あー、ジャケットほしいなあ。
ジャケットジャケットジャケット。
ジャケットいいなあ。
ジャケット着たいなあ。(これはコートだけど)
ジャケットかっこいいなあ。
うーん、ジャケット。
やっぱりジャケットだなあ。
あージャケットだなあ。
ジャケット最高!(これはコートだけど)
河上 尚哉
あー、ジャケットほしいなあ。
ジャケットジャケットジャケット。
ジャケットいいなあ。
ジャケット着たいなあ。(これはコートだけど)
ジャケットかっこいいなあ。
うーん、ジャケット。
やっぱりジャケットだなあ。
あージャケットだなあ。
ジャケット最高!(これはコートだけど)
河上 尚哉
明日、10月30日(水)はお休みを頂きます。
河上は引き続き領収書と請求書の整理をします。
誰か助けてください。
中台は携帯を買いたいそうです。
10月31日(木)以降は通常通り営業致します。
昨日はお客さんから招待されたのでお店の裏の月見ル君想フに行って来ました。
僕はそういった盛り場に行くのは本当に久しぶりで、とても楽しい気持ちになりました。
お客さんも大人ばかりで本当に良い場所だと思います。
何より大人が本気で楽しんでいる姿を見て嬉しくなりました。
僕らももっと楽しまないとなあ。
僕の前職の同僚で現在求職中の大谷くんはお店に遊びに来て、15時ごろからちゃんと仕上がって18時くらいに帰っていきました。
後半はお店の冷蔵庫から勝手にビールを取り出して飲んでいました。
知り合いはみんな君のことを気にかけていますよ。
底抜けに良いやつなので誰か仕事を紹介してあげてください。
なんか良い仕事見つかるといいなあ。
それではまた。
河上 尚哉 / 中台 竜郎
こんにちは。
MANHOLEの河上です。
僕は暑がりです。
東京の都市部は寒がりな人を考慮して街づくりをしているのか、僕が冬の気温に耐えられるような格好をしていると建物の中に入った際や、電車に乗った際に必ず汗だくになってしまいます。
なんでみんな平気な顔して電車に乗っていられるんだろうか、と不思議になるのですが、たまに僕と同じように汗だくになっている人を見るととても安心します。
かといって建物に入るたびに、電車に乗るたびに上着を脱ぐのもなんか癪に触るので、ギリギリ寒いくらいの格好をするようになりました。
外を歩く時はストールを肩から巻いています。
短い移動であれば首元や肩を暖めているだけで割となんとかなるんだよなあ。
whowhatのHARNESS VESTは首元の保温に特化したユニークなベスト。
シンメトリーだとギアっぽくなりすぎちゃうから、アシンメトリーにデザインされて取り入れやすくしています。
ポケットは絶妙に使いづらい位置にあるのですが、その分セキュリティ性は高いので海外の仕入れとかに持っていってみようかな。
暑い時はフロントジップを開けてください。
ジャケット/ブルゾンなどのライトアウターの上から。
そのままコートなどを羽織っても。
ウールなどの天然素材と合わせて素材感の違いを楽しんでみても良いかもしれません。
店頭に並べていると「これ、どうやって着るんですか?」など良く質問されますが、特に正解も無いので好きに着て欲しいです。
何にも合わないからこそ何にでも合わせられるはず。
一見戸惑いを感じさせ、違和感を覚えさせながら、実は着る人に委ねた余白のある洋服。
ここの洋服の着方にルールなんてありません。
自分の好きなように、自由な感覚で。
河上 尚哉
こんにちは。
MANHOLEの河上です。
BLESSの紹介がブランケットメインになってしまっていましたが、ようやく今期MANHOLEでオーダーしたコートを現実的に提案出来る気温に近づきつつあるので、お店に並べています。
本来であれば複数の洋服をコーディネートすることにより生まれる素材の組み合わせを、一枚の洋服で表現したコート。
前身頃がユーロのワークコート。
後ろ身頃がローゲージのニット。
縮絨素材とローゲージのニットという組み合わせは冬の定番ですが、それぞれの生地感によっては野暮ったく見えてしまいます。
このコートはそれを一枚にまとめたユニークなアイテム。
柔らかな着心地と色味の縮絨ウール、グレーベースに様々な色の糸が入る表情豊かなニット、それを締める艶やかなシャンパンゴールドのキュプラ。
実はオーダーした際は前身頃の生地がもう少し濃いブラウンだったのですが、その生地がショートしたので急遽別生地が充てられることに。
個人的には展示会サンプルよりも色味のバランスに統一感が出たと思います。ラッキー。
BLESSの袖物は身幅が細かったり、アームホールが細かったりと、そこまで重ね着に適していない物が多い印象。
そんな中、このWorkcoatだけは身幅もあるしアームホールも太いし肩も落ちるし後ろ身頃がニットで伸びる為、気軽に羽織る事が出来るから好きでした。
毎年コレクションにラインナップされる形でも無いのですが、今年は展開していました。ラッキー。
過去に買ったCLASSのウルトラスウェードのニットはシーズンレスで着用出来るので重宝しているのですが、身幅も大きいしアームホールが太すぎてほぼドルマンスリーブ。
このコートはそんな特徴的な形をしたニットの上からもストレス無く羽織る事が出来ます。
適当な格好を適当にうまくまとめてくれるコートは僕にとって結構大切な存在です。
しかもそんな適当な感じでも「あー、素敵なコートだなあ。」と思える点もこのコートの良さでは無いでしょうか。
これは今日の中台。
彼はいつもこんな感じです。
普段通りの装いでも、特に気合いを入れずに取り入れる事が出来るコート。
デザイン性の強いコートなのにこういうリラックスした合わせ方が出来るのは実は結構すごい事のように感じます。
異素材同士を組み合わせた洋服は誰でも考えつくけど、縮率が違ったり、素材としての耐久性が落ちたり、縫製が弱かったりと、デメリットが多い。
それを無視して洋服を作るととても安っぽい仕上がりになります。
BLESSの洋服は一般的な洋服の形状をしていなかったり、着てもわからなかったり、正解の無いもの。
異素材同士の組み合わせも多いし、古着と古着を縫い合わせたりとかはしょっちゅう。
素材としての耐久性を考えているとも到底思えないし、縫製とかにもこだわりは無いと思います。
それでも「あー、素敵な洋服だなあ。」と思える理由はなんなんだろう。
毎回あっと驚く手法で斬新な作品を見せるBLESS。
彼らはコンセプトを深く掘り下げてモノ作りを始める。
だから、アートの世界の人々からの評価も高い。
それでもBLESSの二人は言う。
「私たちは、ファッションでモノ作りをしていたい。ブティックのウィンドウならあらゆる人がみてくれるけど、場所が美術館だったら、限られた人しか見にきてくれないから。」
年に二回、パリのファッションウィークで発表を続けているウェアの他に、プロダクトも発表しているBLESS。
それらのアイテムは日常でのちょっとした思いつきやアイディアを活かしたものが多く、あくまで使えるものである。
BLESSのブランドのコンセプトの中には常に”日常“がある。
河上 尚哉
こんにちは。
MANHOLEの河上です。
男だったら誰しもがグッとくるワード:経年変化の導入的な存在。
アメリカを代表するアイテムで、ワークウェアとしての歴史も深い。
種類も豊富、コレクション性も高い。
ファッション的な分野として、反骨的な要素も持っている。
どの時代にも、どの国にもアイコニック的な人物や文化がある。
何より頑丈。季節性も無いしどんなアイテムとも合わせやすい。
そう、デニムパンツはカジュアルなボトムスとしては最強なんです。
僕はデニムパンツが便利すぎるのと、先達が鬱陶しいので穿かなくなってから随分経ちました。
NICENESSがブランド設立当初からリリースする、稀少なワイルドシルク糸を使用したオリジナルデニム生地。
初期の頃と比較すると、独自の染色方法により色抜けが少なく着やすく改良されています。
70sの517のディテールと606のシルエットを組み合わせオーバーインチで履くようなイメージをしたデザイン。
シルエットと素材感が相まって、軽やかな空気感の残る極上な着心地。
4シーズンに渡り提案してきたWILD SILKデニムの最終型。
【WILD SILKの機能性】
一般的なシルクと比べて大きくちがうところは、糸自体の断面図です。
ワイルドシルクの糸は多孔性繭糸と呼ばれ、断面図を見るとスポンジ状の穴がたくさんあいています。
穴がたくさんあることにより下記のようなワイルドシルクの特性が生まれています。
①乾燥を防ぎ、潤いを保つ。
②吸汗性が良い。
③家蚕より紫外線カット効果が高い。多孔性であるためより多くの紫外線を反射、吸収する。
④柔らかな風合いと弾力性。
⑤消臭性や制菌性が高い。野蚕が持つボイド(孔質)と呼ばれる小さな穴が活性炭のような働きを するため、家蚕より抗菌性が高い。
⑥37度前後の温度を保つ。一般的に、蚕が身を守るための繭は一定温度を保つ特性がある。 そのため、年間を通して暖まりすぎず冷えにくい。
見た目はデニム。
そして、物としての見た目だけでなく、デニムパンツ特有の「なんとでも合わせられる」点はそのまま。
むしろ上品さすらあるのでデニムよりも合わせやすいかも。
仕様はイージーパンツ。
しかもイージーパンツの悪い点として挙げられやすい要素( ベルトループが無い、ヒップがもたつきやすい、フロントジップが無いので用を足しづらい。)なども全てクリアしています。
穿き心地はなんでしょう。。。形容しづらいのですが、とにかく軽くて気持ち良いことは確かです。
デニム同様に季節性も無く通年穿くことが出来ます。
これは中台の私物。
彼はこの夏に買ってかなりの頻度で穿いています。
同じ時期に買った僕のお客さんの同じ物を見比べてもびっくりするぐらいクタっているので、本当にたくさん穿いたのでしょう。
そういえば「穿いていて蒸し暑く無い!タイの仕入れにぴったりだ!」と言って穿いて行ってました。
シルクであることだったり、色落ちなんかも気にせずに穿くたびに洗濯機に放り込んでいたそうです。
穿き込むことにより生まれる彫刻的な皺や、着用と洗いを繰り返すことによる経年変化はあまり期待が出来ません。デニムじゃ無いしシルクだし。
どちらかというと「繊細で扱いづらい」イメージがあるシルクという素材がここまで身近に感じられることの方が大きい。
最近は新品の洋服を買う時に「経年変化がどうこう。」とかはあまり気にしなくなりました。
それを言い訳に洋服を買うことにも、それを謳い文句に洋服を売ることにも飽きたのかも。
結局売って実際に日常的に、さらには長期的に着てくれないと意味がない。
どっちかっていうと中台のこのパンツみたいに本当に気に入って穿いていたんだなあ、と伝わる洋服の方が良い洋服のような気がするし、その着過ぎてボロボロの程度が美しいか美しく無いかを判断するのは未来の全然知らない第三者だったりするんじゃ無いでしょうか。
そういう意味では自分の中での古着の楽しみ方も変わって来たような気がします。
厳密にいうと”デニムパンツ”では無いんだけど、「なんとでも合わせられる」デニムパンツの良いところはそのまま。
最高の穿き心地と快適さを持ち主に提供するNICENESSのワイルドシルクデニム。
洋服は着ない期間が長いと途端に似合わなくなる。
僕はデニムパンツに対するリハビリとして、このパンツを試しに穿いてみようかと思います。
河上 尚哉