2025/03

Silk,dance,wind.


こんにちは。禅野です。
風をはらむ、というか風そのもののようなステンカラーコート。
この画像だけでなんとなくその「軽快な様」が伝わってくるのではないでしょうか。
で、着るともっとすごい。こんなに軽いコートがこの世に存在するのか。
この軽さを言葉で表現するのは難しいので、今日は風(扇風機)の力を借りてお送りしたいと思います。
NICENESSのシルクステンカラーコート:WELLER。


イギリスのステンカラーコートとフランスのレインコートから着想を得て作られた形。
僕の目にはオーセンティックなステンカラーコートに映ります。良い意味でNICENESSを感じない。
ですが、なんといっても使われているシルクのシャンブレー生地がすごい。
インド:バンガロール地方で管理された繭から機械で紡いだFILATURE、玉繭から手挽きで紡いだDUPIONの2種類の絹糸を使用。
弾力性、通気性に優れた素材の特性を活かした軽やかなコート。

(例えば)古着のLANVINなど、シルク生地を使用したコートなどに抱く「あ、これシルクなんだ。ラッキー」のような感想とは全く違う、シルクの特性をダイレクトに肌と目で感じることが出来るような生地、作り、仕上がり、WELLER。
縫製後に製品洗いを施しているせいか、まるで昔からあったかのような、実に自然な表情をしています。特別な生地を使用した洋服に感じる余計なラグジュアリー要素が、このコートには存在しない。
贅沢は贅沢ですが、このコートにあるのは現実的な贅沢さなのです。そのバランスこそが正に、NICENESS。


生地は特別、形は普通、着心地は最高。
なので、現在MANHOLEに並んでいる他の「ペラペラしたコート」同様、思い思いの格好に合わせてお楽しみください。素直にテーラードに合わせてもいいし、思いっきりカジュアルなバランスに合わせてもいいんです。面白いのは、このWELLERのようなコートがどこのカテゴリにも当てはまらないこと。
別にどんな格好にも合うんだけど、どんな格好にも存在しなかった特別なコート。

“NICENESS” -WELLER- [Silk Balmacaan Coat]
Color:KHAKI Size:M, L
¥187,000-(tax included)




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禅野 晃士

〒107-0062
東京都港区南青山4-1-3 セントラル青山003号室

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続いていく


画像左、フランス軍のセーラーパンツのようなフラップフロントですが、このパンツはFRANK LEDERがセーラーパンツのディテールをモチーフに作り出した、フルーツピッカーパンツ。
別の目的のために作られたものを自分の目的とするものに作り変える、DIY的なキュートな発想。


まるでTシャツの前裾を利用して果物を運ぶかのように、フロントのフラップを利用してフルーツを運ぶためのディテール。
リファレンスのセーラーパンツの場合、フラップを開くとそのまま直接下着にアクセスできる。
というディテールですが、FRANK LEDERのフルーツピッカーパンツの場合はフラップを開くと普通の前立て付きのパンツフロント、という構造。実際に物があったらわかりやすいんですが、セーラーパンツもFRANK LEDERのフルーツピッカーパンツも実家に眠っているな。まあ、別に伝わらなくてもいいか。

で、そのフルーツピッカーパンツのオーバーオールバージョンが右の画像。

FRANK LEDER、2011年のコレクション:BOTANISTから。
自然、植物や花々の栽培、新種を生み出すことに幸せを感ずる人。草花の骨の折れる世話も含め、むしろその歴史や生物学観点からのバックグラウンドを研究することに喜びを感じる人。
そんな、FRANK LEDERの考えるボタニカルなイメージをふんだんに表現したコレクションでした。
なので、このオーバーオールのフロントフラップはフルーツのみならず草木を持ち運ぶためのディテールだったのかもしれませんね。知らんけど。
知らんけど、懐かしいなあ。


で、そのオーバーオールバージョンを復刻したのが今回届いたこれ。
ARCHIVE EDITION : COTTON OVERALL。

生地はコットン100%、ネイビーのヘリンボーン。
サイズ感は当時と比べるとゆったり、ディテールはスッキリ。
デザイナーの考える不思議ワールドから都合よくキュートなコンセプトだけ抽出して楽しんでみましょう。FRANK LEDERのオーバーオール。

ちなみにベルトループはついていないので、ショルダーストラップを外す(オーバーオールとしてではなく、パンツとして穿く場合)と当たり前のように腰からずり落ちると思います。「フルーツピッカーパンツのコンセプト通り」の使い方をする人はもしかするといないのかもしれない。ならば、ベルトループをつけてベルトを締められるようにしたり、無理やりベルトを巻いてみたりして、自分の使いやすいように、コーディネートしやすいように、色々試してみてください。
元々の形から作る人や着る人の都合良いように「なんか知らんけど、こうだったらいいよな」というように徐々に形を変え、着方も変わっていく洋服の楽しさは「服を着ないと外に出かけることができない」という社会である限り、きっと続いていく。

完璧に新しいものは生まれないかもしれない。
しれないけどその時々のアイデア次第でいくらでも、その時々を楽しむことはできるということ。






“FRANK LEDER” – COTTON OVERALL –
Size:M/L Color:NAVY
¥107,800-(tax included)





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河上 尚哉

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FRANK LEDERの白


FRANK LEDER:白のリネンコート。
汚れが目立つ漂白系の白ではなく、汚れが沈んでくれそうなやや黄色みがかった白。プルプルリネン。
リネンといっても、がっしりとした暑苦しさを感じるヘビーウェイトなものではなく、程よく肉のある甘いリネン。
シワシワになった際にみすぼらしくなるような雰囲気ではない点も好印象。
更に、この人の作る洋服の場合、汚れやシワが入っていた方が自然な面になるでしょう。


極端に前下がりのついた首元、裏地が全くつかないせいかパリッとした印象のないふわふわとした表情。

「ドイツ製、リネンのステンカラーコート」と、字面だけ見ると男らしい渋いものを想像しますが、このコートはどちらかというと緊張感の抜けた朗らかな面をしています。
いや、男らしく渋いコート面も当たり前のようにこなせるのでしょうが、緊張感の抜けた朗らかな面をさせて着ることの出来る男らしく渋いコートなのです。
なので、相変わらず甘い釦付けも愛嬌。普段なら切るけどこのコートはなんかいいや。
隙が全くない男よりも隙がある男の方がキュートで良いな、という今の気分の問題なのかも。
是非、コーディネートはどこか抜けたような印象で、シワも汚れも着こなしの一部として楽しんでほしい。

“FRANK LEDER”- FABRIC WASHED LINEN COAT –
¥184,800-(tax included)



高いし白い洋服ではあるけれど「ま、そんなに神経質に扱わなくてもいいかな〜」といったリアリティを感じさせてくれる。改めて良いブランドだなあ。
ちなみに、自己責任にはなりますが[dry clean only]のタグはついているものの仮に多少縮んだとしても気付かないくらいには大きいし、リネンの毛羽立ちも風合いとして魅力的に映るでしょう。
更に「FABRIC WASHED LINEN」という記載がある通り生地の段階で洗いをかけたリネンを使用しています。なので「もう、いいかな」と思ったタイミングで洗濯機にえいや!と突っ込んでみても面白いかもしれませんね。気持ちを楽に、どうぞ。一度羽織ればその感じが、わかると思います。


春先の短パン、春先のカシミア、春先のリネンコート。
曖昧な季節に曖昧なコーディネートは季節が壊れた今の日本向けな気がする




やさぐれたオーセンティック。やっぱり、ドイツの不良の洋服。




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河上 尚哉

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以前、サラっと紹介されたMANHOLEオリジナル、クルーネックのハイゲージカーディガン。

河上さんが、「365日何も考えないために企画した」カーディガン。
という一行だけで、ぼくには、というか多くの方には何となくこれがどんなカーディガンであるのか、分かりそうな気がします。

分かった気になったその瞬間、それ以上これについて考えることをやめる。別に考えたって仕方ない。
だってイイモノはいいもん!着てみて買ってみて着ていたら、365日は言い過ぎにしても285日くらいは勝手に過ぎ去って行くよ!はい!

実はこの思考停止がベストアンサーなのかも知れません。みんながみんな、自分の着るカーディガンについて考える時間がある、もしあったとしても時間を割こうと思うとは思えません。ぷっ、時間を割くってなんか笑えますね。どうやってやるんだろう。今日は何だか気づいたら本音がこぼれるな。これこそが考えないってことなのか?でもでもたまにはカーディガンについて考えられるくらいの余裕は欲しい。


どう見てもコイツは考えナシ

というわけで、せっかくの3月4日。一年に一度しか訪れないサシの日ですから、カーディガンとタイマンはってみようと思います。ライバルはお天気お姉さん。

申し遅れました。永遠のニューエンプロイー匠のお友達、能天気お兄さんこと吉田悠人です。

今日は考えないために考えてみます。


どういうこと!?


①こういうこと。


②そしてこういうことであり、


③こういうことでもあり、


④まさにこういうことだし、


⑤はたまた実はこういうことだし、


⑥結局こういうことでもあると。



はいOK!

と、それらしい写真と雰囲気をボムって逃げたいところですが、今日は3月4日。グッと堪えて向き合います。クルーネックのハイゲージカーディガン。

さて、やっとこさ本体説明。

・made in ITALY
 − ぼくが初めてイタリアのローマを旅行した時に覚えたイタリア語はイルコントペルファボーレ。お会計お願いします。これで数多のピザとワインの支払いを済ませました。

・メリノウール100%
 − ハイソサエティシープでお馴染み、メリノ種羊からとれる天然繊維。どうやら優れた種であるらしい。それもそのはず、彼らからいただいたウールは保温性に優れ、かつ吸収性/速乾性を兼ね備える。本当にオールシーズンマイティ。冬にはあったかく夏場も快適。こういう薄手の羽織ものを「夏でも着れる」と謳う時、別に「真夏の炎天下に外で着るのに適している」と思って欲しいわけではない。勿論体質によってはその状況下でも涼しい顔して着ることのできる想像はできるくらいの素材感だけれど、自信を持って言うならば、真夏でも「あ、これ着れるな。」と思う瞬間が自然と訪れそう、と言った感じ。室内に入る時とか、夜とか。

・ハイゲージ
 − ローゲージとかハイゲージとか、ニットを説明する時に決まって使われる「G(ゲージ)」。ニットの編み機の針の密度を表す、つまり編み目の大きさ。数字が大きいほどハイ。12Gくらいからハイゲージと呼ばれるらしい。MANHOLEオリジナルカーディガンは28~30G。スーパーハイ。この編み目の密度がそのまま見た目の高級感につながっているなと感じます。「次の回線は、30G!!」なんて触れ込みが耳に入る頃には世界はどんな風になっているんだろう‥考えたくないかも‥

・サイズ
 − MとL。河上さんから180cmこうしさんまで、今のところみんなM。Mで大体みんないい感じ。「オイラ身体デカいな心配だなどうしても‥」という方はLまでひとっ飛びで心配なし。コンパクトなサイズ感だけど、ビタァ‥!!ではない。スルッと身体に沿う感じ。アームも細身だからどんな上着の下にも潜めます。

・ボタン
 − カーディガンなのだから勿論プルオーバーではなく前開きボタン。ウンショと被ってウンショと脱ぐ所作が不要。どうしても何も被りたくない時ってありますよね猛暑の時とか。

だから、

①タンクトップに一枚着るだけで上品漂い、
②勿論スマートON THE シャツタイ、
③Vデニムセットにもヤラシクないエッセンスを垂らし、
④スリムなジャケットのインナーにもピッタリ、
⑤真夏の室内、
⑥いつものヨレパーカーもニッコリ。

というわけです。


ポケットもお忘れなきよう。



フゥ‥‥今日はカーディガン職人にも迫る勢いでこのカーディガンについて考えた気がする。
「考えたというか‥これは観察では‥‥‥ うるさい!!

「何も考えないため」のカーディガン。

どんな状態を「何かを考えている」又は「考えていない」とするかはそれぞれの価値観。
「考えるな!感じろ!」というのを全く何も考えなしにトコトン突き進めと誤解せずに、
「頭でガチガチに考えようとする前に、まずは力を抜いて感じてみなさい。」と受け流せる皆さんならば、このカーディガンを反射的に着用できるはずだと信じています。

信じるか信じないかは‥‥

“MANHOLE” [made in Italy] -Crew neck cardigan-
Color:BLACK Size:M/L
¥74,800-(tax included)


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吉田 悠人

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A PerfecThoodie


CLASS:CCFS18UNI A。
一見ただのTパーカーに見えるけど、この洋服はただのTパーカーではない。
デザイナーズブランドによるデザインされたTパーカー。


カシミアやシルクのような素材に頼らず、堂々とコットン100%。
しかもオーセンティックな形に真正面から向き合っている。縦に長い形も素直。
ただ、古着として今存在する過去に作られたTパーカーとは圧倒的に生地が違う。
古着のものは生地が薄くてフードが使い物にならないものが多いけど、CLASSのTパーカーは生地のハリによりフードも立体的。で、形もかっこいい。


ディテールとしてデザインされている部分があるとすれば、裾から手首にかけて一直線に伸びる、袋縫いで処理されたサイドシーム。
着用した際、肌に縫い代が当たらないような作り。ものすごくシンプル。
このカットソーもまた、先日紹介したCCFS17UNI A同様に生地の特徴をダイレクトに肌で、目で楽しめるようにデザインされているのだろう。

今回使われている生地はROYAL ORGANIC COTTON COMPACT JERSEY。
一昨年や去年作られたこれこれと同じ生地。
珍しく同じ生地を使い続けているので「このカットソー生地、気に入っているんだなあ」くらいの感想だったのだけど、僕は今回このTパーカーを実際に買って着て過ごした上で、改めてこの生地の良さを実感できた。生地のハリや滑らかな肌触りはもちろん、普通に洗濯乾燥機に突っ込めるのもいい。
夜帰って洗濯乾燥機に突っ込んで、朝取り出したらシワもなく「そのままの姿」で出てくる。
びっくり。変わったのは袋縫に入ったパッカリングくらい。


で、そういう現実的な部分だけでなく「なんでもかんでもとりあえずこのTパーカーを合わせてみようかな」という気持ちになれる楽しい洋服。
春でもTパーカー、夏でもTパーカー、秋でもTパーカー、冬でもTパーカー。
それぞれ、合わせ方が違うのがイメージできる。
フードついてない洋服にもフード。ポロシャツにもフード。丸首のニットやカットソーにもフード。ドレスシャツにもフード。パーカーをレイヤードできないようなタイトなものにも無理矢理フード。
なんでもフード。CLASSのパーフェクトTフーディ。

めちゃくちゃ気に入っています。
少なくとも黒を買った1週間後に白を買ったくらいには、気に入っている。
デザイナー曰く「昔、ロンドンのストリートで若者がよく着ていたイメージ」だそうです。
その空気感をそのまま、今の洋服で。皆さんにも、楽しんでほしい。

“CLASS” -CCFS18UNI A-
Color: BLACK/ WHITE Size: 1/ 2/ 3
¥38,500-(tax included)




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河上 尚哉

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