2020/12



足りてない




と、いうわけでwhowhatのDOWN VEST。
ショートとロングの2型。
色はベージュとブラウン。だったのですが、ショート丈のベージュは完売。

直線的なパーツを組み合わせたパターン。
大胆にとられたアームホール/ショールカラーから連想されるのは、「洋服としてのダウンベスト」というよりかは「和装としてのチャンチャンコ」



カバーはリバーシブル仕様。
ボアフリースをイメージして作ったコットンネルと、時間をかけてアタリやムラを出したコットンツイル。
裏表でポケットの仕様や付属も変化します。

昨日紹介したようにダウンパックだけでも着用できますが、このカバーだけでも着用が可能。
洗濯も可能。




どんな洋服の上からでも着る事ができます。

リバーシブルの洋服は、結局どちらかの面でしか着なくなる事が多い。
このベストは、その日着る洋服の生地感に合わせてどっちで着るかを選ぶのも楽しめるはずです。なんせ裏返す必要がないから面倒じゃない。

こう合わせて欲しい、というこちらからの提案は必要無い服。
寒い時や寒く無い時に羽織って奇跡的なバランスに出会うことを楽しみにしてください。



” whowhat “
– DOWN VEST – [CHANCHANKO]
SHORT ¥64,000+TAX-
LONG ¥68,000+TAX-




僕がwhowhatをMANHOLEに並べる理由は、デザイナーのじゅんこさんが好きだから。
じゅんこさんの女性的な感覚と自由なアイデアは、僕のカチカチに乾いた脳みそをいい感じにふやけさせてくれるような気がするのです。

一見戸惑いを感じさせ、違和感を覚えさせながら、実は着る人に委ねる余裕がそこにある。


ここの洋服の着方にルールなんてありません。
自分の好きなように、自由な感覚で。






MANHOLE official instagram



河上 尚哉

〒107-0062
東京都港区南青山4-1-3 セントラル青山003号室

M : info@manhole-store.com
T : 03 4283 8892

足りてない








これは今シーズン、whowhatからリリースされた「DOWN VEST」という商品に付属する中綿。
京都の老舗羽毛布団屋さんに製作を依頼した、着脱可能/着用可能なダウンパック。




「布団屋さんに作ってもらった」というだけあって、布団カバーと羽毛布団を着脱するためのループと紐で、本体のベストとダウンパックを一体化させるような仕様になっています。

僕は小さい頃からこの作業が嫌いで嫌いでしょうがなく、良く羽毛布団が布団カバーの中で行方不明になっていました。
今はもう布団を使うのを諦めて、暖かい毛布にくるまって寝ることにしています。
僕は暑がりなので、布団の中のひんやりとした部分を探すのが好きだったのを思い出します。
夏場に部屋の冷房を16度に設定して、暖かい羽毛布団にくるまって寝るのも好きでした。

布団カバーの中で羽毛布団が行方不明になっているのを利用して、暖かい部分/そうじゃ無い部分を使い分けて寝るのも得意だったんですが、歳をとるごとに「帰ったらすぐに快適に寝たい。」とう気持ちが強くなり、布団カバーの中ですぐに羽毛布団が行方不明になるのを避けるために暖かい毛布を使って寝るという選択に切り替えることにしました。

一度だけ、「布団カバーの中で羽毛布団が行方不明になっている状態では寝る事が出来ない」ということに気付くほど本当に寒い日があり、その日は起きて布団カバーの中から羽毛布団を取り出し、一本ずつ丁寧に紐を結んでみた経験があります。
そうして均等に羽毛布団が配置された完璧な布団は本当に暖かく、「どんなに面倒な事でも、一つ一つ丁寧に行えばすぐに結果が出る」ということを学んだ気がします。

このベストのダウンパックの結び目を一つ一つ解きながら、僕はそんな足りていない過去を思い出しています。
そして、ダウンパックをベストに装着し直すことは考えないようにしてます。
中台か悠人にやってもらおーっと。



さて、そんなユニークなダウンパック。
試しに着てみたところかなり良い。
ヌーディなカラーも可愛い。
前合わせが出来るように、フロント釦も付いている。
気が利いているのか、気が利いていないのかわからない点もちょうどいい。

「暖かい」という機能を目指しながら、どこか足りていない感じがとてもしっくりきます。




先日発売したBROOKLYNと合わせても良さそう。
このコートは、単体だと暖かくない。せいぜい風止め程度。

かっこいい。こういう合わせ方を真冬にしたかった。買えた人が羨ましいですねえ。




「暖かすぎないから好き」という理由から、毎年着る頻度の高いFRANK LEDERのぺらぺらのコート。

こういうどこか足りていない/完璧じゃない洋服を、自分で考えながら他で補っていく事が僕らは好きだったりします。



” whowhat “
– DOWN VEST – [ CHANCHANKOの中身 ]
SIZE:F



このダウンパックは付属品。
単体で売ることは出来ないのですが、「別にこれだけでも欲しいな〜。」なんてことを感じさせてくれます。

自分にとって完璧な人、完璧な物、完璧なこと。
誰かにそんな理不尽な完璧さを求めてしまうこともありますが、「どこか足りていない」くらいの方が完璧な状態よりも居心地が良いことの方が多い気がするのです。




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こんにちは。
MANHOLEの河上です。

「靴はサイズがあるし、好みもあるから、自分もお客さんもネタ程度に楽しめればいいなあ。」なんて考えながら引き取ってきた、1サイズのみ/型もバラバラなF.LLI Giacomettiのシューズ。

意外とサイズが合う方も、興味を持ってくださる方も多く、残り2型となりました。
びっくり。
靴は買うのも売るのも楽しいですね〜。




今日紹介するのはMANHOLEでも馴染み深い型。

短い捨て寸、インサイドストレート/アウトサイドカーブのクラシックな設計の木型:MENTAを使用して作られたMONKEY BOOTS。

甲革はチャールズ・F・ステッド社のSUPER BACK/ダークブラウンスエード。
底付けはハンドソーングッドイヤー。
ヒドゥンチャネルのシングルソール。

サイズは40のみ。




この型はVibramを履かせたことしか無かったので、レザーソールというだけで新鮮に映る。

ただでさえ足馴染みの良い木型。
そんなに靴を酷使しない方であればVibramを履かせたモデルよりも、レザーソールの方が快適に感じるかもしれません。




この靴も中台がジャストサイズ。
「めちゃくちゃ軽くて履きやすい。パッと見は丸っこいけど履くとシャープでクールな靴だな〜。」なんて事を言ってました。

簡単な感想ですが、彼の言葉に全て詰まっている気がします。



” F.LLI Giacometti “
– FG496 – [ Monkey Boots ] ¥102,000+TAX-



「茶靴は足元がぼんやりするから、黒靴がいいです。」という方が僕のお客さんには多い。
僕もカジュアル店舗に移って以降黒靴ばかり履いていたのですが、最近は普通に他の色の靴も履きたい。足元ぼんやりさせたい。

昔買った物はだいたい実家にあるので取りに行くのが面倒だし、カビが生えているかもしれないという想像が現実になって傷つくのも嫌なので忘れるようにしています。そろそろなんとかしなければ。




と、いうわけで僕も中台も最近靴を買いました。

僕はあまり自分が履いているイメージのつかないペコスブーツ。
中台はCOLORATO仕上げ/トゥスプリングの高いレースアップブーツ。

二人とも全然買う予定じゃなかったのですが、気に入って履いてます。

「こう着たい/こう履きたい」と目的を持った買い物は、よっぽどベーシックなもので無い限り、それを達成した時にピークを迎えることが多い。

「どうやったらかっこよく着られる/履けるかな〜。」なんて、買った後に考える事の出来る買い物の仕方はやっぱり楽しいですね〜。




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