2026/03


去年の6月、灼熱のパリで見つけた、というか宮田から紹介されたのがGEORGIA。
暑くてよく覚えてないけど確かそんなわけなさそうなほんわかしたムード漂う会場に招待され、そんなわけなさそうな人が奥にいたので「やっほー。暑いねー。パリ、1000度くらいあるねー」くらいの軽い挨拶をして宮田の説明は暑くて何も入ってこなくて目の前には15.5ozのデニムがずらり、暑苦しい。
けど、何故か前向きに「とりあえず穿くか」という気持ちが芽生え、穿いてみたら「いいじゃん、やるじゃん宮田!」と中台と二人で宮田をニコニコと囲んでいたら奥からさっき挨拶したそんなわけなさそうな人がニコニコしながら近付いてきて「いいね!」と褒めてくれて「な!いいよなー!」とみんなでニコニコしていたら時折宮田がそんなわけなさそうな人になんか質問しているから「そういえば、このそんなわけなさそうな方は一体何者なの?」と聞いたら「GEORGIAのデザイナーのマリアです」と、さっきも言いましたけどね全然話聞いてないじゃんこの人みたいな顔して伝えてきたのでここで申し訳なさそうな顔をしてはいけないと思い「最高だな!君の洋服!」と伝えニコニコしながら話し、ニコニコしながら「マリアまたな!」と、その場を後にして「よかったな!GEORGIA!」と、中台と帰り道に話していたのにも関わらずその晩宮田からオーダーシートが送られてきた時には全てを忘れていたというか話を全く聞いていなかったことに気付き「ただニコニコした時間だけが残ったなー!」となったけど「確か宮田が日本でも見れるって言ってたな!」ということを思い出し、その日は爽やかな気持ちで寝ました。

何が言いたいかというと、「こうあるべき」という思想はどんな文化においても存在し、それ自体は非常に大切なことですが、その「こうあるべき」という強い思想に対峙できるのは「そんなわけない」くらいの明るさや大らかさなのかもしれないということです。
物が、とかじゃなくてそれ以外の部分も含めて。
ちなみにここで僕から「そんなわけない」とか書かれているマリアですが、宮田は「映画の衣装作りの流れか以前ASAP Rockyから衣装を依頼されていた」とか言ってました。「そんなわけないだろ」と聞き流しましたが、そんなわけないことをサラッとやっているのがアメリカ。
マリア、気になるわー。好きだわー。

“GEORGIA” – Brandon Adjustable / Kato Bootcut Flare –
Color : Raw, Sun

¥55,000- (tax included)


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河上 尚哉

〒107-0062
東京都港区南青山4-1-3 セントラル青山003号室

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T : 03 4283 8892


過去に大バックル付き極太イギリス製ブライドルレザーベルト:Christopher 45mmを作った時もそうだったんですが「なんかバカっぽくて良いな」という理由で選んだ今回の大馬蹄バックル。
丁寧に、あるいは合理的に作られた質実剛健で真面目なものや華やかで美しいものもいいけれど「良いものが欲しいわけでなく自分たちが欲しいものが欲しい」我々にとって、その「バカっぽくて良いな」という感覚は結構大切だったりします。
出来ればファーストタッチは「うわー!なにこれ、かっこいいー!」みたいな勢いが望ましく、後からそれ以外の魅力を後付けしていくことのできるものって、良いですよねー。


と、いうわけで。
Kingsley Walters Studio:Holborn 38mm。
手仕事のムラっぽい顔付き、鈍く光る質実剛健なブライドルレザーに対して、白く輝く銀色の薄い真鍮。で、大馬蹄バックル。うん、完璧じゃないか。
いや、手仕事のムラっぽい顔つきなんてそれっぽいことを書いて誤魔化してますが、今回はサイズ刻印を打ち忘れたようで検品が面倒でした。
人間がやってること、良い部分もあれば悪い部分もあるということ。

さて、バカっぽい、というかバカな我々ですがバカにはバカなりの良さがあるのです。
そうだなーなんだろうなー、そう思えるくらいには前向き、とかですかね。。。
あとは、タフだけど繊細、とか。大雑把だけど真面目とか。
そういう両端にあるものを繋ぎ合わせられるのが人間らしさだと思っている。
ちなみに、馬蹄は幸運のモチーフだそうです。
つけてもつけなくても幸運のステータスはきっと変わらないけれど、なんか良いことがあるといいですよね。

Kingsley Walters Studio” -Holborn 38mm-
Color:BLACK Size:28,30,32,34,36
¥46,200-(tax included)


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みなさん、こんにちは!
今日のBLOGは、ざっくり行きますよー?
いいえ、といってもテキトーに粗く進んでいくつもりは毛頭ございません。


一見しただけで、「ざっくり」の意味がお分かりいただけたかと思います。

アメリカはロサンゼルス発、GEORGIA。
河上さんには「いい感じの人に会えてね。彼女がやってるGEORGIAってブランドを始めることにした」と言伝いただきました。
この「いい感じ」から伝わってきたのは、とりあえず細かいことは一旦おいておいて、まず伝わってきた印象をピュアに受け取りたい、その方がよさそう、そんな感じです。


今や、世界各国から集まった洋服やアクセサリーがひしめき合う店内でひときわこのニットが目立っているのは、西海岸という出自が新鮮香るのか、はたまた鮮やかな赤か、ざっくりか。おそらく全部でしょう。
細かいことはおいておいて、とか言ったそばからまた何やらしゃべり始めてしまうところでした。
まずは気持ちいいくらいに空いた胸元を、ざっくりと受け取ってみてください。


改めまして、こちらは赤鮮やかなニットプルオーバー。
100% COTTON。
風通し、などという言葉ではもはや表現不足なV。月並みですが、これからの季節に嬉しいコットンニットです。


ADIDASハーフジップにオン。
不思議と、一体化しているような印象を覚えます。そりゃあ赤なんだからそうだろうと言われてしまえばそれまでなのかもしれませんが、意外とそんなこともないのかもしれません。


フロントのBIG Vが確実に目を惹きますが、スンと振り返ると、浅く抜いたような首元の空間に気付かされます。

偶然の一致、ってもうそれだけで魅力的なことですけど、服と服が繋がる感覚は重ねてみて初めて味わえるものですね。襟から3本ライン、そしてそれがニットのパイピングへ。たまたまだけれどサティスファイ。あ、そうですそうですパイピング。


クリーミーな水色が走ります。
胸元がアグレッシブであるぶん、こういうキュートな縁取りにハッと。


ぱっと見正体不明な組み合わせも、このV空間が包み込んでいます。いや、全く包み込んではいないなあ。どちらかというとイメージ的には逆。なんでも飛び出させたくなる、そんな冒険の感覚。


極端な襟下がりの白シャツ。そしてそれを角度新たに受け止める(?)ニットのV。

ふだんは、というか大体ふつうは空いていなかった空間があると、時にはこんな出会いもあるかもしれません。無かったものがあったり、あったものが唐突に無かったりすると、考えたこともなかったことにノーステップで辿りつくこともあります。せっかく軽やかに考えなかったのだから、そのまま「ラッキ〜」と、波に乗りましょう。

ぼくたちにとって新しい、それだけで新しいリズムを与えてくれそうなGEORGIA。
まずはざっくり、いかがでしょうか。

“GEORGIA” -Lee V Neck Pullover in Fire Walk-
Color : RED/LIGHT BLUE Size : S,L
¥53,900-(tax included)



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吉田 悠人

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「なんだ、あのひと最初は近寄りがたかったじゃん、なんていうの?話しかけるなオーラ的な?でも昨日話したらすごく優しかったんだ〜、たまたま居酒屋さんでばったり会ってね仲良くなっちゃった」

「そうなんだ。それもそのはず、やはり人間には二面性というものがあってだな。」……などという薄っぺらいコメントをするような人間にはならないよう気をつけていきたい今日この頃(もう手遅れかな……)。あったかかったり、さむかったり。さむかったりあったかかったり。これぞ季節の変わり目。

ようし。というわけで本日のスタートラインに立ちましたのは、
FRANK LEDERより、WASHED ORGANIC COTTON COAT with DOUBLE POCKETS。
MANHOLEではいわゆる、ぺらぺらのコートと呼ばれるタイプのコートです。


COTTON 100%、シャツに使われるような生地がふんだんに、コートに化しています。
品質表示タグによると、DRY CLEANING ONLY というのがブランド側からのお達しですが、なにせ綿。汚れたりしたらふつうに洗えるところも良いですね、と呟いておきます。


茶色に茶色にマルチストライプ。
渋い色、重い柄、それがふわりと揺れる軽い生地に載っている。「これがFRANK LEDERらしいよな」と河上さんが言うとおり、このコートの一番の個性です。

重いのに、軽い!という意外性。着るまでこんなに軽やかだとは思ってもみなかった〜と言い直してみたところで、冒頭に登場した「あのひと」も、そうなのです。二面性なんかじゃ全然ない!そういう表裏みたいな感じ、想像しやすいのかもしれないですが、昼間はなんか深刻そうな顔をして話しかけたことも無かったひとに夜会ったらほろ酔いで笑顔で、なんか良いじゃん!太陽と月は別物ですが、昼も夜もおんなじひとですよね。もしどうしても面で表したいんだったら、2じゃ全然足りませんよね!


背中にスパッと。ふわっと広がるインバーテッドプリーツ。
いい風吹いて欲しいですね。


大きなパッチポケットの上に、両玉縁のフラップポケット。
思わず「かわいい」とこぼしてしまいそう、ユニークな二層構造。


たっぷり広がるストライプ、気分がいいです。
くしゃっと適当に羽織って出かける姿がすーぐ浮かびますね。


都合よく良い風が吹いてくれました。
やわらかに膨らむ裾、というかコート全体をお見せできてよかったです。


風吹いたはいいが、なんだか寒いな(わがまま、ですが天気ばかりは思い通りになりませんからね)


そんな時は、この生地を活かしてシャツのように扱うのも良いかもしれませんね。といってもいつものアウターを羽織るだけです。
何事にも柔軟に対応していきたい!(まずせめて装いくらいは…)


ラグランスリーブのコートは着心地がいいなあ あよく見たら襟の柄も合わさっていて美しいなあ…
パジャマに羽織るだけでも十二分に格好がつきそうなところもいいですよねえ その存在感が渋さってことなんですかねえ ぜひ参考にしたいものですねえ と、尽きませんね。
このコートはいいコートです。みなさんの春をいかようにも彩ってくれるはず。ああ、秋も?そりゃそうでしょう、って、そこじゃなくて、「彩る」っていうのはこの比喩にはちょっと……いや茶色だって立派な色でしょう、渋い色っていうのが存在しないって言うんですか?え?…あ、いや…そんなつもりじゃなかったんですけど…ね…

やっぱり、FRANK LEDERのコートはかっこいいです。この問答無用な感じ!

“FRANK LEDER” -WASHED ORGANIC COTTON COAT with DOUBLE POCKETS-
¥184,800- (tax included)



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思い出の柄


いやはや、3月ですね。週末にそこらへんを歩き散らかしていたら何度か梅を目にしました。いい季節がやってきますね。あと、芝生で昼寝なんかもしてみました。日差しがポカポカしていましたからね。そしてお腹壊しました。冷えたんでしょうね。少し寝っ転がるくらいにとどめておけばよかったものを、何事も塩梅が重要ですね。日々勉強でございます。

よ〜し塩梅というワードに無事辿りつきましたよ。
みなさん、覚えていらっしゃいますか?先日のBLOGちょっとの塩梅
今日はあのデニムとおんなじ形で別の生地:CCGS03UNI B でございます。



「おんなじ形」とはいえ、こうまで全体の色柄が変わると「ライトオンスのデニムバージョンもあった」ということや「リファレンスどうこう」なんてことは最早どうでもよく「こういうパンツ」に見えますね。

フロントのパッチポケット脇に無理やり入れられた深いプリーツ。
そして、ヒップトップをつまむようなダーツ。
上記2点により左右に膨らむシルエットではなく前後に膨らむシルエットになる赤白ギンガムのユーティリティーパンツ:CCGS03UNI B。


で、赤白のギンガムチェックはイタリアのテキスタイルメーカー:Lyria社のもの。

思い出のレストランに見るテーブルクロス、数年前のラグジュアリーブランドのランウェイ。
河上さんは「Mars / Merry go roundを作る時に、内装をデザインしてくれた津村さんと堀切さん、そして中台とランチにいったお店がまさにこういうテーブルクロスだった気がするなあ」と言っていました。

仕入れた理由は「穿くと楽しそうだから。あとは過去にこれのブロックチェックバージョンみたいなパンツがあって、中台がそれを穿いていて似合ってたなっていうのを思い出した。」とのことです。
他にも色々言ってましたが、いずれにせよ、これは思い出を想起させる柄。
つまり、見るひとによって背景が変わりそうな生地。


一口に「コットンパンツ」と言ってしまえるわけですが、なんとか別の言い方はないものかと模索したくなる、シャキっとしたコットン。


「シャキっとしたコットンです」とか、「前後に膨らむようなシルエット」とか、
こうやってこのCCGS03UNI B の大事な性格を言葉にすることは大事ですよね!ジブンうまくお伝えできましたでしょうか…?
しかし!もし伝わっていなくても安心してしまうくらい(ダメですけど)、このチェックが、良いです。

そんなのわざわざ言わなくても……
って結局言っているのと同じようなものなので、ズル言葉な気がしてしまうのですがこの際……
いや…でもそうだと思います!
爽やかな赤いギンガムチェックのパンツを穿く、っていうだけで、その一点だけでとてもワクワクすると思います。



ちょっと、出かけてきますー。なんてただの外出も楽しみになってきました。
このチェックを見ているとなんだか無性にたのしくなってくるのがぼくだけではないですよね。
ただ過ごす時間も思い出の柄。言い過ぎですかね?

“CLASS” – CCGS03UNI B –
Color: WHITE/RED Size: 2, 3 ¥79,200- (tax included)



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