こんにちは。
MANHOLEの河上です。
今週の平日はお店開けてます。
土日は先週と同じくお店を閉める予定です。
今日は法務局に謄本を取りに行ったあと、税理士さんと打ち合わせをしてました。
提出しなきゃいけない資料もまともにまとめていないのに、色々と話を聞いてもらって「まあ君んとこは大丈夫でしょ。」なんて。
当分時間が空きそうなので、その時間を利用してみんなが仕事をしやすいようにしないとなあ。
お店に戻ってブログの撮影をした後に、お客さんのお直し分のジャケットを預けに代理店へ。
帰り道にばったりお客さんに会って「お店大丈夫ですか?」なんて話に。
「先日たくさん買ってくれたから大丈夫ですよ〜。」と軽口をたたいたら、「またまた〜」と、笑ってくれたけど本当にそうなんですよ。
僕らはお店を運営する上で色々な人に生かされてます。
僕らが「面白いなあ。」なんて思うアイデアを形にするデザイナーさん然り。
例えばこの人の作るこんな洋服のように。

” whowhat “
– TIBET BLOUSON – ¥39,000+TAX-
今日紹介するのはwhowhatのブルゾン:TIBET BLOUSON。
ブランドの定番として不定期にリリースされるTIBET COATのブルゾンバージョン。
ハイカラー。
分量の多い前立て、アシンメトリーなデザインバランス。
ゆったりとした身幅。腰回りの強いリブ。
ドルマンスリーブから伸びる太い筒状の袖。
生地は撥水加工の施されたナイロン。
MANHOLEでオーダーしたカラーはベージュとブラック。
サイズはMのみ。
フロントはベルクロとスナップボタン。
襟元はベルクロ。
裾口にスナップボタン。
ベルクロ/スナップボタン全て留めると一気にスポーティさが増します。
僕は襟元のベルクロだけ留めて、あとは遊ばせておくと思います。
中台もそんな気分だったみたい。
いいですね〜。
良い意味で「どこの洋服か全くわからない」感じも気に入ってます。
もっとオーダーしておけばよかったなあ。

” whowhat “
– TIBET BLOUSON – ¥39,000+TAX-
毎シーズン、女性的な自由かつユニークな発想で変化するwhowhatの洋服。
ブランドが定番としてリリースするアイテムももっと面白く。
ブランドが新型としてリリースするアイテムももっと面白くなるように。
今シーズンはこのTIBET BLOUSONに使われているナイロン生地が気に入ったので、同生地であと2型オーダーしました。
明日は別モデルを紹介します。
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河上 尚哉
こんにちは。
MANHOLEの河上です。
今日は普通に営業してます。
寒い。
桜吹雪に雪化粧、降っている最中は良く見えるんですけどね〜。
ここから一月くらいは昼間暑くて夜寒い定番の季節が続きます。
何を着ていいかわからなくなるので、とりあえず羽織れるものを一枚。
「とりあえず」なんて言葉がぴったりなブランド:HOMELESS TAILOR。
とりあえず羽織れるコート。
とりあえず部屋着に最適なニットのオールインワン。
そして、とりあえず羽織れるシャツ。
僕らも出勤した時の格好でとりあえず撮影しました。
着る人には「とりあえず」なんて居心地の良さを与えてくれるのですが、その居心地の良さを生み出す為にたくさんの閃きとアイデアを詰め込んだようなブランドだと感じます。
あまり頭を使って着るような服でも無いので、お好きなように。
買った人が着たいように着られる洋服です。

” HOMELESS TAILOR “
– STANDCOLLAR SHIRT – ¥35,000+TAX-
経糸緯糸異なる糸色で表現されるモアレもこのシャツを更に面白く感じさせます。
適当に羽織るからこそ発見できる様々な事を、このシャツと共にお楽しみください。
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河上 尚哉
臨時休業のお知らせ
こんにちは。
中台です。
本当は普通に営業してお客さんと楽しみたかったですが、うちも今週は営業自粛。
ゆっくり休めるしいいかな〜、なんて前向きに捉えることにします。
お家で過ごしている皆さん、何をして過ごしているのでしょう。
河上は本を読んでいるようですが、僕はドライアイが辛いので映画を観ようと思ってます。
オススメの映画ありますか?と、よく聞かれます。
沢山ありすぎて何を薦めればいいのか分からないので、
最近は何も考えずに、”ターミネーター2″!”1″は観なくてもいいよ。と伝えるようにしています。
流石に適当すぎるので、今日はちゃんと僕の好きな映画を適当に紹介します。
(ターミネーター2は本当に好き。)
M*A*S*H
Robert Altman / 1970
朝鮮戦争を舞台にした映画ですが、内容は破茶滅茶なブラックコメディ。
笑っちゃいます。
衣装や音楽なんかも結構良くて、エンディングソングにグッとくる。
僕にとっての初ロバート・アルトマン作品。
The King of Comedy
Martin Scorsese / 1982
スコセッシ作品でデニーロ主演となると、タクシードライバーのイメージが強いかもしれないですね。
でも僕はキングオブコメディー派。
デニーロやべえ、、
知らなすぎた男(The Man Who Knew Too Little)
Jon Amiel / 1997
ビル・マーレイ主演。
彼が出ているだけで面白そうな気がしてしまう、、
アメリカ特有の下品なノリも無く、終始ポジティブな気持ちでいられる不思議な映画。
意外と知っている人が少ないんだけど、個人的ベストコメディ。
映画はきっと無駄な時間。
でも無駄な事こそ、豊かであると僕は思っています。
洋服にも言えることですね。
他にも色々紹介したいことはあるんですが、僕が映画を観る時間がなくなってしまうのでこの辺で。
何みようかなあ〜、、
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中台 竜郎
臨時休業のお知らせ
こんにちは。
MANHOLEの河上です。
以前紹介したCLASS/cantate/ULTERIORの別注発売時にモデルをつとめてくれた佐藤コタローくんから、先日誕生日プレゼントをもらいました。
三島由紀夫の文庫本。
「河上さんは何がいいかなあ、って考えながら選びました。」だって。嬉しいですね。
帰ってすぐに読みました。
文庫を読むのも手にするのも久しぶり。
前はよく読んでたんですが、持ち歩くのも買いに行くのも面倒になっちゃったし、整理整頓も苦手。
最近はもっぱら電子書籍ばかり。
本屋さんに行って目につく本を適当に買って読んでみようかな、なんて気にさせてくれます。
コタローくん、ありがとう。
本をプレゼントされる2日前、総合出版社の方と飲んでいた際にこんなことを相談されました。
「最近、文庫って読みますか?なんでみんな文庫本を手に取らないんだろう、と常に考えています。 僕としてはみんなに文庫本を読む楽しさをもっと広げていきたいのです。」
結局その場ではふざけた回答しか出来なかったんですが、帰り道に一人で考えてみたところ。
僕が本から離れた一番の理由は、「自分にフィットする本を探す時間も、読む時間も、読み切る体力も無い」なんて自分自身に言い訳をしているからなのかなあ、なんて思いました。
事実、プレゼントされた本は嬉しさもあったせいかすぐに読めたし、何事もきっかけなのかもしれません。
昨日、ふと来てくれたお客さんに「文庫本とか今持ってる?」と聞いたら意外と持ってるもんですね。
折角なので紹介してもらいました。
麻生君が昨日来た時に持っていた文庫。
2,3ページくらいのエッセイの集合体。
作者の思っていることが自然に書かれてる感じが気に入ってるそうです。
麻生君と同じタイミングで来ていた昔からのお客さんが持っていた本。
「記号ってなんだろう?」という疑問を東浩紀と石田英敬が対談講義を通して紐解いていく内容。
新たな記号論が必要なのでは無いか、と考察しているそうです。
う〜ん、自分では絶対に手に取らないかも。面と向かって紹介されないと見流しちゃうかもしれません。
当たり前かもしれませんが、それぞれが持っている文庫/本にそれぞれのキャラクターを感じられて面白いです。
最近はお店の事ばかりで出かけることも少ないし、それを言い訳に何かを楽しむ機会も自分で削ってしまっているので、僕みたいな人間には今こそ本を読むことが必要なのかもしれないなあ、と感じられた数日間でした。
仲良くなったお客さんにランダムで読み終えた文庫や本を押し付ける、とか良いかも。
あまり明るい話題が少ないけど、こういうタイミングだからこそ気付けることもたくさんあるんですね。
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河上 尚哉
こんにちは。
MANHOLEの河上です。
先日いらしたお客さんがお店の壁に貼ってあるマンホールの写真を見て一言。
「これコロナウィルスの写真?尖ってるね〜。」
う〜ん、見えなくもないけど。。。
そんなに尖ってませんよ〜。
3月28日(土) / 3月29日(日)は東京都の外出自粛要請に伴い臨時休業致します。
連休につぐ連休で大変申し訳ないのですが、何卒ご理解の程宜しくお願い申し上げます。
僕らのような商売は少し止まるだけでも結構な打撃を受けてしまうんだけど、、、それでも二人だからまあなんとかなるか。
週末はアポイント制にすることも考えたんですが、お客さんを散らしても結局お互いにリスクがあるからなあ。。。
と、いうわけでお客さんが家の中で楽しんで過ごしてもらう為の動きをすることにシフトします。
さて、ホームページを公開してから9ヶ月ほど「coming soon…」という文面だけ残して放置していたオンラインストア。
状況も状況なのでちょっと急ぎ足で作成してます。
あとは無機質な買い物にならないように内容を詰めていくだけなので、来週中には公開できそうです。
お店の営業停止は最悪覚悟してるのですが、物流は動き続けるのかなあ。
西麻布近辺の佐川急便/ヤマト運輸などのドライバーさんは本当に気さくな人が多いので好きなのです。
僕は彼らが心配です。
今日は普通に起きて、普通に電車に乗って、普通に歩いてお店に出勤して、普通に掃除をして普通に営業しています。
こういう普通は、誰かに守られているからこそ出来ることだと実感しますね。
うちの会社は大丈夫かなあ。。。ドキドキしてます。
こういうのもタイミングなのでちゃんと乗り越えて行けるように頑張ります。
今日は通常通り営業しています。
皆さまのご来店を心よりお待ちしております。
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河上 尚哉 / 中台 竜郎
03.25 / 03.26
明日、3月25日(水)と明後日、3月26日はお休みを頂きます。
イレギュラーな連休ですみません。
河上は釣りに行きたいと思ってます。
リフレッシュ休暇です。
中台もお出かけします。
リフレッシュできるといいね。
3月27日(金)より通常通り営業致します。
「まだ早いかなあ。」なんて出し渋っていた春夏物も、桜が咲いたので並べ始めました。
そろそろ洋服も本格的に紹介し始めようかなあ。
それではまた。
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河上 尚哉 / 中台 竜郎
こんにちは。
MANHOLEの河上です。
昨日のBlogを帰りの電車で読み返すとほぼ思い出話メイン。
肝心のF.LLI Giacomettiの紹介をあまりしていない事に気付きました。
今日はリベンジの回。
ちゃんと紹介できるように頑張ります。
これは7,8年前に買ったALDENのタッセルローファー。
ホーウィン社のシェルコードバン。
アバディーンラスト。
自分の手元に残った唯一のオールデン。
タッセルローファーはある程度どんなシーンでも履けるので重宝してます。
ただアバディーンラストは僕の足の形に全く合わないようで、結構苦労しました。
買ってから眠らせる事なく適度に履いているのですが、メチャクチャ痛いし普通に立ってるだけなのに靴が笑ってしまう。
けど、なんか手放せない。というわけでこの靴は僕にとって「良い靴」なのです。
コードバンだからといって、別に過剰に大切にせずに普通に履いていました。
むしろこの靴が僕の靴磨きの練習台になってくれたような気がします。
履いている時に雨が降ろうと、コンクリートで擦れて傷が入ってもクリームを入れて毛を潰して磨いてしまえばピカピカ光ってくれる良い革です。
こんな風にわざと水をこぼしても心が痛まない。
なんて水をかける前は思っていたんですが、水をかけた瞬間になんかちょっと悲しくなりました。
・・・何はともあれ自分なりの手入れの仕方さえ覚えてしまえば、コードバンは本来扱いやすい革だと思っています。
ただ、コードバンは頑丈な革ではありません。
縦裂きには弱い繊細な革です。
日々のブラッシングと定期的な保湿をしてあげないと、僕のタッセルローファーのように裂けが生じてしまいます。
これは数年前にサンプルを買って、2年くらい前に中台に幾らかで譲ったMarmoladaのCULATTA CAVALLO ROVESCIO NERO。
昨日紹介したローファーと同じ革。
この靴を履いて戸隠にそばを食べに行った時に、そばだけ食べてすぐに帰ろうと思っていたのに何故か戸隠神社に参拝する流れに。
参拝していたら土砂降りの雨が降ってきて、結局びしょびしょに濡れた上に泥まみれになった事があるのですが、家に帰って乾かして磨いたらちゃんと綺麗になりました。
サンプルを買った為、元々裂け傷も何かを押し当てたような傷もあり「履いているとすぐにダメになっちゃうかもなあ。」と思いながら履いていたのですが、意外と大丈夫ですね〜。
中台もだいぶ履き込んでいたので、この前磨いてあげました。
履いた分だけ、手をかけた分だけ味が出る良い革です。
中台はとにかく靴を適当に履きまくるので、手入れのしがいがあります。
彼に繊細な革を買うのをオススメはしないようにしていますが、やっぱり靴は履き込んだ方がかっこいいですね〜。
こんな途中で革質が変化する革なんてどう手入れすれば良いのかわからなかったのですが、いつも通りやったらなんとかなりますね。
さて、本題。
「もうこの革が手に入らなくなってしまうタイミングで作っておいたんだけど、めちゃくちゃ上がりが良いんだよね〜。サイズも38から43まで一足ずつあるよ。」
と、代理店の方に見せてもらい、引き取ることになったこのローファー。

” F.LLI Giacometti “
– LUIGINO – [ CULATTA CAVALLO ROVESCIO NERO ]
¥104,000+TAX-
ローファーは特に合わせ方もないです。
今までの自分のバランスでまず試してみてください。
自分の中で違和感を覚えたらパンツの丈やシルエットを変えてみましょう。
革靴を履く上で大事なのは、難しいことを考えずにまずは買って履いてみることだと思います。
足の形は人それぞれ。
実際に履いてみて合うか合わないかも人それぞれ。
ストレスなく履ける靴のデザインが、気に入るか気に入らないかも人それぞれなのです。
僕らは靴を作れる訳でも無いし、革のプロフェッショナルでもありません。
自分たちが「かっこいいなあ。」と思えるものだけを紹介すること。
それを自分で実際に履いてみた感想を伝えること。
そして、ちゃんとフィッティングを見てあげることくらいしか出来ないからこそ、その最低限は最大限にやっていきたい。
この靴を「かっこいいなあ。」と共感してくださる誰かにとっての良い靴になれば、僕らは嬉しいです。
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河上 尚哉
こんにちは。
MANHOLEの河上です。
洋服屋に入りたての頃、店頭の革靴を「かっこいいなあ。」なんてベタベタ触りまくっていたら先輩からハチャメチャに怒られました。
『うるせえなあ。』 なんて思いながらなんで怒られてるのか理解せずに、とりあえず口先だけで「すみません。」と謝ったのを今でもたまに思い出して後悔します。
思えば怒られっぱなしだったなあ。
その当時は何故か「理不尽に怒られている。」なんて被害妄想を抱いていましたが、大体は自分が悪いんですよね。
自分に降り注ぐ不都合は大半が自分のせいだから自分で解決しないと、って考えると大分視界がクリアになりましたよ。
と、そんなに「全部自分が悪いんだ。。。」なんて考え続けると鬱になっちゃうんですが、周りに恵まれていたんでしょうか。
他人に注意した事や失敗を、絶対に自分でやらない人が多かったなあ。
中には他人に注意した事や失敗を、普通に自分でもやっちゃう人もいましたが、そういう場合は「こういう人にならないようにしよう。」なんて思えたので、そういう意味でも。

” F.LLI Giacometti “
– LUIGINO – [ CULATTA CAVALLO ROVESCIO NERO ]
¥104,000+TAX-
F.LLI Giacomettiのローファーが入ってきました。
今シーズンは先日まとめて紹介していたSANDALOしかオーダーしておらず、それを半年間かけて売っていくイメージだったのですが。。。
なんかもう無くなりそうなので、急遽仕入れておきました。
甲革は既に廃盤になった、CULATTA CAVALLO ROVESCIO。通称:つま先コードバン。
木型はジャコメッティの用いるローファー木型の一つ:LUIGINO。
先シーズン、甲革にエレファントレザーをあてたモデルと同一の木型です。
ハンドソーングッドイヤーウェルテッド。
ヒドゥンチャネルのレザーソール。
コードバン層を持っている馬革を用いて、トゥ部分にコードバンが位置されるように手裁断しています。
その為トゥからサドル部分まではコードバン、サドルからヒールにかけてリバーススエードに革質が変化します。
血筋や斑点がそのまま残されたトゥ部分のコードバン。
繊維質を潰し、鈍く光るリバーススエード。
トゥ部分だけ磨けば良い靴。
革と工場はイタリア。
デザインと合理性はアメリカ的発想。
7,8年前、買ったばかりのHeinrich Dinkelacker:Rioを履いて原宿にある老舗英国古着屋さんに寄った時に「良い靴を履いているね。雨に濡れて水が入ったり、日に焼けて色が変わるのが楽しみだ。」と言われました。
「最近はコードバンをひどくありがたがって履く人が多いけど、本来は磨けば簡単に光る合理的な革。そういう意味でもアメリカ人らしい革だよ。水に濡れてシミが出来ても磨けばなんとかなるし、コードバンの色ムラは手入れをすれば美しい。」
普通に履いていたら傷も入るし水にも濡れる。
僕が革靴を気負わずに適当に大切に履けるようになったのは、この言葉がきっかけだったかもしれません。
靴をベタベタ触っていてハチャメチャに怒られた日の翌日、ちょっと早めに出勤したら僕がベタベタ触っていた靴を丁寧に磨く先輩の姿が。
「お前がベタベタ触っていたのは靴の顔。お前も自分の顔をベタベタ触られたくないでしょう。お客さんはいいけど、店員がそれをやったらダメだよね。」
う〜ん、確かに。
そういえばF.LLI Giacometti代理店のWHEELIE代表:秋山さんはイタリアから靴が納品された際に自分で全て検品/必要であれば磨いてから出荷をしているそうです。
ふと入ったお店でかっこいいなあ。なんて感じられる物の多くは。
物がかっこいいだけではなく、そう思ってもらえるように維持している見えない誰かの努力の成果だったりします。
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河上 尚哉
こんにちは。
MANHOLEの河上です。
うちのお店のお取引先さまの一部の方には「なんか作りたい物あったら、作って売り場に並べていいですよ〜。紹介します。」なんて適当な事をたまに伝えたりするんですが、あまりに投げ槍すぎるせいか意外と誰も持って来てくれない。そりゃそうか。
僕らの持っているアイデアなんてそんな大したこと無いので、頼れる人には頼ってみたいんですけどね〜。
今日紹介するのはそんな僕らの投げ槍な感じにめげず、SADEのデザイナーさんが作って持って来てくれた洋服2型。
先日紹介したBL01と、SADEの2020SSのインラインにラインナップされるSH02のリネンバージョン。
リネンの生地はデザイナーさんがたまたま付属屋さんで見つけた80年代の国産の生地。
ネップや肉感含めて生地の雰囲気はすごく良いのですが、保管時に黄ばんでいる箇所が多く使える部分が少なかったそう。
シャツとブルゾンを作るくらいの生地分量は確保できたので、作ったようです。
インラインに用いられたウール生地よりも新品の状態だとハリがあるので、全然別物。
着込んで行くと柔らかくしなやかになってくるので、より風合いが良くなると思います。
どこのジャンルにもカテゴライズされない不思議なブルゾン。
中台のようにいつもの装いに適当に羽織ってください。
汚れも黄ばみも怖がらずに。
これが先日紹介したジャケットだったら、同じことは言えないですが。。。
綺麗に着るもの、適当に着られるものの区別を自分の中でしっかりとつければ、気持ちの折り合いはつくはずです。
リネンのレギュラーカラーシャツ/スリット8.5cmのスクエアカット。
ダーツなし/ウェストの絞りもそこまで効いておらず、裾はスクエアなので着丈の長さも気にならないと思います。
裾を出して着ても、タックインしても着られるようなシャツ。
そういう便利なものは大体中途半端になるのであまり好きじゃ無いのですが、ポイントの長いレギュラーカラー/エレガントな2ボタンカフスという割と便利じゃなさそうなデザインなので、そういう意味でも僕にとってはちょうど良いシャツです。
これくらいの色、襟の大きさのレギュラーカラーシャツが欲しくて、先日古着屋さんで探し回っていたのですが意外と無いんですね〜。
「無いかあ。。。」なんてうなだれてたら、翌日うちのお店で発見しました。
欲しい。
なんとなくですが、ジャケットに合わせるならシャツはこれくらいの色味の方が気分かもしれません。
カジュアルなお店にいると、反動でちょっと堅い格好したくなりますね。
今年の秋冬からもうちょっとジャケットを安定して提案できるようにしたいなあ。

” SADE “
– BL01 – ¥59,000+TAX-

” SADE “
– SH02 – ¥35,000+TAX-
僕にとって中台の買い付ける古着がそうだったりするんですが、やっぱり自分の感覚の外側から飛び込んでくるものは、気持ちがフィットした瞬間に自分の中で色々な方向に広がって行くから楽しいですね。
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河上 尚哉
こんにちは。
MANHOLEの河上です。
明日、3月18日(水)はお休みを頂きます。
河上は中台を社員にすべく社労士さんに会いに行きます。
ちなみに社労士さんも美人です。
中台は掃除 / 洗濯 / クリーニングに出すものがたくさん / 夜は麻婆豆腐を作るそうです。
家の事もしっかりとこなします。
3月19日(木)以降は通常通り営業致します。
古着たくさん入れ替えました。
そろそろまた海外買い付けに行きたいなあ。
今日はお飾りの社内規定を作るのでここらへんで。
それではまた。
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河上 尚哉 / 中台 竜郎