2024/04

バチッ バチチッ

ビリッ ビリビリ‥ ヒシヒシ‥



走りましたか?衝撃。

今となってはそう簡単には走りませんよね、衝撃。言いたいだけです。なんかかっこいいじゃないですか。
ぼくなんかは、衝撃マラソンが各地で開催されて一通り走り終えてなんだかんだで浸透するなりして、生まれて物心がついてこれまで過ごしてきた訳ですから、黒でバチコーンと衝撃が走ったことなんて、レジェンド事実としてはなんとなく知っていても、どうしてもナマ衝撃を感じることはできません。

何なら、フツーですよね、真っ黒。
スクランブル交差点で、「ブラックコーデの人を数えろ」とカチカチカウンターを渡されたら2分と持たずに頭と指がバチコーンでしょう。
しかし一方では、「黒って逆に難しいんだよねェ〜チミもそう思うでしょ?」という意見もある(?)わけで。

ぼくは、フツーでつまらない黒もあるし、フツーに見えるけどおもしろい黒もあるし、複雑に見えるけどつまらない黒もあるし、複雑でおもしろい黒も、あると思います!
ズルいですかね?

はい、ペラペラ黒談義、おしまい!

” CLASS ” – CCD10UNI B –
Color : BLACK

¥ 99,000- (tax included)



これは、ツルツルで気持ちいい、シルクシャツ:CCD10UNI B です。

100%シルク、アホのぼくでも一度さわったら分かりました、これは、こうきゅう‥しゃつ‥きもちいいかっこいい‥
要するに、凄くかっこいいシャツということです。

しかも、フツーのシャツに見えるかもしれませんが、全くそうではありません。
シンプルながら、違和感がたくさん。つまり魅力がたくさん。

まず、「黒シャツ」と言ったら何だか特有の香りが漂ってきそうなものですが、
それが漂ってきません
邪魔されずに、良いなぁと思えます

魅力:いきなり始まる襟
寝ているのに、立っているような存在感
どういうことですか?

魅力:キュッとしたカフスにふんわり溜まる袖

魅力:ふんわり袖部からポチポチポチと並ぶボタンがキラリ

魅力:ギャザー!

「センセー、なんかアームホールにも魅力がある気がするんですけどー」

「ほら、あのー、ここですここ、脇のところ」

魅力:アームホールから脇にかけての不思議なガゼット
アームホールは真っ直ぐ、ビンテージのスウェットみたいな作りなんですかね

着たとき、シルクの気持ちよさの他にも
こうきゅうシャツらしからぬ、落ち着くゆったり感があったのは、このおかげ

スルスルヌギヌギ

” CLASS ” – CCDA10UNI B –
Color : GREY
¥99,000- (tax included)



こちらはもう1色の、GREY。
ベージュとグレーの間のような、絶妙ないい色ですね。

当たり前ですが、色が変わると雰囲気もガラリと変わりますね。
変わったのは、色。
ということで魅力ディテールの場所は同じです。

でも、印象は変わります。
当たり前ですよね、色で印象が変わんなかったら何で変わるんだって話ですよね、わざわざ言ってくれるなって感じかもしれませんが、
そんな時は、見るのみ!

どうぞ!GREYも良いですよ〜

ザ・ギャザートゥザドレープオブシルク

絶妙カラーは振り切ったモノや鮮やかカラーとも仲良し

ハッ、シブい

アチチ〜
夏こないでくれ〜
まあでも夏にサラッと着てもいいんだろうな〜

それにしてもいいシャツだなぁ

結局こんな感じ



そんな感じで、今日はBLACKとGREYの素晴らしいシャツたちでした。

ここまで来たのなら、細かいことは抜きにして、叫びましょう
素晴らしいシャツ!

はい、どうぞ皆さんご一緒に、
さんはいっ

すばら‥

さんはいって何なんですかね?

すばらしいシャツ!!



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吉田 悠人

〒107-0062
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開放的短パン



薄くもないし厚くもないウルトラスエードの短パン:CCES07UNI。
この短パンはレイヤードとか余計なことをせずに素直に短パンとして穿いてもらうために仕入れました。きっとそっちの方がかっこいい。なんでもかんでも重ねればいいってわけではありません。
この短パンの開放的な穿き心地、レイヤードで詰めてしまうのはもったいない。
短パンは短パンとして楽しみましょう。いや、短パンを短パンとして楽しめる短パンです。

真夏はもちろんですが、今の時期とか特にいいかもしれませんね。
一緒に履いてる靴まで良く見えそうです。
中途半端な丈のブルゾンからマキシ丈のコートなど。
今まで自分が短パンに合わせなかったものを試しに合わせてみませんか。
毎年そうだけど、フルレングスのパンツから短パンに履き替える時って、清々しくていいよなあ。

“CLASS” -CCES07UNI B-
¥56,100-(tax included)



“CLASS” -CCES07UNI A-
¥71,500-(tax included)









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河上 尚哉

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春、羽織り

先日の雨風が少し桜を散らしましたが、
まだまだ綺麗ですね‥
桜越しの青空も、気持ちの良いものです

・・・

そんな景色を眺める花見坊主は、羽織っています
まさにその景色のような、綺麗な柄ですね



今日は、この CLASS CCES06UNI A を、さっきみたいな穏やかな気持ちで眺めていきましょう。

と、言ったそばから申し訳ないのですが、内心穏やかではありません。

だって、不思議じゃないですか?この洋服、いや和服なのでしょうか‥
確かに、形は和羽織で、色使いは日本人の感覚にすうっと沁みてきます。昔からずっとあったような‥
しかし、前立ての部分にはなんだか雰囲気の違うグレーが使われているし、肩は透明?古今東西ないような‥
身体がすっぽり覆われてしまうくらい長い、マキシ丈。

すでにかなり不思議‥

それに、なんだかこの人、よく見たらアメリカンスポーティだし‥
でも不思議と、かわいいですね。
コレに羽織ってかわいいのならば、何にでも羽織れるはずです。

不思議と、わかるものです。

とは言いましたものの、不思議不思議とばかり続けていても仕方がないので、
やっぱり穏やかに眺めていくことにします。



生地は、小千谷縮(おぢやちぢみ)。なんだか食べちゃいたくなるような名前ですね。
麻織物です。それを湯もみすることで、小千谷縮特有のシボが出てくるようです。
とても軽やかで優しい手触りの、心地よい生地です。

普段、このような生地の服を身に付けない方からすると、
既に「不思議な生地〜触ったことない〜かわいい〜」かもしれませんが、

さらなる不思議ポイントは、生地の組み合わせにあります。



肩には透明なポリオレフィン。
前立てにはグレーのウルトラスエード。
おぢやちぢみ。

生まれも育ちも違う3人、趣味嗜好も微妙にズレている、けど
集まる、遊ぶ。
結局、そういうのが最高なんですよ、気の置きようがないというか‥

‥イマジナリーノスタルジーでしたが、
要はそういう組み合わせということです!

こう見ると、うっすら透けています
なんだかJAPANオーラが漂います

ヨシヨシ

なんだか、

この春コートめちゃくちゃかわいいなくらいの気持ちで羽織っていますけど、

それくらいの気分が一番心地良い‥



昔からあったような懐かしさと、未来からやってきたような新しさ

なんて宇宙的なスケールでまとまりそうなこの服は、
今、ここにあります。

身を任せるくらいの気持ちで、気軽にふわっと羽織って出かけましょう!

プワ〜

” CLASS ” – CCES06UNI A –
¥151,800- (tax included)



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吉田 悠人

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一昨年の冬、2022年12月くらいですかね。
飯田橋のRollに遊びに行った時に唐突に「そういえばさー、河上くんにおすすめしたいものがあるんだよねー!MANHOLEの適当な場所に飾ってみれば〜!」と、藤木さんからおすすめされた陶器?なんですかね。
ピンク色の壺からピンク色の棒がニョキニョキと生えています。
「よくわかんないけど、かっこいいですね〜!」と言いながら、本当によくわからないけど、なんかかっこよかったので買ってみることにしました。
棒の質感も不思議だし、棒同士がぶつかるとキンキン綺麗な音がするし、なんか良いんだよなあ。



で、割るのが怖くてMANHOLEに買ったその足で持ち帰ることにしました。
中台は「なんかよくわかんないけど、すげえな」と言っていました。

そして、MANHOLEの入り口付近のファサードに飾り始めて1年弱くらい経った頃ですかね。先日。
悠人が青い顔をして「河上さん、これ、棒が一本折れてます・・・!僕折っちゃいましたかね。。。」



まー、折れるよなあ。
「へー、中、白いんだ〜」と、思いました。
そもそも「なんかよくわかんないけど、かっこいいですね〜」っていう理由で買ってるしな。諦めも早いよな。とか考えてる目の前で悠人がまだ青い顔してるので「まあ、あんなとこに置いてあるし細いし触ったら折れるだろうから、折ったのは悠人じゃないし、そもそも折れても大丈夫だろ」と、伝えた後に「金継ぎすれば良いか〜」と考えたけど、金継ぎするのも面倒で結局そのまま放置して何もせずにMANHOLE入口に相変わらず飾ってあります。もうちょっと折れたら金継ぎしよ。
いつかピンチョスみたいに使いたいんですけどね〜、僕は野蛮なので素手で行くと思うんだよなあ。

でも、これ、可愛いですよね。中白いんですよ。陶器だから当たり前なのかもしれませんが、折れないと僕にはわからなかったことです。
それ以外は未だによくわからないけど気に入っています。
藤木さん、おすすめしてくれてありがとうございます。




さて、CLASSのウルトラスエードブッシュジャケット:CCES09UNI。
こうやって前から見ると普通の顔してます。いや、オーストリッチ柄をウルトラスエードにプリントしていたりするので普通ではないかもしれませんが、普通にかっこいいカバーオールですね。



で、後ろ姿。
肘部分と背中心部分がくり抜かれて、ポリオレフィンフィルムで切り替えられています。
いや、その切り替え方も、切り替える素材がポリオレフィンであることも、そもそもなんでオーストリッチ柄と型押しされたグレーのウルトラスエードが使われているのかも全然意味わかんないです。全然意味がわからないけど、確かにこの切り替えが無いとブッシュジャケットをウルトラスエードで作ってカッコよくしました!で、終わるのかもなあ、とか思いながら、よくわかんないけどカッコよかったので仕入れることにしました。
肘部分は普通にグインって曲がります。曲がった後はしばらくしたら元の形に戻っています。ウケる。
普段見えない部分が見えるっていうのも面白いですね。
し、リファレンスがブッシュジャケットっていうのも良いよなあ。



アメリカ物、アメリカ物、よくわからないけど元アメリカ物で今CLASS。
僕は今、これくらいが楽しい。
今期のCLASSは特にアメリカ物と相性が良い気がするんだよなあ。

ちなみに、今期CLASSが使っているポリオレフィンの生地は熱を加えると柔らかくなり、冷えると元に戻る性質があるようです。確かに肘を思いっきり曲げて生地を伸ばしても、吊るすといつの間にか元の状態に戻っています。
ポリオレフィンが使われた洋服は着たことがないので着込むとどうなるかっていうのは明確にお伝えすることが出来ないのですが、どうなるんですかね。デザイナーさんは「強い素材です」と、言っていましたが、強い素材でもどんな素材でも壊れる時は壊れるしな。
最悪このポリオレフィンで切り替えた部分が全部ダメになってしまっても、それはそれでかっこいいかも。

構造的にポリオレフィンを外して違う生地を当てることも出来そうですね。
金継ぎじゃないけど、そういう自分で着込んでDIY、ちゃんと愛があって良いよなあ。


“CLASS” -CCES09UNI B-
Color:GREY Size:2
¥178,200-(tax included)
“CLASS” -CCES09UNI A-
Color:KHAKI Size:2
¥202,400-(tax included)



というわけで、意味がわからなくても人間は意味や理由以外の良さを感じることが出来る。
一度良さを感じれば、多少の諦めはつくし、手間もかけることも出来るはずです。

意外と意味がわからないままの方が良かったりすることもありますしね。
ロマンはロマンのまま、色気として残しましょう。
わからなくても良いことはわからないままで。意味はわからなくても、良い。



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河上 尚哉

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青い春



僕の名前は、ぜんのこうし。
富山出身の26歳。

大学進学を機に18歳から名古屋で生活をはじめ、卒業後は少しだけ社会人としての経験を積み、MANHOLEで働くために上京してきたのは昨年の夏。灼熱の季節が本格的にやってくる少し前で、あれは7月のことだった。

学生時代と社会人生活を含めて、僕は7年間を名古屋の地で過ごしたことになる。

そして僕にとって、この四月は東京で迎える初めての春ということになる。



お客としてMANHOLEに足を運んでいたころとは、東京・青山の街並みも少しだけ違って見えるような気がする。春の光のせいだろうか?



大学時代の友人や前職時代の共通の知人を介して、東京での交友関係も少しずつ広がってきたと思う。自分なりに東京の生活を楽しめているような気がする。



初めてMANHOLEに出勤したときのことは、昨日のことのように覚えている。とても緊張していたから。河上さんも中台さんも山崎くんも鶴田さんも、自分より年上で、しかも洋服の販売という仕事を長く続けてきた、いわゆる「先輩」だからだ。

この9か月の間に、随分と仕事を教えてもらったし、それぞれのキャラクターもなんとなく分かってきたし、同じお店で同じ時間を過ごすうちに僕のことも少しは知ってもらえたんじゃないかと思っている。



遊びに来てくれるお客さんは、老若男女問わず実にさまざまで、MANHOLEに並ぶアイテムに負けないくらいそれぞれのキャラクターが立った着こなしから僕はいつも刺激をもらっている。挑戦的な姿勢でファッションを楽しむ姿は、スタッフの僕から見ても本当に清々しいものだ。



僕と同世代のお客さんたちも頑張っている。社会人になって仕事を頑張っている人、資格を取るための学業に打ち込む人、みんなそれぞれの道で試行錯誤し、模索し、行動している。



春はそんな季節。

アオハルに浸ってみたくなる季節。



今シーズン、店頭でも人気だったPERIOD FEATURESのステンカラーコート、素材違いの大トリを飾るのはハンドブロックプリントで鮮やかな色彩を纏った一着。ところどころ、節のように見えるストライプ柄の切れ目は、つまり版の切れ目。

このサイズの版で手押しされたプリントが、綺麗な色をいびつな線で繋いでいる。

” PERIOD FEATURES “
– Block Print Soutien Collar Coat –

¥90,200- (tax included)



愛嬌のあるボタン。まるでシャツのように軽やかな着用感。ヨーロッパから押し付けられたクラシックスタイルとは少しだけ違った文脈を感じるちょっと奇妙な佇まいは、インドの土壌が育んだ独自性ゆえだろうか。



僕よりも年下だけど、MANHOLEでは先輩にあたるゆうとはもうすぐ23歳になる。三月に大学を卒業し、彼もまた春風に吹かれているし、僕がMANHOLEに通い始めた頃よりも少しだけ大人の顔つきになったような気がする。


僕も負けずに暮らしていく。自分が選んだこの町、東京で。青い春。節目の季節。四季がなくなったと言われる近年の日本だけど、やっぱり四月は特別な季節。青竹の節が成長のあかしであるように、見上げた空の切れ間から次の季節がやってくるように。

PERIOD FEATURESのコートは、空へ向かってまっすぐ伸びるストライプの合間合間にいびつな区切りが見えるという点で抜群に美しい。この季節にしか抱かない感情を胸に、しかし、青い春はあっという間に通り過ぎていく。大きなコートにたっぷりと、たくさんの風を孕んで町へ飛び出してみたくなる季節。



みたいな。

端から彼らを見ていても、そんな架空の青春ノベルズを思わず書いてみたくなるような季節。そして、コート。

逃げ足の早いコートは、あくまでも感覚的に捕まえたい。あっという間に。




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鶴田 啓

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