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魅力的なこの服は


こんにちは。
本日は、“この魅力は一体” ジャケット、パート2。
前回はくしゃっとしたヘンプ100%の生成り色。
今回はふんわり繊細なコットンカディ100%のめちゃくちゃホワイト。
生地と色以外の仕様は前回同様。
このでっかいシャツ に用いられているのと同じ、400番手のカディ。
数字のイメージが掴めなくとも、ひとたび触れれば「こいつぁすげえや」と顔がほころぶこと間違いなし。触れれない画面の向こうのみなさんにお伝えすると、どうやら日本では60〜100番手がふつうで150〜200番手までで十分、300番手までいくとすごいらしいです。
つまり、というわけです。


もし、これがふつうの白いジャケットならば、「いやはやこれまた純白のジャケットですね。見た目のみならず心の隅々までまっさらに洗われたような気持ちで歩いてゆけそうであります」なんていかにもそれらしいことを言いそうなぼくですが、と言ったそばから、まず、ふつうの白いジャケットって、どんなんですかね?リゾートという文化と無縁な日本人は結婚式や例えば華麗なるギャツビーへの憧れ以外で手にとらない気がします。
ふつうのネイビーやグレーのジャケットっていうならわざわざ突っかかったりしませんよ。ネイビーやグレーが一番多いだろうし。
でも不思議ですよね。シャツとかだったら、白って間違いなくふつうだと思うんですが。
というかまず、便宜上当然のようにジャケットと呼んでいるけれど、そういえば、まず、このCCGS06UNIはジャケットかどうかすらわからないんだった。


このCCGS06UNIがいわゆるふつうの「ジャケット」とどう違っているのか、具体的な差異については先掲BLOGを覗いてみてください。
あえてこのジャケットは特別です!と声高らかにことわってから紹介しているわけでもないのに、他のものをふつうふつうと言い続けるのに違和感がもたげてきたので、「ここでいうふつうってなんぞや」と考えてみました。
たぶん、「知られている(っぽい)」ってことですね。
ここで間違えてはならないのは、知られていないものの方がすごい、とかではないということです。知ってるものと知ってるものが組み合わさっているはずなのに、謎の異彩を放つものだってたくさんあります。

遅ればせながら告白しますが、わたくし吉田の目には当初このCCGS06UNIも「ジャケット」に映りました。河上さんのBLOGを読んで「ああ、そうなんだ。確かにそうだ…」と知ったわけです。
でもぼくのようにジャケットの「ふつう」を知らない人の目も、とりあえずこの洋服が放つなにかによって輝かされるんじゃないでしょうか。これが魅力ってやつでしょうか?


日本において、ぶったまげもんなこの400番手のカディが本場インドではどういう位置なのかぼくは知りません。このカディを紡ぎ織ったインドの職人さんたちにとってはどうなのかもぼくには分かりませんが、きっと日本のぼくらよりは身近なことでしょう。しかしたぶんそれがジャケットらしき形をした、パンチングウルトラスエードのパッチポケットがついた洋服になっていることは知らないんじゃないでしょうか。


ぼくは今朝、私物の薄手シャツをこのようにして被ってお店に来ました。理由は日差しがすごかったからです。意外と居心地悪くないし、電車とかでは羽織れるのでおすすめです。


織られた生地があるパターンとデザインによって形作られた以上、「なにがどうなってこの洋服ができたのか」には答えがあります。し、そのプロセスそのものや背景は紛れもなく、お店に並んだ洋服を手に取る時の興味につながると思います。勿論おっ!とか、ん?のような直感と共にです。
そしてこのジャケットにはその両方の道が用意されていることはもうみなさんにはお分かりのことと思います。

機会がなければ基本的には頭の中にしまい込むしかない知識とか、いつまでも眺めていられるけどいつまで経っても自分のものにならないショーケースの宝物と違って、洋服はどっからどうみても自分のものになるからいいですよね。さっきまでお店のラックに煌々と掛かっていたやつが家のラックに掛かっている。もしかしたら椅子の背にかけたままかもしれませんね。それで、お、今日はこれかな、これだな!って着ます。
一周まわって、あえて、とかじゃなく、洋服はそんな風に楽しみたいと思う、今日この頃。
最後にはなりますが、タンクトップ短パンビーサンにこれ一枚、砂浜。そんな光景が浮かぶくらいにこれからの洋服。

“CLASS” -CCGS06UNI A-
Color : WHITE Size : 2,3 ¥135,300- (tax included)


そう、これからの洋服です。
余談ですが、晃士さんはこのシャツを着ています。普通に洗ってます。
その上でこのカディの良さをお客さんに伝えています。

このジャケットがMANHOLEに並ぶ理由。
それはカディの300番手がすごい400番手が素晴らしい、500が更に素晴らしい、とか知識としてのそれではなく「世の中にはこんなものもある」という楽しさを手で、肌で、日本の夏の生活において新たに体験が出来るということ。既に逃げ場のないように感じる夏の暑さに対しても、まだ楽しむ余地が残されているということ。

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