どれの良さも知っている

で、NICENESS謹製MANHOLEのカバーオール。リファレンスは着すぎたせいでボロボロ、着る時間より直している時間の方が長くなってしまった僕の私物のヴィンテージカバーオール。直しに出して戻ってくるまで2,3ヶ月、1,2週間着るとまた致命的なダメージが入る儚いかつてのワークジャケット。ま、いいけど。
さて「NICENESSにいつか何かしらで作ってもらいたいな」と思っていたものの、デニムで作るのもなんか納得いかない、というかアメリカ本家、そして7〜80年という時間を超えるのは僕らの仕事ではない気がするのでデニム以外の生地で考えたい。総柄は一度作ったしなあ、と立ち止まること数シーズン。
目に止まったのはNICENESSが2026年春夏コレクション用に作ったインド北部アムリッツァーのストール工場で織られたタテ糸に生成りの60番双糸、ヨコ糸に色糸の100番双糸を用いた特殊デニム生地。
「デニム」って書いてあるけど絶対にデニムではないそれは、デニムがデニムであることを期待させない点がまさにこの企画にもってこいだし、綿100%である上に空気を含んだような軽さと、しなやかで柔らかな手触りは短パンタンクトップの上にファサーと羽織って、暑い時は腰にでも巻いて、暑すぎて汗でドロドロになっても洗濯乾燥機にポイーでOK。楽だわー。
で、本家アメリカサイズの48(XXL-XXXL相当)を参考にしたワンサイズのみ。
カバーオール、というかこういうものはトレンドがどうこうではなく、こういうめちゃくちゃ小さいのがたまによく見える程度で基本的にはデカい方が格好が良いと思う。色はブラックとネイビーの2色です。
値段は税込で86,900円。
中台が両手で数えられるくらいしか洋服を持っていなかった時期でも手放さなかったのがアメリカのカバーオール。MANHOLE黎明期にどっちかが必ず着ていたアメリカのカバーオール。というわけで、外苑前MANHOLEと代々木公園MARSの両店舗で4月29日発売予定。



で、本家アメリカ物は胸ポケットにネームが入るので「何かロゴとか入れますか?」と聞かれて「考えて連絡します!(しない)」というやりとりを2,3回繰り返した後にワッペンとかバッジとかいいよな、と閃いたので「コレクションの残布をバッジにするのどうですか?3種類セットで」とお願いすることにしました。惑星みたいで可愛い。好きなところにつけてもいいし、つけなくてもいいです。
で、バッジはアソートの為選べません。
ちなみに「残布で缶バッジ」を閃いた1週間後に「残布でコサージュ」というのも閃いたのですが、納期とコスト面で断念。またいつか。
「ポケットがダレた感じにしてほしい」から始まり「ボタンがなんか違う」とか「なんかもうちょっとこうなんていうんですかね、、、なんかもうちょっとこう〜、、、なんですかね」とか「ボタンがまだちょっと違う」とか「これ洗ったら縮みません?洗えないデニムは一番着ないので一回洗ってみて欲しいですう」とか「あー、またすぐ連絡します!(しない)」とか「あー!忘れてました!」とか「今日お店戻ったら連絡しますね!(しない)」とか、僕の適当な仕事具合に根気強く最後までしっかりと向き合ってくれたNICENESSチーム、本当にありがとう。
で、僕の適当な仕事具合が納期に響き、納品は発売日当日の4月29日予定。
MANHOLEは製品と全く同じ仕様のサンプルがあるので最悪なんとかなるけれど、Marsは少し遅い時間に行った方が無難かもしれません。








ヨーロッパものならあるかもしれないけど、アメリカものの古着では見かけない黒いカバーオールもロマンがあっていいし「デニム」って書いてあるけど絶対にデニムではないネイビーのデニム合わせも楽しそうですね。
ヴィンテージデニム、レギュラーデニム、デザイナーズデニム、そしてデニム風デニム。
どれか、でなくどれの良さも知っている。

Color:BLACK,NAVY Size:FREE ¥86,900-(tax included)
僕らはNICENESSの作る、アメリカをモチーフにしたものが好きだ。
彼らは「男の子供心をくすぐるアメリカ」という大切な部分をしっかりと理解した上で、「男心をくすぐる古き良きアメリカ」を。
そして「それに憧れ、それを熱意とユニークなアイデアで超えようとする日本」を、世界に届けている。
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