2024/01



定期的にオーダーしている白い靴、入荷しました。
最近良く履いているVIORA木型のサイドゴアブーツ。
細長いのもそうですが、高さがないのが気に入っています。
以前偶然MANHOLEに回ってきた白のサイドゴアの配色がとてもよく見えたので、今回は木型と仕様を変えて並べてみることにしました。

白のホーススエードとライトグレーのエラスティック、ベージュ色のレザーソールという色の組み合わせがなんとも儚げで良いのではないでしょうか。
こんなに白いのは最初だけ。どうせ汚れるのであまり神経質にならずに気軽に履いてみましょう。
白いホーススエードが汚れていく様はなんとも男らしくて良いと思います。
とはいえ、男らしさを通り過ぎて普通に汚いな、と感じた場合は白いチョークを片手に頑張ってみてください。

白のホーススエード。
脱色してこの色にしているせいか、見た目だけでなく履いた感じも軽くて良い。


“F.LLI Giacometti”- FG433 –
[CAVALLO CAM. BIANCO SPORCO] Forma:VIORA TR
Size:38/39/40/41/42/43
¥112,200-(tax included)






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河上 尚哉

〒107-0062
東京都港区南青山4-1-3 セントラル青山003号室

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T : 03 4283 8892



「年明け」とか「正月」とか「明けましておめでとう」とか、それっていつまで言うものなんですかね?という疑問をじりじりと抱きながらも、なんとなく1月度に初めて会った人に対しては「あけおめ」のセリフを小さい声で発してしまう。そんな人はいませんか?

こんにちは、鶴田です。

社会人同士で挨拶する場合、一般的には仕事初めから一週間程度までは「明けましておめでとう」と言っても変じゃないらしいです。まぁ、相手との関係値にもよると思うので、知りませんが。



布、ぺろり。



三辺にジップが取り付けられた二枚の四角い布をジップで繋ぎ合わせた、ただそれだけのもの。

“ CLASS ”
– CCDA17UNI A –
¥107,800- (tax included)



長方形を真ん中で二つ折りにすると、こんな感じ。

これは布?服?



当然、立体感はほとんど無くて、横から見るとバスタオルやラグを床に放り出している状態と大差ない。



ジップを開くと現れるスリットに頭を通して、肩に乗せると少しだけ洋服然としたアイテムにも見える。しかし、さっきまでの状態を見る限りはただの布。これは布?服?



これは布?服?

床に置いていると布?頭を通して、肩に乗せると服?



しかし「頭を通して肩に乗せる」ことができる形状すらも、ジップの開閉によって変則的に形を変えていく。この布。この服。



三辺のジップを全て閉じれば、袋状になる。この布。この服。

そのそも布はいつから服になったのか?お正月の終わりがぼんやりとしているように、人間がいつから衣服を身に付けるようになったのか。その歴史はいまいち判然としないらしい。



僕らが漫画やアニメで見る原始時代の人々は、布の代わりに毛皮を身に纏っている。普通に考えて綿や麻の繊維を織物にして布状に変えたのは、もっとずっと後の話だろうから、衣服のスタートは毛皮だったと考えるのが自然だろう。しかし、毛皮や皮革などの有機物は10万年を超えた場合、その形が現代に発見されるまで残ることはないという。

だが数年前、モロッコの洞窟で奇跡的に発見された、動物の皮を加工し鞣すために用いられた骨角器があると話題になった。これらは考古学上、衣服の存在を示す最初期の代理的な証拠となるらしい。この道具類は9万~12万年前のものだという。10万年前の段階で、人類は衣服のルーツとして毛皮を纏っていた。しかし、これは動物の肉体を包んでいたものをはぎ取り、別の肉体(すなわち、人間)に乗せ換える行為として、ごくシンプルな発想だ。では、布はいつから服になったのか?

広げた状態では布?肩に乗せた瞬間から服?



肩に乗せた瞬間から何かが服になるのだとしたら、戸愚呂兄弟の兄は服だろうか?いや、あれは布が服になったわけではない。ただ、元・人間が妖怪に転生しただけだ。人間が妖怪に変わる瞬間があるように、布にも服へ変貌を遂げた瞬間があるはずだ。1月1日から僕らが「明けましておめでとう」と言うように、2023年が2024年に変わった瞬間があるはずだ。

布。服。布。服。どの時点から、服は「服」になったのか。CCDA17UNI A。お前は布なのか?服なのか?

CCDA17UNIは答えない。



依然として答えは分からないままだ。

そして、CCDA17UNI Aは静かにじっとうずくまっている。だが、この姿には人間が原初の時代に抱いた衝動が詰まっている気がする。寒さをしのぐため、肉体を守るため。人間は布を体に巻き付けることで何かしらの目的を果たそうとした。それはいつからか「服」と呼ばれ始めた。そうだとしたら、CCDA17UNI A、お前の目的は何だ?彼は静かにじっとうずくまっている。

僕は思う。

床にうずくまった状態のCCDA17UNI Aは、布だ。そしてそれを見つけた人間が何かしらの意思を持って、ジップを開いたり閉じたり、肩に乗せたり、腰に巻いたり、頭や腕を通してみたり、そうした瞬間からCCDA17UNI Aは服になる。CCDA17UNI Aが僕らの心や体とシンクロし、まるで行動を共にするかのように布が揺れ始めた瞬間から、彼は服になる。

彼の目的は、ファッション。布から服に変貌する瞬間を待ちながら、彼はMANHOLEの片隅でじっとうずくまっている。そして、彼を布から服に変えることができるのは、あなただけだ。あなたが何者であるのかによってCCDA17UNIは自在にそのフォルムを変えていく。つまり、ただの布なのだ。今はまだ。2024年、無いものを作るという衝動に全身を貫かれた人がもしもいるのだとしたら、彼を布から服に変えてあげて欲しい、今すぐに。明けましておめでたいのは、もう終わりだ。




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鶴田 啓

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こんにちは、中台です。

“デタッチャブルオーバーオール”という初めて見る名称。
それだけで好奇心が刺激されてしまう、NICENESSのELMER。
そもそもオーバーオールを着たことがない方も多いとは思いますが、そんな方々でもチャレンジしてみたくなるような楽しい一着です。


1920〜50’sのヴィンテージなディテールをミックスした見応えのあるデザイン。
フック留めの仕様やフロントポケットのデザインはクラシックだけどフレッシュ。
NICENESSらしい遊び心に溢れています。



僕が普段着ているオーバーオールは40インチ以上のワイドなもの。
イージーフィットが好きだけど、ELMERのレギュラーフィットもなんだかしっくり。


セパレートする場合は、シンチバックで調整可能。
ランチパンツとして穿くことができる。


存在感の強過ぎるファーブルゾンにも自然と馴染んでいるはず…
オーバーオールは着ているとなんだか気分が良い。


大きくテンションの異なるデニムを重ねるのも面白い。
セオリーに従っているばかりでは思い付かない組み合わせ。


オーバーサイズでは表現できないスマートなシルエット。


セパレートしつつ、セットアップするのも不思議なバランスを楽しめる。



あら、なんだか堂々とした佇まいの山崎君。
新しい洋服を楽しんでます。

” NICENESS “
– ELMER – [NN オーバーオール]
¥79,200-(tax included)



オーバーオールにはオーバーオールにしかないバランスがあって、いつもと違う洋服を着ている実感が確かにある。
それは他の洋服には無い魅力なのかもしれない。

その上、デタッチャブルという新しい機能を持ったオーバーオール:ELMERは、直感を頼りに色々な表現をすることができるはず。
まずは体験してみてください。





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中台 竜郎

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“CLASS”
-CCDA07UNI A – [HAAS UTAH CALF G-1 SLEEVE]
Size:1/2 Color:DARK BROWN
¥138,600-(tax included)


作る意味も、身につける意味もわからないCLASSのレザースリーブ:CCDA07UNI A。
この袖を作るため、デザイナーさんは持っていた古着のフライトジャケットを解体したようです。
その作業、楽しそうだなあ。なんか解体したくなったんでしょうね。
袖を作り慣れている堀切さん、今まで数多くの袖を作ってきました。本人もたまに昔のコレクションで作った袖を身につけています。
数年前に目にしたアロハシャツの下にレザーの袖を着た姿が印象的、圧倒的な説得力を感じました。
今回も作ったことのない、見たことのない袖を作ってみたくなったんでしょうね。
作る意味とか考え出したら、何も作れないだろうしなあ。

防風性はあるけど保温性はないので、機能だけで考えるとプラスにはなりません。
袖だけとはいえレザーはレザー。もっちりしっとりとしたレザーとはいえ、レザーはレザー。
動きづらくなるから機能的にはむしろマイナスかもしれませんね。
仏:HAAS社製UTAHカーフ、接ぎのない輪編みのリブ、フラットシーマ。
作る意味も、身につける意味もわからないけれど、物としての魅力を十分に感じたので仕入れてみました。僕ら、袖仕入れるの慣れてますしね。今まで数多くの袖を仕入れてきました。どれも数年越しに良さを感じてきました。今回もそうなんだろうな、と感じながら、身につけたことのない、見たことのない袖を身につけてみたくなったのです。

ちなみにCLASS2023AWシーズンの展示会でMANHOLEチームのテンションが1番上がっていたのはこのレザーの袖を目にした時だったような気がします。確かに、パンクしてカフのなくなったデニムジャケットやレディースの袖丈が足りないコート、半袖のスポーツウェアなど、袖を足したい洋服は実は世の中にたくさんありますね。
が、展示会時は色々なイメージが湧いてテンションが上がった僕らも、届いたときは「確かにかっこいいけど今じゃないな」なんて理由で半年近くストックにしまっているし、良さを感じるのもタイミング次第ですね。さっき書いた通り、今全く魅力を感じなくてもどこかのタイミングで閃くのも、CLASSというブランドの良さだと思います。そういう意味でも古着的。ずっと売れ残っていたとしても、どこかのタイミングでなんだか無性に欲しくなることがあるのです。物だらけの今、買い物は楽しむために行う行為、意味とか考え出したら何も買えなくなってしまうしなあ。




さて、そんな袖ですが、MANHOLEには8月頃入荷しました。
が、実際にお店に並べはじめたのは今年に入ってからです。「なんかもこもこしたものと合わせた方が楽しそうだな」と思ったので、しばらく寝かせていました。
思い出した時にまたお店に並べればいいか、なんて。思っていたんですが、袖のインパクトは強いみたいでなかなか忘れられずにちゃんと頭の中に残ったまま気付いたら1月ですよ、時の流れは早いですね。このままお店に並べず来年や再来年、僕らが本当に忘れた頃にお店に出そうかな、とも考えたんですが、最近になってようやくですよね、なんかもこもこしたものを現実的に着られるようになったのって。以前、鶴田さんからMANHOLE開店祝いとしてもらったFRANK LEDERのコートを着ているときに「あ、このコートにレザーの袖、良さそうだな」と思ったのでお店に出すことにしました。一度イメージが湧いたら簡単ですね。
と、いうわけで僕が最近買ったものはCLASSの春夏物でもなくNICENESSの春夏物でもなく、レザーの袖です。新しいものではなく、昔から持っているものにレザーの袖を合わせてしばらく楽しもうかなあ。

こんな袖を本気で作ってくれる人もしばらくいないだろうし、この袖を「めちゃくちゃ良いから絶対に買った方がいいですよ!」なんてことを伝える気もないので、良いと思ってくれる方、楽しそうだな、と思ってくれるお客さんを自然に気長に待ちたいと思います。
この2015年に作られたタンクトップも数年越しに良さを感じられたしな。そういう意味では今すでに理解出来ているものよりも、今よくわからない物こそ大切にした方が良いのかもしれませんね。








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河上 尚哉

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M : info@manhole-store.com
T : 03 4283 8892

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” NICENESS “
– KANTNER – [ディアジャケット]
¥396,000-(tax included)


” NICENESS “
– LOWE.G-PETIT [ゴートレザーNNショルダーバッグ-スモール]

¥63,800-(tax included)


” NICENESS “
– LOWE.G – [ゴートレザーNNショルダーバッグ]

¥69,300-(tax included)






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