2023/10




こんにちは。河上です。
MANHOLEのお客さんに向けてスカーフを企画してみました。
いや、MANHOLEのお客さんに向けてとか書いていますが、完全に僕が欲しいという気持ちだけで作りました。趣味企画です。
「シルクの巻物は地味に暖かいし地味に涼しいから便利なんだよな〜」と、背景を探そうとしていたタイミングで、ちょうどよくイタリアのコモ地方のシルクスカーフブランドと出会い、そのまま流れるようにスムーズに話が進んだところも個人的には気持ちが良かったなあ。

ミニアスコット2色、大判のシルクスカーフ1色。




ミニアスコットは僕が持っていた短いアスコットタイを参考に作りました。
巻けるけど巻かなくてもいいくらいの小ぶりのサイズ感は「もっとジャケットを気軽に着たい」と感じている方にはぴったりな規格だと思います。
極端なことを言えば「タンクトップにテーラード、Tシャツにテーラード」という気取らないジャケットスタイルを成立させるための一つの答えになるのではないでしょうか。





そして、シルクスカーフ。
120cm×120cmという大判のシルクに載せたのは星の柄。
大きさは正義です。まずはざっくりと巻いてみてください。
ブランドが持っていたランダムドットのパターンをそのまま星に置き換えました。
ドットが星になるだけで、妙にアホっぽくなりますね。
星のおかげでシリアスさのない黒の大判シルクスカーフが出来上がりました。とても気に入っています。

今年の春ごろでしょうか。
別の企画で「星」について2週間くらい考えていたのですが、結果的にその企画で星柄は使わず。
「こんなに星のことを考えたから、何かに星のモチーフを使いたい」というこれまたアホっぽい動機で形にしましたが、それくらい軽い動機だったからこそ、この大判シルクスカーフがよく見えるような気がします。

“MANHOLE”
– MINI ASCOT TIE –
COLOR : Brown Paisley / Green Flower
¥24,200- (tax included)

“MANHOLE”
– STAR PRINT SILK SCARF –
COLOR : BLACK
¥49,500- (tax included)




「スカーフなんて巻かないよ」とか「キザっぽくなるから嫌だよ」とか「巻く必要なくない?」という方にこそお勧めする予定です。
タイミングよくMANHOLEには今までシルクスカーフと合わせられたことが無いであろう古着もたくさんあるので、楽しいと思うんだよなあ。
と、自分で企画したものを自分の言葉で紹介しすぎるのもなんだかむず痒いので、明日の鶴田さんにバトンタッチ。鶴田さん、よろしくお願いします!

今日も一日お疲れ様でした。
それではまた。




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河上 尚哉

〒107-0062
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やさしい帽子



こんにちは。禅野です。
本日は秋晴れ、透き通るような青空です。
NEW WOOLのロゴの看板がちらりと覗いてます。NEW WOOLは世界最大級のウールブランド。古着のニットやスラックスにタグがついているのを見かけます。このロゴを見るとウールの何かが欲しくなる。
あったかいニット帽とか。

と、めちゃくちゃ無理矢理につなげてNICHOLAS DALEY : REBEL HATを紹介しましょう。



圧倒的な存在感を誇るニットキャップ。
NICHOLAS DALEYの作る帽子はいつもユニークながら、僕らの心をしっかりと掴みます。
耳まですっぽりと覆われて中台さんがどんな髪型だったのか忘れてしまいそう。

ドレッドスタイルやアフロスタイルに合わせて作られた、日本の街並みには決して溶け込むことのない違和感のある帽子。
デザイナー本人のルーツであるジャマイカでは必要とされなさそうな暖かい素材感ではありますが、デザイナー自身が生まれ育ったイギリスでは必要とされそうな暖かい帽子。



ボリューミーなサイズに目を奪われてしまいますが、使われているニット地もユニークです。
ウールの糸を「撚る」というよりも「束ねた」という表現が適切ですね。
近くで見なくてもわかるくらいの重厚感。



僕もかぶってみました。禅野がどんな髪型をしていたのか忘れてしまったのではないでしょうか。
僕は髪の毛が長いです。



僕の長い髪も全てしまうことのできる数少ない帽子。かぶる人を拒まない優しい帽子。
髪に引っ張られ歪んだ姿も悪くないですね。浅くかぶったり、深くかぶったり。
いろんなかぶり方を楽しんでみてください。



男らしいレザーにも可愛らしいファーにも主役を譲らない、REBEL HATの存在感。



不揃いな編み目、歪んだ形、不完全な始末。それらは手作業ならではの微笑ましいもの。
デジタル化が進み精度の高いものづくりや無駄のないもの洗練されたものばかりをみてきた20代半ばの僕。
少しの不便さや完璧ではないものに飢えているのかもしれません。手作業やアナログさに惹かれてしまいます。
NICHOLAS DALEY:REBEL HAT はそんなひとりの若者の飢えを満たしてくれる帽子。

ブランドの背景は心の中に一旦しまって、日本人の僕たちはいつもの街で楽しくかぶってみましょう。
いつまでもそわそわしながら楽しんでいたい。そんな帽子です。

” NICHOLAS DALEY “
– REBEL HAT –
Size : ONE ¥59,400-(tax included)


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禅野 晃士

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USED / DeLONG
– 60’s MELTON WOOL SPORTS JACKET –

USED / patagonia
– CAPILENE CREW NECK CUT SEW –


” RANDY “
– Failing Forward –
Size:ONE ¥60,500-(tax included)

USED / ANNTAYLOR
– VELOUR WIDE SLACKS –

USED / STARTER
– 90’s ”BLACKHAWKS” LEATHER JACKET –

USED / St.Croix
– 90’s V-NECK WOOL KNIT SWEATER –

USED / Scully
– FAKE SUEDE CULOTTE SKIRT –

USED / patagonia
– NANO PUFF JACKET –

USED / carhartt
– 00’s SWEAT HOODIE –


” RANDY ”
– TAPE – LEATHER CHAPS
¥66,000- (tax included)







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こんにちは。河上です。
やっとニットを触れる気温になりましたね。
袋越しに触るだけで「触れただけで暑そうだな」と感じて袋に入れたまま店頭に並べていたTENDERのローゲージニット:ROUND RIB DIVING PULLOVERを昨日ようやく開封、袋のない状態で店頭に並べることにしました。
いつも通り自分が半年前にどんなものを買い付けたかあまり覚えていない僕は、「こういうの仕入れてたんだね〜」とまるで他人事のように既に届いて2週間ほど経つTENDERのニットを試着してみたのですが、このニット、とても良いです。半年前の僕ナイスです。

“ROUND RIB DIVING PULLOVER”と名付けられたニット。
梳毛の英国羊毛、イギリスで紡がれた5plyのガーンジー用のウール糸。
伝統的なフィッシャーマンリブの組織で編まれています。
パッと目を引くのは太いリブと超深いUネックのデザイン。

サイズは3(L)と5(XXL)でオーダーしておきました。
カラーはブラック/ベージュ/バーガンディの3色展開。

「ラウンドリブダイビングプルオーバーは、重い漁師のリブステッチで編まれ、丸みを帯びたピークとトラフを形成します。襟は折り畳まれ、完全な二重の厚さでリンクされ、枕のエッジを形成します。首の穴は丸く、異常に深くカットされ、ヘルメットに取り付けられたアンティークダイビングスーツの首に触発されますが、フォーマルなショールカラーチョッキのスクープネックとなっています。肩と腕の穴は真っ直ぐに作られ、一緒にリンクされています」
というのが、展示会で配られた資料に記載されている商品説明。
非常にわかりづらい。きっとブランドから送られてきた説明をGoogle翻訳しているのでしょうが、ここまでわかりづらいと逆に興味が湧きます。
普段は「別にブランドからの説明とかどうでもいいから、自分の言葉で自分が思った通りに紹介しよ」と放り投げるところですが、今日は暇そうなので一つ一つ紐解いていこうと思います。



「ラウンドリブダイビングプルオーバーは、重い漁師のリブステッチで編まれ、丸みを帯びたピークとトラフを形成します。」この部分はデザインの説明というよりも編みの説明でしょうか。
ピークとトラフを形成、、、難解ですね。



「襟は折り畳まれ、完全な二重の厚さでリンクされ、枕のエッジを形成します。」
太い襟リブは去年のカーディガンと同様のデザインに見えますね。気に入っているのでしょうか。
リブを折り返して端でボディと共にリンキングして繋ぎ合わせています。
「枕のエッジを形成します。」という部分だけ、よくわかりませんでした。誰か教えてください。



このニットの特徴はやはり超深いUネック(スクープネック)のデザインですね。
先ほどの「首の穴は丸く、異常に深くカットされ、ヘルメットに取り付けられたアンティークダイビングスーツの首に触発されますが」の部分。
“ダイビング後、ヘルメットをつけたままとりあえず暖をとる為のデザイン”みたいなストーリーなのかな、とも思いましたが、きっと文字通り「ヘルメットを取り付けたアンティークダイビングスーツのネックラインのデザイン」ということなのでしょう。
「フォーマルなショールカラーチョッキのスクープネックとなっています。」
確かに、タイドアップしている姿を見るとショールカラーのようにも見える。
結果的にそうなったのか、意識してそうなったのかはわかりませんが、見慣れないデザインから見慣れた姿が垣間見えるのは面白いですね。



「肩と腕の穴は真っ直ぐに作られ、一緒にリンクされています」
これは見たまんまですね。
肩幅が広いので腕が真っ直ぐ落ちますね。

つまり、TENDERのROUND RIB DIVING PULLOVERはリブ編みの超深Uネック、その「ヘルメットを取り付けたアンティークダイビングスーツのネックラインを参考にした超深いUネック」とリブを2重に折り畳んで作った太い襟リブがショールカラーのようなデザインになっているローゲージニットであるということ。



リブが超太かろうが、首が超Uネックだろうが、商品説明がわかりやすかろうがわかりづらかろうが、このブランドの持つイギリスの文化に基づいた伝統的で力強いもの作りの前では「でも、着たら不思議とめちゃくちゃ良いよね」という地点に落ち着いてしまうということ。
難解なデザインを難解なデザインで終わらせずに、誰かにとって必ず着地できる場所を残してくれている。
TENDERはやっぱりちょうどいい。

” TENDER.CO ” – ROUND RIB DIVING PULLOVER –
Color:BLACK/BEIGE/BURGUNDY Size:3/5 ¥80,300-(tax included)




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