選択肢の一つとしてどうぞ
しばらくの間、MANHOLEに並ぶ短靴はレザーソールで顔付きの細いスマートなシューズばかりだったので、ハトメ付き10アイレット、外羽根、更にビブラムのタンクソールを履かせたダービーシューズをオーダーしてみました。
最初の一足として勧めやすいです。トラウマ少なめ、手入れも楽な全天候型シューズ。
甲革はデュプイの型押しフレンチカーフ。
F.LLI Giacomettiの中でも最もヒールが高い木型:Alberto。
タンクソールを履かせているので、よりヒールの高さを感じられるはずです。
本来、裾幅の広いバギースタイルのパンツと合わせるシューズを作る為に企画された今回の木型:Alberto。
鼻先の詰まったぽってりシューズに見えますが、つま先の薄い実にロマンチックな形。
靴は装飾品であると同時に道具でもあります。
F.LLI Giacomettiの特徴の一つであるハンドソーングッドイヤーの返りの良さを直に感じることの出来るレザーソールも良いですが、履きたい朝に躊躇わずに履けるVibram付きの仕様も良いですね。マッケイ、ボロネーゼ、ノルベジェーゼ。どれもいい、道具の種類が違うだけですね。
その日の自分にとって適切な靴を選ぶ朝から始まる1日を、お楽しみください。

” F.LLI Giacometti “
– FG401 -[SCOZIA NERO]
¥107,800-(tax included)
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河上 尚哉
〒107-0062
東京都港区南青山4-1-3 セントラル青山003号室
M : info@manhole-store.com
T : 03 4283 8892
雨ですね。
なんにも考えてなさそうな僕らでも実は人並みに気持ちが落ち込むタイミングがあるのですが、雨というのは便利で気持ちが落ち込んでいるタイミングに雨が降る、もしくは降っていると「雨だし〜だし最悪!」と、気持ちが落ち込む本来の原因よりも雨に責任が転嫁されます。
もちろん、そうじゃない時もあります。「〜だし雨だし最悪!」となるときもあります。
そうなった時はもう最悪、自分に対しても気持ちが落ち込む本来の原因に対しても雨に対しても嫌な気持ちが加速します。まさしく負の連鎖です。今は中台が朝から流しているヴィンセント・ギャロのアルバム:WHENのせいで気持ちが落ち込んでいるんじゃないか、とすら思っています。
なので、僕は出来る限り雨が降っているときに起こる自分にとって不都合なことはまず雨のせいにしたい。全部は無理でも大体はまず雨のせいにしたい。朝もっと早く起きて、朝もっと早く家を出て、地味に溜まっているいつでも出来るような、だからこそいつでも出来ないような仕事を片付けられなかったのも8割雨のせい、1割自分のせい、1割outlookのせい。
何故か僕のパソコンで送受信するメールの添付ファイルが一向に表示されないという現象が2週間ほど前から起こっているのですが、「ま、いつの間にかこうなってたし、いつか直るでしょ」と放置している自分に対して今日「いつか直るわけないだろ」と、無性に腹が立ちましたが、これも2週間穏やかな気持ちで押さえつけていた、何故かメールを転送すると添付ファイルが表示されるからそれで誤魔化していた自分、そしてoutlookに対する苛立ちが雨で揺れ動かされたせいです。これで雨が降ってなかったら9割自分のせい、1割outlookのせいになるところでした。危ない。雨、本当に便利。いつもありがとう、雨。
今朝、中台と「今日はなんのブログ書こうかね」と話しながら店内をぐるりと眺めていた際に中台が手に取ったこのシャツの色が楽しそうに見えたので「今日は雨で暗いから、なんか楽しそうなこれにしよう」と決めたけれど、MANHOLEでは何回もオーダーしている形なので改めて文字で紹介するまでもない、以前と変わらないことしか書けないかもしれないので深く考えるのをやめて、全然関係ないことを書いて文字数を稼いでいる、そんな自分に対して「だけど俺は今ちゃんとブログを書いている」という気持ちにさせているのも、ほとんど雨のせいです。
陽気だけど、陽気なだけじゃないNICHOLAS DALEYのプルオーバーシャツ。
アイルランド:Emblem Weavers社製リネンチェック生地に切り替えられたスコットランド:Halley Stevensons社製ワックスドコットン。
今日のテンション、そしてヴィンセント・ギャロのWHENが響く店内でこの洋服に対して改めて考えたところ、僕が出した答えは「こんな楽しそうな洋服を作るNICHOLAS DALEYだって悩みとかきっとあるよな」ということです。
NICHOLAS DALEYだったらoutlookがこういう普通には使えないけど、工夫すればまあ使える状態だったらどんな気持ちになるんだろうな。東京よりもロンドンの方が雨多そうだし、今、念の為googleで「ロンドン 天気」と調べたら一週間のうち6日間が雨でした。雨に慣れているだろうから、もしかすると「嫌なことがあったらとりあえず雨のせいにする」なんて地点には彼は既に立っていないかもしれない。NICHOLAS DALEYすげえ。
今朝の僕らのように「今日は雨で暗いから、なんか楽しそうなこれにしようかな」と、感じる洋服を作ることが出来るということ。

” NICHOLAS DALEY “
– PULLOVER SHIRT –
¥85,800-(tax included)
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河上 尚哉
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巷はWBCと(例年よりも早い)花見の話題で持ち切り。若者が世界を相手に躍動する姿を見ると、こちらまで嬉しくなってきます。新しい花が咲く、という光景は実に春らしい。山崎君の加入以来、MANHOLEにも若いお客さんが増えました。以前から通ってくださる方々を含め、やっぱり色んな種類のお客さんが入り乱れている方が洋服屋は面白い。
こんにちは、鶴田です。
MANHOLEでセレクトしているブランドの中では、CLASSの堀切さんと並んでベテランの域(20年選手)に達しているドイツ人デザイナー・FRANK LEDER。
彼が春夏に作るリネン素材のアイテムは昔から、今も変わらずやっぱりイイ。今回入荷してきたのは、コットン80%×リネン20%のコート。コートとは言うものの、生地のウェイトは非常に軽く、ほとんどシャツの着心地。
“ FRANK LEDER”
– STRIPE COTTON/LINEN COAT –
¥151,800-(tax included)
特徴のある襟やポケット。ミリタリー由来かな?という形に乗せられたヴィンテージストライプの調子も相変わらず、イイ。フランクのコートは袋縫いにされた襟が個人的に昔から好きなんだけど、それにしても襟、おっきいな。このコート。
ポケットのフラップも、おっきいな。横19㎝×縦12.5㎝の大きな大きな、フタ。
シングルの膝上丈コートなのに、フロントボタンは二つ。第一ボタンと第二ボタンの間隔は44㎝とやたらと広い。間が抜けている。その分だけ、第一ボタンをはずしてラペルを倒せば、異常に広いVゾーンが出来上がる。こうやって見ると襟がますます、おっきいな。
ロングシャツを着るかのように、コートの上からベストを羽織ってみた。
狭いVゾーンにおっきい襟。
短いベストからはみ出す、おっきいポケットフラップ。
ロングシャツを着る感覚で、ジャケットのインナーに着てもコンパクトに収まる軽い仕立て。
ジャケットのVゾーンに滑り込ませれば、コートの襟、そんなにおっきくない。
部分部分を個別に見ていけば、襟がおっきいとか、フラップがおっきいとか、そういう印象は確かにある。しかし、視点を変えるとコートにしては短い丈はシャツだと思えば長くなる。結局は全体の中のディテールに過ぎない。
フランクは自身のブランドを立ち上げた当初、ロンドンのファッション誌でスタイリストとしても活躍していた。つまり洋服がすべてではない、という視点。彼のモノづくりには確かに「クラフト」の要素があるけれど、僕らがFRANK LEDERの洋服を好きである理由は、あくまでも彼が「洋服は○○な感じの中にある一部に過ぎない」と思っているだろうから。
おっきい、ちいさい。長い、短い。すべては相対的なこと。短いショーツに合わせると、このコートの着丈が伸びたような感じさえするのはそういうことだ。
MANHOLEの店頭で見ると、RANDYやNICHOLAS DALEYら若手ブランドと比較してベテランデザイナーのクリエイションに見えるFRANK LEDERも、アメリカ古着と比べれば明らかにデザインされた洋服だ。
2009年のWBCにイチローが必要だったように、今年のWBCにダルビッシュが必要だったように、MANHOLEの中でFRANK LEDERの洋服は「他の誰にも似ていない」という点で、圧倒的に必要な要素だと思う。
野球にドラマがあるように、洋服屋にもドラマがある。老若男女問わず入り乱れて、あれやこれやと(着たことがあるものも着たことがないもの)色んな洋服を試しながら、談議に花を咲かせること。春ですね。
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鶴田 啓
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“ Gary ”
– 8B DOUBLE BREASTED JACKET –
Navy Window Pane

USED / BIG BEN
” DENIM ALL IN ONE “

“ Gary ”
– 3B SINGLE BREASTED JACKET –

” RANDY “
– TAPE – [ LEATHER CHAPS ]

” renoma “
– BAMAKO –

” NICENESS “
– ENNIO –
[N.N.P レギュラーカラーチェックシャツ]

” NICHOLAS DALEY “
– HAND KNITTED BERET –
” NICENESS “
– ROGER – [ディアレザーナップサック]
– THIERNEY – [ペインティングリネンブレザー ]

” NICHOLAS DALEY “
– HAND CROCHET BELT –
” CLASS “
– CCDS06UNI B –


USED
– Lee “Scratch” Perry PUNKY REGGAE PARTY Tee [Bootleg] –

USED / 90’s CONVERSE
– HEMP ALL-STAR LOW –
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ギザギザ、ザクザク、カリカリ
ギザギザした柄で、ざっくりとカリカリした風合いのNICENESSのプルオーバーニット:シャーリー。
「リネン100%のトップ糸と、ハリ感や清涼感に特徴がある擬麻加工を施した綿糸を引き揃え、リリヤーンに撚糸した糸を使用。リリヤーンに撚糸する際に真丸の形状になるようリリヤーン機の針本数を選定しています」と、デザインチームからの説明、僕は脳内で「だからこんなにザックリカリカリしてるんだー!」と変換しました。先シーズンのアルパカニット同様、新感覚。
特殊横編み機:SRYで編んだ7ゲージの総柄ニット。
ミドルゲージニットの風合いをしっかり残しながら、着るとカリカリで風の抜けるドライなタッチ。
雰囲気を軽くするのではなく着心地や肌触りを軽くした、春夏ニットとしてやりすぎた感じも物足りない感じも覚えない、ちょうどいいNICENESSバランス。
日本の気候上、春夏物のニットは確かに着られる時期が限られますが、一度自分のものにすればあとはその人次第。春夏シーズンにリリースされたものだろうが、秋冬シーズンにリリースされたものだろうが関係ありません。自分の心の収まりが良い時に着てください。

” NICENESS “
– SHARLEY – [ SRY プルオーバーニット ]
Size : S/M/L
¥74,800-(tax included)
本当はここから怒涛の大長文が始まり、物凄い着用写真も掲載する予定でしたが、なんだかバタバタしていたので諦めました。
僕らが着なくてもこのニットは最高だし、魅力は変わらない。
それに、試着した時にはもうこのBLOGのことなんて忘れてしまうと思います。
それではまた。
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