微妙の微妙

こんにちは。河上です。
というわけで、NAMACHEKO始めました。
取り扱うに至ったポジティブな理由はいくつかありますが、タイミングが全てだと思います。
既に実力を認められたブランドがMANHOLEに吹き込んでくれる新しい空気を、一緒に楽しみましょう。
今日は洋服を紹介する時間がないので、まずはサングラスから。
「かっこいいけど、かけやすそうだな」と思って仕入れました。
というわけで、匠にバトンタッチ。
この前、お客さんが匠に「匠君の書くBlogは訳がわからない」と言われているのを目撃して笑いました。
わからなかった方、是非お店まで試しにいらしてください。

左テンプルの内側には「NAM003 C1 52*20 145 CAT. 3」と書いてあります。
今しがた仄めかされたモデル「CATS」から、この写真は二匹の猫が戯れている様子と見做せることとなりました。
そう、本日私の気概は「類想され得るものら全てを言っていく」、そこに定位しているのです!

先週の朝、例のごとく大きな段ボールが届いたので訳もわからず封を切るなり、無数の水色のブロック(Lettered NAMACHEKO)が顔を揃えてこちらを見上げていました。
それはマッスというより群然とした集まりに過ぎず、ブロックは一つ手に取ると予想していたよりも冷たい。
封開けのさいと言い、私がいつどこでブロックの温度を予想したのかさえ判然とせぬまま検品へと着手したことを思い返しています。

NAMACHEKO LETO SUNGLASSES(TRANSPARENT)をかけ、恥ずかしそうにしている姿勢を撮られた飯田。
「Transparent」は光を通すこと、転じて「透明」です。
透明なことは結構ですが、写真を撮られることに実はまだ慣れていません。
その意中が佇まい、カメラ、サングラスを貫いて皆様に伝わることもまた、結構なことです。

懸念されることは既にありません。
光も恥ずかしさも通してしまうTransparence、透明性はフレームの話に終始しました。
サングラスレンズの透過率を査定する基準の中で最も優れた「主人の目が見えるか否か」においてLETO SUNGLASSESは、極めて微妙なところに定位するオールラウンダー。

ほらね。
胡乱な佇まいの男がこちらを向いている。
実は写真に撮られ慣れていないうえ、猫の戯れについて叙述したり、箱を触って冷たいと思ったりするというがその真偽は定かではない。
話半分で聞いておかなければ、とにかくそんな気にさせる出立ちの男が、こちらを向いている。

細くとも長くとも言っていかねばならないことが人にあるからです。

ある商品についての書き言葉を肯定する私の諦観には透明性と不可分なところがあります。
恥ずかしいことがこのサングラスを通じて結局伝わってしまうのを「結構」としましたが、私の中で単に恥ずかしさがばれることは結構なことでありません。
「通過していること」が両者を分けているからです。
「今なら言える」という現象においてこのこと、内容は時間を通過しています。
そして言葉も通過を受ける者として、時間、カメラ、サングラスとその肩を並べることとなるのです。
言葉には紆余があると良いとされる状況があり、それが過剰になれば不可解なものとなる。
サングラスにはそれを通じて何も見えなくなる透過率がある。
その真ん中のちょうど良いところを選ぶべきだなんて、決まりきったことなのに、どうしてか私とあなたは生活の殆どを、最高視力を以て過ごしているのです!

今はまだ言えそうにないことを今あえて言う、みたいなことで私たちが向かおうとするのは微妙さに他ならないのですから!

LETO SUNGLASSESは微妙なサングラス。
ここに書く微妙というのは、もちろん微妙の微妙でなく微妙の微妙です。
キャッツアイと断言できないし、眩しいもの(※)は多分眩しいまま。熱い眼差しもそのまま伝わります。
でも、眩しい彼/彼女に想いを伝える時には是非外してください。
最高視力、そこのみにて極まれり〜。
(※)陽の光をのぞく

Color:TRANSPARENT,BLACK Size:FREE
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