107-0062
central aoyama #003
4-1-3 minami aoyama minato-ku,tokyo

W : manhole-store.com
M : info@manhole-store.com
T : +81 34283 8892

blog

Le smoking (punching)


楽しみにしていたジャケットが届きました。
renomaが送る、Le smoking。
「Le smoking」といえば1960年代YSLなのでしょうが、今は2025年でこれ、renoma。
関係あるけど関係ないから割愛!

ボディはパンチングのウルトラスエード。ラペルの拝絹もウルトラスエード。
芯の入ったテーラードと違って神経質に扱う必要もありません。
そして、ちょっと涼しいというおまけ付き。


で、タキシード。
タキシードは男性用の夜間準礼服。燕尾服に次ぐ格式の高い「フォーマルウェア」です。
日本人にとってフォーマルウェアというのは中々縁が遠いようで、たまにビジネスの場やビジネススーツを「フォーマル」と形容しているのを見かけますが、フォーマルという定義はもっともっと狭いはずです。
過去に仕事として習ったことがあるとはいえ、やはり僕のような庶民にとって「フォーマル」というのは中々縁が遠いようで何が正しくて何がダメなのかすぐに忘れます。式があるたびに一々調べています。
フォーマルは「決められている」が故に簡単で、面倒臭い。
そう、フォーマルは決められているが故に、一つ外れたら全部が外れなのです。
性別はもちろん、立場やシーンや時間帯すらも決められた世界。

思えば、ファッションは常に決まりやしきたりや伝統を尊重し、少しずつ壊していった文化なのでしょう。
決められているが故に一つずつ、あるいは大きく枠組みを外していくこと。
Yves Saint Laurentが女性にタキシードを着せた年:1966年。
これは当時非常に革新的な出来事であっただろうと思います。
1960年代、renomaがドレスアイテムにジーンズを合わせたのも同様に、革新的な出来事であっただろうと思います。

そして時間は流れに流れて今、2025年。女性も男性も好き勝手な格好が出来ます。
ドレスアイテムにジーンズを合わせるなんて当たり前のことです。
この60年間で様々な人々が様々な枠組みを外してきたからこそ、その光景が当たり前になっているのでしょう。これは何も、装いなんて狭い分野に限ったことではありません。

renomaは「テーラード」という様式からすらも離れて、今回ウルトラスエードで、更にいえば穴の開いたウルトラスエード、加えてシルクの拝絹を模したウルトラスエードで、タキシードを作りました。
いや、タキシードって呼んでいいのかわかんないです。けど、タキシードでいいや。
格好が良いのに馬鹿馬鹿しいという、最高のバランスのタキシード。

“renoma” -S.G.- Color:Grey/ Black
¥140,800-(tax included)


そんなrenomaの新しい時代の為のタキシード:S.G.。
今、着て楽しむ以外の意味なんてないかもしれませんが、こういった小さな小さな出来事が今日まで決められていたはずのルールを明日変えていく可能性がある気がしませんか。
僕は、しません。しないけど、今からこのジャケットを着て楽しむことだけは出来る。
まずはそれでいいと思う。1960年代から2025年の間、ずっとそうであったように。


MANHOLE NEW ONLINE STORE


MANHOLE official instagram

河上 尚哉

〒107-0062
東京都港区南青山4-1-3 セントラル青山003号室

M : info@manhole-store.com
T : 03 4283 8892