こんにちは。
MANHOLEの中台です。
今朝河上から、「これ、サンプル届いたからBLOG書いといて〜。」と、手渡されたTシャツとタンクトップ。
この夏最後のNICENESSとの企画らしい。
そういえば何度か横で打ち合わせをしていた気がするけど、あまり聞いていなかったので詳細が分からない…。
僕は聞いているふりをして聞いていなかったり、聞いていないようでしっかり聞いてたりします。今回は聞いているふりをして聞いてませんでした。
「まあ、聞いてないくらいでいいよ〜。」と、詳細を僕に伝えることなく店を後にした河上。
カラオケで知らない曲をアドリブで歌うような、そんな気分でお届けします。


まず、色が良いです。
確か2色展開と言っていました。もう一色は何色なんですかね〜。
それと生地。
これは過去に僕が触ったことのある生地のタッチではない。
ましてや古着では絶対に存在していないタイプの質感。
シルクと何かの混紡と言っていたような…。
下手なことを書いて違っていたらアレなので、とりあえずシルクと何かの混紡と言っていました。

一枚で着てもいけそうなタンクトップ。
どこを探しても見つからなかったバランス。
ボディーメーカーのはタイト過ぎるからあくまで下着なんだけど、これはどちらでもいける。
袖がリンガーっぽくなっているのが可愛いTシャツ。
これは僕の古着のリンガーTをベースにNICENESSのデザインチームが作ってくれたもの。
今日お見せしているのは、サンプルの未完成な状態。
まだ完成はしていないので、現段階の紹介としては僕のちゃんと聞いてないくらいの情報がちょうどいいのかもしれない。
そういえば一体いつ納品されるのか。7月?いや、8月と言っていたような。。。あれ、9月?
・・・7月から10月の間には届くと思います。
とりあえず製品が届いたら河上が書いてくれるはずです。
それではまた。
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中台 竜郎
〒107-0062
東京都港区南青山4-1-3 セントラル青山003号室
M : info@manhole-store.com
T : 03 4283 8892
たまには忘れてもいい。
名もなきニット
去年の秋冬に少しだけ復刻を匂わせていたCLASSのスウェットシャツ:fukinsei。
実は密かに進行してもらっていました。
本当は今年の3月頃売り場に並べる予定だったんですが、例のごとく僕の適当な仕事のせい(発注書送るの忘れてた)で次回秋冬シーズンまで引っ張ることに。
そういえば、合わせて提案しようとしていたタンクトップも用意出来なかった(探すの忘れてた)し、このスウェットに使用される特殊裏毛が相当暖かいことに気付いた(自分が着ているのが冬だということを忘れてた)ので、結果的にはよかったのかもしれない。
今年の9〜10月頃に売り場に並ぶ予定のCLASSのスウェットシャツ:fukinsei。
用いる特殊裏毛/ショルダーシーム、サイドシームが無く生地を背中で接ぎ合わせた作り/直線的なアームホール/接ぎの無い筒状リブなど。
特徴的なデザインが詰め込められているはずなのに、初見であまりその部分に目がいかない理由は、やはり天幅35cmというオフショルダーネックラインが生み出す大きな違和感によるものだろう。
発注書を送るのを忘れた結果、サイズ感を見直すことも出来た。
探すのを忘れていたタンクトップも用意することが出来た。
男性服の従来のネックバランスでは発生しない空間、それを何で埋めるかも。
重ね着のしやすい秋冬シーズンであれば、タンクトップ以外にも発見できるはずだ。
やっぱり結果オーライです。
たまには忘れることも悪くないですね。
今気付いたんですが、天幅35cmに合うハンガーなんて手元にはないしそもそも吊るしたら伸びそう。
このスウェット用に什器でも探そうかなあ。
そんなこんな、全て色々楽しみなスウェットです。

河上 尚哉
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たくさん仕入れたつもりだった靴も、残り3足。
Blogで紹介していない洋服はcantateのシャツくらい。
cantateのシャツは真夏から秋にかけての導入として考えていたので、少しだけクッションが欲しい。
と、いうわけで今週は来シーズンに向けて企画している物について書こうと思います。
1974年創業。
仏:H社/C社、伊:D社など、トップメゾンのニット生産を現在も担うイタリア:ボローニャのファクトリー。
そのニットファクトリーが2009年に「BLUM」というニット専業ブランドを発表する。
その後「JP BLUM」に改名、2014年の秋冬シーズンに日本での取り扱いが本格的に始まった。
その後数シーズンかけて日本の市場に少しずつ定着してきたところで、突然ブランドが休止する。
その主な理由は「本業が忙しくなったから。」
「うん、そうか!」と納得せざるを得ない内容だけに、当時のJP BLUM代理店:SEKOND/吉田さんの悔しそうな顔を今でも思い出す。
ネームタグすらニットで作成していたJP BLUM。
「徹底してるな〜。」くらいにしか感じていなかった。
タグのデザインとしては、当時の僕には特別かっこいいものにはあまり見えない。
2021秋冬シーズン、MANHOLEでは幾つかニットを企画している。
その一つの生産を、かつて「JP BLUM」を運営していたイタリアのニットファクトリーに依頼することになった。
リファレンスは90年代のイタリア製モックネックニットソー。
別件で吉田さんの事務所に伺う際「JP BLUMでこういうの作ってくれないかな〜。」と心のどこかで期待しながら着ていったところ、僕の目論見通り吉田さんは声をかけてくれた。
話を聞けば数と値段だけ僕らがクリア出来れば、作れる可能性があるとのこと。
数はビビったけど、値段はそれに見合うものにすればいい。
結果的に数と値段以外にも色々な障壁はあった。
だけど、そういうのは大体吉田さんが片付けてくれた。
僕らが今後どうにかしなければならないのは、お客さんにどう渡すかを考えることだ。
先日サンプルが届いた。
今回企画を進めていて一番驚いたのは、当初ニット成型+カット縫製ありきで考えていたディテールが全てニット成型で上がってきたことだ。
ステッチは減らし目/リブは編み地を重ねて表現している。
「肌当たりも良くてすごく上品になったのは嬉しいんですけど。。。値段結構上がりませんか?」と、吉田さん伝いに工場へ聞いてもらったところ「ウチはニットファクトリーだ。こっちの方が絶対に良いし、縫製を入れる意味がわからない。」くらいの内容で返ってきた。
ここにきて、ようやく僕は「JP BLUM」のネームタグがニットで作られていた意味を理解することになる。
この企画がお客さんに受け入れられなければ僕と中台は今後しばらくは毎日同じ形のニットを色違い/サイズ違いで着続けることになる。
だけど、それはきっと無いだろう。
MANHOLEに通ってくれるお客さんであれば、このニットの良さがきっと伝わるはずだ。
サイズはM/L/3XL。
カラーはC.GRY / ORANGE YELLOW / ROYAL BLUEの3色。
店頭に並ぶのはおそらく10月初旬ごろから。
そういえば、数と値段以外にも僕らにとっての障壁が一つだけ残っている。
それは「JP BLUM」というブランドが過去のもので、今回のニットはあくまでもイタリアのニットファクトリーがMANHOLEで企画したニットの生産を請け負ってくれただけ、ということだ。
簡単にいうとブランド名を僕らで考えなければならない。
吉田さんは「MANHOLEでいいんじゃないですか。」と、ニヤニヤしている。
予期せずMANHOLEのオリジナルブランドが生まれそうです。
今はまだ名もなきニット。
さて、なんていう名前にしましょうかね。
河上 尚哉
〒107-0062
東京都港区南青山4-1-3 セントラル青山003号室
M : info@manhole-store.com
T : 03 4283 8892
こんにちは。
MANHOLEの石川です。
F.LLI Giacomettiのモンキーブーツ。
河上さんは「後悔の靴」と紹介していましたが、僕にとっては「はじまりの靴」でもあります。
ちゃんとした革靴を買ったのもこの靴がはじめて。
MANHOLEでの買い物もこの靴がはじめて。
2年前にRANDYの取引先としてサラッとしか話したことのない河上さんとちゃんと話したのも、この靴がきっかけだった気がします。
それまでは靴擦れが怖かったり靴磨きが面倒だったりと、何かと理由をつけて敬遠していました。
河上さんが「ゴートは雨にも強くし、最悪靴磨かない人でも履けるよ~。その内磨きたくなると思うけど。」とか「履き始めたら2-3時間くらいで慣れるよ~。」なんてズボラな僕にとっては魔法みたいなことを説明してくれたのも懐かしい。
実際には帰りに駅まで歩いただけで慣れたし、いつの間にか革靴を好きになって気付いたら靴磨きの道具を買っていたり。
今日紹介するF.LLI Giacomettiのモンキーブーツは甲革に英:チャールズ・F・ステッド社のスエード:スーパーバックをのせたもの。
ゴートレザーのモデルは僕が出勤するまでに売り切れてました。
スエードもかっこいいなあ。
馴染みのあるモデルでも、革の違いで新鮮さを感じます。
毛足が短く目の詰まった革は、ゴートレザーとは対照的にマットな質感。
蝋引きの平紐もサイドのステッチも黒いハトメも引き立っていて、上品で色気のある印象。
ローファー、サイドゴアブーツ、グルカサンダルなど色々と買ってきましたが、初心を思い出させてくれて原点に立ちもどれる大事な一足。
僕は、F.LLI Giacomettiのモンキーブーツがはじめての革靴でよかったと感じています。

” F.LLI Giacometti “
– FG496 – [MENTA]
SUPER BUCK NERO ¥115,500- (tax included)
石川 義朗
〒107-0062
東京都港区南青山4-1-3 セントラル青山003号室
M : info@manhole-store.com
T : 03 4283 8892
履いた人にしかわからない
「何故今まで避けていたんだろうか。」と、疑問に感じるほど履きやすいRossa木型/ボロネーゼ製法のFG417。
テーラードが好きな大人の方からドレスっ気の無い若者まで、幅広く受け入れてくれる靴だ。
履きやすいからついつい履いてしまう。
今は「裾幅の広いパンツに合わせると気分がいいな〜。」と感じているけど、それは単純に僕の気分の問題だと思う。しばらくしたら違う理由を見つけて、気に入って履いているんだろう。
ボロネーゼ製法/ウェルト厚3mm/シングルレザーソール/芯の無いヒールカップ。
履き馴染みの良さ、返りの良さと引き換えの華奢な作り。
その為、若者には「ソールが削れすぎたら終わり(補修すれば延命は出来る)だから、そこだけ気をつけてね。」と言いながら渡している。
そのせいか彼らはお店に顔を出すたびに「河上さん、これソール大丈夫ですかね?あと手入れの仕方もう一度教えてください。」と聞いてくるようになった。
こうして革靴との適当な付き合い方がお客さんの中に定着していくと僕は嬉しい。
さて、僕の地道な逆営業の末、唐突に入荷することになったFG417。
当初、SIZE:40/41/43のTOTAL5足で届いたけど、いつのまにか41と43が1足ずつ。
体感だけど、普段のサイズ通り/もしくはハーフサイズほどあげて履いても良いと思う。
甲革はELEFANTE OPACO。
本モデルは古い象革を用いているようで、現行の象とは腑の出方が違うらしい。
野趣溢れる質感とは裏腹に、繊維質がふわふわしているから驚くほど軽い象の革。
丈夫さは見た目やイメージ通り。
古い革だろうと新しい革だろうと色がなんだろうと形がなんだろうと。
象革の合わせ方に正解も不正解も何も無い。
日々「なんかいいな。」と「なんかやだな。」がコロコロと入れ替わってしまう僕らのような人間にはぴったりな革だ。
今は冒頭に書いた通り、裾幅の広いパンツの裾から覗くポインテッドトゥがなんとも心地よい。ご覧の通りボリュームは皆無。
夏場の軽やかに踊る生地から、冬場の重々しく揺れる生地まで。
静かに主張をしながら足元を支えてくれる。

” F.LLI Giacometti “
– FG257 – [Rossa]
ELEFANTE OPACO MARRONE ¥154,000-(tax included)
「高級感溢れる」とか「一生もの」とか「上質な革」とか「質実剛健」とか「希少なモデル」とか。
この靴もそーいう見方をすればもしかするとそうなのかもしれないけど、そういう世界観とは全く別の。
履いたことのある人だからこそわかる良さ / 履いた人にしかわからない良さを感じることの出来る靴だと思います。
ご興味ある方は是非。
河上 尚哉
〒107-0062
東京都港区南青山4-1-3 セントラル青山003号室
M : info@manhole-store.com
T : 03 4283 8892