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2020/10

ただ巻くだけ






こんにちは。
MANHOLEの河上です。

雨ですね〜。
僕が寝ている時か、たまに降るくらいだったら良いんですが、二日間続いただけでうんざり。
明日からの天気予報を見て更にうんざりしてます。
今日は一緒に溜め息をついてくれる中台も休み。はあ。



今日紹介するのは、「例えこの世の酒類が全て蒸発したとしても、何も思わない僕」への誕生日プレゼントとしてお客さんが持ってきてくれた陶器のテキーラボトルとショットグラス。
ではなく、「河上さん、中台さん、サッカーボール持ってきたんで買ってください。」と、さも買うのが当たり前のような顔をしながら渡されたのでついつい買ってしまった古いレザーのサッカーボール。
ではなく、「あまりスカーフっていう気分じゃないけど、どっかのタイミングで何か閃くかもしれない。」なんて気持ちで代理店の在庫を引っ張ってきたNicholas Daleyのスカーフ。
ではなく、Nicholas Daleyのスカーフ置き場になっている「河上くん、オープンおめでとう!」と中目黒:Vaseの平井さんが開店祝いにくれたceramichiの皿。
ではなく、洋服の展示会に出かけたつもりが何故か帰る頃に気付いたら買ってた古いアフリカンスツール。
ではなく、こちら。



去年の秋頃、O’DEMの中村さんが「河上さん、作ったんでお店においてください〜。」と言いながら持ってきてくれた古いヴェネチア製のホワイトハーツを使ったビーズネックレス。
そういえば僕は去年の夏前に中村さんから同年代のホワイトハーツを買って気に入り、「夏に間に合いそうだったら持ってきてください〜。」と伝えていた。
渡されたのが秋だったので「来年の夏前に紹介しよう。」と思って放置していたら今年の夏がいつの間にか終わってしまった。時間が過ぎるのはあっという間ですね。。。もうあと三ヶ月寝たらお正月ですよ。



僕も中台も全く詳しくないジャンル。
「雰囲気がありますよね〜。」なんてふわふわした事しか伝えることが出来ないけど、確かに雰囲気がある。
偽物が多く出回っているようだけど、O’DEMのビーズネックレスに使われるホワイトハーツは1800年代〜1900年代初頭にヴェネチアで作られていた本物のアンティークホワイトハーツ。
赤は2色。
艶と透明感があるのは金で色付けされた金赤。
黒っぽく鈍く光るのは銅で色付けされた銅赤。
青はコバルト鋼で色付けされている。
中村さんは「青は本当に希少なんですよ〜。」と言っていた。


” O’DEM “
– White hearts neckless –



留め金具はsilver925。
新品の状態の全体的な雰囲気だったり、何気なく首に巻いていた際の風合いの変化を見ると、このビーズネックレスの留め金具は確かに銀の収まりが良い気がする。


これは僕の私物。引き輪は半年間使ったもの。
ラウンドは少し前に落としてしまったので、中村さんに新品に付け替えてもらったもの。



さて、なんで僕が秋が深まりつつあるこの時期に、結果的に納品から一年間寝かせてしまったビーズネックレスを紹介し始めたかというと、最近修理から戻ってきた私物のビーズネックレスをなんとな〜くつけていたところ、なんとな〜く秋冬の洋服の素材感にも馴染むような気がしたからだ。

紡毛の柔らかな風合いの中で泳ぐ暖かい艶のあるホワイトハーツは、思いの外悪くないかもしれない。

その日の格好にただ巻くだけ。
「いけるかも。」と思えば着ければいいし、途中で「なんか違うな。」と感じたらインナーの中にそっと入れたり外せばいい。




ネックレスはおろか、指輪すらも身につけない。というよりも本当に興味が無い中台。
このビーズネックレスに関しては彼の賛同は得られないだろうなあ、なんて思っていたけど、「俺もこういうのつけてもいいのかもな〜。」なんて鏡に合わせている姿を目撃した時は思わず笑ってしまった。

“インディアンジュエリーへの造詣が深い”という断片的な情報を僕らに拾われて「日本のインディアン」と呼ばれたり、いつも両耳につけてる札付きのピアスのせいで「竈門炭治郎」と呼ばれたり。
MANHOLE内での扱いは一見散々なO’DEMデザイナー:中村さんだが、僕らの中には中村さんの人柄や作るものに対して敬意や共感できるものがしっかりとある。楽しそうに買い物をしてくれるところも好きだ。

このビーズネックレスは決して安いものでは無いけれど、ただ巻くだけで今自分が着ている洋服をもっと好きになれる可能性をもつアクセサリーだ。
このバランスはきっと”インディアンジュエリーに造詣が深い”だけじゃ作ることが出来ない。洋服が好きで、色々な洋服を着て過ごしてきたO’DEMの中村さんだからこそ作ることの出来るものだと思う。







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河上 尚哉

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” LAVENHAM for NICHOLAS DALEY “
– ND QUILTED SCARF – ¥28,000+TAX-



こんにちは。
MANHOLEの河上です。

LAVENHAM for NICHOLAS DALEYのキルティングマフラー。
マフラーなので、使い方は簡単。
巻いてスナップボタンを留めるだけ。
簡単な作りですが、デザイナー:Nicholas Daleyの閃きを感じます。

あとは手に取る人が、このアイデアをどう活かすか。
巻き方次第ですが、口まですっぽりと覆うような立体感があるので合わせ方次第で色々と楽しめるはずです。

僕は黒い巻物が苦手。
このキルティングマフラーだったら黒くてもいいなあ、なんて可能性を感じられたのも嬉しい。




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河上 尚哉

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こんにちは。
MANHOLEの中台です。



今日は珍しく朝から外でバタバタ仕事をしておりまして、ブログの撮影ができませんでした。(オープン時間を遅らせてしまい、すみませんでした。)

たまにはお店以外のことで頭を使ったり、感覚を働かせてみたりするのもいいですね。
いつものリズムではないのでなんだか疲れたりするけど、それはそれで良い。


それでいうと、最近は古本を買うのが楽しい。
まだまだ知らないことが沢山あることを実感するし、時には脳が痺れるような心地良い衝撃を体験出来る。

昔の音楽の雑誌を見ると、”今”の視点からではなく当時の視点から文を綴っている。
同じ事柄に対しての考察でも、過去/現在では捉え方が違う。
そんな時間軸のズレなんかも新鮮で楽しい。
ファッションも同じかも。

ページのレイアウトはもちろん、書体にも美意識を感じるような雑誌も多く、とにかく色々な発見があって暇さえあれば近所の古本屋に通っているわけです。



最近買った本。
Irving Penn: Small Trades



頭の中の引き出しはいっぱいにしておきたいところですね〜。


明日は張り切って商品の紹介をしようと思います。
それでは、また。










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中台 竜郎

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こんにちは。
MANHOLEの河上です。

先日中台が簡単に紹介してくれたNICHOLAS DALEY × LAVENHAMのキルティングベスト。

僕が大好きな形。
中台に「あれ着て〜、これ着て〜」と言いながら撮影している最中、前職でFRANK LEDERに中綿のキルティングベストを別注で作ってもらったことを思い出しました。
懐かしい。あれもいい洋服だったなあ。
このベストをオーダーした時は特に意識していなかったんですが、好きなものは変わらないんですね。



” LAVENHAM for NICHOLAS DALEY “
– MC GILET – ¥64,000+TAX-




このベストと合わせる為に、新しく洋服を買い足す必要はありません。
このベストを買われた方はまず、家に帰ってクローゼットの中の洋服と色々合わせてみてください。
「自分の過去の選択は、悪いものじゃあ無かったのかもしれないなあ。」なんてことを、改めて感じさせてくれる可能性を持つ洋服です。




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河上 尚哉

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こんにちは。
MANHOLEの河上です。

今日は「超かっこいい靴だな〜!」と、思って仕入れた超かっこいい靴を紹介します。

この靴を仕入れた理由は、象の革の希少性/堅牢性/機能性に惹かれたわけでもなく、スクエアトゥが気分だったわけでも、編み上げブーツの中でも比較的脱ぎ履きのしやすいチャッカブーツに惹かれたわけでも、ハンドソーンノルベジェーゼで底にビブラムを貼ってあるから頑丈で悪天候時に活躍してくれるからでも、F.LLI GiacomettiのMARMOLADAに信頼を寄せているわけでもありません。

WHEELIEの秋山さんに「河上、これどう?俺は今年これが欲しいんだよね〜。」なんて勧められたこの靴を、タイミング良く僕が「超かっこいい靴だな〜!」と思ったから。

帰って中台に「今年も靴を色々と仕入れる予定で、ピックアップした物は結構自信があるんだけど、中でもこの靴が超かっこよかったんだよね〜。」と伝えて適当に撮った写真を見せたところ、彼も「超かっこいいね〜!」と言っていました。

そんな超かっこいい靴が昨日届きました。
う〜ん、超かっこいい。



” F.LLI Giacometti ” [ MARMOLADA Q ]
– FG568.001 – CHUKKA BOOT ¥170,000+TAX-



「どうやって/誰に売ろう」とか「値段が通るだろうか」とか「スタイルとしてどう提案しようか」とか「どうやって合わせてもらおう」とか「手入れは楽かどうか」とか「雨の日に履けるかどうか」とか「一年中履けるかどうか」とか「お店で紹介する意味」とか、そういう買い付けをする際に必ず頭に思い浮かぶ仕事っぽいフィルターを一切通さず、僕らの「超かっこいいなあ〜!」という気持ちだけでMANHOLEに並ぶことになった象革のスクエアトゥのチャッカブーツ。
MANHOLEエクスクルーシヴらしい。別にそこはどっちでもいいや。

「超かっこいいな〜!」と思ってくれる人が「超かっこいいな〜!」という気持ちのまま「超かっこいいな〜!」と履ける靴だと思います。




う〜ん、超かっこいい!







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