飽きない可能性


こんにちは。
MANHOLEの河上です。
「靴が足りないですう。」と、代理店の方に甘えてみたところ一足だけ入荷したluigino木型のコインローファー。
以前仕入れていたモデルの色違い。
甲革はベジタブルタンニン鞣しされたホースバット。
濡れたような、透明感のある茶色。
元々キズや色ムラがある革ですが、元々キズや色むらがある革だからこそ、そういったネガティブな要素をポジティブに楽しむことの出来るカジュアルなローファー。
サイズは41のみ。



レザーソールなので積極的に雨の日に履くことはお勧めしませんし、定期的に手入れをしなければボロボロの靴が出来上がります。
かといって、あまり不自然に磨き上げる必要も無いし、あまり神経質に雨を避けながら履く必要も無い革だと思います。
もちろん濡れれば色ムラが出来るし、擦ればキズがつく。
ですが、だからこそ自然な「丁寧に履きこんだ革靴の良さ」を楽しむことが出来るはずです。
F.LLI Giacometti/luigino木型のコインローファーは大体がカジュアルシューズです。
革靴だからといって構える必要はありません。
「靴の汚さ」に我慢が出来なくなったタイミングで磨けばいいし「トゥやトップリフトの減り具合」に不安になったタイミングで直せばいい。
自分の性格や生活背景に合わせて、適切に手入れし適当に履きたい時に履いて欲しい。




靴も洋服と一緒で「人の気分」に左右される部分が大きいもののように感じます。
物理的に一生履ける靴はあるかもしれないけど、気持ち的に一生履ける靴が本当にあるかどうか、三十余年しか生きていない僕にはわかりません。
ただ、靴は洋服と一緒で「違う国/違う要素/違う雰囲気」の物と、その時の状況次第で組み合わせて楽しむことが出来ます。
そしてそれは「その靴を履く人」を軸にくるくると、回る。
いつか仮に飽きる日が来るかもしれないのなら、買って気に入っている内にたくさん履いて、自分で試行錯誤しながら手入れして、色々な物と合わせて楽しんで欲しい。
そうこうしている内に飽きない可能性が生まれる気がします。

” F.LLI Giacometti “
– FG257 – [CULATTA CAVALLO BOTTE LUCIDO]
¥114,400-(tax included)
あ、そろそろ家の環境次第で靴にカビが生えるシーズンが到来します。
「物理的に履くことしか出来ない、気分の良くない革靴」が生まれます。
ギクッとした方、「俺の靴は大丈夫。」と思っている方は早めに何かしらの対策をすることをお勧めします。
河上 尚哉
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