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横顔の靴






こんにちは。
MANHOLEの河上です。

靴が届きました。F.LLI Giacomettiのチャッカブーツ。
男性的な印象のディテールが詰まっているはずなのに、優雅な上品さを感じる靴。





3アイレットのチャッカブーツ。
トゥの形状はセミスクエア。
底付けはハンドソーンノルベジェーゼ。
木型はTANINO TR。
インサイドストレート/アウトサイドカーブ、高いヒールに合わせた木型設計。



この靴の何を気に入って仕入れたかというと、全部気に入って仕入れました。

ブーツはブーツでも、脱ぎ履きの楽なチャッカブーツ。
丸みを帯びたセミスクエアトゥだけど、ノルベジェーゼのすくい縫いの糸で甲が低く見える点も面白い。
ヒールも男性的な積み上げなのに、高いヒール設計のせいか男らしさよりむしろエレガントな印象を覚えます。

甲革は前回のシングルモンク同様、チャールズ・F・ステッド社のスーパーバックを採用。

フレンチに憧れたイタリア人が作ったようなデザイン。
木型の名前であるTANINOもここに繋がるような気がする。

ソールはヒドゥンチャネル。
堅牢なノルベジェーゼ製法で底付けされていますが、この木型のチャッカブーツはサイドと甲、踵で足がフィットした上で足首で靴を前に持っていける為、下ろしたてでも履き馴染みは悪く感じないはずです。




横顔の綺麗な靴。
鼻面も長くヒール高もあるので、「フレアパンツに合わせたいな。」と思いながら仕入れました。

まず試してみるフレアパンツは、デザイナーズやメゾンブランドなどを選ぶ必要は全くありません。
適当な古着で大丈夫です。



数シーズン継続的に紹介していたモンキーブーツ
ある程度行き渡ったし、僕がずっと履いていた物は先日どうしても欲しそうだった若者に奪われてしまいました。サイズも奇跡的にちょうど良かったし、まあいいか。

「何かモンキーブーツの代わりになるものは無いかなあ。」と思っていたタイミング。
このチャッカブーツはちょうど良い気がする。

モンキーブーツに足入れした時の直感的なものも感じることが出来た。
何より着脱が楽で、踵で高いソールを感じる瞬間が心地よい。


” F.LLI Giacometti “
[ FG564 ] – Chukka Boots – ¥110,000+TAX-



靴は小さな面積に細かなディテールがたくさん詰まっている。
靴のバランスが変わると、合わせたいパンツも変わる。

「なんか違うんだよなあ。」なんて思う気持ちは、靴を変えると大抵収まってくれる。
靴を買うのは楽しくてやめられない。





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河上 尚哉

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