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ULTERIOR for MANHOLE ” DRY FEEL TERRY SWEAT SHIRT “




” モノクローム “




「牧さん、コンパクトなスウェットが着たいんですよね〜。」

と、いうところから始まった本企画。
ちょうど、ULTERIORのインラインに良いスウェット生地がラインナップされていた。
牧さんに「コンパクトなスウェット」のバランスを細かく説明するのもアレなので、イメージだけ伝えて出来上がったのがこれ。





大きくも小さくも無いけど、確かにコンパクト。
それ以外に形容できる言葉が見つからない。
アメスピと比較すると、このスウェットのサイズ感がわかるはずだ。

去年の11月ごろ、サンプルが届いたので中台に見せた。
スウェットは古着でどうにかなることが多いので、こういう類の物を作るときは必ず彼に意見を聞くようにしている。

「中台、こういうスウェット、古着で数集められる?」と聞いたら「古着にそんな気が利いてるスウェットはない。」と一蹴された。さあ進もう。





別に大きいバランスの洋服に飽きた訳でもないけど、売り場に並ぶ洋服がそればかりではつまらない。そういう意味でも古着は比較的どんなバランスの洋服でも並べることが出来るから面白い。

数年前から急激に「小さい/細い」がネガティブな要素になっているけど、長い/短い/細い/太い/大きい/小さいは、どんな時代でも着る本人の合わせ方次第でどうにでもなる。
かと言って、まだまだ僕らが「小さい/細い」フィッティングに自分を合わせて行くのは少しだけ時間が必要で、僕と中台に至っては痩せる為の時間も必要になる。
そういう訳で、この大きくも小さくも無いULTERIORのスウェットは作る必要を感じた。


今は「コンパクトだ。」と思えるこのスウェットが「大きい」と感じ出したら素直にそれに従えばいいし、このスウェットが「小さい」と感じ出したら、素直にそれに従うか、僕らがまた太ったかのどちらかということになる。

ちなみに。
このスウェットを合わせる為に、(ほとんど多くの方は)何かを一緒に買う必要は当たり前のように無いように思う。

例えば、ここ数年売り場に並び続けている腰回りのゆったりとした股上の深いパンツ / プリーツの入ったトラウザーズ等を合わせれば「今まで隠れていたパンツの良さ」を再確認出来る。
もしかすると「しばらく誤魔化し続けていた、パンツの気になる部分」も見つけられるかもしれない。

いずれにせよ、男性服は一つのバランスが少し変わるだけで全体の印象が大きく変化する点がやっぱり面白い。



” ULTERIOR for MANHOLE “
– DRY FEEL TERRY SWEAT SHIRT – ¥26,000+TAX-




表糸に粗挽き杢の強撚糸、裏糸に無撚糸を使用して18Gで度詰めに編み立てた裏毛。
中糸にも贅沢に杢糸を使うことで、なんとも言えない深みのある杢調の色味が絶妙な表情となっている。

さらにハイミクロの起毛加工を施す事で、表面はシルキーでドライタッチ。
裏は無撚糸特有のしなやかで肌あたりの良い質感に。





黒 / 白 / グレーのモノクロ写真。
本当はこんな色。

アメスピと比較しても洋服の大きさがわからないように。
MANHOLEの店内で撮影した写真がいつも暗すぎて色味も風合いも形すらもわからないように。

作りがどう、形がどう、素材がどうは、実際に触れて着てみないとわからない。
僕らは「作りに拘っている(らしい)洋服」が目の前で「その人にとってかっこいい洋服」に変わる瞬間が見たい。





※ULTERIOR for MANHOLE – DRY FEEL TERRY SWEAT SHIRT -は、2月19日(金)に発売致します。


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河上 尚哉

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