” ULTERIOR for MANHOLE ” – HONEYCOMB WAFFLE SWEATER – #2
” CLASS for MANHOLE “ – HIPPIE MODERNISM –
” ULTERIOR for MANHOLE “ – HONEYCOMB WAFFLE SWEATER –
” cantate ” – Fluffy Sweat Pants for MANHOLE –
”cantate” – Fluffy Crewneck Sweat Pullover for MANHOLE –
こんにちは。
MANHOLEの河上です。
先日紹介した”ULTERIOR” – HONEYCOMB WAFFLE COTTON/CASHMERE SWEATER。
サイズバランスなどは先シーズン発売したカシミヤ100%のものと全く一緒です。
というか、カシミヤ100%のものと一緒に作っていたので実は半年間MANHOLEのストックで暖めていました。
今回同時に発売するCLASSのカバーオールとcantateのスウェットパンツはこのULTERIORの別注と合わせたいな、と思いながら作ったアイテムでもあります。
サイズはワンサイズ。
よっぽど極端な体型の方でない限り、馴染むようなバランスにしています。
物自体はクルーネックのシンプルなハイゲージニットなので、無造作に気軽に取り入れられるかと思います。
ハイゲージニットの手軽さもありながら、ハニカムワッフルのスポーティな表情がハイゲージニット特有の上品にまとまってしまう感じを上手く和らげてくれます。
MANHOLE別注では無いCLASSインラインのHIPPIE MODERNISMも、絵になる洋服ですね〜。
僕らは正直言うと、もし余って買うことが出来るのであればどっちでも良いのです。
売れたら売れたで嬉しいけど、反面寂しい気持ちになるような。
うーん、両方欲しいなあ。
正直どんなボトムスとも合うアイテムですが、個人的におすすめなのはcantateに作ってもらったスウェットパンツとのコーディネート。
この全力で力の入っていない感じがいいんだよなあ。
でも、細かい部分で力は抜きすぎていないような。
ハニカムワッフルセーター/スウェットパンツ共に生地にしっかりと表情があるので、合わせてみると意外としっくり来るはずです。
最近の僕はこんな感じ。
このコートはMANHOLEの開店祝いとしてBEAMS時代の先輩から「売り上げに困ったらお店で売ってもいいし、お客さんに見せてあげてもいいから好きにして。」と頂いた物。
しっかり自分で着ています。
ブランド初期の物ですが、さすがFRANK LEDER。
今発表しているコレクション以上に着心地の良さなんて全く考えていない。もはや洋服の形をした洋服以外の何かです。
この力強い生地は何にも合わないので、むしろ何にでも合わせられる気がしているのですが、その男性的な印象を絶妙にゆるく和らげてくれるのがこのハニカムサーマルセーターとスウェットパンツ。
これは3,4年前のパワーショルダー/ハートラペルがユニークなCLASSのジャケット。
ずっとこういうスウェット+ニットみたいな感じに合わせたかったのですが、なかなか理想的なスウェットもニットも無い。
このタイミングでやっと頭に浮かんでいたイメージ通りのバランスになりました。
こんなユニークなバランスの袖物もしっかりと受け止めてくれるのがこのハニカムサーマルセーターとスウェットパンツ。
これは2020SSのNICHOLAS DALEYのリネンのカーディガン。
一年前の自分だったらきっとオーダーしていなかったであろう色ですが、半年前は妙にこういう色味が気になったので入れてみました。
試しに着てみたらすんなり溶け込んでくれました。
自分が意識的に似合わない、無意識的に似合わないと遠ざけていた色味も「取り入れてみようかな。」と思えるような新鮮な楽しさがこのハニカムサーマルセーターとスウェットパンツにはあるのです。
洋服の似合う似合わないは人それぞれ。
自分が本当にかっこいいと思うのであれば別にどんな格好をしてもいいんじゃないか、というのが僕たちの基本姿勢でもありますが、この”ハニカムワッフルセーターとスウェットパンツ”という組み合わせは割とお客さんに押し付けても良いくらいかも。
ちょうど良い塩梅のコットンニット探しも、ちょうど良い感じのサーマルカットソー探しも結局無い物ねだりで終わってしまうことが多いので作りました。
一見シンプル、だけどサーマル特有のスポーティな表情もありつつ、ハイゲージのニットのような上品さを感じるHONEYCOMB WAFFLE COTTON/CASHMERE SWEATER。
今回のコットンカシミヤのタイプは、前回販売したカシミヤ100%のものに比べると派手さはありません。
僕は秋冬シーズンに比べて消耗の激しい春夏シーズンにおいては、より実用的な物を手に取るようにしています。
コットンニットはある程度気が利いたボディバランスで、着回しやすく、手入れがしやすければそれだけで良い物だと感じられるのです。
※”ULTERIOR” – HONEYCOMB WAFFLE COTTON/CASHMERE SWEATER -は1月24日(金)より販売を開始致します。
河上 尚哉