2024/12

次はどちらへ


こんにちは。河上です。
Godard haberdasheryの笹子さんにスウェットを作ってもらいました。
「MANHOLEが理想とする人物って誰だろうな」と考えた結果、中台にとってのヒーローをモチーフにすることにしました。



ボディはGodardオリジナルのスウェットボディ。
サイズ展開はXXS,XS,S,Mの4サイズ展開。
色は全くフェードしていない真っ赤な60年代のchampionを参考にしています。
僕は前回同様MANHOLEとGodardを何度も行き来しただけですが、今回も変わらず自信だけはあります。

「全然フランス関係ないんだよなあ」と言いながら、サラッと作ってくれた笹子さん、ありがとうございます。


あ、そういえば新しいお店の名前を決めました。Marsです。
火星。人類が未だ到達出来ていない場所ですね。

この場所は僕が5年前にMANHOLEを開けた時に浮かんだ「次はCLASSのデザインチームとお店をやりたいな」というイメージが形になるお店。CLASSがディレクションするお店:MERRY-GO-ROUNDとMANHOLE、二つでMarsです。
「河上くん、一緒にお店やりましょ〜」と、先方が声をかけてくださったのは約1年ほど前でしょうか。
「いいですね〜。やりましょう!」とすぐに言葉を返したけれど、最初は冗談だと思ってました。
で、僕がこのお店に立つのは軌道通りでなんかつまらないので、全然違う展開にしてくれそうな中台に任せることにしました。便宜上「CLASSがディレクションするお店:MERRY-GO-ROUNDとMANHOLE」と表現していますが、MANHOLEとは切り離した、全く新しいお店を目指してもらっています。

「CLASSとして、何がやりたいですか?」と聞いてもキリがなさそうだったので「これはやりたくないってことあります?」と、聞いてみたところ「う〜ん。自分達が既にものづくりで携わっているブランド(CLASSやrenoma)は並べないかなあ。あと『自分の私物コレクションを売ります』みたいのも(別にそのもの自体に執着はないけど)絶対にやりたくないです」と、言っていました。
それを中台に伝えたら「え!CLASSとrenoma並べないの!?何売るの?」と驚いていました。

僕はなんかもう、この時点で楽しい。
行き方は想像がつくけれど、まだ誰も辿り着けない。


で、今回のスウェット。
このスウェットも「笹子さんとなんか一緒にやりたいな」というイメージが形になった物です。
売れるとか売れないとかではなく、僕達は僕達自身がワクワクするような誰かと仕事がしたい。
という、気持ちの面でもタイミング的にもちょうどいいので、Marsオープン時に発売します。
予約や取り置きは一切お受けしません。オンライン掲載は未定です。
1月頃開けられるかな、と考えていましたが、2月にずれ込むようです。
施工屋さん次第、現段階では僕達にも詳しい日程が掴めませんが、近づき次第ご案内いたします。

というわけで。一緒にMarsを待ちませんか。
まずは「確実に手に入る」という退屈な安心感ではなく一緒にワクワクしながら待つという時間を、僕達はMarsを通してお客さんと楽しみたい。



人間は空想を形にすることで、次の空想を思い描くことの出来る生き物、と書くと聞こえはいいですが叶った夢はスタート地点の現実に変わり、その現実を乗り越えるために次の夢を見る必要があるのです。そう、まさしく僕らは次の夢を見た。まるい穴から見上げて輝く、次の惑星へ。


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河上 尚哉

〒107-0062
東京都港区南青山4-1-3 セントラル青山003号室

M : info@manhole-store.com
T : 03 4283 8892

あ、BOA



ブルブル、寒空寒空。冬の空は綺麗ですよね〜澄んでいて。マッサオ麗かお昼の空も当然気持ちの良いものですが、やっぱり夕焼けが格別ですよね。赤から青へのグラデーション。いい色です。ムム、そういえば夕暮れは秋だっけか‥冬は早朝か、確かに朝焼けはグン抜き抜群ですね。なんて、冬のことばかり考えていると、暑い暑い喚いていた夏のことが恋しくなっちゃったりもしませんか?夏の空といったら、もくもくもくもくデッカイふわふわ。あっ、入道雲じゃん。あれも、何だか心躍る存在。ま、でも今は冬、ありませんよ入道雲なんて。

あ、ボアジャン。


冬はボア もこもこぬくい 入道じゃん



というわけで、本日はCLASSのCCEA07UNI A の紹介です。

真っ白なボアジャン。
ボアジャンとは、文字通り裏地や襟などにボアが施されたアウター。

COTTON 100%の表地。
裏側、襟にはクリーム色のボア。
袖の内側は中綿キルティングとなっております。裏側たちは後ほどご覧に入れます。

あたたかいに決まっていますね。そして特にこのボアジャンは軽い。気持ちの良いホワイトも爽やかで軽やか。
軽い気持ちで防寒しましょう。


わざわざ夏から入道雲なんて引っ張り出してこないで、
真っ白、綺麗な雪ですね〜。東京、今年の初雪はいつなんでしょうかね?
とかの方が良かったんですかね?



もしもの話です。
「よーしお洒落するぞー」という気持ちがもしも微塵もなかったとしても、このボアジャンはいいと思うんです。
何の気なしに着ても、お洒落になる。といった類の話ではないと思うのですが。
こういう雰囲気を纏う洋服は、実世界とファッションワールドの交点なんです。ウィンターワンダーランドも。
ノットパラレル。みんなのボアじゃん。


ま、そろそろ脱ぐ頃合いですかね。



「あれ?裏のボア‥裏返しても‥かわいいのでは‥?」

なんていう白々しいお芝居は卒業。今までお世話になりました。

続きましては。
クールに、キュートな裏ボア編。


裏で襟を折り返してみると、真っ白コットンのキュートな切れっ端感。
キュート。


ボアとキルティングの境界線



今日も今日とて、冬へまっしぐら。空が妖しくグラデーションな時間になるとぼけぇーっと無心で眺めてしまうわたしたちですよ。季節が体に流れ込んでくる気がして、快いですよね。
こんな時こそ「逆に」気持ちよく、真っ白なボアジャン、爽快。
同時に逆でも何でもありません。
寒い冬にあたたかいボアジャン。順当じゃん。

そういうわけなので、皆さん寒さに十分気をつけてお過ごしくださいませ。

” CLASS ” – CCEA07UNI A –
Color:WHITE Size:2 ¥88,000- (tax included)



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[MARMOLADA] FG119


F.LLI Giacometti / MARMOLADAのFG119:TYROLEAN SHOES。
ジャコメッティは作られた順に品番を振り分けるようで、最近のモデルは600番台ということを考えるとブランド初期からラインナップされる形。先日紹介したキッカーバック付きのFG123とキッカーバックなしのFG257という数字の開き方を見るとディテールや裁断方法などで細かく品番を分けているようですね。ちなみにFG119よりも品番が古い(MANHOLEに並べたことのある)モデルはFG105
イタリア北部のドロミテ、アルプスを眺めるVENETO(ベネト)地方に残る職人メーカーの自社ブランドであるF.LLI Giacometti。彼らはそのベネト地方に残るハンドメイドシューズの文化を継承してきました。その背景を考えると、クラシックなトレッキングシューズ:FG105やトラディショナルな軽登山シューズ:FG119のような靴を作るのも、そこに目を向けてブランドをスタートした経緯にも納得がいきます。



さて、ジャコメッティのチロリアンシューズ。
底付けはハンドソーンノルベジェーゼ。ハンドモカの糸の太さ、ウェルトステッチの太さ、履き口のステッチと飾りステッチの太さ、それぞれ違っているのもかわいい。
で、Vibram履いています。革も作りもアウトソールも、その形通り悪天候の際に気にせず履ける靴。

甲革はVACCHETTA ELBAMATT AGAVE 。
昨年作ったチロリアンブーツのPIOMBOで、バケッタレザーの良さに改めて気付いたので今回はAGAVEという緑色のバケッタレザーを選んでみました。
なんか、この「昔からある」みたいな感じ、すごく良く出来たと思います。
代理店の代表からも「これ、すごく良かったな!初めて使ったけど、なんでこの色にしようと思ったんだ?」と、褒められました。嬉しい。何も考えてませんでしたとは言えなかったけど、嬉しい。
何か考えた時はあまり褒められないので、何も考えないくらいがちょうどいいんでしょうね。



で、付属する平紐は元々土汚れがついたようなデザイン。
F.LLI Giacomettiの中だと比較的踵が大きい木型、更に着脱がしやすい二つ穴。
分厚い靴下で合わせるとフィット感も増して見た目もキュートです。

“F.LLI Giacometti” [MARMOLADA]
– FG119 – TYROLEAN SHOES Forma:282
VACCHETTA ELBAMATT AGAVE ¥137,500-(tax included)



最後に余談ですが、MAROMOLADA品番によく見られるスクエアトゥは昔のスキー用のブーツの名残。
今見ると「ファッション的デザイン」にしか見えない物にもちゃんと意味があるしルーツがある。
それを自然な流れで作り続けていることも、F.LLI Giacomettiの強みなのでしょう。本物でありながら、ファッションでもある。昔からある土台を更に踏み固め、世界的情勢を相手に一進一退しながら少しずつ少しずつ、今も目の前に聳え立つ山々を登り続けているということ。



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河上 尚哉

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F.LLI Giacometti、FG123。
木型はローファー木型:LUIGINO。底付けはハンドソーングッドイヤー。
FG257と全く変わりませんが、FG123はヒール部にキッカーバックが付きます。
ハンドステッチで実益はありませんが、よりアメリカンなスタイル。
で、甲革はTEJUS、トカゲ科に属する爬虫類の一種です。
中台が同じ革/同じ形のネイビーローファーを履いていた気がします。
MANHOLEでは意外と初登場。いや、一足だけ余ってた在庫を引き取ったことがあるくらいでしょうか。というのも、ついにF.LLI Giacomettiが持っている赤いカーフを使い切ってしまったので、中台と「どうしよかね。赤い靴、なんか勢いがあっていいんだけどな」と考えた結果、まずはこれになりました。爬虫類革特有のキラキラした光沢感のある赤。いや、赤よりも深いのでボルドーですね。
で、とにかく軽い。既製靴の履き心地は木型が足の形に合うか合わないかもありますが、ソールの返りの良さとライニングの有無と甲革の軽さでほとんどが決まると思っています。なので、この軽い光沢感のあるボルドーの革はハンドソーングッドイヤーで底付けされたF.LLI Giacomettiのローファーに合うのではないか、と思いローファーでオーダーしました。クロコダイル以外のエキゾチックレザーの中では比較的店頭に並んでいるのを見かけるTEJUSのローファー。物珍しさはそこまでないかもしれませんが、だからこそ普段のように「合わなすぎて合う」というような勢いで買う、というよりももう少しだけ洋服との合わせ方を考えられるような。いや、結局合わなすぎて合うのは変わらない。んだけど、それ以外の切り口からも何かを考えられそうな気がしています。

さて、FG123。
次のお店用に取っておいたんですが「クリスマスっぽいから出しちゃお〜」と、思い立ちMANHOLEに並べることにしました。クリスマスや年末の勢いでどうぞ。って結局勢いなんか〜いって自分でも思います。思いますが、決して安い靴ではないので色々な勢いに乗せて軽快に、この軽い靴をキラキラとお楽しみくださいませ。よーし、あとは悠人に任せます。


はい!河上さんの説明のお蔭で、この靴がどんな靴であるのか、分かりましたね。

「ブログは暇潰しだから、商品説明だけじゃつまんないと思うんだよね。あと、悠人に今日やって欲しいことは特にないからなんか書き足しといて〜」ということらしいので、
あとは暇なぼくが皆さんと一緒に暇を潰そうと思います。

ぼくは暇が大好き。
思い返してみると、ありませんか?
「〇〇くん、暇、好き?わたし耐えられない。何したらいいかわかんなくなるもん」みたいな問い。
ぼくは暇が大好き。
「暇って耐えられないからわたしすぐ旅行行きたくなるもん」みたいな人、いましたけど‥‥
暇だから旅行に行けるんですよね?暇を敵視しているようですが、イチバンの味方ですよね。
ぼくだって、暇が好きだって言いますけど、誰もいない部屋でぽつりと虚空を見つめ続けているわけではないです。そりゃあつまらないですよね。まあありますけどね、ぼけ〜っとする時も。



流石に暇とはいえ、暇についてなんて誰しも一度は考えてみたことがあるようなことをぼくごときがつらつら書いているのでは、せっかく電車移動時の貴重な暇時間を潰してくれている方も寝ちゃいます。
かと言って、この靴について何か書き足すのは無理。なぜなら河上さんが全部書いているから。

だったらもう書かなきゃ良いじゃん!と思うのは当然でしょうしぼくも薄々というか濃々気づいているのですが、もうすぐクリスマスですし、その先には大晦日があるし、お正月があります。
だから何なの?



だから何なんですかね。
はやくお雑煮食べたいですね。



ピーマンの肉詰めって、誰が最初に発想したのでしょうか?
ロールキャベツも然り。とても美味しいですよね。悲しきかな、ふたつともここ5年くらい食べた記憶がありません。

クリスマスはピーマンの肉詰めで大晦日はロールキャベツで年越し蕎麦食べて三が日はお雑煮オンパレード。


次に来るはクリスマス、赤。

クリスマスレッドの勢いで、一足お先に登場した赤いトカゲの靴。
いや、赤って言ってばかりじゃ面白くないですね。ボルドー。ボルドーといえばワインか。
それでは、ここでぼくのオススメワインを紹介します。ステーキでも焼いて、このワインと一緒にしとやかなクリスマスディナーなんて、いかがでしょうか。

そんなことが出来たら、なんてクールなんでしょう。さっきお店で流れるクリスマスソングに耳を傾けながら、「家でワインが飲みたくなるね」と言っていたこうしさんに教えてもらうことにします。いつか皆さんにもお伝えしますね。

よし、気を取り直して再出発。クリスマスの赤に着目しよう。「キリストの血」を表すシンボルか。うーん、ボルドーの赤に戻ろう。そういえば赤ワインって結構赤黒いよな‥びっくりするくらい真っ赤な赤ワインってあるのかな。
「真っ赤なワイン」検索検索‥‥と

‥失礼ながら存じ上げないお姉さまの歌謡曲「真っ赤なワイン」がヒットしました。
出鼻をくじかれました。
真っ赤なおっはっなっの〜‥

中々暇を潰せと言われても、難しいものですね。河上さん、僕に仕事をさせてください。。。

” F.LLI Giacometti ” -FG123- COIN LOAFER
[TEJUS BORDEAUX] FORMA:LUIGINO ¥203,500-(tax included)



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刻印された、”r”

renomaのチェーンネックレス:M-1940。
Silver925 に、ロジウムメッキが施されています。高級感漂う雰囲気。というか高級。
ピカピカで、煌めいて、細身のチェーンで、先っちょになんか2つ付いていて。



なんだかよく分からないけれど、「何かしらっぽいな。」と思わされるフォルム。先っちょの2つ。

“e”を縦に引き伸ばしたのか?いや、引き伸ばさないか。
半円の耳っぽいやつ付いてるし、くまさんをひっくり返して引き伸ばしたのか?

耳(みみ)と言えば、この間とある言語学者が面白い話をしていました。
私たちが生まれてから当たり前のように使っている言葉、例えば「耳(みみ)」とか「目(め)」。
いわゆる赤ちゃん言葉に直してみてください。大人言葉(?)にわざと丁寧に「お(御)」をつけるやつ。
「おみみ」「おめめ」
懐かしいですね〜。
あれ?おかしいな。おみみはそのままみみなのに、おめめはめ。どちらも私たちには2つ付いているのに。
言葉には大まかに2通りの伝わり方があって、私たちが普段使っているのは字で書いたり文字で読んだりして伝えられた言葉。それに対して赤ちゃん言葉は本質的に口伝え。ある程度大きな人間が小さな人間に対してずうっと話し続けてきた言葉。
学者さんによると、どうも後者の言葉の方が変化しない、つまり原初に近い言葉らしい。
耳と目、どちらも人間に備わる2つで一対の部位を表す言葉。だから、目もいつかまでは「めめ」だったはずだろうと。証拠は残ってないけれど、そうだと確信していますと。

ちなみに、この話はぼくのうろ覚えなので、全然違ったら申し訳ございません。あ、めっ!よ。

M-1940はネックレス。
首です。



M-1940と聞けば、ドッグタグ。
個人を特定するための、タグ。
タグには、本人用と本人以外がその人をその人だと識る用の2つがあります。
この先っちょの2つにそれぞれ1つずつタグをつけるようになっているという訳です。

しかし幸いにも、タグを身につけていないと自分が何処の誰であるか他の人に分かってもらえないという状況に置かれていない私たちは、タグをつける必要がありません。

このrenomaのM-1940はそもそもタグをつける仕様にはなっていません。
シルバーで華奢なチェーン、かっこいいな。先っちょについてるやつ、なんだか可愛いな。
首からぶら下げてみようかな?
そうやって付けてみるといいと思います。ネックレスってそういうもの。
そんなこんなしていたら、「あの人が付けているネックレス、いいな」と誰かが思うかもしれませんね。


先っちょの2つには何も付けるな!なんて誰も言いません。
むしろ、何かお気に入りのキーホルダーやちっちゃなチャームをつけても可愛いはず。
実はそれをやろうと、今朝店内を見渡して付けれそうなちっちゃなものを探すと、
鍵にミニミニマスターヨーダがぶら下がっていたので付けてみようと思ったのですが、キーホルダーの母体から外せなかったので諦めました。悔しい。
皆さんには諦めない道も残されています。

付けたかったら付ければいいし、付けたくなかったら付けなくったって良いですよ。

” renoma ” – M-1940 –
¥103,400- (tax included)



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