メモラブルキルト

こんにちは。禅野です。
様々なジャンルの音楽やカルチャーが混ざり合うイギリスという地で音楽と洋服の関係を掘り下げてきた、というか楽しんできたデザイナー:NICHOLAS DALEY。
19AWの“BLACK ARK”ではダブとパンクが交差した70年代UKカルチャーを通してイギリス音楽のルーツを辿り、20AWの“The Abstract Truth”ではジミ・ヘンドリックスやアート・アンサンブル・オブ・シカゴに見られる実験精神を再構築。
21AWの“Forgotten Fury”では黒人ミュージシャンやアーティストたちが持っていた“抑圧への抵抗や怒り”にフォーカスし、22AWの“Dark Haze”ではダブ/レゲエやパンクといったカウンターカルチャーの軽やかな反骨心を表現。
23AWの“Roots to Rebel”では黒人文化と白人労働者階級の音楽が混ざり合って生まれた“Two Tone”ムーブメントをテーマに音楽と社会の共鳴を描き、24AWの“Anansi Rhythm”では西アフリカの民話に登場する語り部“アナンシ”を通して、ルーツを語り継ぐ知恵とリズムを現代に織り直した。
そして、今。


今回のCOMBO TARTANは、これまでのシーズンで登場したロキャロン社製ウールモヘアのシグネチャータータンを組み合わせている。
「コンボ、クレイジー、、、うーん。ファンキルトっていう表現がピッタリかも。歴史も背負ってる上でなんでもあり。楽しい洋服だよな。」と、河上さんは言っていました。
様々なジャンルの音や文化や色や質感が一枚の洋服の中で楽しそうに混ざり合うこのラップキルトは、NICHOLAS DALEYの歩みそのもののよう。


僕が入社する以前。
2022年の冬頃から毎シーズンMANHOLEの店頭に並ぶNICHOLAS DALEYのラップキルト。
僕がMANHOLEにお客さんとして通っていた頃も、MANHOLEにスタッフとして携わるようになってからも、自分で買う前に売り切れていた洋服。
毎シーズン「今年こそ買うぞ」と思っているのに、気が付くと無くなっている。
河上さんは「なんか毎回欲しくなるよね、持ってないからなのかなあ」と、今年はいつもより多めに仕入れていました。
というわけで「多めに仕入れてるなら買っちゃお〜」と、ようやく今シーズン手に入れる事ができました。僕が買ったのはより多めに仕入れていたブランケット生地のモデル。


さて、念願のラップキルトを手にいれてから、2日に1回は巻いている。
何も考えず、いつもの格好に巻いてしまう。
巻かなくてもいいんだけど、巻いたほうが楽しい。
一昨日、寒くなってきたし、ふと秋っぽい音楽を聴きたくなって、柄にもなく青山の上流なJAZZ BARにラップキルトを巻いて遊びに行きました。ラップキルトは暖かいけれど、トップスを暖かくするよりも過度な暖かさを感じないから屋内へ遊びに行くにもちょうど良い洋服。
カウンターの奥で選曲していたのは、DEEP FUNKの巨匠と呼ばれるレジェンドセレクター。
レゲエやジャズ/ファンク、ロック、ハウスまで、縦横無尽にジャンルを横断する選曲。
どの曲にもその人らしさが垣間見える。混沌としているのに、一本芯が通っている。
そんなレジェンドセレクターが、ラップキルトを指して一言。
「ブラックパワーだねー!」
秋っぽいJAZZを聴きながらかけられたその言葉で、音楽と洋服がより重なり合った気がした。

COLOR : COMBO TARTAN SIZE : 32
¥138,600- (tax included)
早速、僕にとって思い出になるようなエピソードを残してくれたラップキルト。
冒頭に「NICHOLAS DALEYの歩みそのもののよう」と書きましたが、このCOMBO TARTANのラップキルトは同様にMANHOLEの歩みそのもののようにも感じるのです。
MANHOLEにおける2019年秋冬シーズンのシグネチャータータン、
2020年秋冬シーズンのシグネチャータータン、
2021年秋冬シーズンのシグネチャータータン、
2022年秋冬シーズンのシグネチャータータン、
2023年秋冬シーズンのシグネチャータータン、
2024年秋冬シーズンのシグネチャータータン。
そして、今。メモラブルキルト。
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