2023/04



NICENESSのスペースハンターブルゾン:ENNIS。
デタッチャブル仕様の袖とフード、更にリバーシブルという可変式ブルゾンです。

アメリカの探検家のために作られたサファリ/ハンティングブルゾンの世界観に1980年代〜1990年代のオールドスポーツスタイルを取り入れた形だそうです。
チノ生地やスポーツナイロンで作るとどちらかのイメージに寄ってしまいそうですが、NICENESSはオリジナルで企画した経糸ポリエステル/緯糸リネンを用いた2023年的化繊素材をこのブルゾンにあてました。高密度に織り上げたリネンのハリ感とポリエステル糸の光沢が合わさった独特な表情、独特な軽さ。
同じく独特な日本の気候に対応できる新しい素材だと、僕は感じました。
日本で暮らす人間が日本で暮らす人間のために行う生地開発。
湿気っぽい夏の光の中でも、乾いた冬の光の中でも、適当に鞄がわりに着ていればこの洋服の良い部分が勝手に見えてくるかもしれません。
何より、この2023年的化繊素材を使用することにより、サファリ/ハンティング/スポーツ、どの要素にも寄らない新しいイメージを受け取れると思います。
この新しさがNICENESS的には「スペース」なのでしょう。
今までではなくこれからという、未来のイメージ。


表面


フード取り外した裏面


背面にも大きなポケット


フード、袖を取り外した裏面。最初と全然違う洋服


中台、Mサイズ


貫通式のポケット、ポケット内部に裾を絞るためのドローストリング



さて、フードが取れても袖が取れてもリバーシブルであっても、結果的にフードは取らないし袖も取らないしどっちかの面でしか着ないのが可変式リバーシブルブルゾンの悲しい運命であるように感じますが、ここまでこの洋服のために生地やディテールを細かく考えて一生懸命作っていたら「なんかちょっとやってみようかな」と僕は思えました。これまでもこれからも全部個人的な感想ですが、NICENESSの洋服から常に伝わるのは小手先で時代を切り取ろうとする冷めたマーケティングではなく、デザイナーの頭の中に日々溢れるアイデアをただひたすらに形にしたいという異常なまでの熱意です。人間の宇宙に行きたいという熱意は1961年、実際に人間を宇宙に連れて行きました。スペースハンターはデザイナーの郷さんですね。

その熱意にあてられようとあてられなかろうと、当たり前のように人によって、環境によって、日々の過ごし方によって着方の変わる洋服だと思います。
あまり今までに囚われすぎず、これからを過ごしやすいようにお楽しみください。


” NICENESS “
– ENNIS – [ スペースハンターブルゾン ]
¥107,800-(tax included)




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河上 尚哉

〒107-0062
東京都港区南青山4-1-3 セントラル青山003号室

M : info@manhole-store.com
T : 03 4283 8892

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” RANDY “
– Muscle Ⅲ –
¥49,500-( tax included )














” NICENESS “
– RONNIE – [ スペイシャルジャガードTシャツ ]
/ GRAY
¥31,900-( tax included )






” NICENESS “
– RONNIE – [ スペイシャルジャガードTシャツ ]
/ ECRU
¥31,900-( tax included )










” RANDY “
– SERVICE SCREEN –
¥57,200-( tax included )
















” NICENESS “
– VOICE – [ワークトラウザー ]
¥69,300-( tax included )
















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こんばんは、山崎です。
今週の月曜日にアップするはずのブログが、ダラダラと長引き気がつけば今日になってしまいました。

河上さんに「ブログだいぶ遅くなってしまったのですが大丈夫ですか?」と聞いたら「うん、出来ることを一つずつやっていこう」と笑顔で伝えられました。
その言葉をしっかり受け止めながら今パソコンをカタカタしています。
なんだかいつもよりタイピングが早いような気もします。
MANHOLEはとてもいい会社です。



BLESS定番のUltrawidepleated。
クタっとしたコットン100%の平織りの生地、3アウトタックの極太ワイドテーパード。
穿いてみると太すぎてテーパードが効いてるのかもわからない。

古着でも似たようなシルエットのパンツはあるけれど、ウエストサイズを上げないとここまでの太さは出ません。と、よく見るとこのパンツも通常の3タックではなくウェストバンドごと無理やり詰めてタックを入れたような作りをしています。

離れて見ると何柄かわからない、とりあえず派手なパンツ。
近くで見ると、しっかりフラミンゴ。
どこか試されてるような気がするこんな楽しそうなパンツ、穿かずにはいられない。



セントラル青山3階から見下ろしても一目で気づいてしまう陽気な違和感。
決して外苑前に馴染むことはないけれど、外苑前に華やかさを与えているように見えます。



MANHOLE付近を散歩をしていた縄張り意識の強そうな大型犬にすらひけをとらない存在感。
自信を持って穿くのが唯一このパンツに必要なことだと思う。

フラミンゴ柄のワイドパンツも穿いてみれば、ただのワイドパンツと変わらない。
よく見てみるとフラミンゴを作っている色は赤、白、ピンク、黒、ベージュ、ブラウン。
拾える色はたくさんあるし拾わなくてもいい。フラミンゴはみんなの味方です。

いつものバランスと合わせるだけでも、意外とこのパンツの存在感に負けない自分に気付けそうな気がしませんか。

” BLESS ”
– Ultrawidepleated – [ flamingo ]
¥96,800-( tax included )






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山崎 修也

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3年前にオーダーしていたペインテッドパイソンのダブルモンクストラップサンダル。
気になっていた部分がひとつ。
「そういえば、この革のサンダルの欠けている部分、どんな柄なんだろうか」
つま先部分は想像がつくけどサイドの部分は全く想像がつきませんでした。




と、いうわけでオーダーしてみました。
パイソンのダブルモンクストラップシューズ。
気付いたら毎シーズンお店に並んでますね。中台や悠人がスニーカーのように履いてます。
山崎くんもかつてMANHOLEのお客さんだった頃に買ってくれているので彼も持ってます。
僕は毎回買えないので密かに憧れてます。

木型はverde。
甲革はPITONE NAIF。



つま先部分は想像通り、いつもの完璧な柄合わせ。
サイドの部分は意外でした。欠けていた部分、こんな感じに波打つ模様が入ってたんですね。
よく見るとストラップ部分でも柄を合わせようとしてます。裁断する人ってすごい。

普通のパイソンもそうですが、ペインテッドパイソンはよりアクセサリーな印象。
華奢な雰囲気が足されるので心置きなく適当な洋服と合わせることが出来るのではないでしょうか。


” FG502 ” [double-monk strap shoes]
– PITONE NAIF –
¥179,300-(tax included)



靴下も朝一番最初に手に触れた色を選んでおけばオッケーです。
いつも通りスウェットやジャージでも良いけれど、ボロボロのデニムや色ののっぺりとしたデニム、チノパン、コーデュロイなどのオイリーで男らしい洋服に合わせると、この靴のピカピカした感じがより良く見えますね。

今まで普通に穿いていたパンツを特別なものに感じさせてくれる素敵な靴になりました。
僕のサイズは既にお客さまの手に渡ったのでまたしてもMANHOLEクルーへの仲間入りは果たせませんが、みんながピカピカでいてくれればそれでいいです。


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河上 尚哉

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こんにちは、中台です。


楽しみにしていたNICENESS : RALPHが届きました。

ワークウェアのメーカーでは、きっと生み出すことの出来ないであろう形のオーバーオール型エプロン。

触った瞬間に40’s U.S. NAVYのデニムを想起させる、ライトな10.8ozデニム生地。
僕はこの軽くて薄いデニムがすごく好き。

RALPHは色も良い。インド藍の独特な青。
軽いけど深い、ヴィンテージにも負けない雰囲気を感じられる。






オーバーオール風のエプロンではなく、ちゃんとオーバーオールしているエプロン。
見たことのない形。
細かいディテールもかっこいい。

ただ着るだけで楽しいものなんだけど、鞄も持ち歩かない僕には結構嬉しい計5つのポケット。日々着たくなる理由がいくつも浮かんでくるような気がする。

いろんな洋服を違った角度で楽しむことができるはず。




古着のボロデニムに挟まれても野暮ったく見えない。
ヴィンテージのディテールや雰囲気を踏襲していても古臭く感じない、現代のバランス。

過去の焼き増しではなく、全く新しい目的を持って生まれたNICENESSの傑作だと思う。
いつの日かこういう感覚がクラシックになっていくんじゃないかなあ。




” NICENESS “
– RALPH – [ オーバーオールエプロン ]
¥55,000-(tax included)













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中台 竜郎

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