工夫した後のジャケット





CLASSのナローラペル2Bジャケット:CCDS05UNI A/B。
2000年代のデザイナーズブランドというよりも、1960年代のコンテンポラリースーツの見た目に近い。だけど、それとも全然違う2023年CLASSバランス。
低いボタン位置、深いVゾーン、肩パッド入りの強い肩、小丸カット、ノーベント、そしてちょっと短い袖丈から顔を出す未処理のキュプラ。
ただ吊るされている状態だけを見ると全く欲しくないバランスなのに、着るとかっこいい。
多くの場合、試しに着てみても「やっぱりダメだよね」と自信をなくすようなバランスなのに、このジャケットに関しては試しに着てみると「かっこいい」と思えます。
そんな不思議な心の振り幅を、お楽しみください。


生地はドーメル社製Super160sのリップストップやコットンウールのシェパードチェック。
ジャケットの形以外は静かな印象。
だからこそ目を引く、袖口から顔を出す未処理のキュプラ。
きっとこの「着るとかっこいいジャケット」を着るとかっこよくさせている理由は、この短い袖丈を補うような未処理のキュプラによるものだけではなく、このジャケットの全体的なバランスなんだけど、すごく良いアイデアだと感じました。
袖丈の短いジャケットはコーディネート次第でどうにでもなる、というのは身近な人だと鶴田さんが身を持って証明してくれているので、次は手持ちの袖丈が絶望的に足りないジャケットをコーディネート以外で工夫してみようかな。





最初に書いた通り、このジャケットは2000年代のデザイナーズブランドのバランスでもなく1960年代のコンテンポラリースーツのバランスでもなく、2023年CLASSバランス。
まずは頭を使った文脈的コーディネートではなく、鏡の前の自分と相談する衝動的コーディネートでどうぞ。
工夫するのは大事だけど、始める前に工夫するよりも始めた後に工夫した方が効果的です。

” CLASS “
– CCDS05UNI A – [ RIPSTOP WOOL ]
Col:GREY
¥147,400-(tax included)
– CCDS05UNI B – [ SHEPHERED CHECK ]
Col:BEIGE CHECK
¥138,600-(tax included)
MANHOLE official instagram
河上 尚哉
〒107-0062
東京都港区南青山4-1-3 セントラル青山003号室
M : info@manhole-store.com
T : 03 4283 8892