こんにちは、中台です。
初めて僕がアメリカ買付けに行った時にベニスビーチで見た、くるぶし丈のカフタンシャツを着た男。
どういった意図で着ていたかは分からないけど、宗教的な要素は感じられず、なんだかいい感じに見えた。
おそらく、単純に気に入っただけで着ていたんだろうけど、違和感と新鮮さが印象的で、不思議と僕の感覚に自然と馴染んできた。
ロサンゼルスの気候や景色がそうさせていたのかもしれないけど。
その時の買付けでは、アフリカンな要素に目が行き、気付けばカフタンシャツや変な帽子を沢山仕入れて、東京で着るには少し派手だったかなあ…と反省したのを覚えている。


今シーズンCLASSのコレクションにラインナップされていた、ロングカフタン。
軽快なライトグレーのリップストップ生地とソリッドなデザイン。
東京の街にも気分良く馴染むことができる。
あの頃の自分にも見せてやりたいくらい最高です。
ボトムスを穿かずに、一枚で着ると涼しい。
車の運転用に買ったポロスポーツの変なスニーカーにも合っている気がする。
大袈裟なスタイリングを考えなくても、デカいTシャツやスウェットを上から重ねるだけで十分楽しい。
ほとんどの人にとって新鮮なバランスを感じられるはずです。
びっくりするほどデカいワークシャツも受け止めてしまう懐の広いカフタン。
日々洋服を着るのが楽しみになるのは久しぶりです。
実は生地違いのタイプもあるのですが、きっと後日ご紹介します。

” CLASS “
– CCDS14UNI C –
¥193,600-(tax included)
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中台 竜郎
〒107-0062
東京都港区南青山4-1-3 セントラル青山003号室
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なんか、日中は一気に暑くなりましたね。僕の隣で山崎君は「キョウ、ヤベーくらいアチーな」と言っていますが、彼は今日も元気です。僕も今年になって初めて半袖(ニット)で出勤しました。
こんにちは、鶴田です。
左右非対称のマルチポケットといえばrenoma。
今シーズンもめちゃめちゃマルチに付いています、ポケットが。何に?はい、今回はショーツにまでポケットが付いています。形状あれこれ、サイズも大小さまざま、蓋付きからマチ付きジップまで、まるでこれは「大ポケット博 Expo2023」かよ、という。
面積の比率からしても「ショーツにポケットが付いているんじゃなくてポケットにショーツが付いている、いわば『穿けるポケット』」さながら。
ブラウン系の可愛いミニチェックと、ブルー系グレーの爽やかなストライプ。マルチポケットの主張が柄に溶け込んで混然一体、大量のポケットは意外と目立たない。
マルチなだけあり、色んなものをあちこちに容れることができるのは当たり前。なんだけど、肝心の腰ポケットはないんだよなぁ。普段、ポケットに両手を突っ込んで歩いている人は手持ち無沙汰になってしまいそうな、不思議感覚。
機能性が高いんだか低いんだか分からない。
機能性はともかく、夏日さながらの外苑前をショーツ姿で歩いてみたら、やっぱり抜群に気持ちいい。
でも、なぜだろう。このショーツを穿くとトップスには長袖を持ってきたくなる。今日の外苑前は30℃超え、「ヤベーくらいアチー 」んだから半袖シャツでも着ればいいのに。
モモノスケ君もやっぱり長袖トップス、というかジャケット+ショーツコーディネート。で、彼の姿を客観的に見るうちになんだか分かってきた。
このショーツ、圧倒的に「四角い」。
ポケットがいくつも重ねてあるから形が折れないのか、裾幅が広いからなのか股上が深いからなのか、膝上丈の細身バミューダに比べて圧倒的に四角いし、両サイドに大きなベローズポケットが付いた丸いカーゴショーツに比べても圧倒的に四角い。
このフォルム、このシルエット。
ジャケットは暑いときに脱げばいいんだけど、丸いショーツを四角くすることは誰にもできない。スリムなモモノスケ君のゆるゆるタンクトップ姿も、ショーツが四角いおかげでどことなくシャキッとして見える。
renomaのスリムロングなブレザーに合わせると(特に横から見たシルエットなんかは)全体が現代建築のような「軽四角い」感じのフォルムに思える。
暑い日のショーツ姿って、どうしても「ダル着」っぽくなりがちなんだけど、それは「肌見せの分量的な意味でショーツを穿くならトップスは長袖」ってことじゃなく、あくまでも緊張感の話だと思う。

“ renoma ”
– AGADEZ –
BEIGE CHECK ¥66,000-
GREY STRIPE ¥55,000-
(tax included)
「ダルさ」や「丸さ」のないこのショーツを穿くと、自然と長袖トップスを手に取りたくなる。それはコットンニットでもジャケットでもロンTでもいいんだけど、このショーツが「四角く」いてくれるからこそトップスの自由度が広がるということ。
マルチポケットの効能。それは機能性から遠く離れた「シルエット」「フォルム」という予想外の地点にぽつりと着地した。ブルゾンに付いていたマルチポケットをショーツにも付けるなんて安直だな、とは思うなかれ。それは早計にすぎるというものである。
だからやっぱり、洋服は着てみないと分からない。先日、30代のお客さんが「僕、ショーツは穿かないんですよ、昔から苦手で」と言いながらこのショーツを試着した結果、「不思議とこれならイケますね」と言いながら購入してくれた。「ショーツ嫌い」を鮮やかに覆してみせたrenomaの本質は、きっとマルチに取り付けられたポケットの数だけではないはずだ。
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鶴田 啓
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F.LLI GiacomettiのFG166:グルカサンダル。
黒のウタカーフと馬の白鞣し。
去年と同じラインナップ。
というか、今年到着分から値段が上がりそうな予感がしたので去年たくさん仕入れておきました。靴のスペースが空いたので今日からお店に並べます。
スタンダードな革にスタンダードな形。
気分がどうこうという物でもないので欲しい方が欲しいタイミングでどうぞ。
定番が定番と言われる理由を是非体感して欲しい。
誰がいつどう合わせてもどうにかなってしまう説明不要なこの靴に、気分的な要素があるとしたら、その時合わせる洋服の色にあるかもしれません。
一昨年よりも去年の方が、去年より今年の方が白いパンツに抵抗がある方が少なくなってきた印象です。同じく鮮やかな色の洋服に抵抗がある方も少なくなりました。
今、売り場に並んでいる鮮やかな洋服の色を軽やかに受け止めてくれるのが白い靴。で、白い靴に出来ないことが出来るのが黒い靴。

” F.LLI Giacometti “
– FG166 –
CAVALLO CAMOSCIO BIANCO ¥81,400-(tax included)
UTAH CALF NERO ¥89,100-(tax included)
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河上 尚哉
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SADEのウェストコート
SADEのウェストコート:VE04。
同生地のJK11/PT15の組みとなる洋服だけど「単純にタンクトップの上から着られるベストを作りたくて」というデザイナーの影山さんの言葉通り、3ピースとしてのウェストコートという立ち位置にないウェストコート。この時点で既に崩れているので、着崩す必要すらなく気軽で良いですね。
さて、VE04。
僕や鶴田さんのように「着てそうだな」という人に向けて仕入れた洋服ではなく、中台や悠人や山崎くんのように「着ていなさそうだな」という人に向けて仕入れた洋服。
そんな僕の意図を知ってか知らずか、納品当初は全く興味を示さなかった中台がこの日の撮影でタンクトップの上からこのウェストコートを羽織った時に「これ、結構いいな。」と言いながらそのまま買ってました。思いついたらすぐやってますね。
MANHOLEでは「何故仕入れたか」という情報共有を全くしない為、なんか勝手に伝わったみたいで嬉しかったです。
飽きたバランスを変えてくれるのはいつだって、自分の中で既に無かったことになっているものや、そもそも持っていないもの。
と、SADEのVE04の良いところは「自分のバランスに、忘れていた/新しいものを足す」という点だけにはありません。
例えばこのように、プリントがされたカットソーを合わせると「ベストが足された」というよりもむしろ「プリントが引かれた」ような印象になりますね。
ノリは良いけど下品すぎたり意味合いが強すぎたり有名すぎたりと、素面で着ることができないものに合わせるにはぴったりなのではないでしょうか。
僕は山崎くんの前職の古着屋さんにて全体的なノリの良さだけを見て買った、マルコム・マクラーレンしか似合わなそうなプリントのタンクトップに合わせたいな、と思いました。

” SADE ” -VE04 –
NAVY STRIPE ¥44,000-(tax included)
BEIGE ¥55,000-(tax included)
そんな感じで、一度気に入ったら着る理由なんてその時々でいくらでも出てきますね。
というわけで、「俺はウェストコートなんて絶対に着ない」と現時点で思っている方こそ試してみて欲しいです。自分の中にある悪いイメージを自分で塗り替えることが出来るのも、洋服の楽しさの一つです。
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河上 尚哉
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NICENESSのリバーシブルキャップ:JODY。
帽子の仕入れは中台に全て丸投げしているので、僕は届いてしばらくしてからこのキャップがリバーシブルであることに気付きました。
ボディはコットン100%のカツラギが色違いで裏表。ブリムの片側にはカウレザー、ブリムのもう片側はボディと同じくコットン100%のカツラギが使われています。
ひとつの色を決めるのですら一度迷うと大変なのに、一つの帽子に4つの配色。
NICENESSのデザインチームは決断力に長けていますね。
JODY3色展開。MANHOLEでは色を決めるのが面倒だったので、3色オーダーしました。
僕らもある意味では決断力に長けています。
さて、リバーシブルキャップ。
世の中にあるにはあるけど形が悪すぎて結局かぶれない物が多いそうです。
中台が言ってました。
中台はJODYを見て「これならかぶれるな。」と思って仕入れたそうです。
彼は意外とロマンに弱い男です。
いつの間にか1色欠けていたので今は2色展開。
サイズアジャスターとして付けられた長いレザーのドローコードが良い仕事をしていると思います。
そして、もう一型。
NICENESS定番のワークキャップをベースに、ロングビル型に作り替えたモデル:JAGGER。
さて、ロングビルキャップ。
世の中にあるにはあるけど、かぶれない物が多いそうです。
中台が言ってました。「かっこいいんだけどね、昔のやつ。用途がはっきりしすぎて日常的にかぶれる感じじゃないんだよなあ。あとは現代的に作り直したとしてもスポーツものになっちゃうから、こういうコーデュロイみたいなのはロマンがあっていいよなあ」と。
中台はJAGGERを見て「これならかぶれるな。」と思って仕入れたそうです。
彼はやっぱりロマンに弱い男ですね。
ふんわりやわらかなシャツコール。
キャメルとクリームの2色展開で、クリームは完売。
キャメルも無くなっていたはずなのですが、この前什器の引き出しからひとつだけ出てきました。かぶって遊びにきてくれるお客さんの様子を見る限りでは、今のところ引き出しからいくらでも出てきてくれてかまわないな、と思います。

” NICENESS “
– JODY – [リバーシブルキャップ]
¥27,500-(tax included)

” NICENESS “
-JAGGER – [ロングビルキャップ]
¥27,500-(tax included)
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河上 尚哉
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