リブパンツと象の革が好き
リブパンツが好きだ。
正確に言うと、リブパンツに合わせてジャケットを羽織るのが好きだ。
もちろん、リブパンツも羽織るジャケットもなんでも良いわけじゃない。
リブパンツにも色々ある。
厚手のスウェット、薄手のスウェット、厚手のナイロンのもの、薄手のナイロンのもの、暖かみのあるウールのもの、なめらかなウールのもの、などなど本当に色々ある。
裾の仕様も生地を折り返してゴムを入れただけのものから、フライスを用いて肌によりフィットするようにしたもの、ドローコードを入れたもの、ジップがついているものなど色々ある。
作られた目的は様々だけど、今の時代では大体がスポーツ/リラックスウェア。
部屋着の上からたまたま近くにあったジャケットをそのまま羽織ってきた、くらいの感じは今までの自分にとって、とても現実的で共感の出来るストーリーだ。
季節に応じて、天候に応じて、気分に応じて、生地も仕様も形自体も合わせるジャケット自体も変化させられる点は何より飽きが来ない。
ジャケットを羽織りたくない時はニット、シャツ、スウェット、カットソー、割となんとでも合わせる。
部屋着の上からたまたま近くにあった洋服をそのまま着て来た、くらいの感じも今までの自分にとって、とても現実的で共感の出来るストーリーだ。
季節が変わって、天候が変わって、気分が変わって、リブパンツを外に着て出かけない事も当たり前にあるけど。
リブパンツが好きだ。
正確に言うと、リブパンツに合わせてジャケットを羽織るのも好きだ。
象の革が好きだ。
正確にいうと、象の革のコンクリートクラックのような、ゴジラの表皮のような表情の腑が好きだ。
かわいいゴジラ、かっこいいゴジラ、スタイリッシュなゴジラ、恐竜のようなゴジラ、不気味なゴジラ、アニメのゴジラ。
ゴジラにも色々あるけど、割と各々のゴジラにそれぞれのゴジラの良さを感じるくらいには好きだ。
ゴジラのストーリーは真剣に考えると深いところまで入っちゃうような気がしたので、僕はゴジラのガワだけが好きだ。
熱線を口からだけじゃなく、背びれや尻尾から放射する設定を考えた人は天才だと思っている。
ゴジラVSデストロイヤーのゴジラは赤くてかっこいい。
一番好きな敵はバトラ。そして、ミニラはいつだって少し不気味だ。
ゴジラが好き…じゃなかった、象の革が好きだ。
象の革の機能性や軽く丈夫な点などは、革の雰囲気についてくる美味しいおまけのようなもの。希少性に至っては本当にどうでもいいと思う。
こんにちは。
MANHOLEの河上です。
CLASSから納品がありました。
「ちょっと出すのはまだ時期的に早いかな〜。」なんて思っていたんですが、お店に並べる洋服が全くなく、これ以上ラックごと下げるのも面倒だったので昨日から店頭に出してます。
CLASSの数少ない継続品番:Karachi。
ウルトラスエードの立体感を活かした横ハギの無いリブパンツ。
今シーズンは「象革の型押しのウルトラスエード」というユニークな素材を用いたモデルがラインナップされていました。
青みがかったグレーも、今の気分にぴったりの色。
僕の「リブパンツと象の革が好きな話」は全然共感しなくても良いと思っていますが、このパンツの良さだけはなんとなく感じてもらえたら嬉しいです。
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河上 尚哉
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