軽柔半袖梅雨雰囲気
梅雨のインターバルにこんにちは!
本日は、「軽くて柔らかい」=「今のMANHOLEに並ぶFRANK LEDER」でお馴染み、
ヴィンテージコットンジャージーが使用されたFRANK LEDERの半袖……プルオーバー…カットソー…?シャツ?うーん、ヘンリーネック……、よし。
埒があかないから、ヘンリーネックシャツと呼ぼう!

(呼び方なんて……ピコピコ……プーン..プスッ..チュ~~…..プーン)
バチが当たって蚊に刺されましたね。

このシャツ、
もちろん、「半袖カットソー」と呼ぶことだってできるわけですが、何だかそう呼ばせてくれないような気がする、シャツ。
漠然と「雰囲気があるから」と言えば何となく伝わりそうなこの気持ち、ひとまず分かっていただけますでしょうか…
ではなぜ雰囲気があると感じるのか?
それは具体的に言えば、絶妙なボタンの間隔と数なのか、留めると詰まるネックの細さなのか、胸ポケットの位置なのか、ふつうのヘンリーネックにはない裾のドローコードなのか、どうしてもシャツと呼びたくなる背中のセンターボックスプリーツなのか、やはりこの軽柔生地なのか、それとも……
つまり、それらが合わさって完成したこの洋服特有のバランスですね!
おっと、結局ふわっと舞い戻ってきちゃいましたか?
それも良いじゃないですか。
「これ、なんか良いな」という初手の気持ちをそのまま受け取ることって気持ち良い。
しかも気持ちの良いヴィンテージコットンジャージー。
「ゴワゴワやザラザラとは無縁、涼しげな軽さで柔らかな肌触り。」ですから。


ギュッとすれば、

こうなることもできます。
2WAY、じゃありませんよ?寄り道です

OLIVEに引き続き、BROWN。

ギュッと絞って、ボタンを開ける。
穿きたいスラックスを穿くだけでOK。「なんか、良いなあ」という類の洋服は大体それで成立するはずです。

逆に、こういうのも良いですね。
お気づきでしょうか?
あれ、この人、言うことがなくなってきてる……と。
そうですよ?
第一印象「なんか、良いなコレ」と思ってしまったモノは、つまり「いうことなし!」ということでもあるんです。
「なんで?」と訊かれても「だってなんかいいんですもん……」ってやつ。
しかし、せっかく紹介しているんだから、と天の声が聞こえそうな気もするので、もう少し。






判りました!
冒頭にだらだらと書き連ねたディテールの数々、あれは無駄ではなかった……
「シャツだ」と言える所
「ヘンリーネック」
「品漂う詰まった首」
「Tシャツにも似た形」
「高頻度でギュッとしたくなりそうなドローコード」
ん?
「プルオーバーですね、あ、そもそもヘンリーネックはプルオーバーか」
それぞれは、ふつうに存在しているものだったり、ありそうなイメージ。
しかしどこかで ん? となるのはそれらが1つの中に合わさっているのが珍しいことだから、なのではないでしょうか。
その珍しいことがあたかも全く普通のことであるかのように平然と(吊るしてあるのか、誰かが着ているのかわかりませんが)しているから、
「これ、なんかいいな」と思わされる!
「なんかいいな」、じつは欲張りな言葉だったんですね。
シレっと欲張り、本当は誰もが憧れるところです。



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