2025/02

Mars/Merry-Go-Round


昨日今日、禅野くんにMANHOLEを任せてMarsに立ってました。
いやー楽しかったです。お客さんや関係する人々の優しさ。そして新しいお店の勢いを、感じた。
そして、楽しい場所が出来上がったな、というのが僕の素直な感想です。

Mars、行ってみてください。
今のところ定休日は決めておらず、平日は14時から21時。土日祝日は12時から20時まで営業します。
基本的には中台が立ちますが、彼が休みの時は僕や禅野くんが交代で立つことになりますかね。
で、お店への道のりを簡単に。

僕の大好きな交差点:代々木公園交番前交差点のすぐ近く。
井の頭通りを渋谷側に進んで見える、ENEOSの隣にある田村ビル。


その3階にMarsはあります。


Marsに上がるための階段は、ENEOS側。


Merry-Go-Roundは情報非公開。
物がどうとかブランドがどうとか、そういう情報は大切なのかもしれませんが、このお店ではそういう「ものすごく限られた範囲以外の全て」を楽しんでほしい。この場所だったらそれが体験できる。
そんなお店。MarsとMerry-Go-Roundです。



あ、オンライン掲載に関する問い合わせを多数いただいている×Godard haberdasheryのスウェット。
明日13時からオンラインストアに掲載します。まだMarsの配送業者が決まっておらず、ご注文いただいた後にMANHOLEへ移動させてからの発送になりますので、通常より多少お時間いただくことをご了承ください。Mは完売、XXSとXSとSサイズです。


MANHOLE NEW ONLINE STORE


MANHOLE official instagram

河上 尚哉

〒107-0062
東京都港区南青山4-1-3 セントラル青山003号室

M : info@manhole-store.com
T : 03 4283 8892



昨日書いたように最近は白と黒とグレーとデニムって感じの僕です。
こんにちは。河上です。

で、出来るだけ洋服を着るのに頭を使いたくない。
洗濯機に突っ込んで、出来れば乾燥機に突っ込んで朝起きたら乾いているのがベストです。
少なくとも、Marsオープンの15日を越えるまでは。

さて、そんな今の僕の気持ちにピンポイントで答えてくれるようなCLASSのウルトラスエードリブパンツ:Karachiが入荷しました。いや、Karachiは前までの名前なのか。今は品番:CCFS19UNI。
黒と白、エンボス加工の施されたライトウェイトなウルトラスエード。
なんの型押しだろう。。。乾いた土?カバとかキリンとかサイとかの革?
答えは(僕にとっては)どうでもいいので聞いてません。
皆さんも誰かに「何柄?」って聞かれた時は、思い思いの答えでどうぞ。


で、黒はともかく染めの施されていない白いウルトラスエードは久々(僕の記憶では少なくとも6,7年以上前以来)の登場。
以前「白いウルトラスエードのパンツ作ってくださいよ〜」と、お願いした時に「真っ白はね〜、縫製時にどうしても機械油で汚れてしまうから。。。」という理由で断念した記憶があります。
「機械油で汚れてしまう」というジレンマを技術的に乗り越えたのか、「まあ、どうせ汚れるからな」という理由で乗り越えたのかは、これまた聞いていないので定かではありませんが、個人的には非常に嬉しい白のウルトラスエードのパンツ。とても良い。


で、ウルトラスエードのリブパンツ:CCFS19UNI。
洗えます。すぐ乾きます。ウルトラスエードは「人口皮革」といえど機能素材なので優れた耐久性と通気性、透湿性を兼ね備えた素材です。
CLASSが初めてコレクションに《東レのウルトラスエード》を使い始めたのは、少なくとも10年以上前になります。僕も初めてこの素材を見た時は「なんて扱いづらそうな生地なんだ」と、感じました。
が、実際に着てみた感想は「なんて楽な素材なんだ」ということです。もちろん、それぞれの洋服に使うウルトラスエードの厚さや特性、更に洋服の作りによる部分も多いので、ウルトラスエードを使用した洋服全てが「なんて楽な洋服なんだ」という感想にはならないのですが。

ただ、僕の中でウルトラスエードの良さは「機能素材である」ということの他にも「他に代わりの効かない素材」であるということが挙げられます。洋服のコーディネートは素材合わせ。「他に代わりの効かない生地」であることこそが、ウルトラスエードが「素材」としての良さだけではなく「ウルトラスエードを使った洋服」としての面白さを物語っていると思っています。だから、厚みや加工を変えてCLASSはこの素材を使い続けているのでしょう。


で、CLASSのウルトラスエードパンツ:Karachi。
確か「つけた名前から何かを連想する必要はないのではないか」という理由で、数シーズン前からCLASSは自身のコレクションの洋服に名前をつけるのをやめて品番のみを記載するようになりましたが、KarachiはKarachiだ。最高のリブパンツだ。それがCLASSのKarachiだ。

“CLASS” -Karachi-
SIZE:1,2,3 COLOR:BLACK,WHITE
¥72,600-(tax included)


リブパンツが好きだ。
正確に言うと、リブパンツに合わせてジャケットを羽織るのが好きだ。
もちろん、リブパンツも羽織るジャケットもなんでも良いわけじゃない。
リブパンツにも色々ある。
厚手のスウェット、薄手のスウェット、厚手のナイロンのもの、薄手のナイロンのもの、暖かみのあるウールのもの、なめらかなウールのもの、などなど本当に色々ある。
裾の仕様も生地を折り返してゴムを入れただけのものから、フライスを用いて肌によりフィットするようにしたもの、ドローコードを入れたもの、ジップがついているものなど色々ある。

作られた目的は様々だけど、今の時代では大体がスポーツ/リラックスウェア。
部屋着の上からたまたま近くにあったジャケットをそのまま羽織ってきた、くらいの感じは今までの自分にとって、とても現実的で共感の出来るストーリーだ。

季節に応じて、天候に応じて、気分に応じて、生地も仕様も形自体も合わせるジャケット自体も変化させられる点は何より飽きが来ない。
ジャケットを羽織りたくない時はニット、シャツ、スウェット、カットソー、割となんとでも合わせる。
部屋着の上からたまたま近くにあった洋服をそのまま着て来た、くらいの感じも今までの自分にとって、とても現実的で共感の出来るストーリーだ。

季節が変わって、天候が変わって、気分が変わって、リブパンツを外に着て出かけない事も当たり前にあるけど。

リブパンツが好きだ。
正確に言うと、リブパンツに合わせてジャケットを羽織るのも好きだ。

という、数年前に書いた自分の文章を見ても自分が数年前と比べて変わっているようで全く変わっていないことに気付く。結局、好きなものは変わらないし、良いものも変わらない。歳を重ねるごとに増えていく、少なくとも今はそう感じる。


昔のDriesのルックだったかな。久々に目にしたけど、やっぱり格好いい。ジャケットにリブパンツ。もちろんこのかっこよさの理由はそんな部分的な情報だけではないけれど。




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重くて軽い


いやー、明後日オープンするMarsのことで頭がいっぱいです。
出来れば中台に任せっきりにしたいし、実際のところ中台とCLASSのデザインチームに任せっきりなんですが「なんか自分にできることはないかな」とか考えちゃいますね。っていうか最近まで「まあMANHOLEもなんとかなったし、別にお店を増やすくらい余裕だろ」とか思っていたんですが、どうやら僕は「MANHOLEを回しながらお店を作る」というその「MANHOLEを回しながら」という前提を忘れていたようで「なんでこんなに忙しいんだろ?」と、この前落ち着いて考えてみた結果「そうか、MANHOLEを回しながらMarsのことも考えないといけないからだ」という答えに辿り着きました。答えがわかったらあとは単純でMANHOLEを回しながらMarsのことを考えればいいだけです。よーし、頑張るぞー!
というか、驚異的なのがCLASSのデザインチーム。展示会真っ最中の中、MERRY GO ROUNDを組み立てている。体力お化けです。しかも、なんかめちゃくちゃ楽しそうなんだよなあ。。。と、そんな背中を見せられている状態なので尚更、やりたい。

さて、なんか昔から好きなのが白黒のグレンチェックや千鳥格子。
おじさんくさい柄かもしれないけど、白と黒のモノトーンで全体感はグレー。
「MANHOLEのこともちゃんと考えたいんだけど、Marsのことも考えたい」という頭の状態で朝適当な洋服を選んでいると、何故か白や黒やデニムになったりする。
ただ、デニムに頼りすぎるのもなんか不思議な罪悪感が湧いてくるところで白黒のグレンチェックやハウンドトゥース。グレー無地や黒無地よりもちゃんと「洋服を着ている」っていう感覚になれるのがグレンチェックやハウンドトゥースの所謂「おじさんくさい柄」なのかもしれない。
その、歴史的伝統的柄的重たさが考えているふりをしながら実際のところ何も考えていない僕には、ちょうどいいような気がしている。

黒いカーディガンと白黒のグレンチェック。「なんか面白みがないから赤い靴でも履くか」で、なんとかなってしまう。デニムやチノ感覚。


ま、上に書いているのは全部僕の肌感覚です。共感できる方や興味がある方、いかがでしょうか。
m’s braqueの2タックバギートラウザーズ。
昨日匠が紹介してくれたグレー無地のグレンチェックバージョン。
ポリエステルレーヨンシルク。それぞれの素材の特性を良いとこどりした3者混生地。

ふわっ
さらっ
2000年代、ヨーロッパ規格のLevi’s ENGINEERED JEANS。
デニム自体の面もそうだけど、アームホールが太いパーカーを着ても余裕な裂け方がかっこいい。


ふわっとしてさらっとした見た目なのに、シルクネップやレーヨンの重さで「ただふわっとしてさらっとした軽いトラウザーズ」ではない、というのがこのパンツの魅力だと思います。
重くあって欲しい部分はちゃんと重く、軽くあって欲しい部分はちゃんと軽い洋服。


そうだ、もう一個この「グレンチェックやハウンドトゥース」が好きな理由を思い出した。
ドレスフロアに立っていた際、基本的にはコンサバなんだけど絶対にコンサバではない僕を助けてくれたのも、この柄でした。黒と白のモノトーン、全体感はグレー。特別な柄。

“m’s braque” -2TUCK BAGGY TROUSERS-
Color:GLEN CHECK Size:38/40
¥59,400-(tax included)




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河上 尚哉

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東京都港区南青山4-1-3 セントラル青山003号室

M : info@manhole-store.com
T : 03 4283 8892

どっちつかず



こんにちは。河上です。
m’s braque定番の2タックバギートラウザーズ。
深い2タック、小さいお尻、ワタリから裾までズドンと落ちるバギーなシルエット。
MANHOLEで今期オーダーしたのはポリエステル100%のグレーのモデルと、ポリエステルレーヨンシルクのグレンチェックのモデル。
で、上の写真とこれから掲載されていく写真で禅野くんが着用しているのがポリエステル100%のグレーのモデル。彼が着ているのは36ですね。彼の体型だと36でも38でもどちらでも良い印象。
そういえば、このパンツ自体がどちらでもいい印象。それくらいの気軽さを感じる生地です。
もちろん僕はこのパンツが良いと思って仕入れていますが、選択肢の一つとしてどうぞ。

生地はアムンゼン織でしょうか、日本の生地名でいうと梨地織。
その名の通り、梨の皮のような細かい凹凸が特徴。
ポリエステルのサラッとした肌触りに加えて、梨地織の肌離れの良さ。
毎年暑かったことだけ覚えていて実際の体感を忘れてしまうあの地獄のような真夏に対して、少しは前向きな気持ちで臨めそうな生地のように感じています、今のところは。忘れているから。
まだまだしばらく、忘れていたい。
というわけで、匠にバトンタッチです。

 キレの良い襞、ルチオ・フォンタナの絵画さながらの襞が生起する条件のうちのひとつに片脚を上げることがある。
なお、この襞は姿勢を変更するなら忽ち姿を消し、またそれなりの姿勢へと体勢を変えるなら再び現れるという極を持つ一方であり、このアムンゼン織の一回的な演出はどうにも否定され得ない。

 さて、前回のシルクネクタイのブログにて自己紹介が済んだので、手短に三点程わたくし(飯田)の特徴でも3つほど挙げさせていただくなら、このようなことが言えます。

動体視力が悪い、
貰うのは形あるものの方が好ましい、
体が固い。

上記三点、飯田については以後お見知りおきいただくことに加え、通達事項が一点ございます。
いずれかにピンと来たあなたはこのスラックスとの好相性が疑われる、そのようなもう一方の極のことであります。

《空間概念ー期待》にはフォンタナが描いた単一色のキャンバスに、彼自身により切れ込みが入れられる道程があります。線が二本以上になるとAttesa(期待を意味するAtteseの複数形)と名伏されるその傷は自身の絵画、その平面性がフレームも際限もない空間(暗闇)へと流れ込む契機として見込まれました。

片側二タック、全四タックの固定された襞は先述した特徴に対して、純粋な寄与として働きます。
もしもあなたが、何時であっても同じ場所に同じものがある、定住していることを重んじる人であるならこの”襞”を見ましょう。

「I’m always ”here”!」



「あなたはこっち」、「きみはそれ」、というように、あの忌まわしきパーソナル診断のようなことを書いてみましたが、この不粋な試みの前提にこのスラックスを置いたのは、切り裂くこと以外で二つに分けることのできない一体のものが時として、一体それが何であるのか、はたまた、それはどちらに属するのか、という選択を迫られたり、自ずと進んで選択しては後から悔いる、といった無意な営みからそれ、つまり我々を解放する美しいスラックスであるためです。
このツータックを眼前にしながら私が何派かなんて、到底言い得ないことなのです。

二者択一を迫るもの、或いは既にある分類へとあなたを回収せんとするシステム。
彼らと渡り合うための最新の方途が今、「逃走」から更新されました。

平面性を切り裂くことによって可能だと信じた画家にもパンツは自ら切り裂けないだろう。
その奥に暗闇以外の何があるかは自明であるから。

冗談(これ以前に書いたこと全て)はさておき、美しいスラックスですよね。
私がスチームをかけて陳列してから何人か試着されたお客さんを見てきましたが、実に皆さん似合っていました。
その中で、私がスラックスの「タック」をよく理解できずに、スラックスを履くならノータック派であったことが、このツータックスラックスによって逆説的に自覚させられたのは実際に起きたことです(固いのは体だけではないのでありました)。
ただ、今後私がノータックスラックスを履いていたみたいにツータックスラックスを履くようになるかと問われれば、断言もできません。
今までに他のツータックスラックスを見る機会が著しく少なかったわけではないからです。
かといって、これが至高と言い切ることも私はしません。前回同様に河上さんの言葉を借りるのであれば「選択肢の一つとしてどうぞ」といったところでしょうか。
何かと何かを切り裂いてそのどっちかを選択することはたぶん、想像よりも後回しにしていいことであるからです。

ルチオ・フォンタナはつかみどころのない作家です。
キャンバスを切り裂いたのは早計だと思いますが彼の《アントナン・アルトーの肖像》は、MoMAで観た作品の中で最も_とは言い切らないにしても、_衝撃を受けた作品です。

ともあれ、なんと言いましても、映えるパンツです。
その証左みたいな枚数の写真があるので、何枚か下に貼っておきます。
御高覧ください!

“m’s braque” -2TUCK BAGGY TROUSERS-
Color:GREY Size:36/38/40
¥53,900-(tax included)




MANHOLE NEW ONLINE STORE


MANHOLE official instagram

飯田 匠

〒107-0062
東京都港区南青山4-1-3 セントラル青山003号室

M : info@manhole-store.com
T : 03 4283 8892

ANILOU-JAMAICA


珍しく、MANHOLEに黒靴が並んでいない。
売り場に並んでいるのは焦茶色のローファーキャラメル色のスリッポン象のモンクスリッポン緑色のチロリアンシューズ茶色のフルブローグ白いサドルシューズ、そして赤いトカゲ
で、昨日靴の納品があったので「そろそろ黒靴かな」と、開けてみたら緑色のサンダルでした。
たまたまなんですが、そういうタイミングなんでしょうね。

で、今日紹介するのも茶色い靴。
仏DUPUY社製ANILOU CALF、色名は”JAMAICA”
「JAMAICAか。。。名前が良いな」
小さい革のスワッチだけで靴の全体像をイメージすることが、想像力の乏しい僕には出来ない。
出来ないので、いつも通り勢いでオーダーしてみました。で、届いた。すごく良い。


F.LLI Giacometti、木型:ROSSAのスリッポン、FG562。
MANHOLEに定期的に並ぶ形ですね。前回はネイビーでした。前々回は赤だったかな。
曲線が美しい木型、この靴の甲革には透明感のあるカーフがよく似合う。

で、ANILOUカーフのJAMAICAというカラー。
確かに、MANHOLEに並んでいる他の茶靴と比較すると「ジャマイカ」って感じの陽気な茶色。
デニムに合わせたいな、と思ってオーダーしました。
ついでにパリで買ってきたリーバイス(写真には以前から並べているleeも混ざってるけど)も今週末くらいから売り場に並べようと思います。

“F.LLI Giacometti” [FG562]
– COIN LOAFER – Forma:ROSSA,ANILOU JAMAICA
¥129,800-(tax included)





で、色々入ってきています。この写真は昨日の朝撮った写真。
昨日の夕方にも色々入ってきていました。
蛤焼いたブログ書いてる場合じゃなかった。
それではまた。


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