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2020/11




「河上さん、今期作った生地でジャケット作ったので良かったら売り場置いてください。」という理由で8月ごろから売り場に並んでいるm’s braqueの4Bジャケット。

落ち葉だらけの道路を目にすると、こういう枯れた雰囲気のジャケットを着たくなる。




ウールのグレーフランネルトラウザーズ。
スムース編みのウールニット。
ナイロン混のケンピツイード風ジャケット。
裏地コーデュロイのラムレザーブルゾン。

冬は当たり前のように寒いので、当たり前のように洋服を重ねることが出来て、当たり前のようにたくさんの素材を組み合わせることが出来て楽しいですね。



” m’s braque “
– S4B LOOSEN COMFORT JACKET – ¥76,000+TAX-




オリーブをベースに、カラフルなナイロン糸が飛び出るツイード生地。

「LOOSEN COMFORT」という名前の通り、肩線の落ちたリラックスジャケット。
芯地なし、肩パッドなし、袖裏のみで裏地なし、フロントダーツなし、ベントなし、コバステッチなし。襟ミツを高くとって途中でカットした、どこか抜けたようなラペル。

ないもの尽くしのディテール。
「普通あるもの」を削り取って尚。
いや、削り取ったからこそ感じさせるm’s braqueらしさはアイコニックな袋縫いのパッチポケットから来るのか、独特の袖付けから来るのか、どこかノスタルジックな生地選びから来るのか。

不思議なバランスのジャケットだけど、着ると物足りなさはあまり感じない。




ジャケットというよりも、ブルゾンに近い。
だけど、ジャケットを着る楽しみ方は感じられる洋服です。
漠然と「ジャケット着てみたいなあ。」と感じている方は、ここから初めてみてもいいかもしれませんね。




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河上 尚哉

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我慢のニット





こんにちは。
MANHOLEの河上です。

先日紹介したSACK同様「袋から出すと欲しくなりそうなので、僕たちはまだ袋に入った状態で眺め、心の平静を保っています。」なんてふざけた理由から、商品なのか商品ではないのかわからない状態で出来るだけ目立たない場所に並べていたCLASSのPASSAGE。




ようやく「袋から出すと欲しくなりそうだから、欲しくなったらすぐに買ってすぐに着られる」くらいの気温になってきた。
きっと僕は電車の中で汗だくになるだろうけど。それは僕の体質だからしょうがない。

ちなみに僕も中台もお客さんに試着してもらうというタイミング以外は、なるべくこのニットを見ないようにしている。
理由はもちろん「着ると欲しくなって、きっと買ってしまうから」だ。
お客さんが試着したあと、僕が釦を留め直している最中に中台と目があう。
「・・・いいよねえ。」なんて事をお互い思いながら無言で頷きあい、僕はそっと元にあった場所にこのニットを戻すのだ。



” CLASS “
– PASSAGE – ¥150,000+TAX-



ウェールズのCORGI社製。
オーソドックスなCネックカーディガンの着丈を長くし、変化を加えたハンドインターシャニット。

素材は4本のモヘアと2本のジーロンラムを撚って編立た8PLYの重量感のある糸を使用。




どこかおじいちゃんを思い出すような色。
どこかおばあちゃんを思い出すような着丈。
どこかおじいちゃんを思い出すような質感。
どこかおばあちゃんを思い出すような貝釦。

全てが良い。ちゃんと褒めてる、つもり。




寒くなってきたらこのニットを着ている自分がいくらでも想像出来る。
汗をかくのが嫌いな僕が、真冬の電車や屋内で汗だくになりながらもこのニットを着ている自分がいくらでも想像出来る。
色々と工夫をしながらこのニットを着ている自分がいくらでも想像出来る。
最終的に工夫するのをやめて適当にこのニットを着ている自分がいくらでも想像出来る。


欲しいものは欲しい。とっても欲しい。
「俺は諦めるから、お前買っていいよ。」とどちらかが言えばどちらかが2秒で買うだろう。
ちなみにアルバイトの悠人は我慢できずに同じ型の色違いを既に買っている。

僕と中台が自分たちのお店の商品でカッコつけてお客さんから羨ましがられてもしょうがない。
アルバイトの悠人は同世代の若者たちから羨ましがられる必要があるから何を買っても良いと思う。

僕たちは「物」を通してお客さんに何かを伝えたい。
いや、物じゃなくてもなんでもいいんだけど、とにかくこういうお店をやる以上は物を通すのが一番伝わりやすい気がしている。
その物自体を、お客さんに紹介する機会自体を自分たちの手で自分たちから奪い取るのは少し違う気もしているから、二人とも我慢している。
二人とも我慢している分、外に出て何かを得ようとしている。
幸い、欲しいものは自分の精神状況次第でいくらでも見つけることが出来る。

と、そんな風に自分たちの気持ちを納得させていても欲しいものは欲しい。とっても欲しい。
いっそのこと早く誰かが買って目の前から無くなってくれればいい。
目の前から無くなった状態であれば僕らがこのニットを忘れられるのかどうかは、定かではない。





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河上 尚哉

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「河上くん、良いニット作ってるから楽しみにしててね〜。」

今年、このセリフをULTERIORのデザイナー:牧さんの口から半年間で3回以上聞いた気がする。
少なくとも、サンプルを作る前/作っている最中/作った後くらいのタイミングで3回は聞いた。





と、いうわけでULTERIORのPURE CASHMERE RW SWEATER。
ULTERIORがインラインでラインナップしていたカラーはブラックとライトグレー。

「届く人に届けばいいやって思ったから、売れるか売れないかとかも気にしないで値段も振り切っちゃった。他の色も作れるんだけどどう?」と聞かれた。

僕も届く人に届けばいいやって思ったから、売れるか売れないかとかも気にしないで値札もろくに見ずにブラック/チャコールグレー/オフホワイトの3色でお願いすることにした。

ブラックはなんとなく欲しかったから。
チャコールグレーもなんとなく欲しかったから。
オフホワイトもなんとなく欲しかったから選んだ。

そろそろ寒くなってきたから売り場に並べようかな〜、と今朝ストックをごそごそしていたら何故かチャコールグレーとオフホワイトの一枚ずつしかない。
「届く人に届けばいいや。」なんて思いながらいつも通りスローペースでちんたらやっていた間、ありがたいことにその「届く人」が何人もいたらしく嬉しい気持ちになる。



” ULTERIOR “
– PURE CASHMERE RW SWEATER – ¥82,000+TAX-
Col / C.GREY , O.White
Size / 4




伊:カリアッジ社の梳毛カシミヤ糸を使ったリバースウィーブタイプのカシミヤセーター。
60番単糸を3本引き揃え、スムース編みで編み立てている。
肉厚でしなやか。手にするとするすると滑り落ちるほどのコシと心地よい重みを感じる。

「カシミヤだからと気負わず、スウェットシャツのように普段使いしてほしい。」という牧さんの意向通り。
一般的に高級と言われる素材の本質的な良さを、着る人本人が日常的に楽しみ、肌で感じることの出来るようなカジュアルな仕様だ。

カシミヤなので繰り返し着ることで当たり前のように毛玉は出来るはず。
が、高い値段を出して買ったものを大切にするのはいいけど、大切にしすぎて着ずにしまい込むよりも、着たいときに適当に着ている方が絶対に良い。
自分がお客さんに売った洋服に毛玉が出来ているのを目にすると、何故か安心するし嬉しい気持ちになる。




「カシミヤだからどーこー、ニットの作りがどーこー」とかは正直どうでもいい。
そういうのは作る人への信頼と作る人自身のプライドに任せたい。
欲しいものは欲しいし、いらないものはいらない。

このULTERIORのPURE CASHMERE RW SWEATERは、作る人への信頼と、作る人自身のプライドと欲しい気持ちがピュアに表れた結果、MANHOLEに並ぶことになった。
出来ればそのままの状態で、届く人に届いて欲しい。




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こんにちは。
MANHOLEの中台です。


そろそろ年末ですね〜…クリスマスも控えている。
僕はこの年末感が案外好き。
今年は外ではちゃめちゃに遊ぶ!なんてことはあまりできそうにないなあ。
河上のお母さんから土鍋セットをもらったので、ひっそり家で鍋パーティーでもしようと思います。
夜遊びもお預けです。





” BLESS “
– V-HOOD SWEATER – [SK B MIX REFLECTOR] ¥139,000+TAX-




BLESS定番のV-HOOD SWEATER。
今回入荷したのはそれのハンドニットバージョン。

一目見て単純にかっこいい。
生地の良し悪しとかカルチャーがどうとか、そういう補足的な情報は何も要らない。
とりあえずかっこいいから欲しいな〜。と思ってしまった一着。




反射糸も編み込まれているので、夜はリフレクターとして機能します。

お店で使っているカメラに内蔵フラッシュが付いていなかったので、地味に光っている写真しか撮れなくて残念…。
もう少し分かりやすく光るはずです。
最近あまり行っていないクラブやライブハウスでも目立ちそう。

なんだかそういうシチュエーションを前向きに楽しめそうな洋服です。

ローゲージのハンドニット。
間違いなく暖かいのですが、風が強い日は一枚だと寒いかもしれません。
そんな時は上から風を止めてくれるコートを羽織れば完璧。

最近発売したCLASSの“Brooklyn”との相性も良さそう。








BLESSの洋服には打算的な部分を一切感じないから楽しい。
本人たちが「良いと思ったから」作られた洋服は、僕らも「良いと思ったから」という単純な理由で手にする事ができる。


どこまでもピュアな感覚をそのまま皆さまにお伝えできれば嬉しいです。




山下達郎流のdoo-wop




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中台 竜郎

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こんにちは。
MANHOLEの河上です。

先シーズンのカシュラマシルクのニットがとても良かった。
と、いうわけで継続してオーダーしていたACRONYM®︎のニット:C1-AJ。
先週末に到着しました。

今シーズンはBABYLLAMA AIR JET WOOL。
見た目のボリュームに対して驚くほど軽い。
色は原毛そのままの濃いブラウン。



今回のC1-AJはハンドニット。

パッと見は先シーズンのモデルよりもシンプルに見えますが、縦横の切り替え/パーツ数が多くリンキングを必要とする箇所が多いのd・・・・・なんかめんどくさくなってきたからやめます。
頑張って写真を撮っても、頑張って文章を書いてもこのニットの何が良いか、あまり伝わらない気がする。
いや、一応頑張ってみたんですが僕の頑張りがこの場で伝わらないくらいには伝わらない。



” ACRONYM®︎ “
[C1-AJ] ¥98,000+TAX-



前作以上に伝わりづらいニット。
というか僕たちのぺらぺらした言葉を経由する必要はなく、ニット自体が直接着ている人に良さを伝えてくれます。





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河上 尚哉

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こんにちは。
MANHOLEの河上です。

元同僚の大谷くんは食べ物の好き嫌いが本当に多く、彼が食べることの出来る食べ物/彼の食べることの出来ない食べ物の分類が難しい。

例えば「ピーマンが嫌いな人はこれも嫌い」みたいな簡単な分類が出来るような気がしていたのですが、彼の場合はそれが全く当てはまらない。
それで元々の好き嫌いの種類が少ないのであれば一緒にご飯を食べに行ってもあまり苦ではないのですが、彼は好き嫌いの種類も多い。

以前、大谷くんとラーメンを食べに行ったことがあるのですが、僕が食べ終わった頃に大谷くんの丼を覗いてみたら「スープは全然残っていないけど、何故か麺は全て残っている」という謎の光景を目の当たりにしました。衝撃的。
「何をどうやったらそんなことが起きるの?」と聞いてみたら「麺でお腹をいっぱいにするのは納得がいかないんだよね〜。スープは好き。麺食べる?」という答えが返ってきました。
彼は丼に入っているラーメンのスープを使って、一緒に頼んでいた白米を食べていたようです。
いくら大食いの僕でも、スープを完全に吸いきった山盛りの伸びた麺を食べる気にはならなかったのでお店の人に「こいつをラーメン屋に連れてきてごめんなさい。」と謝り、お店を後にしました。

「麺でお腹をいっぱいにするのは納得がいかないんだよね〜。」という大谷くんの気持ちに全然納得がいかなかったので「パスタは?うどんは?そばは?」という質問をしたところ「パスタもやだ。うどんもやだ。そばは二日酔いの時に食べる。好きな麺類はカップヌードルとペヤング。」と言っていました。う〜ん。。。別にいいんだけどなんかムカつくなあ。

彼の好き嫌いネタには本当に謎が多く、詳しく聞けば聞くほど「大谷くんの好き嫌い」という迷宮に迷い込みます。
そのうち「なんでこいつの好き嫌いの話でこんなに時間を使わなきゃいけないんだろうか。」と、ふと我に返る。

ですが「大谷くんの好き嫌いの話」には良いところもあって、「大谷くんの好き嫌いの話」をしていると謎が多すぎて一緒にその場にいる人も「大谷くんの好き嫌いの迷宮」に誘いこむことが出来ます。
終電を逃しどうにもこうにも話が進まない2時/3時頃から「大谷くんの好き嫌いの話」を始めると、気付いたら電車が動いているのです。面白くはないけど、結構便利なジャンルの無駄話です。

ちなみに僕が嫌いな食べ物は冬瓜とミルクティーとドンタコス。
それ以外は大体美味しく食べることが出来ます。




今日紹介するのはF.LLI Giacomettiのエプロンフロントダービー。

程よい捨て寸/甲が高く小ぶりな踵が特徴的なシューズ木型:GIORDANO。
甲革はMARO KID。
底付けはハンドソーンウェルテッド。アウトソールにVibram社製のシャークソールを接着。
サイズは40のみ。



ピエトロストラーダとは、鉱石の道と言う意味。
Giacometti兄弟の父であり先代の社長のブランド名がPIETROSTRADAでした。
「鉱石の道を舗装路と準えて、舗装路を歩き易く」と、シャークソールを用いたモデルをPIETOROSTRADAラインとしています。




甲革に使用しているのはゴートレザー。
柔らかくしなやか/水に強く頑丈な革なので、僕はブーツをオーダーする時に良く使います。
以前仕入れていたMONKEY BOOTSと同じ革。

先日紹介した編み上げのブーツ同様、アメリカ顔をしたイタリア靴。

この靴の顔は、底に使われているシャークソール。
大きいハトメ、太いシューレースでボリューミーなシャークソールとのバランスを取っています。




中台が「お、ジャストサイズだ。」と言っていました。

普段40H〜41Hを彷徨っている僕。
この靴は40のみ。
「さすがに痛そうだなあ。」と思いながら足入れしてみたら、意外とそこまでキツくありませんでした。捨て寸もちゃんと残っている。靴は履かないとわかりませんね〜。

高さのあるボリューミーな靴。
僕らはストレートのパンツに合わせたい。


” F.LLI Giacometti ” -PIETROSTRADA –
[ FG541 ] ¥106,000+TAX-




シャークソールの優れた防滑性 / 革靴を履いていることを感じさせないクッション性。

わざわざ” PIETROSTRADA “と、名前をつけてライン分けをしている意味もわかった気がします。


「シャークソールの靴」に対して、謎の食わず嫌いがあった僕ですが、こうして売り場に並べてみるとそんなに嫌な感じはしない。
履いてみると好きになりました。

大谷くんの好き嫌いほどじゃないけど、僕もまだまだ好き嫌い/食わず嫌いが多いことを実感しますね。




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こんにちは。
MANHOLEの河上です。

モックネックやタートルネックのカットソーを選ぶときに、譲れないこだわりとかは特にありません。無意識に弾いているのかもしれないけど。

なんとなく買ったやつがなんとなく良かったらそれでいい。


” ULTERIOR “
– SUVIN COTTON HI-NECK BINDING TEE – ¥14,000+TAX-



超長綿:SUVIN COTTONをブレンドした天竺を使用。
ジャケットの下に着るものが欲しい、と思ってオーダーしたら、当たり前のように気持ちが良かった。

身幅も緩いしネック幅も緩い、雰囲気も緩い。
古着のくたびれたジャケットやブルゾン、ウールシャツなどと合わせると素材の良さをより感じられるはず。



「なんとなく買った物がなんとなく良かった。」のなんとなくの中に、ブランドが考える美意識や工夫や経験が詰まっている。

だけど、このカットソーはその「なんとなくの中身」を気にするよりも先に「なんとなく買って良かった。」と感じることのできる洋服のような気がしています。




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みんな誰もがシンデレラ




こんにちは。
MANHOLEの河上です。
今日は暖かくて春を感じます。空気の湿り気もまさしく春のそれ。
この陽気のせいか、抜け殻感がまだ続いてます。
冬は寒くてどこか寂しげなのを街の灯りで紛らわしている感じが良いんですけどね〜。




というわけで、今日も靴を紹介します。
4アイレット/3フックの編み上げプレーントゥブーツ。
甲革は仏/DU PUY社のANILOU CALF。
木型は以前仕入れていたMONKEY BOOTS / SADDLE SHOESと同じMENTA。
底付けはハンドソーングッドイヤー。
アウトソールにVibramを張り、底まで縫い通しています。
サイズは40のみ。



一見、粗野で無骨なアメリカのブーツのような面をしていますが、中身も外身も全くの別物。

甲革のアニローカーフに対して、ハトメやフック/Vibramというスポーティな付属に違和感を覚えるブーツ。

インサイドストレート/アウトサードカーブのクラシックな木型設計。
このMENTA木型は日本人の足の形に合うのか、MONKEY BOOTS/SADDLE SHOESともに買われたお客さんから「履きやすくてついつい履いちゃうんですよ〜。」なんてことを良く伝えられます。

おそらくこの靴も「履きやすくてついつい履いちゃうんですよ〜。」という点は変わらないと思いますが、アニローカーフは普段MANHOLEに並んでいる革と比較するとエレガントで繊細な革。
雨に濡れると雨ジミは出来るし、水に濡れたら色も抜ける。
濡れた場合はケアが必要、定期的な手入れも必要です。




僕は「革靴に対するマイナスなイメージを少しでも削りたいな〜。」と考えながら靴の仕入れをすることが多いので、今までMANHOLEに並べていた靴の甲革は比較的手入れをしなくても、水に濡れてもなんとかなる物を選んできました。
が、いくら手入れしなくてもなんとかなる革でも、やはり適度に手入れした方が良くなる場合の方が多い。



このブーツは「エレガントな黒のアニリンカーフ」を使用しているとはいえ、Vibramを履かせた編み上げブーツです。
ブーツはブーツらしく、適当に履いているくらいがちょうどいいし、つま先に傷があって革にムラがあるくらいが自然。
この靴は当たり前のように手入れをすることで、その「自然」な表情が他のブーツと当たり前のように違うものになってくれるはず。


” F.LLI Giacometti “
– FG598 – ¥115,000+TAX-



代理店さんに残っていた「1サイズのみ残っている在庫」を数型引き取ってきた内の一足。
頑丈そうで繊細、まるで僕たちのようですね。

この靴は中台がジャストサイズ。
残念ながら彼は靴の手入れを全くしないのですが、そんな中台が履くことで「水に弱い、繊細で美しい革」とされているANILOU CALFの可能性も、中台がついに靴の手入れをするのではないか、という可能性も感じることが出来ますね〜。





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こんにちは。
MANHOLEの中台です。


昨日は急なお休みをいただきました。
ここ最近は本当にあっという間に日々が過ぎていく…。
なんとなく過ごさないように気を付けようと再認識した休日でした。
気分もリフレッシュできたので、また今日から楽しんでいきます。






” NICENESS “
– GENE – [ COTTON STAND COLLAR COAT ] ¥85,000+TAX–




NICENESSから遅れて入荷してきたステンカラーコート。
たしかこれは、珍しく僕から河上にリクエストしてオーダーしてもらった気がする。
写真では伝わりづらいけど、色味も良い。

裏は起毛してて、案外とても暖かいので真冬でも全く問題無く着られる。
どうやら裏の起毛に相当に手が掛かっているので入荷が大幅に遅れたみたい。















適当な格好で合わせても雰囲気があるし、冬場に冷たい色を合わせるのも楽しい。
なんだかんだと説明するより着た方が早いコート。
コートを着た事がない、なんて若者にも是非着てもらいたい。
きっと気に入ってもらえるはずです。

入荷が予定より遅れようが、そんなことはどうでもいいことだ。
これはいつ入荷しても欲しいと言ってくれる人はいるはず。と思わせてくれるようなコート。

ブランド側は納期が遅れる際に細かくお詫びのメールをくれるけど、僕らはあまり気にしたことがない。
自分が欲しくて誰かにわざわざお願いしたものを受け取るのに、時期なんて関係がないと思う。









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中台 竜郎

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11.17










急な告知になってしまいましたが、明日、11月17日(火)はお休みを頂きます。
リフレッシュしてきます。


河上はコートとニットとパンツとジャケットとシャツと本を買いに行くと言っています。
心配です。

中台はWolfgang Tillmansの展示に行きます。たぶん。
マッサージにも行きたい…。



11月18日(水)以降は通常通り営業致します。














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