庶民的「爽やかで涼しい」

こんにちは。河上です。
FRANK LEDERのVINTAGE COTTON JERSEYを用いたスキッパーポロ。
小ぶりな襟に浅い下がりが特徴的です。
リゾート感と爽やかさ溢れるスキッパーポロと比較すると、慎ましい涼しさを感じるバランス。
生地も軽快は軽快なんだけど、、、「リゾートを楽しむ為に用意した洋服」というよりも、もっとこう地に足がついたような軽快さ。
デンマーク近くの国境に近い小さな港町、フレンスブルグで見つけたデッドストックのヴィンテージジャージ。
コットン100%とは書いてあるけれどリネンやヘンプが混ざっていそうなジャリっとした清涼感のある肌当たりが特徴的なヘリンボーン生地。



小ぶりな襟と浅い下がりの慎ましい爽やかさもそうなんだけど、このポケットの感じも好き。
カットソーでは見かけない片玉縁の胸ポケット。
このジャケットの時もそうでしたが、僕はFRANK LEDERのポケットに弱い。
ドイツ物は前ポケットやコインポケットといい、ユニークなポケットが多い気がする。




「ドイツの庶民の洋服」を作るFRANK LEDERの、実に夏らしい洋服。
以前紹介した白いセットアップといい、彼のものづくりは一貫している。
爽やかで涼しげではあるのだけれど、「爽やかで涼しい」という装いの目的が違う感じ。
傍観者的な憧れというよりも、当事者的な現実。
そう、FRANK LEDERは「ドイツの庶民の洋服」をデザインしている。
もちろん、現在のドイツの庶民がこういう洋服を着ているか着ていないかというと間違いなく着ていないだろう。そこはいつものFRANK LEDERが紡ぎあげるドイツのお伽話(ファンタジー)である。
ただ、ここで一つだけ言えるのは、そのファンタジーは僕達にとって「焼けた肌で白い歯を見せながら笑っているファンタジー」よりも、圧倒的に現実味を帯びている。
ものすごく乱暴な例え方をすると浮かれた気持ちで飲むトロピカルなカクテルよりも、たまに飲むカルピスの方が染みる。
つまり、そういうことだと思う。

Size:M/ L Color:LIGHT BLUE ¥64,900-(tax included)
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河上 尚哉
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