107-0062
central aoyama #003
4-1-3 minami aoyama minato-ku,tokyo

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M : info@manhole-store.com
T : +81 34283 8892

2025/02



こんにちは。河上です。
今週末に内装の引き渡しが決まりました。翌週の2月15日(土)の12時からMarsをオープンします。
ドキドキしています。

住所は富ヶ谷です。
井の頭通り沿い、代々木公園駅から徒歩4分、代々木八幡駅から徒歩6分。
渋谷駅から歩く場合、松濤エリアを抜けて20分かからないくらいでしょうか。
原宿駅から代々木公園を抜けてきても気持ちの良い場所だと思います。





来週明けくらいにはホームページも出来るはずです。
今、中台が内容を詰め込んでくれています。
僕らは未だもう一個お店を開ける実感が全くないので不思議な感覚ですが、思い返すとMANHOLEを開けた時もこんな感じだったな。
とりあえず、気持ちよくお店が開けられるように頑張りまーす!

内装、養生まみれの状態でもかっこよかったなあ。



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河上 尚哉

〒107-0062
東京都港区南青山4-1-3 セントラル青山003号室

M : info@manhole-store.com
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PELLA, ALL DAY.



気分よく着ることができて、気持ちよく外を歩くことができて、なんだったら外出先の室内でも脱ぐことなく過ごすことのできるコート。それが、ぺらぺらしたコート。

ぺらぺらのコートは、気分よく(中略)できるコート。
今回用意したぺらぺらのコートには裏地がない。裏地がないということは、ただでさえぺらぺらのコートがより軽いぺらぺらのコートであるということだ。
ぺらぺらのコートを着て歩きたい。
室内でも着ていたい。立ってもいたいし座ってもいたい。
たまにはぺちゃくちゃ喋りたい。

最初におしゃべりの擬音ぺちゃくちゃを生み出したのは一体誰なんでしょう?
ぺらぺらのコート。


裏地がない。ぺらぺら。



ドイツからやってきました。
BLESSのぺらぺらコート:Summer Workcoat。
Light Blue Denim。淡いインディゴデニムです。

サマーワークコート。
この型名からでも既に、なぜこのコートがMANHOLEの店頭に並んでいるのか、つまり河上さんがこのコートの何に惹かれて仕入れたのかが少し分かる気がします。
なんて分かったように澄ましてしまいましたが、しっかり聞きました。

ペラっと要約すると、
「このコートはワークコートないしショップコートやアトリエコートの類だから、外はもちろん中でも着ることができる道具みたいな洋服。今時期に外へ出かける時は暖かいものを適当に羽織って、帰ってきたら上着を脱いでそのまま着て仕事なりなんなりするイメージが湧く。ユニフォームみたいな感じ。」


「ふう、満腹満腹。食べすぎた。コーヒー買って帰ってくればよかった‥お腹いっぱいで眠くなっちゃいそうだ」


「続きに取り掛かるか‥」


「いや、いいや。スーパープレーでも見よ‥‥‥(ダン!ゴン!ガシュン!スパーン!ゥォ~!!パチパチパチパチ)‥‥‥‥あー、溶ける溶ける、時間も脳みそも溶けていく。脳みそは仕方ないとして、時間はどうにかならないもんか。溶けていくんだったらどっかになんかタッパーとか置いておいて溶けて溜まったら冷凍庫に入れて数時間して開けたらまた固まってる、みたいなことができないもんかな水みたいに。」


「よし、やろう。」


このコート、デニムの色がいいですよね。
淡い‥からといって思い出のようにセンチメンタルというわけではなく、爽やか。カラッと。
ステッチの黄色と相まって、なんだかヨーロッパの風土を感じるような。気のせいでしょうか。



コート然とした形。
いくらぺらぺらだろうが、コートはまずコートとしてかっこよくなければ始まりません。

「気分よく」「気持ちよく」「快適に」

着心地がいいというのは、軽いとか動きやすいとか性能面のその前に、かっこいいと感じられなければ。言葉って曖昧ですね。
ぼくなんて最初言葉だけで「ぺらぺらのコート」と聞いた時、MANHOLEで何年前だろう、そんなに良い印象を持たなかった気がします。「え、ぺらぺらなの?」みたいな。あとになって、真冬に活躍するブ厚くてあったか〜いコートの魅力とはまた別の魅力に気付かされました。その魅力は最初から書いている通り。

ぺらぺら。


たっぷりアームホール。
四角いポケット。


ぼくたちの人生に必要不可欠なもの。
それはなんといっても赤いメモ帳とオレンジのボールペン。それとぺらぺらのコート。


四角いポケットに、こっそりしまっておきます。


デニムのグラデー


ション!



いつの間にかもう2月。流石にもう正月気分ではいられません。って言いながら昨日今年初めてあった友達にはニヤニヤしながらAKOMを言い渡しました。
今年の恵方は西南西でしたね。ぼくは黙って恵方巻きを頬張りました。豆投げ忘れた。
結局一番寒いのは2月下旬から3月頭なんですよね〜毎年忘れますけど、なんて言いつつ忘れた頃に春はやってきます。

私の真冬はコレ!ずっとコレ!という重厚な外套はあって然るべきなのかも知れませんが、ぺらぺらしたコートは持ち主次第で季節問わずに羽織ることが出来る。
まい、いま時期は春の訪れに向けて爽やかにぺらぺらを選んでおくのも、良さそうですよね?
来れお花見ぺちゃくちゃ、ぺらぺらと共に。

” BLESS “  – Summer Workcoat –
¥163,900- (tax included)



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吉田 悠人

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相変わらずペラペラのコートが好き。風除け、雨除け、埃除け。
ただ、ペラペラのコートは機動力が高いせいか、室内でも着たまま過ごせるせいか、汚れやすいしタバコとかアルコールの匂いがつきやすい。
で「えいや!」と洗濯機に突っ込むと乾燥後に「俺はなんてバカなことをしたんだろう」と後悔して頑張ってアイロンをかけた後に「パリッとしている感じよりもシワが入っている感じの方がよく見えるな、うん」とか思うんだけど、しばらくしてまた洗濯機に突っ込むと乾燥後に「俺はなんてバカなことをしたんだろう」と後悔します。裏地がついていなかったら、まだマシなんだけど。

11月21日に行った鶴田さんの送別会で死んだ僕のGIORGIO ARMANIのぺらぺらコート。
洗ってシワクチャになったのでアイロンをかけようとしたまま放置しています。
これも裏地が付いているせいでアイロンがけが面倒。


さて、今シーズンのぺらぺらコートたちがこちら。

BLESSのワークコート。ショップコートやアトリエコートとも呼ばれるパッチポケット付きのコート。
インディゴリネンとライトインディゴデニム。
インディゴリネンはパリペラって感じでインディゴデニムはバリペラって感じです。
パキッとしたインディゴにイエローステッチ。90年代のデザイナーズブランドのかおり。
先日紹介したCLASSのデニムコート。残り1着ずつ。
BLESSのワークコートと一緒に並べたかったので、間に合ってよかった。
CLASSのぺらぺらコート。100双のスーピマコットンツイル。ふんわりしっとりぺらり。
広い襟ぐり。襟裏やポケットの内布には同色のエンボスウルトラスエード。
軽やかな白は襟裏と内布に白のウルトラスエード。
BLACKって書いてあるけどネイビーに見えるネイビーは襟裏とポケット布に黒のウルトラスエード。


今回仕入れたぺらぺらコート。
「生地がぺらぺらしている」ということ以外に「裏地がついていない」という点も共通しています。
ジャケットもコートも「裏地をつけただけで高そうに見える」というマジックはありますが、今回売り場に並んでいるものは当たり前のように裏地の処理も綺麗なので、そういう小手先のテクニックに頼る必要もありません。総じて「室内で着ることが出来そうなくらい軽くて暑苦しくない」という点も良いと思います。ぺらぺらしているけれど、その実、現実的に着るシーンがちゃんと具体的にイメージできるのも今回のMANHOLEに並べているぺらぺらコートの良い所なのです。
今後紹介していきます。

このショップコートな感じ、改めて良い。
そういえばMaison Margielaの前を通りがかった際、みんな相変わらず白い白衣を着ていて、かっこよかったな。



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河上 尚哉

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