これから……(ピリオド)
Thu.6.12.2025
PERIOD FEATURESのプルオーバーシャツ。台襟のつかない大ぶりなホリゾンタルカラー。 前身頃は細番手のカディ、後身頃はポリエステルのレース。 タバコやお札やチケットくらいしか入らない、実用性を感じないフラップ付きの4つのパッチポケット。 ものすごくものすごく、夏を感じるシャツ。涼しい顔ではなく、汗をかいている様がよく似合う。 色はターコイズブルーとホワイトとネイビーの3色です。レースは各色共通。 「なんで俺、この3色にしたんだっけ」と、記憶を辿ったところ、確かレースに使われている色に合わせて選んだのを思い出しました。 で、一見繊細そうな洋服に見えるけど、先に書いた通り後身頃はポリエステルのレース。 伸縮性があるのでプルオーバーでも着やすい脱ぎやすい。 あと「汗をかいている様がよく似合う」と書いた通り、汗をかいても普通に洗える。(ネットに入れてください) つまり、これからの洋服。
このプルオーバーシャツについて、かな〜り分かりましたね? 例によって、河上さんからのバトンを受け取りました! 受け取ったはいいものの、一周走り切ってゴールテープは切られてしまった気がするな? これからどうしよう…… あ、こうしよう。 他に走っている人も見当たらないし、観客もいない。誰にも怒られないだろうし、そのまま余韻走のフリしてシレッとスタート地点に戻って、勝手に再出発しちゃおう。2周目! それにしても、ゴールテープは誰が設置したんだろう?
PERIOD FEATURES。インド。流石にお馴染み。 プルオーバーシャツもOK。 ホリゾンタルカラー?何だかご利益のありそうな襟名だな、知らない……調べちゃおう。「ほとんど水平に近い襟開きという意味」……グワー!あともう一歩自分で考えたら気持ちよく解ったのに!すぐ調べるクセダメダメ!まあでも小さな頃から計算ドリルとか漢字ドリルとかは答えを全て写して完成させてたしな、人はなかなか変われない、と! 反省している場合じゃない!走らねば。 カディ、これもピリオドではいろんな番手でお馴染みの生地ですね。とりあえず「風合い」と言いたくなるような、今回は細番手ということでガサっとした感じはなく、つまり心地よい生地です。後ろのレースは言葉で説明するより……なんて言い始めたらじゃあそもそも書くなよなんて言われても困っちゃうのですが、まずは写真でも見たほうが魅力がドンと届くと思います。 フラップポケット、4つ付いているおかげで何だかちょうどよく気の抜けた感じがしてかわいい。 でも河上さんの言う通りあんまり入んなそう……でもタバコお札チケットは流石に言い過ぎな気が……ぼくがポケットに入れそうなもので他に…………ライター、リップクリーム、イヤホン、ちっちゃなメモ帳、あ、じゃあペンもイケるな。そうそう、ぼくには暇になると一人で黙々と裏紙を裁断し束ねてちっちゃなメモ帳を量産するという稀なスキルを生まれ持ったともだちがいます。 おっとすぐ話が逸れるんだから。何かを入れるというよりも、あることに意味があるポケット。 まだみなさん、3色のうち1色しか見れていませんよね? あ、でも文章なんて読まずにピョーンとスクロールした方は見てますか?こんにちは!だったらそもそもこのあいさつも届かないか!?まあでも戻ってきてくれる、はず。ということで給水おわり。 ドン!
TURQUOISE BLUE
NAVY
WHITE
「白シャツに黒デニム、フツーにいい感じ」 後ろに波のような鮮やかレース、お忘れなく。
「涼しい長袖シャツには短パンでしょう、そんならもちろんサンダルでしょう」 みなさんはポケットに何を入れますか? モコっとするのを嫌って何も入れないのかな?確かにお札とチケットなら見た目は変わりませんね。 それ、何のチケットですか?最近ライブとか行ってないなー羨ましいな…なんだただのクーポンか。 あ、それ新札じゃん!から、え、それ旧札じゃん!の間の期間ですよね当分。
「異国的すぎるな……」 ターコイズピリオドレース + バティックなカフタン を見た時、河上さんはそう呟きました。 そして徐に趣の異なるジャケットを羽織らせてくれました。 ぼくもそうは思いましたが、 もし「たまには異国的すぎるくらいがいいかも!どうせ日本だし」という方がいてもそれはそれで良いし、楽しいとも思います。
「半分くらいいいだろ」 下部にもポケットが付いているからと言って、タックイン恐るべからず。別に2つ残るから良いですよね。
はあ、はぁ、………走った走った。ふぅ〜。 ぬぎっと。(伸縮性伝わってください)
ちなみに、ぼくも河上さんも大の暑がり。冷房神さま。でもぼくはわがままなんでしょうか、ある点を超えるとたちまち寒くなって神さまを憎みたくなるようなことも。でもそんな時に外に出ると、「ふぁ〜あったか〜」気持ち良し。さっきまで「アヂィ。クソあちい💢」とか言っていたのが嘘のよう。 とか言ってますが、わかってます。「ふぁ〜」の2分後には「あちい💢」なことを…… ぼくたちは暑がりだし夏はどこまで行ってもアチいものです。 つまり、 一見繊細そうな洋服に見えるけど、先に書いた通り後身頃はポリエステルのレース。 伸縮するのでプルオーバーでも着やすい脱ぎやすい。 あと「汗をかいている様がよく似合う」と書いた通り、汗をかいても普通に洗える。(ネットに入れてください) のは大変素晴らしい。気軽に服が「洗える」のは大事なことです!細か〜いレースとかだと生地によっては自分で洗うのが実質不可能(糸屑と化す)だったりしますからね。汗をかいたら、洗いたい。 これは、「装飾的」と言って何ら差し支えのないこのシャツなのに。 良いですね。 ゴールテープを設置したのが誰かは依然として判らぬままですが、2周したからこそのピリオドが打てたと思います! …………アレ……なんだかサムいな。これからは夏いアツなのに。 ……ん……冷や汗……か? これからこれから! これからの洋服です!
” PERIOD FEATURES ” – BACK LACE PULLOVER SHIRT – Color : TURQUOISE BLUE, NAVY, WHITE Size : 2, 3 ¥59,400-(tax included)
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吉田 悠人
〒107-0062 東京都港区南青山4-1-3 セントラル青山003号室 M : info@manhole-store.com T : 03 4283 8892
現在のMarsは先日ニューヨークで買ってきた物を主に並べている。 というわけで、Marsに並べていた現行のデザイナーズブランドはほとんどMANHOLEに持ってきました。その為、現在のMANHOLEは混ざっている状態。 僕は、その「混ざっている状態」が好きだ。一見まとまりがないように見えるかもしれないが、洋服なんてまとまっている必要はない。人が着た結果まとまればいいし、中にはまとまらない方がよく見える人もいる。 さて、今日はMarsから戻ってきたNICHOLAS DALEY、HOODED PULLOVER。 NICHOLAS DALEY本人の男らしさ、NICHOLAS DALEY本人の陽気さ、NICHOLAS DALEY本人のキュートな人柄、でイギリス製。まるでNICHOLAS DALEYみたいな洋服。
半袖ばかりのこれからの季節に良さそうだな、と思って仕入れています。 意外と肌寒い梅雨時期なんかにも、きっとちょうどいい。 ジャージー素材ではなくコットンの織物、カンガルーポケット付きでスリットの深いプルオーバー、で大きなフード。NICHOLAS DALEY流メキシカンパーカといったところでしょうか。 どこか「布に穴を開けて首を通す」ような原始的な服のノリを感じる。 で「原始的な服のノリを感じる」とはいえ、NICHOLAS DALEYは現行のデザイナーズブランド。 インポートらしい背景はしっかりと感じるのに着るための工夫が必要ないことが、僕はこのブランドの良さだと思っている。 使われているオリジナルのチェック生地は、風通しが良さそうなざっくりとした織り地。 肌にあたる部分は汗をよく吸ってくれそうなガーゼのようなタッチ。 実際にこのフーディーをかぶってパンツを穿いて靴を履けば、どの街にいてもどんな場所にでも出かけられるのではないでしょうか。と、別にそんなのはこの洋服でなくても出来ること。 NICHOLAS DALEYのHOODED PULLOVERの良さは、もちろん「簡単に着ることが出来る」だけではない。
NICHOLAS DALEYの魅力は「彼自身」で、彼の周りにはたくさんの人が集まっている。 で、その理由は彼が「とんでもなく良い奴で、更に、一緒にいて楽しそうだから」だと思う。 加えて、その集まる人物のキャラクターは一様ではない。 僕らはその、彼と彼の周りにいる人間が作り上げる空気が好きだ。 過去行われていたNICHOLAS DALEYのショーがとてつもなく格好いいのは、洋服やモデルやスタイリングだけでなく、その混ざり合った空気感によるものであったことは間違いない。
で、NICHOLAS DALEYの作る洋服は、冒頭に書いた通り彼自身だ。 「NICHOLAS DALEY」は彼がやってくれている。 だから「彼と一緒にいたら楽しそうだな」と思う洋服を、彼の作る洋服に存分に合わせてみてほしい。 あとはそれぞれが勝手に楽しくしてくれる。 統一された空気、一つズレたら良さが消えるような緊張感、ここには絶対にこれがなくてはいけないしここには絶対にこれがあってはならない。 そんな計算された空間がかっこいいことはもちろん理解出来る。 出来るけど、残念ながら僕は誰かが完璧に作り上げた空間でどう振る舞っていいかわからないから、自分でお店をやっている。 誰かの作為、誰かの無作為、誰かの美意識、誰かの無意識、今の人間と過去の人間が残したもの。 MANHOLEは、混ざっている。
“NICHOLAS DALEY” -HOODED PULLOVER- Size:L Color:BROWN CHECK ¥99,000-(tax included)
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河上 尚哉
〒107-0062 東京都港区南青山4-1-3 セントラル青山003号室 M : info@manhole-store.com T : 03 4283 8892
” m’s braque “ – ONE IN TUCK JODHPURS PANTS – ¥50,600-(tax included)
” m’s braque “ – ONE IN TUCK JODHPURS PANTS – ¥50,600-(tax included)
「こういうのもいいな」ついでに「こういうのもいいよな」 2022年の春夏シーズンに仕入れたm’s braqueのジョッパーズパンツ 。 当時仕入れたものが生地違いで3,4本残っていましたが、去年一昨年は「まだ寝かせててもいいかな」と、売り場には出してませんでした。今年は小さいTシャツもよく見えるし薄い靴もよく見えるし、なんだか全体的なバランスに変化を感じたので売り場に並べています。 深い股上に深いタック、太いワタリに細い裾幅。 みなさん裾幅の広いパンツには大分慣れた頃だと思いますが、これくらいメリハリが効いていれば手持ちの洋服も新鮮に見えるのではないでしょうか。
10年越しの「こういうのもいい」スキニーデニム。 3年越しの「こういうのもいいよな」ジョッパーズパンツ。 変わっていないように見えても変わっていないようなつもりでも、細かい部分は割と変わっている。 で、別に変わりたいわけではないけど、変わらない自分の変化に気付くのは割と楽しい。
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河上 尚哉
〒107-0062 東京都港区南青山4-1-3 セントラル青山003号室 M : info@manhole-store.com T : 03 4283 8892
MANHOLEが出来てすぐ。 CLASSのデザインチームから「河上くん。時間がかかってもいいので、良いなと思うタイミングでお客さんに紹介してください」と、託されたストローシェープパンツ。 スーパーストレッチのスキニーデニムですね。確か2015年の春夏モデル。10年前。 「時間かかりそうですけど、わかりました〜」と受け取って5,6年経ったタイミングが今。 こういうのも良い。
” CLASS ” [STRAW-SHAPED PANTS] ¥26,400-(tax included) Color/Size : Indigo/Size:3 , Black/Size:1
禅野くん、似合いますね。別にバランスを意識することなく、普段通り。 で、「今、細いパンツが気分です!」とか極端な話ではなくて、こういうのも良いということ。
こういうのもいいし
こういうのもいいし
こういうのもいいし
こういうのもいいし
こういうのもいい
こういうのもいいし
こういうのもいいし
こういうのもいい
こういうのもいいし
こういうのもいいし
こういうのもいいし
こういうのもいい
こういうのもいいし
こういうのもいい
こういうのもいいし
こういうのもいい
いくらでも遡れる。 どれがいいとか悪いとかではなく、形に関しては全部、選択肢の一つというのが今。
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河上 尚哉
〒107-0062 東京都港区南青山4-1-3 セントラル青山003号室 M : info@manhole-store.com T : 03 4283 8892
– MAGNIBERG – Established in 2016, Magniberg began its journey as a bedwear brand with a multilateral approach. Co-founded by Bengt Thornefors and Nina Norgren, Magniberg is a place where innovation, cultural influences, emotional aesthetics, and fashion converge to enhance interior design. However, Magniberg transcends the realm of crafting bedding alone. Throughout the years, Magniberg has expanded beyond bedding to a distinctive niche including home accessories, bathroom accessories and more. Magniberg prioritizes craftsmanship and insists on only sourcing the highest quality fabrics. Since 2019, Magniberg has been part of the Kvadrat family.
「こういうのじゃない」「こういうのがいい」と、探していてもなかなか見つからない「こういうの」ですが、ありました。僕と中台が探していた「こういうのがいい」カットソーです。 スウェーデン、ストックホルムを拠点に活動するベッドウェアブランド:MAGNIBERG。 で、今回MANHOLEに入荷したのは彼らが作るウェアコレクション。
A collection of pyjamas and refined pieces. Our garments are to be worn in bed, in the garden, to the supermarket, at dinner, propping up a bar, or finding romance. The focus is on fine fabrics, combining textures and weights in pleasing ways. -パジャマと洗練されたアイテムのコレクション。 私たちの服は、ベッドの中はもちろん、庭で過ごすとき、スーパーへのお出かけ、ディナーの席、バーで一杯飲むとき、あるいは恋の始まりにもふさわしいものです。 上質な生地にこだわり、質感や重さの異なる素材を心地よく組み合わせています。
パジャマのように見えてパジャマではないカットソーのセットアップ。 で、パジャマじゃないように見えてパジャマ。確信犯的な企画。 世界観や表現方法はラグジュアリーで夢心地なそれですが、僕らのようなラグジュアリーさの欠片もない現実的な人間でも手に取ろうと思える親しみやすい夢が、MAGNIBERGからは感じられました。 「上質な生地」という曖昧な表現は、世界的テキスタイルメーカーであるKvadrat傘下であることが少し具体的にカバーしてくれると思います。で、着てみるとより具体的にわかると思います。 何よりも、「パジャマ(寝巻き)」を工夫して外に出かけ続けてきたMANHOLEチームにとって、彼らの提案はごく自然なものでした。
クルーネックのL/S TEE。コットン100%、ポルトガル製。黒とピンクは洗いがかって褪せた色。 フライスは首のみ。リブ巾は細くも太くもないちょうどいい塩梅。 サイズ展開はSとXL。もちろん間のサイズも存在するけれど、そこまで差が感じられなかったのでS,XLの2サイズのみ仕入れています。 ここまで身長174cmの坊主頭のアユムくんが着用しているのはXLサイズ。
(GREY,Sサイズ) 身長170cm、摩周。
(PINK) XLサイズ
再び174cmのアユムくん、彼が着ているのは上下ともXLサイズ。 セットアップにせずに色をバラバラに組み合わせるのも楽しい。
フルレングスのFLOW PANTS。L/S TEEの共生地です。 ストレートシルエット、ウェストゴム、ドローストリング付き。 パンツもSとXLサイズ展開。
“MAGNIBERG” [ Full long sleeve t-shirt ] ¥24,200-(tax included) [ Flow pants ] ¥26,400-(tax included) Size: S, XL Color: Black, Grey, Pink, White
こういうのを探していた。こういうのがいい、MAGNIBERG。 明日からMANHOLEにて発売開始。 オンラインも明日12時より掲載予定ですが、折角なので試しに来てほしい。
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河上 尚哉
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