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2025/04



『涼しいだけじゃない』

↑まずは昨日のBLOGをお読みください。

本日は、涼しいだけじゃない穴あきデジ花コットンの、パンツ。
下ヴァージョンというわけ。
もちろんPERIOD FEATURES。



涼しいだけじゃ、ない。
じゃあ後、なんなのか?



とまあ肩筋張らずに、ウエストのヒモ、締めましょう。
イージーイージー。



“涼しいだけじゃない” か……

すばらしい。だって、涼しいって、すばらしい。想像してみてくださいよ、それか思い出してみてくださいよ、1年弱前。つまり夏。真夏。

「あ゛ーぢぃー 」ゥィンゥィンミンミンミン……
想像できてますか?
もう液体ですよ。

14時、外。炎天下。36℃。
みんなのオアシス、コンビニ。ウィーン
♪テレテレテテン
「涼しい…」
「すず……しい……」

なぜかと訊かれれば、穴が空いているから!
穴が空いているから、涼しい。
涼しくするために、穴を開けた。

しかし、涼しいだけじゃない!



たぶん、花と穴は相性が良い。
花と穴。
はなのあな。クシュん!
春ももう終わりますね。


生地に穴が空いていようが、タックが入っています



涼しいだけじゃない。それは素晴らしいことです!
なぜなら、まず涼しいことが既に素晴らしいことだから。


ここまでくると、もはやこう考えたくなります。

「もしこれが涼しいだけだとしても、いい」

時期尚早でしょうか?いいえ、そんなことはありません。
わかっているはずなのです。
ちょうど良い太さのタックドイージーパンツで、素材はコットン。
白を基調に橙/青/緑/紫のお花柄。
加えて全面等間隔で穴を開けました、というパンツが「涼しいだけじゃない」ことくらい。

わかっているはずなのです!


ちなみに何故かほぼ透けません



最後に、念の為……
風通しが良いという言葉を他のものに使うのがこれから憚られてしまうくらい風通しが良かったですそれも穿いた瞬間に感じさせられました。

ふぅ、伝えることができました。

“PERIOD FEATURES” -CUT WORK DIGITAL PRINT PANTS-
Color:MULTI Size:2,3 ¥48,400-(tax included)




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吉田 悠人

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MANHOLEオープン当初から試していた、この「夏服にはとりあえず穴を開けてみる」という行為ですが、「トレンドの透け感!」とか「男性服のシースルー!」とか、そういう肌寒いファッション的な理由を目的として始めたものではなく、「日本の夏、穴開いてて風通るくらいじゃないともう無理じゃない?」という単純な理由から。

暑い→どうすれば涼しくなるんだろう→穴開けよう。
こういう原始的な発想だからこそ、ファッション的要素は後付けくらいがちょうどいい。

で、一度自分の中で許せてしまえば大抵のことはなんとかなったりしますね。この5,6年で大分穴の開いた洋服を並べる機会が増えてきました。
もう穴の開いた洋服を着ることなんて普通、灼熱の夏でも大小様々な穴から抜ける湿った風や室内の冷気の快適さを体感してしまったら最後、穴は開いていた方がいいと思ってしまう。
最近では慣れすぎて穴が開いていることに飽きてきたくらいです。暑いから開けるけど。穴、最高!

というわけで、PERIOD FEATURESの穴の開いたシャツ:カットワークデジタルプリントロングシャツ。
穴によって元々どんな風合いの生地なのか若干わかりづらくなっていますが、コットン100%。
穴は機械縫いの刺繍によって補強されています。このシャツから感じるハリやしっとりとした重さは生地自体の重みというよりも、刺繍と刺繍糸から生み出されるものなのかも。
穴によって何柄なのかわからないですが、ちょっと離れてみてみると花柄なんですかね。

日本よりも暑いであろうインドで作られた、見た目にも着心地にも涼しいけど、それだけじゃない説得力を感じる洋服。
「穴開いてて風通るくらいじゃないともう無理じゃない?」というのが先にあったとしても、ただ穴が開いていて涼しいだけでは駄目。やっぱりファッションは後付けくらいがちょうどいい。

“PERIOD FEATURES” – CUT WORK DIGITAL PRINT SHIRT –
Color:MULTI Size:3 ¥49,500-(tax included)



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河上 尚哉

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晴れやか。

PERIOD FEATURESのLattice embroidery shirts。
100% COTTON。
格子状…っぽい刺繍。
入荷した時に「全然見覚えがないシャツが一枚送られてきたんだけど、とりあえず良いの出来たから並べておいてってことなのかな。。。折を見て並べるか」と、河上さんが言っていました。
PERIOD FEATURESはたまにそういうことがあるみたいです。

縦の線と横の線がそれぞれ並行にズラーっと並び、交差しまくっている状態が格子状だとするなら、
これは一見格子状。
遠くから見たら。しかも近くで見ても結構格子状。
でもなんか、ちょっと違うんですよね、と言いたくなる。
違くないんですけどね。
共感していただけるはずです…、わざわざ言い方を変えたくなる感じ。



小さなグランドクロスが無数に整列しているんですよ。


縦と横、しかし仕切られている感が、ない
ぷっくり交わっているからなのか



なぜなのか、今の所わからなくても、大丈夫ですよ。
えっ、格子か格子じゃないかなんて、どうでもいい?
先に進めよ、そういうことですか?
確かに、サイドにスリットが入っている所とか、ボタンと袖とか、洗ったらさらにふんわり感を携えそうな生地のこととか。
そこは、「PERIOD FEATURESらしいディテールですね〜」と評されても、確かに。と頷く。
しかしもし「PERIOD FEATURESの柄とか刺繍っていつもユニークですね〜」と聞いたら、
もちろんそのニュアンスは飲み込みつつ、意地悪くツッコミたくなるかもしれません。

「いつもユニーク」って、どういうことですか?



「いつも」に逃げず、今自分はこれの何を、どこをユニークだと思っているんだろう?それってなぜだろう?
毎回、それぞれそんな気分にさせてくれる気がします。刺繍たち、柄たち、生地たち。
で、もちろんユニークなだけでなく、格子状の刺繍が肌離れを良くしてくれて涼しい。そして、格子状の刺繍が柔らかくて気持ち良い。そして、格子状の刺繍が夏の汗を吸ってくれます。

「こういう刺繍をみると毎回、【ユニークとは何か】について考えさせられます…」
なんていう、それっぽい問いを無責任に投げようと思っていたところ、

この格子状(?)シャツは今日、旅立っていきました……。毎日商品を紹介していると、そういうタイミングもありますよね。
おそらく、「このシャツかわいいな!」と思っていただけたのではないかと、思います。
それが一番ですね!


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吉田 悠人

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死ぬほどキモチイ……
キモチ良すぎて2枚着ちゃいました……
ああキモチ良い……

え?どれくらいキモチイかって?



これくらい!

というわけでNICENESSより、
シルクシフォンスキッパーシャツ。
これからの必須アイテム、半袖シャツです。春を懐かしんでいる場合ではありません!いや、懐かしみたいな……ついさっきも見ちゃったな東北旅行中友人の桜写真……ヒラヒラ……いやいや、半袖半袖。もっとついさっきのお客さまも「日中はもう僕半袖ですよ〜!」って仰ってましたし。

はい、ぼくの世間話なんて誰も興味ないですね!

早速NICENESSさんからご説明いただきます。善は急げ善は急げ。

インド産シルクのシフォン生地を使用したスキッパーシャツ。南インドのプリント工場に眠るデッドストック生地から選び抜いた、薄手で柔らかく地が透けて見える生地。空気を孕む柔らかな表情が印象的なデザイン。シルク特有の体温調整効果も兼ね備えています。(NICENESS Official Websiteより引用 https://www.niceness.jp/products/madan/)



YELLOW、PINKの2色展開。色名なんかじゃ説明できないくらい、どちらも素晴らしく綺麗な柄。
まずは、YELLOWから見ていきましょう。
あ、100% SILK。シルクシフォンはとにかくサイコーにキモチイ。軽い。ちょうどよく透ける。
着た瞬間の感動に勝るものはありませんが、なんとなくサイコーそうな感じは写真にも十分写っています。よね?


パイナップルかと思ったらひまわりだった。ひまわりだと安心したらタンポポっぽいのもあった。タンポポっぽいと思ったら菊もこんな感じだったかしら。すっとこどっこい。



スキッパーシャツ。
つまり被るだけ。V字に開いて、ふつうのシャツとは違った位置にぺたんと襟が乗る。
シルクシフォンが身体にひたっ……気持ちが良い。


漢のスラックス、漢のデニムジャケット
シルクのお花が垣間見え。


これがPINK!
ピンク!をベースに赤い花びら、紫の花びら、緑の茎、葉。
所狭しとあなうつくし。



ああシルクシフォンスキッパーシャツ、風が吹いたらキモチイな。
あ、綺麗なお花。こんな道にポツンと、すごいなあ。1人で力強くか……参考になります。
ま、ぼくのシャツの方が綺麗ですけどねっ!
あ……これってたんぽぽか……

少し寒くなってきたな……そらぁ陽ィ落ちたからなァあたりまえだな。
当たり前のようにジャケットでも羽織ろうか。うん羽織ろう自然自然。


ふゥ、COOL。


現代っ子なのですぐスマホで撮っちゃいます。
え?何撮ってるかって?


ああ……キモチイ……

” NICENESS ” – MADAN – [SILK CHIFFON SKIPPER SHIRT]
color : PINK / YELLOW
¥49,500- (tax included)


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renoma:C.G.。以前紹介したジャケットの組下の側章トラウザーズ。

生地はジャケットと同じくパンチングのウルトラスエード。側章もシルクを模したウルトラスエード。
センタークリースのようにあしらわれたフロントのフラットシーマ。外側のサイドシームはない。
平面的な素材であるウルトラスエードを立体的になるように裁断/縫製して「トラウザーズにした」テクニック溢れる作り。
ウエストベルトもベルトループも存在しないすっきりとした腰回り。ボタンフライ。
両サイドに付属する持ち出しと二つのボタンでウエストを固定して穿くパンツ。
(今見ると)太くも細くもないストレートシルエット。


で、側章の意味は時代によって変化しているようだけれど、少なくともサイドシームが存在しないrenoma:C.G.にとってのそれは完全なる飾り。
サイドシームを隠す役割どころか、側章をつけるために直接ミシンで叩いているという、どこか皮肉の効いたナンセンスなデザイン。



何よりウルトラスエードのパンツで「ゴム式のイージー仕様でない」というのが珍しい。

MANHOLEでrenomaを正式に取り扱い始めることになったこのマルチポケットブルゾン以降、僕は文章で明言するのをほとんど避けていた(renomaに関係がないから)けれど、renomaのジャパンライセンスの一部をデザインしているのはCLASSのデザインチーム。
ウルトラスエードを用いたイージー仕様でないパンツ、というのは僕の記憶ではCLASSでもrenomaでも今回が初めて、もしくは長らく存在しなかった仕様だと思う。

まあ、そんな珍しさはどうでもいい。
この「よく見ると何者でもないパンツ」が、僕の目にとてもカッコよく映る。
軍服でも礼服でもない、ジャージでもない。renomaが2025年に生んだ新しいパンツ。
おまけに、ちょっと涼しい。加えてイージーケア。



前述した通り、何者でもない洋服。鏡の前の自分と相談しながら自由にどうぞ。
例えばジャージのように扱ってもいいし、礼服として着崩してもいい。
投げやりでもなんでもなく、なんでもいい。
なぜなら、こんなパンツは今まで存在しなかったから。

1960年代も1970年代も1980年代も1990年代も2000年代も2010年代も関係がない。
つまり、これは2020年代という今を過ごす我々にとっての、これからの洋服。

“renoma” -C.G.-
¥105,600-(tax included)



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