良いものは良い

こんにちは。河上です。
さて、NICENESS製MANHOLEオリジナルパーカー:M.CROW。
元にしたのは僕の私物の70年代の裏サーマルフーディ。
フードの形と大きさが気に入って買ったことを覚えています。
当時の僕によく会っていた人から「この人はこの洋服しか持っていないんだろうな」と思われていた事が確信出来るくらい毎日着て毎日洗ってました。
で、毎日着て毎日乾燥機に突っ込んでいるとデッドストックの状態で買ったそれは次第にジップテープが縮んでうねうねしだし、内側のサーマルは縮み、外側の天竺はそんなに縮まずなんともいい風合いの短丈ジップアップパーカーになりました。


現在別企画でイタリアへドナドナしてます。早く帰ってこないかなあ。
狙って作った短丈のそれと違い「元々短くないものが自然と短くなった」というのが、わざとらしくなくて良い。
加えて現行のジップアップパーカーに感じていた違和感、というか物足りなさは「ジップがうねうねしていないこと」だったんだな、ということに気付きました。いや、もちろんうねうねしていない方がジップを上げ下げしやすいんですけどね。僕にとってジップが上げ下げしやすいことよりも、ジップがうねうねしていることの方が重要でした。
良さを求めて作られた訳ではないけど人の生活を介すことで結果的に良いと感じられるものがあるということ。
そしてそれが「最初の段階から良さを求めて作られたそれ」を超えることだって、あるということ。



さて、その「良さを求めて作られた訳ではないけど人の生活を介すことで結果的に良いと感じられるもの」を再現するためには誰にお願いすればいいんだろうな、と考えたところNICENESSが思い浮かび「良いものは良い」という理念に頼ることにしました。良いものは良いということは、こういうものの良さも理解している。
「ジップテープが縮むようにして欲しい」とか「内側のサーマルはめちゃくちゃ縮んでいるけど表側の天竺はそんなに縮まないようにしてほしい」とか「うーん、なんかもうちょっとこううねうねっといけませんかね」とか「サンプル受け取ったけど表側の天竺の生地がなんか違う」とか「ちょっと忙しいから後で連絡します(しない)」とか、適当に作られたものの良さを再現することの難しさと僕の適当な仕事具合に根気強く最後までしっかりと向き合ってくれたNICENESSチーム、ありがとう。
とても、気に入っている。






Color: BLACK Size: M, L ¥52,800-(tax included)
Mで着丈48cm、Lで着丈48.5cmから始まり、数値にすると全体的に笑える寸法ですが、コットンのパーカーなので短く感じたら「えいや!」と常識の範囲内、自己責任の内側の力で引っ張ってみてください。
そういう個人で出来る微調整もこういうものの良さの一つだと、僕は思っています。
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河上 尚哉
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