今日は焼肉だそうです。
こんにちは、中台です。
どっかのブルースマンが着てそうな、渋くてかっこいいニコラスのシャツ。
形自体は特に癖の無い、シンプルなオープンカラーシャツだけど、存在感のある刺繍が目に留まる。
ギター上手そうに見えます。
前から見ると気付かない、脇下からの切り替え。
そして、撮影中には気付く事ができなかった、袖裏の切り替え。
今日のブログ。
「本当にこの内容でいいのかな?」と河上に確認したところ、「俺は早く焼肉が食べたいからこれでいい。」と言われたので、このまま上げます。
気になる方はお店まで試着しに来た方が伝わりやすいと思うので、今日のブログの適当さは店頭でカバーさせてください。
それではまた。
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中台 竜郎
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昨日の都内は猛暑日。時間帯と場所によっては30℃を超えたところも。街中を少し散歩したら、アイスクリーム屋に行列ができていたりして。
まだ、鬱陶しい梅雨もやってきていないのに、なんとなく涼しそうな洋服が気になり始めるころ。
こんにちは、鶴田です。
襟付き、ボタン無しのプルオーバーシャツ=スキッパー。ボタンを留める必要がないくらい開放的で暑いシチュエーション、つまり海辺が似合う夏の代表アイテム。
70年代のいなたい古着でもパイル地や化繊混のスキッパーをよく見かける、あの形。
現在、MANHOLEの片隅に並んでいるのは、オフ白が涼しげな一枚。
ほっそりとカーブした華奢な襟型。ざっくりとカタそうに見えて触ると柔らかいコットン地はセルビッジ(耳)付き。ナチュラルな白に赤・青のラインが入ったトリコロールな配色はどことなく南仏を思わせるけれど、僕は南仏に行ったことがない。それでも、日差しの下で着たら気持ち良いだろうな、と想像はできる。
両胸に付いた埋め込み式のポケットやカンヌキ留めはワークウェアのタフネスを感じさせるけれど、実際に着てみると驚くほど軽くてしなやか、ソフトな感触。松下さんの手にかかると、ワークな質感も不思議とパリっぽくなる。
これ以上ないくらいシンプルなバックスタイル。シェイプがない四角い箱型のシルエット。生地の柔らかさがドレープにも表れている。
裾出しでシンプルに着てもサマになる。ウールパンツと合わせてもトップスが簡素に見え過ぎないのは、やはりm’s braqueのムード。
裾も袖口も胸元も開放的なので、風の通り抜けが良さそう。
鶴田はジャケットスタイルに取り入れてみた。スキッパーの裾はパンツイン。たっぷりとしたブラウジングが楽しめる。
ジャケットを羽織るとスキッパーの襟型が際立つ。ラペルに乗せても下品にならないシャツ襟って、実際に形にするのがとても難しいジャンルだと思うんだけど、松下さんが作ったこの襟にはきちんと大人っぽさと上品さが乗っていると思う。
勿論、スキッパーの上にジャケットを着る人が少数派だということを僕は知っているし、僕だってラペルの上にシャツ襟を乗せることなんてほとんどやったことがない。それでも、このスキッパーはパンツインや襟乗せを試してみたくなる。
それは、このスキッパーに「嫌味なところが何一つない」からだと思う。
よく思うことだが、デザイナーという仕事は数えきれないほどの意思決定を繰り返しながら一着の洋服をデザインする。パターン、襟型、台襟の高さ、ポケットの位置(そもそもポケットを付けるかどうかも含めて)、ステッチの種類、縫い方、配色・柄行き、生地、ジップやボタン類の選択(そもそもボタンやジップを付けるのかどうかも含めて)etc…。どこかの部分が一か所でも悪目立ちすると、それはいとも簡単に下品な洋服に成り下がってしまう。
松下さんが作ったこのスキッパーには、デザイナーが考えた洋服としての存在感が十分に備わりながらも 「嫌味なところが何一つない」 。
だからこそ、ジャケットのインナーにしても邪魔にならないし、夏になれば一枚で堂々と着ることができる。ニュートラルなのに強い。新しい服なのにクラシックな佇まいを既に内包しているのかもしれない。
主役兼脇役。
そんな存在のスキッパーを春夏のお供に是非どうぞ。個人的にもかなり好きなアイテムです。
主役級のアクセサリーとの取り合わせ。これもかなりカッコよくキマりますよ。
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Tシャツもまだまだ楽しめます
こんにちは、中台です。
2枚並んだTシャツ。
どう見ても別物に見えるけど、実は同じもの。
表と裏で全く異なる顔を持つリバーシブルTシャツ、NICENESS : FELIX。
夜遊びで終電を逃して、最悪着替えられない状況でも、裏返せばなんとかなりそうな気がする。僕は着替えますけどね。
表面は空紡糸の丸胴ボディー、裏面には肌触りの良いTOP糸の天竺を用いている為、色やデザインが違うだけでなく、着心地や触感にも大きな変化を感じられるのが面白い。
” 裏面には天体から知恵を得た民族をイメージし、古代の天文学者Algaoniceの名前と衛星群を意味するFleetのタイポプリントが入っています。” とのこと。
どこか見覚えのあるフォントがNICENESSらしい。
ご覧の通り、表面はただの無地Tシャツに見えるけど、よく見ると裾から裏面の生地が出ている。
リバーシブルTシャツ は表裏共に裾で縫われるのが一般的。
一方、FELIXは表裏で裾が別々になる作り。
シンプルな表面にも違和感が見える。
裾を出したくない時は裏面だけタックインしてもいい。
配色はよくあるネイビー/グレー。
切り替えの位置が変なところにある…、ベストを重ね着しているような見え方に。
長袖を重ねたらさらに面白くなりそう。
ちなみに着用サイズはL、男のシルエット。
ホワイト/杢ベージュ、良い色。
写真を見て気が付いたけど、前後でも切り替え位置がずれてる。
随所に違和感が見え隠れしたり、気が利いていたり、一言で「Tシャツ」と表現することができないTシャツ。
Tシャツも2枚重ねるとこんなことになるんですね。
「Tシャツなんて、Tシャツだろ。」と、思っていたけどTシャツもまだまだ楽しめるんだなあ、と感じさてくれるTシャツです。
ふと思ったのは、表と裏の生地感の違いについて。
表はドライなタッチでかりかり、現行のアメリカボディに近い。
裏は柔らかくふんわりもちもち、ヴィンテージな質感。
一枚のTシャツで別の時代感を表現したのかもなあと想像すると、なんだかロマンを感じますね〜。知らないけど。
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まだまだありますよ〜。
NICENESSのキャップ。
たくさんご注文いただいて、中台と朝からびっくりしていました。
うひゃ〜って感じでした。ありがとうございます。
が、MANHOLEの去年からの目標は「数の暴力と戦う」ことなので、全然まだたくさんあります。
132個作りました。あと半分くらいですかね。
かぶりに来てください。
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