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本日はこちら。
「河上さん、そういえばこれって、ジップアップブルゾン、みたいな感じでしょうか?その名前だとカーディガンより高そうな感じしますよね」
「うーん、いや、なんだかそれだとちょこざいな感じがするからジップアップカーディガンにしよう。実際のところ、これはカーディガンとは全くの別軸の企画。80年代のスポーツブルゾンがもっと着やすくなればいいのになって発想で作ったもの。実際の作り自体もカーディガンと比較すると複雑。だけど、この薄さだからジップアップカーディガンって呼んだ方が自然かもね」
御意!というわけでMANHOLE企画、イタリア製ハイゲージジップアップカーディガン。
先の会話、あのカーディガンがとても良かったからジップアップバージョンも作ったのは承知だけれど、ネックのリブや袖や裾のリブ的にはブルゾンだし、ポケットの中までハイゲージな感じは驚いたし、なんとなくの感覚として、せっかくならブルゾンと名付けた方がハイな雰囲気醸すかな実際ハイクオリティかつハイプライスなのだし、というのがぼくの意図でしたがいらぬおもねりであったと反省。
しつつ、あのハイゲージカーディガンがとても良かったからジップのブルゾンも作っちまおうという発想そのものがそもそもちょこざいな感じがしないでもないですが、名前など実物を着るだけのぼくたちにはほとんど無のようなものなので無問題。勢いで本音が漏れ出ている感が否めませんが、無問題。
今日はそのまままっすぐBLOGで。僕、吉田悠人はMANHOLE黎明期のお客さんでした。

Size : M, L ¥99,000- (tax included)
そうですよね。高いですよね。
そうですよね。かっこいいですよね。
どちらが先に来ようが結局はどちらも紛れもなくこのカーディガン。
値段は高いしかっこいい。
こういう生産で、この糸で、〜という仕様を採用したことで、あとここのこれも〜でetc。
だから高い「けど」かっこいい。
それは事実でしょう。しかし、その、「けど、何か?」という感じがちょこざい香る。
だから聞こえは似ているけれど、し、で直列繋ぎ。



これが噂のジップ。
それをずいーっと上げると、

ジップが隠れます。比翼のシャツを初めて目にした時(もちろん比翼なんて言葉を知らぬひよこ)の「なんかかっこいいなぁ」に似た感覚。ぼくだって早くこんな風に洗練されたい。
と、いつもの通りふんわりおすすめするのも物足りなくなってきた。
だって、絶対に着ますよこんなの。
こう比べるのもずるいですが果たして繁く着るかどうかあやしいものに¥99,000-(tax included)を投じるんだったら迷わずこのジップカーディガンに¥99,000-(tax included)を投じるでしょう。
というか、なにか比べるようなものでもないんですよね。はなからブルゾンとカーディガンの価値を比べていたぼくがいっても説得力に欠けますがね。
「ジャケットを羽織ろうかな、それともこのスウィングトップにしようかしら。あーでも」
そのセレクト画面とは、別軸!もはや脱げない初期設定。呪いではないので教会へわざわざ行く必要もありません。とりあえず気の済むまで着ておけばいいのです。個人的には気が済まない気がしてなりませんが、「またそれ?」なんて言われたってすみません。なんて謝る必要なんてありません。というかなんだか永遠に言われないような気さえします。「こんなの、そりゃあ毎日着てしまうやろ」相手方(誰?)にもそんな理解が瞬時に生まれることでしょう。「じゃああなたも、着てみますか?」理解が自信に変わる瞬間。どういうこと?

タータンキルトがこんなにも安心して華やげるのもそういうことだし、

ジャケット着るんだけど、中にはシャツじゃない。じゃあ何なのっていう時も、

そうだし。

ポケットの中までハイゲージニット。そしてポケットの中までフル成形。

満員電車だからリュックはしっかり手に提げてますっていう時もこうだし。

なんで電車って年中温度調節がバグってんだって時は、

スススと軽く畳んでしまえばよし。
ふと立ち止まって考えてみれば仮にも(というか正式に)高級品であるこのハイゲージジップアップカーディガン。使い古されたOUTDOORのデイパックには釣り合わない、そんな考えの芽はもうすでに摘まれました。全てに開かれたMANHOLE企画。ジップだけに。
すぐさまお口チャック。あ、ミッフィー派ですか?

VISIONのボロTからウイングカラーのアコーディオンシャツまで。
これは近所のコンビニから表参道までと通底するものを感じますね。
つまりもう、言葉は要りませんね。


と、余韻を残すクールな沈黙で去っていこうと思っていましたがやっぱりダメ。なんでかって言うと、「これ絶対着ますもん」という勧め方は流石になんだかずるいのかなと思いまして。いや、待てよ、そんなことはないのかしら。だって、絶対着ますもん。どこから湧いてどこへ流れていくのかも知れないこの謎の自信らしき何かをみなさんの脳裏にコピーアンドペーストできれば幸いです。
このジップアップカーディガンはMANHOLE卒業生、山崎さんのGOOD TIMEと共にリリース。
話の流れは河上さんからまた後日。身内だからこそまっすぐに、胸が熱くなる。
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