※はじめに断っておきたいのが、今回めざすお伝え到達点は必ずしも「なにもしないのが結局良い」や「何もしていないのによく見える」、ましてや「何もしていない風かっこよさ」ではない、かも知れないということです。これはあくまで予想です。ちなみにぼくは昨日ミラノ風ドリアの秘密を知りました。
みなさん、こんにちは。 本日紹介するのはNICENESSより、LARS です。 SWEATSHIRT PULL OVER LONG SLEEVE。 要するに、スウェットとロンTの中間的などう考えてもサイコーに丁度いい服。 made in Japan、MANHOLEではIVOLYのみ。
” NICENESS ” -LARS- [SWEATSHIRT PULL OVER LONG SLEEVE] ¥47,300- (tax included)
表糸にナチュラルなムラ感が特徴のラフィコットン、裏糸にスヴィン綿を使用して編み立てたショートスリーブスウェットシャツ。ヴィンテージスウェットの着古して裏糸が抜けたような透け感と、コシの抜けた柔らかな肌触りを再現しています。ややコンパクトな設計でフリーダムスリーブが特徴です。(NICENESS Official Websiteより引用 https://www.niceness.jp/products/lars/)
表に出る糸にラフィコットン。ゴルフコースのラフ、長短入り混じった芝生から名付けられたらしい。ゴルフ未経験のぼくはファ〜っと想像することしかできませんが、まあラフィな感じなんでしょう。カチッとせず、気の抜けた感じ、木の抜けた?草か、芝か?いや、綿。コットン。 裏の肌が触れる糸にスヴィン綿。スヴィンコットン。ぼくがMANHOLEで働き始めてから今までの中で身をもって覚えた事実。それは「スヴィンコットンはクソ気持ちいい」。これはわざわざ調べなくても大丈夫。思わず品のない言葉が出てしまうほど品のある高級な超長綿。 「フリーダムスリーブ」 !!?‥‥ひとたび耳にしたら全人類が憧れるであろう名前を冠したこの袖のディテール。
肩から脇下を駆け抜ける、これがフリーダムスリーブ そういえばリニアモーターカー(東京-大阪間)の運賃がある程度決まったらしいですね
球技をプレーする際に、腕がフリーダムに動くようにと設計されたらしいこのスリーブ。 こんな感じのスウェットを着てプレーする球技‥‥時代‥‥ さあさ、ドライバー握ってフルスイングフルスイング! カキーン! ファ〜! はあ、キモチイ‥‥ ゴルフも飽きたし、次はバスケかな!
ディフェンスかい
「ふつう(に見える)洋服」が一際輝いて見える瞬間。 そう、それはスポーツ選手のオフ時に他なりません。 コートやピッチで大勢の注目のもと、自分はどう動くか、どうすればチームを勝ちに導けるか。 その姿はユニフォームに包まれています。 そんな彼らがオフシーズン、街角で見せる姿。オンシーズンのバス乗降時でもいい。 ユニフォームじゃない、服。彼らにとってどちらが「ふつう」の姿か、知る由もないし人それぞれだろうし、どうだっていいです。 ぼくが、いや、あなたでもいいです。 渋谷の喧騒を抜けて、少し落ち着いた松濤のあたり。ベンチ。 人がふつうに座っている。 なんかいいな、あの感じ。 奥渋の方へ方向転換し、まっすぐ歩く。人がふつうに通り過ぎていく。 なんかあの人、よかったな。服装なのかな? 座っていたのは誰で、何してる人なんだろう。 向かいのパン屋さんの休憩中かな、なんか妙にデカかったから、スポーツ選手だったりして‥ 通り過ぎた作業着っぽい人は、これからビルの窓を吹くのかな?さっきのお姉さんはよくあんなかっこいいヒールでスタスタ歩けるな。 つまり、どんな人にもギャップはあるし、わざとそう見せている場合もあるし、勝手に想像しているだけかも知れないし、実はたまたまそれがぴったり合っちゃってるかも、知れない。ですよね。 「ふつう」をあたかも何かの中間点に設定する必要なんてないのかも?
ぼく(23歳)のつい5、6年前を思い出せば、 「やった?勉強。」「や、なんもやってない。」「ほんと?もう明後日だよ世界史。現代文はなんとかなるけど」「うんまだなんも‥」「嘘つけ!」 ほんとに何もしていないのか、実はコツコツやっているのか、なら何故嘘をつく必要があるのか、そんな必要はないはずだけどなんかコイツの前ではそういう風にしたいのか、本当にやってないけど今晩から大車輪なのか、なんにもやりたくないのか。 ちなみにぼくは2日前くらいに大車輪がスタートし、直前に「やった?」と聞かれたら「ちょっとね」 っていうようなタイプ。 だから分かりますよ、「あんま何もしてない風の感じ」。 ミルクアイスのせシナモンフォッカチオがかなりちっちゃくなっていた。 ドリアの下がサフランライスなのがどうやら微かにミラノ風らしい。 ミラノふつうドリアも食べてみたい。
休日、15:00。激おそ起床。 「‥…‥‥‥‥」 毎度訪れる絶望ののち、 「‥‥‥まぁ‥」 と呟き顔を洗い歯を磨く。朝ご飯チックなものを平らげる。 16:00。 翳り始めた陽をよそに、昨晩チェックしたサブスクラインナップを思い出す。 「あっ、ラースフォントリアーがなんか追加されてたな‥うんそうだ久しぶりにラースフォントリアーでもみよう。」 19:45。変な気持ちになる。外は暗い。友人に連絡する。あそこで飲もうよ、来てよ。 翌日。 「何してたの昨日」「いや‥なーんもしてない‥」 って、言いたいんですよね、自分に! そんな感じで、いかがでしょうか。
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吉田 悠人
〒107-0062 東京都港区南青山4-1-3 セントラル青山003号室 M : info@manhole-store.com T : 03 4283 8892
38mmという比較的とっつきやすい太さがハマったのでしょうか。 前回入荷分が3日くらいで完売したKingsley Walters StudioのAlbert 38mm 。 シルバーバックルのシャープかつ柔らかな丸さ。 すぐに再生産をお願いして、届きました。仕事が早い。
で、ついでにChristopher 45mm も再オーダーしています。 ベルト幅45mm、バックルも巨大だけど、見た目ほど合わせる(装着できる)パンツは選びません。 ベルトループ幅が5cmほどあれば大丈夫。 Kingsleyが用いる金具はゴツいけど薄いから上品で良い。 その、気の利いた気の利いてない感じをより楽しめるのがMANHOLEエクスクルーシブモデルである、Christopher 45mmだと思っています。 なんていうんでしょうね。 「男らしい」とかそういう言葉では表現しきれない「馬鹿っぽさ」を感じる。 例えば、男友達の馬鹿っぽさに救われたことはありませんか。そんなベルト。
“Kingsley Walters Studio” [MANHOLE EDITION] – Christopher 45mm – Color:BLACK Size:28,30,32,34,36 ¥42,900-(tax included)
“Kingsley Walters Studio” – Albert 38mm – Color:BLACK Size:28/30/32/34/36 ¥42,900-(tax included)
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河上 尚哉
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SADEの新作トラウザーズ、PT26。 待ってました!と言わんばかりの皆さん。こんにちは。
カラーは、Grey。 素材は、100% WOOL。 極薄のサマーウールに感じるナヨナヨとした質感ではなく、ガサっとザラっとした力強い清涼感。 つまり‥‥? ・・・・・・ 正解!来るべきサマーに適したワイドスラックスです。
いわゆるワイドストレートシルエット。 PT26という数字が示しているのは、SADEのパンツが洗練されてきた回数。なんて分かったようなクチをきくのはやめておこうと思い直した次第でありますが、やっぱりきっとそう。 時に形を変えながら、生地を変えながら‥‥何と言ったらいいでしょう‥ 「SADEパンツ」の核なるものがむにゅんと生成されつつあるように思います。 例えば、腰回り。 弛まず、食い込まず。素晴らしい!履き心地! 大きな核。
今回のNEW核! PT26にはベルトループがありません。 代わりに、このディテール。 ベルト穴付きの持ち出しを付近にあったであろうブルーを反射するほどに磨かれたpucca型バックルに通過させ留める。 いや、マンボウ型かな? ポケットは、シャキーンとLポケット。 すっきりとしているけど男らしい印象を覚えるフロントスタイル。
ストーンと落ちてきたワイドな裾。 ピシッと通るセンタープレスがくるぶし間際で自然に折れ曲がる。そして軽やかに溜まる。 なんときもちい光景だこと!
ワイドストレート、グレーのサマーウール、L-POCKETのカジュアルスラックス。 ベルトループレス。フロントにアジャストベルト。 おさらい完了! あとはコーディネート!というのがお決まりの流れですが、 グレーのワイドスラックスが合わせる服を選ばないことくらい百も承知‥ですよね‥ 逆に「こりゃ合わねえな!滑稽千万ここに極まれりィ!」な組み合わせを見つけるまでゴハン抜きよ!と言われたらきっとお腹と背中がくっついちゃってこのスラックスを穿いてもズルッと落ちちゃいました!なんて事態に陥りかねないので、まあ、ちょっといい感じに、少しやってみましょう。
「たぶんビビットな色も合うんだろうな‥あのよくわかんないけど買っちゃった真っピンクのやつとか着てみよ」 「あのスウェット、ボロボロすぎて着てなかったというか気が引けてたというかたまたま目にしたおばあちゃんとかが腰抜かしちゃうんじゃないかとか思ってたけど着てみよ」 みたいな、発想が自然と浮かび上がってきそうなPT。 だってPTはーまだ、26だぁから〜♪
” SADE ” – PT26 – ¥62,700- (tax included) Color : Grey Size:0/ 1/ 2
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吉田 悠人
〒107-0062 東京都港区南青山4-1-3 セントラル青山003号室 M : info@manhole-store.com T : 03 4283 8892
こんにちは。河上です。 テーラードジャケットにTシャツを合わせるのが苦手です。 人がやっているのを見るのはいいんですけどね。 なんか僕がやるとあの気怠いカッコ良さが出ない気がする。 で、自分でやるとしたら大肩パッド入りのジャケットだったり、中にブルゾンを挟んだり、ニットを挟んだりして逃げてます。そして、その逃げついた先がタンクトップ。だから僕はタンクトップが好き。
“CLASS” -CCFS04UNI A- ¥277,200-(tax included) -CCFS08UNI A- ¥171,600-(tax included)
さて、今日紹介するのは見た瞬間に「カットソーでスーチングできそうな洋服だな」と思ったCLASSのセットアップ。 このセットアップだったらテーラードジャケットのインナーにTシャツを合わせるのが苦手な僕でも、タンクトップに逃げなくてもいいかもしれない。 組上はボタンレスのピークドラペル。 「ボタンレス」どころか肩パッド以外ほとんどのテーラード的構造を省いた、着る人にも見る人にも威圧感ゼロの柔らかな雰囲気。襟なんて綺麗なふんわりとしたロールが裾まで返っている。やる気があるのかやる気がないのかわからない。 で、所謂イージージャケットや「かたい雰囲気のジャケットが苦手な人に向けて作られたジャケット」に感じる退屈さは皆無。 組下はノープリーツのストレートシルエット、裾幅21cm。 サイドにハギがないテクニック溢れる作りが生み出すのは、着る人にも見る人にも緊張感ゼロの柔らかな雰囲気。一つひとつ丁寧に積み上げた無味無臭なパンツ。 だからこそ、裾をステッチでギャザー状に摘み上げた破壊的なディテールがとても、良く映る。
とても気に入ったので「セットアップでお店に並べよ」と思って値札を見たら冒頭のクレジットの通りすげえ値段でした。 Super160sの原毛を8本撚りした糸を縦横に使用して織ったDormeuil社の超高級生地。 で、見た目からも伝わる通り、シャリ感はあるのにありえないほどトロッとした心地の良い肌触り。 ただ、この生地だからこういう見た目になっているのもわかるんだよなあ。 「高いから無理!」と、一蹴できない。しちゃいけないような、儚さを感じる。 (値段的に)一般的には全然必要とされていない生地、(テーラード的に)全然必要とされていない作り。 「別に必要ではないけれど、すごく良いです」と言ってくれる人を静かに待っている洋服。
というわけで、今お店に並んでいるCLASSのセットアップ。 ポイントで押さえているだけなのにテーラード然とした空気、ポイントで押さえているだけだから全体は柔らかなムード。 自信を持ってカットソーと合わせられる。いや、合わせたいと思うセットアップです。 もちろん上下バラバラに着ることは出来るけど、カットソースーチング、いかがでしょうか。
ちなみに。この上下で店頭に並べているのはMANHOLEと神戸のMuktaさんの2店舗のみだそうです。 CLASSは相変わらず採算度外視なことをやっているなあ、と改めて感じる生産数の少なさですが、この上下に関してはそれすらも狙ってやっているような気がする。 そして、僕達も同じく。 仕方なくやっているわけでも、やりたいけどやれないわけでもなく、やりたくてやっている。
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河上 尚哉
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ヴェたな考え何に似たり?
Tue.4.15.2025
VEST….これをベストと表記するかヴェストとするか‥‥ この逡巡は果たして無駄なのでありましょうか。 深夜、車通過の気配のない短い横断歩道、信号待ち。 「この時間って、逆に何にも代え難いくらい無駄だよな‥‥」 刹那、こんな風に無駄っぽいことを無駄かもなって思うこの時間こそ本当に無駄だよな‥ グリーンの点滅…‥あ、いつの間に青に。アブねっ、と駆け出す。 フッ! 万田「信号待ちって無駄じゃん?でしょ?昨日さ夜一人で待ってたらさ‥(割愛)で、走って渡った」 掘沢「なにその話(笑)どうせ飲んだ帰りでしょ、なんか聴いてた?」 万田「あー聴いてたな、なんだっけな‥‥あー、アレだ!これこれ」 堀沢「うわーそれね、ぼくも帰り道聴いちゃう」 果たして無駄って無駄なんでありましょうか?
そして実は、お分かりとは思いますが、無駄か無駄じゃないかなんてどうでも良いや!って言いたいのでありますどうせ。 もっと進めば、無駄っぽいことを別に無駄として正面から捉え直したいんですよね。 は?どういうこと?回りくどい言い方すんなよ分かりづらい!と轟々ですが、 洋服を楽しむ人というのは意識無意識関係なく、ある意味そういうことをしているんだと思います。 向かい風が吹けば振り返り、「はい、これで追い風!」と、いうようなこと。
” SADE ” – VE08 – ¥49,500- (tax included)
というわけで、今回紹介するのは風が吹いてもなんのその、通り抜けていくようなVEST! SADE – VE08 -ですヴェ。 素材はChloroprene rubber。 なぜか近頃のMANHOLEではお馴染み(?)となりつつあるウェットスーツのやつ 。 先日紹介されたアイデアTシャツ も記憶に新しい、穴あきヴァージョン。 「通気性バツグンです!」なんて謳ったら逆に恥ずかしいくらいどうみても風は通ると思います。 つまりこれからの洋服。
表はBLACK、裏は深いピンクともパープルとも言えるような、ボルドーな色。 そして裏からポケットの存在に気づいておいて下さい。
Tシャツの上に羽織るだけで(この場合)、ポケットが2つ増える。 鞄を持ちたくない!でもスマホと財布は勿論必要。あ、あと今日は本も一冊。 でもパンツのポケットがパツパツになるのはイヤ! そんなあなたに、テブラ族若大将からヴェストのすゝめ。 良い大きさのポケットが2つ増えます。 これは無駄とはパラレルなお話。 ムダ話、ではありません。ポケット、大事。
どうみてもマトモじゃないけど、マトモなスリーピースみたいな感じでこのヴェストを着てみようかな、の図
ペロリ裏ボルドー
「これ裏でも着れるじゃん!」というのはフツーの発想。 だからたまにはフツーに裏返して着てみてください。 パッと色が変わるだけではなく、接合部の黒いパイプラインが浮き出て表面とは違った立体感。 「はんこ注射も、浮き出てますねブフッ」 丸い跡と、四角い穴。 なんつって、流石にはんこ注射も意味ありげに回収と。
⚫︎海岸編
っとっとっと!
タオルでも敷いて‥‥と。 「今日は暇だしとりあえず海でも眺めていよう」 無機質なホワイトバックでもなぜだか浜辺が目に浮かぶようなのは、 ウェットスーツ生地だからなのか?影山さんの発想が何かを纏わせるのか? そもそもみなさんの目には浮かんでいないのか?これ杞憂? 決して無用ではありません。なぜなら着られるから。 でも無駄って言いたい。それはたぶん、「無駄を楽しんじゃう能力」ってすごく良いからです。 支離滅裂な言葉を並べても、この感じはすでに皆さんに伝わっています。
ぐわー雨降ってきた凌げ凌げあっ濡れるだって穴空いてるもんあでもウェットスーツだから余裕だキモチイ
雨も上がったことだし、そろそろ帰ろう あっ‥夕日‥‥キレイ‥‥
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