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Christopher 45mm


MANHOLEは大体暇なくせに従業員だけは多い。
おそらく。いや、おそらくというか確実に、書いても集客や売上に全く直結しない当Blogや中々結果の出ないオンラインストアに時間と手間をかけ過ぎているせいだとは思うんだけど、とりあえず習慣は習慣として、継続は力なり、石の上にも三年、塵も積もれば山となる、千里の道も一歩から、雨垂れ石を穿つという言葉を信じて、というのを言い訳に暇を潰している。本音を言えばすぐに結果が欲しい、石の上どころかどこにいてもじっとできない、塵は積もる前に掃除したい、千里の道は飛行機に乗りたい、雨垂れ石を穿つ結果がオープン当初から止まらない入り口付近の水漏れの原因なので出来れば雨垂れごと無くしたい。けれど、やっていて楽しいうちはまあ悪くないですね。

さて、例の如く暇だったので買ったまま積み上げている写真集をパラパラとめくっていたら、Sunil Guptaの作品:Christopher Streetの1ページ目の写真に目が止まった。

「わ、こんなベルト欲しい〜!」
というわけで、たまたまアプローチが来ていたロンドンのKingsley Walters Studioに制作を依頼することにしました。まずはバックル探しから。

で、すんなりと見つかった縦65mm/横90mmの巨大シルバーバックル。
イメージ通り。


この巨大バックルに合うベルトの幅は45mmだそうなので、45mmの太幅ベルトが完成しました。
レザーはUKブライドルレザー。ブライドルレザーならではのブルーム(白い油脂分)が顔を出しますが、気にしなくても大丈夫だし気になったら磨いてください。あ、あと最初は独特の香りがします。
今、店中この匂い。
ロンドンの工房、自国生産に拘った原材料。と聞くとクラフトマンシップ溢れる重たい仕上がりになりそうですが、このベルトから受け取る印象はまた違ったそれですね。良いバランス。
華奢なベルトに慣れている方にこそ試してほしい。

BLESSの太畝コーデュロイの極太パンツ。太い×太い×太い。
1976年、NewYork、Christopher Streetの光景そのまま、5ポケットパンツど直球でも新鮮に映る。
2024年のN.Y.C TROUSERS


「こんな大きなバックル、こんな太いベルト締めたことないです」という方ほど、楽しめるのではないでしょうか。まずは普段通りのバランスでどうぞ。
華奢なベルトと比較して腰回りががっしりと固定される感じ。
見た目は太いですが、ベルトループの幅が5cm以上あれば通ります。いや、5.5cmあれば確実に。
で、サイズ選びは素直に選んで大丈夫だと思います。
ウェスト30インチの方は30を。ウェスト32インチの方は32インチを、お選びください。
29/31/33インチの方やローライズのパンツと合わせたい方は1インチアップするといいかもしれません。
仮に革が伸びなくとも穴は足せますね。ウェスト33インチの僕で34インチ。

どう見てもタフ
ネイビーベロア、ローライズ
股上の浅い2タックでバギースタイルという、意外とないバランスのrenomaのトラウザー。


で「トップスに隠れるのが味気ないなあ」と感じてきたらローライズのパンツなど試してみてはいかがでしょうか。ベルト一つで全身のバランスが変わる。楽しいと思います。

“Kingsley Walters Studio” [MANHOLE EDITION]
– Christopher 45mm –
Color:BLACK Size:28,30,32,34,36
¥41,800-(tax included)


三年経った石の上、宇宙に届く塵、とっくに追い越した千里、既に原型のない石。
先人たちが過ごした時間の上に暮らしている我々現代人は圧倒的な余裕がある。
のであれば「何か考えないとな〜」という結果生まれたものではなく、気持ちに余裕がある状態で考えついたもの。その自然さをもう少し大切にしていきたい。

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