの内幕へ SSCENCE








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河上 尚哉

African Beads




こんにちは。
MANHOLEの河上です。

のんびりハワイから帰ってきました。
特に何もしてません。そんなに暑く無かったなあ。

適当にお土産も買ってきました。
まだ家にあります。
こういうお土産は気付いたら自分で食べて無くなってしまっていることが多いので、まずはお店に持ってくることから始めたいと思います。



そんなに暑く無かったとはいえ、僕の中で秋冬シーズンは完璧に終了しました。
来期秋冬の展示会真っ最中なんだけどなあ。。。早くスイッチを切り替えないとオーダーに響きそうで怖いです。


ハワイでは基本半袖で、まだ洋服を紹介する気分にもなりません。
今日は簡単に小物でも紹介したいと思います。




先日ニットの商談に出かけたと思っていたら、何故か店舗用の什器とアフリカンビーズを買っていました。

これはそのアフリカンビーズ。
多分〜年代とか〜族の物だったりの情報があると思うのですが、全然聞いてませんでした。
もし時間が戻るのであれば、もう一度説明を聞きたい。


ただ、こういう「なんとなく良いかもな〜。」なんて思うものはそういう知識を語り出すと途端にうさん臭くなる気がするので、何も知らずに適当に買うくらいがちょうど良い気がします。



” African Beads NO.1 “
¥18,000+TAX-


” African Beads NO.2 “
¥12,000+TAX-


” African Beads No.3 “
¥14,000+TAX-






このスネークビーズはフィアンマートの様な配色が気に入って買いました。
色もサイズもアソートです。
気に入った物を選んでください。




うろ覚えですが、これが一番古いと説明を受けた気がします。
ぼんやりとした紫が気に入ってます。唐突に違う色が入り込むところも面白いです。





他はガラスですが、これだけ何かの動物の骨のビーズ。
動物が何かも説明を受けた気がするのですが、忘れました。

何故かRANDYのデザイナーの相川くんが気に入ってくれて買ってくれました。
買ってくれた、というか相川くんが選んで、後日相方の石川くんが彼への誕生日プレゼントとして買っていきました。

僕は彼が自分で買い物をしているところを見たことがありません。
全部石川くんに会計させてます。

優しい顔をしてますが、実は怖いやつなのかもしれません。。。




情報が先行して買い物をする方も多いし、どこからでも情報を引っ張ることが出来ますが、僕らがお店で楽しんで欲しいのはもっと衝動的な何かだったりします。

似合う、似合わない以上のきっかけを掴んでもらえたら嬉しいです。






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河上 尚哉

02.12-13



こんにちは。
MANHOLEの中台です。

河上が私用でハワイに行っておりますので、数日間一人で営業してました。
普段から二人でいても特に喋ることはあまりないですが、いなくなると寂しく感じるもんですね〜。


さて、最近のMANHOLE古着部門ですが、少しづつ春夏に移行しています。
しばらく寝かせておいたプリントTシャツ(内容自信アリ)も40枚くらいまとめて出しておきました。


たまに、どういう基準でTシャツの仕入れをしているのかお客さんに聞かれますが、ノリです、、。
分かりやすく言うと、絵を買うようなイメージで買ってるかもしれません。


年代がどうとか、その辺の情報はオマケみたいなもので、結局は目で見た雰囲気でしか判断しません。


あとは可愛い〜!って言ってもらえたらオッケーです。
まだ寒いのに皆さん買ってくれてありがとうございます。


まだまだありますので見に来てもらえたら嬉しいです。



明日・明後日、2月12日(水)-2月13日(木)はお休みをいただきます。


河上はハワイで何するのか分かりませんが、のんびり楽しんでくれていたら良いですね。
中台は意外と忙しく、用事があるのでたまには頑張ります。



イレギュラーな連休で申し訳ありません。
2月14日(金)以降は通常通り営業致します。




明日早起きなので帰ります。
それでは、また。




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中台 竜郎







こんにちは。
MANHOLEの河上です。

昨日に引き続きFRANK LEDERの紹介を。




昨日のコートと同素材のドローストリングトラウザーズ。
2TUCKのワイドテーパード。

リネンパンツは軽くてふわふわしやすいので、物によっては生地感が軽すぎて浮いてしまうことも多いです。

今回のドローストリングトラウザーズに採用された生地は中肉で弾力のある生地。

春夏のコットンには無い生地感がありながら、リネン特有の涼しげな表情も感じさせる一枚。




吊り編み機で編まれた雰囲気のあるスウェット素材も。
立体感のあるウルトラスウェードも。
清涼感のあるシルクリネンのジャケットも。

ある程度どんな素材でも受け止めてくれる生地感なので、春先から秋口まで頭を使わずに気軽に穿けるパンツになってくれそうです。

パッと見は決して便利そうでは無い柄ですが、春夏は素材や柄や色に頼らないとつまらなくなります。

試しに穿いてみると意外とすんなり取り入れることが出来るはず。




FRANK LEDERの用いる生地は改めてみるとユニークな素材が本当に多い。
かといって別に丁寧に扱う必要も無いのです。

自分の日常に当てはめて、普段通り穿いてください。
気に入った物を着る楽しみも感じさせながら、適当に穿いていた結果気付けばかっこよくなっている洋服なんて最高じゃないですか。


” FRANK LEDER “
– LINEN 2-TUCK TROUSERS with DRAWSTRINGS – ¥48,000+TAX-




様々な種類のウールだったりリネンだったりコットンだったり。
もうお腹いっぱいなくらい持っているはずなのに生地が変わるだけで欲しくなってしまうから不思議なものです。


コート同様に横使いのボーダーに見える柄でオーダーしています。
すごく個人的ですが、このボーダーっていうのがとても引っかかるポイント。



Pay Attention Autumn/Winter 2003/04




物としては全然違うんだけど。

いくら気分が変わっても、自分が良いと思うもの、面白いと思うものの尺度が変わっても。

「かっこいいなあ〜。」なんてふと振り返りたくなる魅力が、このブランドにはあるのです。





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河上 尚哉






こんにちは。
MANHOLEの河上です。

完全に風邪を引きました。辛い。
最近2ヶ月おきにしっかりとした風邪を引いています。前はそんなことなかったのに。。。原因は体温計で熱を測るようになったからだと思ってます。

不安だったのでお医者さんに「なんか検査とかした方がいいですかねえ。」なんて聞いたら「いや、君の場合は疲れてるだけだよ。いつも人にうつさないでしょ?」と言われました。ぎゃふん。

僕は具合が悪くても動けるし食欲もしっかりとあるので、風邪の時は食べることだけが楽しみなんですが、今回は舌の味を感じる部分が全て口内炎になっています。

たくさん食べられる事と早食いが僕の唯一の自慢だったのですが、その取り柄も、楽しみすらも奪われましたよ。


ついに痩せるきっかけを掴んだのかもしれません。ラッキーです。



今日紹介するのはFRANK LEDERのリネンコート。

FRANK LEDERは何よりも袖物がかっこいい。
あるはずも無いドレスのルールにがんじがらめになっていた過去の僕を救ってくれたのもFRANK LEDERのジャケットでした。

ユーロ古着を現行で作ってるようなブランドなので、ともすればその表層にある男性的な要素ばかり拾われて勘違いされてしまうのですが、FRANK LEDERの良さはストーリやギミック溢れる服の作り、生地の経年変化、ドイツ製であることだけでは無く、デザイナー自身の根底に存在するパンクな精神性にあるのだと思います。



” FRANK LEDER “
– LINEN COAT – ¥128,000+TAX-




たま〜に出してくれるアトリエコート型のスプリングコート。




見慣れた形、僕もお客さんも大体持っているのでスルーしそうになったのですが、着てみると色味も含めて今の気分にフィットしてくれたので仕入れました。

いつものガサっとしたタフさを感じるリネンやコットンでは無く、光沢感のあるリネン生地を使用しています。
幾何学的な柄。

この生地は縦使いも横使いも出来たので、MANHOLEではボーダーっぽく見えるように横使いで。

売り場にかかっている状態だと、新品感が強いので何回か適当に着て洗濯したくらいの方が良く見えるはず。




普段だったらここら辺で綺麗に締める文章が自然に湧いてくるはずなんですが、風邪のせいで全然頭が回らないです。ごめんなさい。
風邪は食欲だけでなく、僕から書く楽しさも考える楽しさも奪っていたようです。


早く帰って早く寝ます。




今日だけは、良く見かける締め言葉に甘えさせて下さい。

是非、店頭でお試しください。




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河上 尚哉

02.05







明日、2月5日(水)はお休みをいただきます。



僕は今月ハワイに行くことになりました。親族の結婚式です。
ハワイで仕入れ頑張ります。
NYに行く時にESTA取っておいて良かったです。


中台は明日の夜しゃぶしゃぶに行きたい、と言っています。
モンブラン直してきてください。



2月6日(木)以降は通常通り営業致します。





今日、ニットの商談で展示会に出かけたつもりが、気付いたら店舗用の什器を買っていました。

アフリカの古いスツール2個と、モロッコのラグです。
フィッティングの敷物がふかふかになったので嬉しいです。
ラグは測らずに100%勢いで買ったのですが、サイズもぴったりでした。嬉しいです。


雰囲気の良いビーズネックレスも追加しました。
骨とスネークビーズと1800年代のヴェネチアンガラスです。
僕らが着けると似合いすぎちゃうので、似合う人探してます。
試してみてください。



それではまた。







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河上 尚哉






こんにちは。
MANHOLEの河上です。

本日紹介するのはCLASSのニット。




これは僕の私物のCLASS初期のカーディガン、15,6年前に作られたニット。
太いリブ幅、大きな釦。
不思議なバランスなので手にしてから長い間、引き出しの奥底に埋もれていた洋服ですが、一昨年くらいに着方がなんとなくわかった気がしたので頻繁に着るようになりました。

CLASSはパターンを引くことを必要としない、ニット数型から始まったブランド。
イギリスのニット専業ファクトリー:Corgi社との取り組みはブランド設立当初から今に至るまで継続的に続いています。



” CLASS “
– EVELYN ROTH – ¥79,000+TAX-



これは今シーズン、CLASSがCORGI社に依頼したダウンショルダーVネックニットベスト:EVELYN ROTH。

極端に肩傾斜を付け、肩幅を広くすることで独特のシルエットを作りだしています。左側に付く大きなポケットも特徴。

素材には、10色の糸を撚らずに束ねた状態で編んだ10plyマーセライズコットンを使用しています。
これはCORGI社にしか出来ない技術です。



CLASS19AW/Carlton Brown



去年の秋冬シーズンにリリースされた10plyソフトコットンを使用したタートルネックニット:Carlton Brownを触った事がある方、実際に着ている方だとわかると思うのですが、撚らずに束ねた状態で編み込んでいる為、とてもツレやすいです。

着ていると糸が飛び出てきます。

僕のお客さんには「仕様だし、糸が飛び出まくったくらいの方がかっこいいんじゃないですかね。」と伝えて着てもらっているのですが、いい感じにヤれてかっこよくなってました。僕は買えなかったので羨ましいです。




糸色一つ一つの表情はすごく柔らかなのですが、10本集合すると結構な迫力があります。

頭で考えてお利口に合わせてもなんかしっくり来ないアンバランスさがあるので、感覚的になんとなく合わせるくらいの方がちょうど良いかもしれません。


着方もわからない、似合ってるんだか似合ってないんだかわからないくらいの洋服が、いつか自分の気分にフィットしてくるタイミングこそが、その物に対する思い入れを強く高める瞬間なんだと思います。







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河上 尚哉




ぼくらはいつもぺらぺら #1






こんにちは。
ぺらぺらの河上です。

本日紹介するのはCLASSのぺらぺらのコート。

先シーズンのベストに引き続き、細番手のリサイクルナイロン糸を使用し高密度に織り上げたナイロン素材を使用したコート:SHELTERです。




1940年代のイギリス軍のガスケープコートをモチーフにしたアイテム:SHELTER。
バッグを背負ったまま着用できる大きなマチと、ダウンパックを装着できる機能が特徴です。



一見どんな格好にも羽織れる「便利なコート」。
ですが、全然便利ではありません。
人によってはこの丈のコートでフロントのポケットが無いのが我慢出来なかったりすると思うし、そもそも立体感のあるナイロンの生地により立体的に形付けられる背面のマチが邪魔だと感じる人も多いでしょう。

何かが足りていないし、何かが多い気すらする。

こういうなんらかの機能に特化したミリタリーアイテムをサンプルにすると利便性を高めるような修正をされることが多いのです。
CLASSの場合、そういった誰もが考え付くような気の利いたディテールを付け足すようなデザインを、いつもわざとしないように感じます。



シャツ地のような薄手のコットンが使用されたイギリス軍の1940年代のガスケープコート。
身幅も大きく、背面のマチの面積も大きいので、実際に着用すると体に沿うように縦に落ちるシルエットですが、CLASSのSHELTERは高密度に織られたリサイクルナイロンが立体的なシルエットを作り出します。

元々スナップ釦だったフロントの前合わせをベルクロに。

元々一つしか付いてない小さな片ポケットを何故かもう一つ増やしてます。

リサイクルナイロンの生地をそのまま二重の無双仕立てにしているので、生地と生地の間にダウンパックを詰め込むことができるよう、内部にもベルクロが付属しています。





あればいいものが無い、無くていいものがあるコート。
だからこそ、自分が好きな部分を探す事のできる洋服なんだと感じます。





これは僕らが良く着ているCLASSのぺらぺらのコート。

中台の物は4年前くらいの春夏のモデル。
これはどちらかというと最初から気が利いた洋服でした。
スノーパーカーのディテールをそのままに、ウルトラスウェードに置き換えたもの。
ただ、ウルトラスエードに対する認知度が上がった今でこそ「便利な洋服だなあ。」と感じる事が出来ますが、当時は「春夏にウルトラスエードって。。。」と思う方が多かったように思います。


僕の物は4年前くらいの秋冬のモデル。
どう考えても暖かくないし、片側に大きなポケットが付いているとはいえ、最初は不便でした。
でも今はそんな事全然気にしていません。

「利便性」や「季節性」という洋服を買う上でどうしてもフックになってしまうポイントなんて、一度気に入って着続ける事が出来れば簡単にいくらでも乗り越える事ができるのです。

問題は「利便性」や「季節性」を乗り越える事が出来るような何かがある洋服かどうか。
自分で何かを詰め込む余地が残されているかどうか。




” CLASS “
– SHELTER – ¥98,000+TAX-



そんなCLASSのぺらぺらのコートですが、「洋服を通して何かを伝えたい。自分の作るものに共感できる人だけ、好きな人だけ、面白いと思う人だけ手にとってもらえれば良い。」なんていう意思を強く感じます。

誰にでも似合うように、手に取れるように内容を詰め込められた物よりも、こういった特定の誰かをめがけて作られた/あるいは誰に向けても作られなかった事により何かが欠けている、何かが足りない物の方がよっぽど胸を打たれる瞬間があるのです。

見た目も口先もぺらぺら。頭の中身はスカスカな僕たちだけど、誰かに何かを伝えたいからお店をやっています。

だからこそ、誰かに売り方まで完璧にお膳立てされた何かよりも、どこか何かが欠けている洋服くらいの方が「良いなあ。」と、思いながら紹介できるのだと感じます。

既に詰め込められた物を捨てる作業よりも、足りない何かを考えながら補っていく方が、よっぽど楽だし楽しいんじゃないでしょうか。






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河上 尚哉



こんにちは。
MANHOLEの河上です。

僕はぺらぺらのコートが好きです。
致命的に暑がりというのもあるけど、持っているコートはどれも「暖かそうだから、便利そうだから買った。」というものがありません。

あと、僕は自分の雰囲気に無いものを生地感に頼る部分があります。
「着ると疲れてしまうんじゃないか。」と感じるようなハチャメチャに重々しいコートも好きです。
確かに着ていると疲れるけど、一度気分がハマるとずっとそればかり着てます。

結局僕らにとって洋服はただの飾りに過ぎません。
適当に着れて適当に過ごせればなんでも良いんです。
なんで着るのか、という理由は「どこかをかっこいいと思うから。」だし、何を基準で選ぶのか、という理由も「どこかをかっこいいと思えるか。」

似合う似合わないは着続けていればどうにかなるし、足りない機能は他で補えば良い。

現代の東京で1日中コートを羽織っている瞬間なんて滅多に無いし想像もつかないので、防寒性や防風性、収納性や利便性といった装備的な要素を追求するのであれば、ACRONYMに頼るくらい極端な選択をした方が良いと思ってしまうのです。




これは16,7年前くらいのFRANK LEDER、初期のコレクションのアイテム。
着丈も長いしアームホールも太いし身幅もデカイし襟のデザインも変だし釦も良く取れる、本当に気が利いていない洋服。

良いのは「適当に着込める。汚れても気にならない。全然暖かくない。」ところ。

その良さだけを拾って似合っているのか似合っていないのかもわからず着続けていたら、いつの間にか僕にとっては気の利いた洋服になってました。

気に入り過ぎて「お客さんにも着てほしいなあ。」と思い、前職で復刻別注してしまったくらい。


余談ですが、前職で僕が企画してFRANK LEDERに作ってもらった別注は3型。
3シーズンに渡り1型ずつリリースしました。

・ミリタリーコットンのつなぎ
・中綿入りのオーバーベスト
・このコートとブルゾンのセット

改めて見ると「お客さんも良く付き合ってくれたなあ。」なんてヒヤヒヤする内容ですが、今でも誰かが着てくれているのを街で、お店で見かけると嬉しい気持ちになりますね〜。


僕のは袖の裏地がボロボロになったから直したいんですが、直し屋に持ってくのが面倒なのでちょっとおやすみさせてます。
そういう理由が無ければこのコートを着続けてしまうのでちょうど良いタイミングなのかもしれません。




そんなFRANK LEDERのぺらぺらのコートですが、「洋服を通じて何かを伝えたい。自分の作るものに共感できる人だけ、好きな人だけ、面白いと思う人だけ手にとってもらえれば良い。」なんていう意思を強く感じます。

誰にでも似合うように内容を詰め込められた物よりも、こういった特定の誰かをめがけて作られた事により何かが欠けている、何かが足りない物の方がよっぽど胸を打たれる瞬間があるのです。




見た目も口先もぺらぺら。頭の中身はスカスカな僕たちだけど、誰かに何かを伝えたいからお店をやっています。

だからこそ、誰かに売り方まで完璧にお膳立てされた何かよりも、どこか何かが欠けている洋服くらいの方が「良いなあ。」と、思いながら紹介できるのだと感じます。

既に詰め込められた物を捨てる作業よりも、足りない何かを考えながら補っていく方が、よっぽど楽だし楽しいんじゃないでしょうか。








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