スカートとMANHOLEとなにかと。


軽やかに飛び上がればファンシーだろうし、佇んだ後ろ姿はクールです。
「それっぽい風だけど、そんなの当たり前では?」
そうですね。でも、当たり前のように接することができるようになって、嬉しいですskirskir。
スカート。
Harry Mundy、Classic Kilt。
※MANHOLEでは「キルト」と「スカート」をその形状からほぼ同義として呼んでいますので引き続き。出自や伝統は異なるようですが、「いや、これはショーツじゃなくて、甚平なの。JINBEI。」というのもなんだかアレですからね。


巻いて、内側の「僕はイギリスのものだよ」と静かに主張するようなフォルムの釦。
そして、サイドのベルトを締めます。
この光景に安心感を覚えるのはもはやならではの麻痺なのでしょうか。
そしたら麻痺だっていいと思います。
この意味での麻痺は一度シビれたことの証ということで。くぅ〜!

ここ数年、MANHOLEのムードを醸しだしているもののひとつにスカートがあります。
始まりはニコラスデイリーのキルトでした。
その後はボリュームも丈も様々、僕らにとってスカートはデニムやチノパンやスラックスと同じくらいには馴染みました。でも過去を遡ればお店のどこにもスカートはなかった。
つまりはじめは、「お、ついにスカート!」という感がお店側にもお客さん側にもあったような憶えがあります。
裾幅が途方もなく広いぶっといパンツと同じように。
数年前、「これ……太すぎやしませんかね……」と顔に描きながら恐る恐るワイドな裾の収まりを気にしていたあの方が、今では「いやー、けっきょく落ち着きます」と言いながら擦り切れた裾。
スカート。
それまで、デニムやスラックスの上にもう一枚足すなんてことはしたこともなかったし。
ファッションを楽しむのに便利な「ぜいたくなムダ」的考え方よりももう一段階ムダな気がするし。
こう印象は抱かれるだろうしある程度共感もします。
が、それを上回る速度と割合で「巻い/穿いちゃったが最後」「なんか巻かないと落ち着かない気がする」ケースやイメージが湧いてきます。
つまり、今改めてスカートとは。なんて蛇足でした?
これ、とてもいいスカートですね。


ショーツのように振る舞いつつも絶対に違うのはひとつの筒だから。
古着のアノラックも明らかに前と違う顔をしています。あ、じゃああのラックにかかってる古着も合いそうかも?
………………
いや、ぼくはただ、もう少し寒さがおさまればこんな風に潔くスカート然と歩くのもやはりいいなと。
チラリが気になる方は中に短パンを穿けばOK。なんて、改めて真面目に勧めさせないでくださいよ!
巻いた/穿いた経験の有無を抜きにして、このBLOGをたまに覗いてくださるような方々の目にはひとまず、「いいスカート」に映っているのではないかと。

「スカートはちょっと…」と本気で心に決めている方向けに進めるほどこのキルトはおせっかいではありませんが、
「スカートはちょっと…」と思うふりして「でも実はちょっと……」興味がある方にはふわっとした広がりを持ってお勧めを!
なぜMANHOLEの風土とキルトの相性が良いのか、わかるようでいてうまく言葉にできませんが、こんなスカートはそんなバランスで楽しんでいきたいものですね。


あ、風土といえば最後に。
イギリスのものって実際に目の前にすると意外と牧歌的というか野暮ったいというか、なんか絶妙に「勝手に思い描いていたイギリス」とは少しかけ離れていたりすることが多いです。
野暮ったかったり固かったり重かったり。。。あの飄々とした感じとかはどこに?
まあ、勝手に思い描いているだけなので当たり前ですね。
イギリスで同じものを見るとまた違うものに見えるかもしれないしな。
ちなみに、河上さんが以前「イギリスは曇ってて暗いから、イギリスの人はピンクとかサックスとかイエローとかのドレスシャツを着るんだって昔教えてもらった。それを聞いた時、イギリス人はロマンチックっていうかキュートなんだなって思った。頑固でキュート。」と言っていました。
なんだか、誰かに似ているような気がする。


-Classic kilt- Size:30/32/34/36
¥143,000-(tax included)
さて、今回のHarry Mundyのキルトは河上さんが昨日書いていた通り、イギリスの塊のような洋服。
ヴィヴィアンウェストウッドでメンズウェアのデザイナーを務めたロンドンのビスポークテーラーがデザインし、スコットランド製のタータン生地をロンドンのテーラード工房が縫った、まっすぐなイギリス。
そう、まっすぐです。君、頑固だけど意外とキュートだよね、というまわり道が必要ない。
まさしく僕たちが「勝手に思い描いていた憧れのイギリス」そのものなのです。
Harry Mundy、Classic kilt。
今週末:2月7日(土)から神戸のMukta / Salさんと南青山のMANHOLEで発売。
2年越しの共闘(?)共演(?)。とりあえず河上さんとタイコウさんはなんだかとても、たのしそうです。
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