コモン。

皆さんこんばんは。
冬になってくると、何だかこんにちはというよりこんばんはと挨拶したくなりますね。
やはり日が落ちるのが早まるからでしょうか。それじゃあ逆にお早うサン、なんてサムいギャグ。ブルブル。
気を取り直して。
いや、取り直す前に‥またいつも通り季節の話で始めるのかー、と自分でも思っていたところですが、そりゃあ仕方ないですよ。昔ながらの俳句だって、季語が重要って聞きますし。
あ、そうか。
冬が近づいてきて、そんなの誰でも分かってるのに「もうすぐ冬ですね〜」とか言ってるから代わり映えしないのか。反省します。
さて、気を取り直して。

紅葉も散り始める季節ですね。
本日は、Tenderより、Double Breasted Common Coat” です。
made in England。
ダブルのジャケットと、ぼくの空頭に何となく想像されるイギリスのワークジャケットの間のようなジャケット。多分それが、Tenderにとっての、コモンコート。
記憶力ギフテッドである貴方ならば、覚えているかも知れませんね。
前のコモンコート。
今回は、ダブルのコモンコート。
赤いラインが静かに映える、ボーダー。
輪郭のふわっとした、温そうなウール。
かわいい生地。

これが冬の新定番、シブカラフルの宇宙。

裏のシブカラフルと、裏釦がふたつ。
そしてこの見るからにエクリュな裏地は、コットンです。

バーン
裏地を見せながら、ラフな格好に着替えていました

ラフな格好といえば、休日。
休日といえば、オレンジパーカーにリーバイス569。
そしたらひと間置いて、コモンコート。
Commonと言われると、何にでも合う、と連想。
でもCommonは便利、とは言いたくないですね。
気づいたら、みんな、Commonの中に取り込まれていました〜みたいな感じがいいですね。
オレンジパーカーにリーバイス569の人も、コモンの中。
みんなコモンの中。
コモンコモン。
コモコモ。

モコモコ
前身頃のちょうど良い位置に、大きめのポケット。

「トラッカージャケットやデニムカバーオールの裏についているブランケット。ついているかついていないかだとついついついていない方を選びがちだし、中には邪魔だから切り取られてしまった古着とかもあるけれど、俺はブランケットそのものは結構好きなんだよなあ。いや、もちろんゴワゴワするし暑いし邪魔なんだけど。で、このジャケットの表地はあのブランケットを参考にした生地。ドニゴール地方で紡績されたウール糸をウェールズで織って柔らかくふわふわに仕上げたロマン溢れる、着ることのできるブランケット。」
と、河上さんが言っていました。


コモンの中に、品のあるVネックニット。ブラックウールスラックス。キラッと光るネックレス。
こんなコモンも、良いコモン。
つまり、この人も休日かも知れません。逆にさっきの人はもしかすると仕事中なのかも知れません。ヘラヘラしていましたが。
こもこも、そもそも、休日って何なんでしょう?毎日がエヴリデイ。

おもむろに釦を留めまして‥‥
ふたつ黒い釦。
全体的にゆったりとしたこのDouble Breasted Common Coatですが、打って変わってちいちゃなふたつの黒い釦。
犬の目みたいでかわいい。
わんわん。

皆さんの目を盗んで、赤いカシミヤマフラーを垂らしてっと‥

「赤が映えるし、ひとまず赤いマフラーでしょ!」と口に出して叫んでも恥ずかしくありません。
コモンの懐。
紅葉が散り始めた今から、沖縄で桜が咲く頃まで、着て楽しめると思います。なんつってうま〜い感じで締めようと思ったら2024年桜開花in沖縄は1月7日でした。早すぎましたね。流石に東京で咲く頃は4月とかだし言い過ぎかぁと考えた末の沖縄でしたが、ナメてました。一ヶ月後には咲き始めるなんて。
これから冬本番、もっともっと着れますね、って言いたかっただけです。
それでは春がうっすら見えてくる頃まで、いろんな着方でコモン。冬よドンと来い。

パオーン

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