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CORGI < MADE IN WALES,GB >





こんにちは。
MANHOLEの河上です。

上の写真は僕( 31歳になろうとしているおじさん )が履き古した靴下です。
そう考えると全くの他人が履いた靴下を見る機会もなかなか無いかもしれませんね。

全てイギリスのロイヤルワラントのニット専業メーカー:CORGIのソックス。

昔BEAMSにいた頃から買い続けているので実際に持っている数はもっともっと多いはずなのですが、なんかどっか行っちゃいました。どこにあるんだろう。






「編みが緩いから履いていると下がってくるのが苦手なんですよね。」や、
「汗かきだからそんなに厚手のソックスは履かないんですよ。」とか、
「単純に値段が高くないですか。。。」など。

店頭に並べていると割とマイナスなイメージが先行した感想を伝えられることが多いのですが、僕はこの靴下が大好きです。



見かける度に気になってしまうし、気付いたら買ったのを忘れて同じ柄の物を2個持っていることもある。



確かに編みは緩い。
ふかふかな厚手のコットンだから、乾きづらいし、水を通したら繊維が硬くなって「若干履き心地が悪くなっているなあ。」なんて思う瞬間もある。

値段も安くはない。
MANHOLEに置いてあるのは一足3900円〜4400円。
素材がカシミヤになると一足8000円するものもある。

普通に穴も開く。

ただ、わざわざ自分で穴を補修して履きたくなる魅力がある。

最近はお店の準備が忙しくて放置しちゃっているけど、「あー、今日の洋服はなんとなくあの色のCORGIが良いなあ。」なんて思っていたのに穴が開いていて履けないストレスの方が直すストレスよりも断然大きい。

だから、自分で直すし、本当にボロボロになって履けなくなった時の「もう一足買っておけばよかった。。。」なんて感じる瞬間も多い。


ズボラなので、片足だけになったCORGIとかもたまに混じっていたり。

フトした瞬間にもう片足を見つけて「お、履けってことかなあ」なんて。(多分これは僕だけかもしれません)



「お前は靴下がダサいな。」と、洋服屋を始めた当初に良く言われてたな〜、とたまに思い出します。

「他に割く金額が大きいから靴下まで手が回らないんですよ。」なんてアホな言い訳をすると、「そういうところだから。」と一蹴される。

ようやく靴下にまで目が行くようになってから「お、なんかそれっぽくなったじゃん。」と、言われて妙に嬉しかったのを今でも覚えています。



CORGI – SOX (MERCERISED / SOFT COTTON) –

Size:free

Price: ¥3,900〜¥4,400+tax-





パンツを穿いてこのソックスを履いた瞬間、靴を合わせた瞬間、ふとしたタイミングで目に入る瞬間。

その時々に少しだけ楽しくなる。



もちろんCORGIだから〜とか、ロイヤルワラントだから〜とか、MANHOLEに置いてあるのはCLASS監修の発色の良いコットンを使用した柄のバランスが良いものだったり。

そういう良い部分もたくさんあるんだけど、それも特に意識せずついつい買ってしまう不思議な魅力のある靴下です。


今年は何足増えるんだろうなあ。。。






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河上 尚哉