“BLESS” – Work coat –
¥163,900-(tax included)
こんにちは。河上です。
「パリで買ってきた美味しいバター、そういえば賞味期限が2月17日までだったな」と、帰りの電車の中で思い出した。で、パンにつけて焼いて食べてももちろん美味しいんだけど、せっかく賞味期限が近いからそういう普段通りの使い方じゃなくてなんか思いっきり勿体無いくらいの使い方でバターを使い切りたい。なんかこう、背徳感が湧くくらいの感じの。
僕が唯一定期的に見ているYoutubeチャンネル:きまぐれクックさん。
彼の動画は見ていて一切嫌な気持ちにならない爽やかな感じがすげえな、って思うんだけど唯一「ん?」って思うのが焼いた蛤にバター醤油をかける瞬間。いやいや、そんなに美味しそうなんだからバター入れなくていいでしょ。。。と、思ってしまうんだけど、今日ようやく彼に共感できるタイミングが訪れたかもしれない。彼も美味しい蛤をそのまま食べることに飽きて、そこに辿り着いたのかもしれない。
と、考えてるうちに蛤が食べたくなってきたな!イカとかホタテとか買って焼いてもいいなあ。
なんかのクリームパスタ作って最後にバターをぶち込むとかもいいな。
さて、最寄りの駅についているスーパー。なんか高い割に微妙だから普段は素通りするんだけど、時間的にここくらいしかやってないし、何より蛤はここにしか売ってなさそうだな。
ほうれん草とベーコンと生クリームと蛤とホタテ。イカは捌くのめんどくさいから買うのをやめて代わりに苺を買いました。
苺は帰り道にキンキンに冷えてくれるだろうから、家に着いたらすぐに食べよーっと。
で、苺は特に美味しくなかったです。悲しい。
「なんだよ、苺おいしくないじゃん」と、不貞腐れながら洗った蛤をアルミホイルで一つずつHERSHEY’Sのチョコレートみたいな形で巻く。ここでHERSHEY’Sのチョコレートのようにキツキツに巻くと貝が焼けても口が開かない気がするので、ちょっと緩めに巻く。
買った蛤は6個。小ぶりなのが3個、ちゃんと「蛤!」ってサイズが3個。九十九里産。
身がついたまま上に開くか下に開くかで大分悲しさの度合いが変わってくるので、僕は毎回上に開いても下に開いても蛤の出汁がこぼれないようにアルミホイルを巻いてフライパンで焼くことにしています。
これで出汁がアルミホイルに溜まるから、貝殻から吹きこぼれても大丈夫です。
ただ、アルミホイルを開けるタイミングが遅すぎると火が通り過ぎて固くなるから、小さい順にHERSHEY’Sみたいに巻いたアルミホイルを開けながら様子を見る。
昨日はなんかちょうど良いタイミングでアルミホイルを開けることが出来たようで、開けて2秒後くらいにパカっと口が開きました。で、出汁もアルミホイルからこぼれていない。完璧だ。。。
どれどれ、一個だけ日本酒も調味料も入れずに食べてみましょうかね。
「めちゃくちゃ美味い!」
そう、めちゃくちゃ美味かった。蛤、めちゃくちゃ美味かったです。
一個目から最高に美味しかった。思わずアルミホイルに溜まった出汁もそのまま飲んでみる。
「めちゃくちゃ美味い!」そう、めちゃくちゃ美味しかった。出汁もめちゃくちゃ美味しかった。
苺が不味かったことなんてすぐに忘れた。蛤、最高すぎる。蛤最高!
そういえば、僕は貝が好き。
特に生牡蠣と蛤が好きです。
生牡蠣は貝を食べてるのに口が爽やかになる気がして好き。食感も好きです。産地や種類のせいか、食べるたびに味が違うのも面白い。まずい生牡蠣は怖い。
そのまずい生牡蠣に当たるのが怖くて、好きなんだけどどこで食べていいかわかんないんだよなあ。
とりあえず、近所のイタリアン:サンタマリアに時折入荷する生牡蠣はいつも美味しい。
蛤が好きになったのはいつだったかな。。。あー、そうそう思い出した。
あれは小学生の時でしょうか。
母親の従姉妹が千葉の勝浦に住んでいて、そこで磯遊びをした後にトコブシやサザエや蛤を浜焼きして食べた時、蛤の美味しさにびっくりしたんだっけな。
「なんかもう全部アルミホイルを開けて良さそうだな」
と、小さい順に開けてみる。次々と口をひらく蛤。
「これは火が通り過ぎる前に早く食べないとな」と、貝殻に溜まった出汁をそのまま口にする。
熱い!熱いけどうめえ。
その後に上蓋についた身を貝殻がついたまま歯でこそげおとす。
熱い!熱いけどうめえ。
その後にアルミホイルに溜まった出汁を飲む。
熱い!熱いけどうめえ。
で、食べ終わる。蛤めちゃくちゃ美味かった。
バターはホタテのバター醤油焼きに使ったのと、ほうれん草とベーコンのクリームパスタに使いました。美味しかった。まだまだ全然、余っている。
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河上 尚哉
〒107-0062
東京都港区南青山4-1-3 セントラル青山003号室
M : info@manhole-store.com
T : 03 4283 8892
パリでの展示会や散歩の合間で、お土産みたいなものが買えたので今週末から店頭に出します。
ピーチ姫とか、良い顔をしている。
RAVE CAP。形が良いです。
アメリカ〜フランスを経て来日。
フリースキャップ。こちらも大きめで締めつけなし。形が良い。
リヨンのレコードレーベルのTシャツやパリのフェスT
フランスのレザーブランド:CREEK’S。
革ももちもちに生きている、綺麗。何より大きいです。
本物なのに、着る時気合いのいらない良いライダースだと思います。
全体的にフランスっぽいんだかフランスっぽくないんだかわからないラインナップですが、そんな感じが実にフランス。
他にもありますが、今お直しに出したりクリーニングに出したりしているので都度適当に並べますね。
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“MANHOLE” [made in Italy]
– Tie tricot – Color:BLACK Size:FREE
¥20,900-(tax included)
こんにちは。河上です。
そういえば、ネクタイを作りました。写真は撮ってあったのにバタバタしていて紹介するのを忘れていました。
イタリア製のシルクニットタイ。ぎゅっと詰まっています。締める時もギュッと鳴ります。
で、色数はめちゃくちゃあったのですが、選ぶのがめんどくさかったし選ぶのもめんどくさいので潔く黒一色。Marsの件が落ち着いたら、色数を増やそうかなあ。
大剣は丸みを帯びた三角、小剣はスクエア。締め心地と同じく弛緩した緊張感が魅力だと思います。
冠婚葬祭にも、ビジネスにも向かない「締めたいから締める」という、必要じゃない人に必要な感じ。
それが、MANHOLEのニットタイ。とても気に入っている。
そういえば、悠人の友人の匠(しょう)がMANHOLEにアルバイトで入ってくれました。
別に全部出来なくてもいいから、これだけは誰にも負けないっていう所を見せてほしいので匠に無理やりバトンタッチ。飯田 匠です。みなさん、彼をどうぞよろしくお願いします。
サイドボードの表面を半ば食い入る形で眺めている。
前屈みになり、T.Yがあの曲で唄った願いもとい申し出が見事成就してもなお、どういうわけか彼が四年間それを継続した、そういう遠点を簡単に想って頂ければ良いような長さの私の髪はサイドボードの天面にとっくに舞い降りてきても良い時節ではある。
ところがどっこい、待てど暮らせどこの結果が現れてこないから、
「これが天変地異なのだろうな」
と胸中で呟いた。
その時代わりに降りて来たのは自分の髪からヘアゴムを外すというアイデア。
これは妙案だろう、そう確信して先に取り掛かるべきことに取り掛かることにした。
検問官「一個めはrenomaのネクタイ、二個めはわかんないけど多分ネクタイ、三個めは…黒柿?黒柿か…。(顔を離して髪を解く。)あれ?二個めがネクタイだって、どうして思えたのだ。三個めも別のネクタイなら疑う余地はなかったのだけど、二個目のその、ゲシュタルトだけでは全く心許ない。やっぱり黒柿がまた別のネクタイだったらな〜。うん、見てみるか。」
上記末尾にある操作、つまりさるネクタイらしきものをクオリアの中で展開することを私たちはいつまで経ってもできません。
いつまで経っても、というのは、畳まれた状態から展開されるまでの景色を目に焼き付けにマンホールを再訪する(※1)、その難儀なことの比喩であり、遅かれ早かれの将来で私たちがそれをできるようになることの不可能性の直示です。
そして極め付きは、私たちがこの現実に打ちひしがれるための時間は予め用意されていなかったという冷たな真実であります!
(※1)「景色」を目の当たりにした時点で「展開」はただちに、その要請を撤回される。思い出すことの必要性が失われる。
目を焼くような店内のスポットライトが陳列された商品、なかんずく二種類の黒いネクタイを直射している。
私はマンホールが作ったTie tricotにある網目の中の最奥の場所に、この啓蒙(=光)が遺憾無く行き届くこと見届ける検問官。
「どれどれ、該当するものは取り締まり、該当しないものは取り締まらないぞ〜」
私はいつものように、この屹立を崩すことなくサイドボードの上を眺め始めた。
「うんうん、届いている(気がする)。うんうん、大丈夫(だと思う)。」
「…?飛来した繊維が網目に乗ってTie tricotへの啓蒙を阻害しているではないか!ええい、止まりなさい、止まりなさ〜い!(…Tie tricotは止まってるけど…)」
半ば食い入る姿勢になって、当の網目に目を凝らす。
問題の繊維をつまもうとしたその時、その他の網目に拡散された周辺視野が一挙にトーンダウンした。
Vignette。
目測で厳しく見積もっても下がったのは僅か一、二トーン程度。
しかしながらこの数字は啓蒙を断ち切るのには十分すぎるものである。
「ただちに緊急啓蒙停止スイッチを押しに走らなければなるまい!」
そんな気が起きたのも束の間、かつて網の目だったものが周期的なグループを一斉に組むや否や私に、緊急啓蒙停止スイッチなど元より存在しないことを告げた。
グループになった無数の網の目が無数の、口を開いた翁と化した。
いずれの顔にも凹凸があり、少ないながら光が当たったり、光が当たらなかったりしている。
翁の鼻にあたった弱い光が私の目に、光は継起的に注ぎ込まれることを宣言した。
✴︎
洗練され、足すも引くも改良も改悪もとっくに引き受けられる状態にないもの。
漢字、図形、最新の地図。
これらを貫く一つの条件は「ゲシュタルト崩壊」を遊びとしていた幼年期の私がやっとの思いで探し出した唯一の事項です。
「グルグルバット」や「メリーゴーランド」「ジェットコースター」はロジェ・カイヨワが自著『遊びと人間』の中で定義した遊びの四つの分類のうち「イリンクス(眩暈)」に含まれる、というと「遊びとしてのゲシュタルト崩壊」がわかりやすいかもしれません。
任意のタイミングでたちまち発生し、その時の営みを妨げる現象として悪名高いゲシュタルト崩壊が好きでした。
私はそれが好きでしたので、自らそれを引き起こす必要があったのです。
Tie tricotはシルク100%のニットタイ。
ニットタイは大剣の先が平たい場合が殆どですが、Tie tricotは丸みを帯びた三角。
シルクは光を吸収せずステンレスのように煌めくことが特徴ですが、Tie tricotは網目によって吸収する。
河上さんの書いた文言を換言したに過ぎず、恐縮であります。
バトンタッチならぬトリコタッチを受けて河上さんの巻頭言!を一瞥した所感を言わせていただくなら
「なんかわかるな…」
というものでした。
Tie tricotには「ネクタイ」とするのに必要最低限の要素、常套のニットタイから脱する一手だけがあり、他に特記事項を持ちません。
このことは今更私たちが漢字の「飯」に対して何か思うところを持ち得ないことと等しいと思います。
私はここに、”絹”密なやり取りを見ました(0%Cotton!!)。
共時的なことはたちまち、あの遊びに関する「条件」が私の中に帰って来たことです。
「足すも引くも改良も改悪もとっくに引き受けられる状態にないもの」
と述した手前、画面の前のあなた自身のクオリアの中で、Tie tricotに対して任意に何かを付け加えてみることも良いでしょう。
普通のネクタイになったり、変わったネクタイになったり、ピカピカのネクタイになったり、
それはそれで楽しい操作でしょう!
もしもあなたのネクタイが元のTie tricotに戻らなくなってしまったり、ネクタイが何なのかわからなくなってしまったらマンホールに来てください。
そこにはTie tricotがあります。そして、私と遊びましょう!
何卒よろしくお願いいたします。
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飯田 匠
〒107-0062
東京都港区南青山4-1-3 セントラル青山003号室
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T : 03 4283 8892
“m’s braque”- 2tuck baggy trousers –
Color:Grey Size:36/38/40
¥53,900-(tax included)
“m’s braque”- 2tuck baggy trousers –
Color:Glencheck Size:36/38
¥59,400-(tax included)
売り場は禅野くんと匠に任せて朝から外出。戻って気付けばこんな時間なのでサラッと紹介。
おかげさまでPT09,PT10もほとんどなくなり店頭もサラッと軽くなってきたので、ついでにサラッとしたパンツを出しておきました。
m’s braque定番の2タックバギー。
グレーはポリエステル100%のアムンゼンで、グレンチェックはポリエステルシルクレーヨンです。
両方ともポリエステルメインなのが良いなって思いました。シワが入りにくい/手入れがしやすいとかそういう現実的な部分もそうですが、どちらかというと見え方の話。サラッとしています。
“m’s braque”- SW 2tuck baggy trousers –
Color:Brown Size:36/38
¥88,000-(tax included)
“m’s braque”- SW 2tuck baggy trousers –
Color:Charcoal Size:38
¥85,800-(tax included)
で、新型のバギーパンツ。
「新型」といっても、定番の2タックバギーに側章を足してその分太くなっています。
サラッとした生地で肌離れが良いので、湿度が高くなった時のことを考えても前向きになれそうな太さ。
ブラウンはウールレーヨンポリエステルのドビー織り。側章はラミー100%。
チャコールはポリエステルウール。側章はポリエステルリネン。
ジャージーではなく織物のポリエステル。天然繊維とは異なる光り方も良いものです。
“MANHOLE” [made in Italy] -Crew neck cardigan-
Color:BLACK Size:M/L
¥74,800-(tax included)
と、僕が365日何も考えないために企画したクルーネックのハイゲージカーディガンも売り場に並べはじめました。28ゲージ~30ゲージ相当、メリノウール100%、イタリア製。
「そんなもん、持ってないよ」の代表格、お天気キャスターさんの「今日は薄手のカーディガンを持ち歩くといいでしょう」の薄手のカーディガンです。
形は以前作ったニットポロがベース。前を開けるようにして襟をなくしてポケットをつけました。
工場は以前使っていたところから、このニットジャケットを作ってくれた工場に変えてみました。
ハイゲージのニットはミドルゲージやローゲージのニットと比較すると、薄いせいかどうしても割高に感じてしまうのですが、今の日本の気候を考えると暑いのを我慢しながら暖かいニットを着るよりも室内で快適に着ることが出来るものの方が日々手は伸ばしやすいのかな、と感じたので試しに作って着てみたら狙い通りでした。作ってよかった。お天気キャスターさんは正しかった。
M,Lの2サイズ。173cm、がっしりしてしまった僕や177cmの悠人、180cmの禅野くんでもMサイズを着ていることを考えると大体の方はMで問題ないはずです。
が、以前作ったニットポロ同様ハイゲージのニットは大きく着ても別にそこまで大きく見えない、という点を考えると大体の方はMでもLでもどちらでも良いと思います。そういうゆるいサイズ提案が出来るのも気楽で良いな。でも、別に着ている姿を見ると緊張も弛緩もしていない感じ。ちょうどいい。
それではまた。
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河上 尚哉
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こんにちは。河上です。
今週末に内装の引き渡しが決まりました。翌週の2月15日(土)の12時からMarsをオープンします。
ドキドキしています。
住所は富ヶ谷です。
井の頭通り沿い、代々木公園駅から徒歩4分、代々木八幡駅から徒歩6分。
渋谷駅から歩く場合、松濤エリアを抜けて20分かからないくらいでしょうか。
原宿駅から代々木公園を抜けてきても気持ちの良い場所だと思います。
来週明けくらいにはホームページも出来るはずです。
今、中台が内容を詰め込んでくれています。
僕らは未だもう一個お店を開ける実感が全くないので不思議な感覚ですが、思い返すとMANHOLEを開けた時もこんな感じだったな。
とりあえず、気持ちよくお店が開けられるように頑張りまーす!
内装、養生まみれの状態でもかっこよかったなあ。
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