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そんなわけない


去年の6月、灼熱のパリで見つけた、というか宮田から紹介されたのがGEORGIA。
暑くてよく覚えてないけど確かそんなわけなさそうなほんわかしたムード漂う会場に招待され、そんなわけなさそうな人が奥にいたので「やっほー。暑いねー。パリ、1000度くらいあるねー」くらいの軽い挨拶をして宮田の説明は暑くて何も入ってこなくて目の前には15.5ozのデニムがずらり、暑苦しい。
けど、何故か前向きに「とりあえず穿くか」という気持ちが芽生え、穿いてみたら「いいじゃん、やるじゃん宮田!」と中台と二人で宮田をニコニコと囲んでいたら奥からさっき挨拶したそんなわけなさそうな人がニコニコしながら近付いてきて「いいね!」と褒めてくれて「な!いいよなー!」とみんなでニコニコしていたら時折宮田がそんなわけなさそうな人になんか質問しているから「そういえば、このそんなわけなさそうな方は一体何者なの?」と聞いたら「GEORGIAのデザイナーのマリアです」と、さっきも言いましたけどね全然話聞いてないじゃんこの人みたいな顔して伝えてきたのでここで申し訳なさそうな顔をしてはいけないと思い「最高だな!君の洋服!」と伝えニコニコしながら話し、ニコニコしながら「マリアまたな!」と、その場を後にして「よかったな!GEORGIA!」と、中台と帰り道に話していたのにも関わらずその晩宮田からオーダーシートが送られてきた時には全てを忘れていたというか話を全く聞いていなかったことに気付き「ただニコニコした時間だけが残ったなー!」となったけど「確か宮田が日本でも見れるって言ってたな!」ということを思い出し、その日は爽やかな気持ちで寝ました。

何が言いたいかというと、「こうあるべき」という思想はどんな文化においても存在し、それ自体は非常に大切なことですが、その「こうあるべき」という強い思想に対峙できるのは「そんなわけない」くらいの明るさや大らかさなのかもしれないということです。
物が、とかじゃなくてそれ以外の部分も含めて。
ちなみにここで僕から「そんなわけない」とか書かれているマリアですが、宮田は「映画の衣装作りの流れか以前ASAP Rockyから衣装を依頼されていた」とか言ってました。「そんなわけないだろ」と聞き流しましたが、そんなわけないことをサラッとやっているのがアメリカ。
マリア、気になるわー。好きだわー。

“GEORGIA” – Brandon Adjustable / Kato Bootcut Flare –
Color : Raw, Sun

¥55,000- (tax included)


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