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2026/05



名古屋の皆さま、こんばんは。
6月6日と6月7日、MarsとMANHOLEがそちらにお邪魔します。
落ち合う場所は…..そうですね。


今回もkinkで、会いましょう。



Mars/MANHOLE
kink sakae
〒460-0008
愛知県名古屋市中区中区栄3丁目2−31 港屋ビル 1F

12:00-20:00



※6月6日、7日共に東京のMars / MANHOLEは通常通り営業いたします。



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河上 尚哉

〒107-0062
東京都港区南青山4-1-3 セントラル青山003号室

M : info@manhole-store.com
T : 03 4283 8892

吉田悠人、177cm、普通体型。
Size:0でも穿けるけどレングスが足りなそうなのでsize:1を着用
実はドローコード付き
ぎゅ
完成
で、ベルトループも付いている
完成


「河上さん、これ、僕買っていいやつですかね!?」
悠人がMANHOLEで欲しいものを見つけたタイミングは実にわかりやすく、そわそわとした様子でこんな感じで聞いてきてくれます。可愛いし嬉しい反面それをやって僕らだけが格好つけてもあまり意味がないことを理解した上で彼も聞いてきているので、大体「ま、一旦発売した後に考えてもいいんじゃない」と言うようにしているのですが、このPT41のNAVYに関しては一度いなしてもまだ欲しそうにしています。

で、今。22時。困った、今日のPT41の紹介も何も考えていない。。。
そういえば悠人欲しがってたな。
その欲しいという気持ちをそのまま書くのが一番の紹介になるのかな、と思い「このパンツのどこに悠人はグッと来るの?」と聞いてみました。

で、その回答がこれ。
「パリッとしてスラッとしていて、更になんか、、、パキッとしてるからですね!」
・・・全然参考にならん!


PT41のNAVYの特徴はいくつかありますが、彼の「パリッとしてスラッとしていて、更になんか、、、パキッとしているからですね!」という印象の大半は生地にあるはずです。

高級化学繊維メーカーの作ったそれは光沢とドライなタッチ、そしてハリコシの奥に繊細さを感じるツイル生地。
オシャレでテクニカルな印象、ではなく無造作に手に取れるワークな印象のネイビー。
「Tシャツを着ても短パンを着ても暑い夏。何を着ても暑いのならばせめて扱いやすくて汗と湿度でベタベタになってもせめてクタクタに見えなそうな物を選んでみようかな」と、考え選んだ生地。
軽率な軽さではなく上品な軽さ。


さて、一昨日のブログにも書いたように、このパンツを企画した時のテーマはリリース時期が故の「白いTシャツに合わせても退屈しない洋服」。
で、白いTシャツに合わせても退屈しないって言っても「今!Tシャツはピタピタがいい!」とか「いや、デカいのが俺は好きなんだ!」とかTシャツ選びってめんどくさいですよね。Tシャツくらい好きに着させてくれよな。

というわけでご覧の通り、ピタピタしたTシャツもいいけれど「ま、これでいいか」と適当に手に取った適当な大きさのTシャツでもOKです。Tシャツくらい好きに着れますね。

さて、PT41。「白いTシャツに合わせても退屈しない洋服」。
それが叶った上で「夏が暑いことはわかっているけれど、色々な洋服、色々な靴、色々な小物を合わせたいと思える洋服」に仕上がったと感じています。
そう、ポリエステルに。少なくとも今回のPT41に用いた生地は春物でも夏物でも秋物でも冬物でもありません。どうしてもそれを決めたければ自分で決められるパンツです。
穿きたい時に、合わせたい洋服をどうぞ。


痩せてる上に風が通る穴が空いたボロボロのギリギリ着られそうなネルシャツ。
夏を目前にもう絶対に身につけられないグローブが寒さへの憧れでよく見える。
夏どころか灼熱の炎の中に突っ込んでいくための消防士用のブーツは果たして夏物なのか、冬物なのか。という問いに対する僕の答えは「夏物でも冬物でもなく、単純にめちゃくちゃ重いから履きたくない」


締めなければならないからではなく締めたいから締めるシルクのニットタイ。
着なければならないからではなく着たいから着ているウールモヘアのジャケット。
雨が降っているからかぶるのではなく、何故かついているからかぶるフードシャツ。
いずれも通年物という概念だけど、残念ながら日本の夏に通年ものは通用しない、という見栄えの良さ。


暖かいポリ起毛だったけど、着すぎた結果ポリ起毛が痩せに痩せて暖かくなくなった古着のフーディー。人間の執着と肌、そして洗濯乾燥機による勝利。勝利?冬でも暑がりの僕にとっては勝利。


僕がデニムを良く穿くようになったのは「よくわかんねえ気候やよくわかんねえ空調のせいで今日何を着ていいかわからん!とりあえずデニムでいいや!」という理由が大半。
が、困ったことに夏はデニムですら暑い。けどデニムは汗でぐちゃぐちゃになっても洗濯機にポイ出来る。色落ちとかは夏の暑さを前にしたらどうでもいい。と、いうわけで「よくわかんねえ気候や空調のせいで今日何を着ていいかわからん!とりあえずデニムでいいや!」となる代わりとして期待しているPT41に用いたリモンタ社のポリエステル。前述した通り汗と湿度でベタベタになってもせめてクタクタに見えなそうな顔つき。汗でぐちゃぐちゃになっても洗濯機にポイ出来るのはデニムと同様。


かつては冬物とされていたようだけど今では別に夏に履いてもOKなスエード靴。
そういえば、エキゾチックレザーはかつては夏物とされていたようです。実際どうでしょう?
過去の侘び寂びを優先した理由のない固定概念からの脱却。もちろん季節の区切りが素晴らしく豊かであることは理解しているけれど、残念ながら季節の区切りは過去の話。更にそれは遠い異国の過去の話。ここは日本の2026年。侘びや寂びは時間をかけて新たに作り直せばいい。

夏物か冬物かなんて顔も見たことのない誰かが勝手に決めたこと。信用できるのは自分の肌。
黒のベルベットジャージ、そして紺のリモンタ社のポリエステルの生地。
一緒に夏に楽しめる洋服を、新たに探してみませんか。

そう、夏が暑いことなんて十分にわかっている。
だからこそ、余計に抗いたくなる、工夫がしたくなる。

“SADE” [MANHOLE edition] -PT41-
Color:NAVY Size:0,1,2 ¥55,000-(tax included)


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吉田悠人、177cm、普通体型。
Size:0でも穿けるけどレングスが足りなそうなのでsize:1を着用
実はドローコード付き
ぎゅ
完成
で、ベルトループも付いている
完成
それでは今日も参りましょう


こんにちは。河上さんです。いいえ、吉田です。
つまり吉田(河上さん憑依)ということです。
混乱を未然に防ぐために、そして完全に身体が乗っ取られてしまう前(つまり、僕:吉田が退勤する前)に、多少の説明を済ませておきましょ、ゔ、ゥ……
グ、ガ、かわ、河上さんは6月末の7日間、いや、実質丸4日間。出張でパリに滞在予定。ふぅ…。遊びの旅行ってわけではないけれど、当然いろいろな場所を訪ね歩き、いろんな人たちと会うことになるわけです。どうせなら気分良く過ごしたいですよねえ。そんな時こそ目に見えて楽しいのが洋服っていうか、洋服の仕事をしている上でも、だからこそ、何を着ていこうか考えるわけです。ぼくもどこか旅行へ出かける前なんかは自然と服がほしくなるしふとした時に「なに着てこうかな〜」と想像したりします。あれ?ぼくって誰だっけ?まあいいか。楽しいですよね。パリだし。都会という点では東京も同じだけど、景色、風土、地面、目にするものすべてが変わるわけなんだから気分も変わって当然だよな。ただ無理をした格好をしても仕方がないから、時と場合に応じて適度な快適さも欲しいところ。

さて、なに着てこうかな〜
まずは空港、飛行機に乗るところから思い浮かべよう。
普段通りの気持ちで、普段以外の場所へ。
あ、なんの話かっていうとPT41の話です。今日はベルベット及びベロアジャージバージョン。


羽田空港に到着。
東京は暑い、そして去年の様子から察するにどうせパリも暑いだろう。
ただ、空の上は寒い。そして、誰も見ていないだろうけれどおじさんの寝顔を無防備に晒すのも恥ずい。というわけで今年も機内用の洋服としてCLASSのパーフェクトTフーディ。
これでわざわざ上着を持ち込む必要もなく、到着時に上着を脱ぐ必要もない。
寒い時はフードをかぶる、眠い時はフードをかぶる。それでも寒い時は意外と暖かいブランケットを追加でもう一枚借りればいい。

そして、こういう旅にもうってつけなベルベットジャージのPT41。
実はリラックスした洋服なのにあまりリラックスした洋服に見えない。
そして、座りっぱなしでもシワになりづらい。
実は今回の出張にはこのパンツしか持ってきていない。
いや、念の為デニムくらいは持っていこうかな。。。
たくさんの人に会う出張とはいえ、色々着たくなる冬とは違い季節は夏。
隙あらば荷物はコンパクトに、がモットーです。


無事搭乗。
実は僕の機内用のバッグとしても企画したMANHOLE SACK
気付いたら完売していたので、代わりにSさんから借りたバザーバッグを機内用として持ってくることにした。
水、パスポート、iPhone、充電器、パソコン、梅のど飴、ロキソニン、太田胃酸、ガスターテン、歯磨きセット。うん、完璧だ。
機内ではSaGa Frontier2をやりながら過ごそう。えーと、前回の出張の時はどこまで進んだんだっけな、と思い出すのが面倒なので潔くNew Game。このやり方で僕はSaGa Frontier2をずっと楽しんできた。
Final Fantasy6とFinal Fantasy7もiPhoneの中に入っているけれど、この二つは若い頃やりこんだせいか中途半端に覚えている。
なので、一度もクリアしたことのないSaGa Frontier2がベストというわけなのです。


足元は「移動の時いいじゃん。保安検査場で脱がなくてもいいし、着いたらそのまま街に出かけられるし。向こうの宿での室内履きでもいいし」という理由で冬の出張時に買ったStefan CookeのSoft grip slip-on


で、PT41はベルトループがあるとはいえドローコード付き。
ベルトを締めたい時、締めたくない時、どちらでも対応ができるというわけです。
機内では締めたくないですね、ベルト。エコノミー症候群も怖いですしね。
炭酸でお腹パンパンになったとしても、紐をちょろっと緩めるだけでより多くの炭酸が飲めるというわけですよ。
山があったら登る。坂があったら降る。瓶コーラが売っていたら買う。
飲み物を飲んだら尿意が、食べ物を食べたら便意が、それが自然の摂理。


さて、トイレトイレ。
MANHOLEスタッフは中台の教育により、小でも座って用を足す。
が、ここで少し気になるのが便器の周りの床にパンツの裾が付くこと。
かといって「この便座の周りの床には様々なエトセトラ」なんて事は考えない。
限度はあるが困った時はお互い様なのが世の常です。
PT41のベルベットジャージはベルベットの見た目でポリポリウレタン、洗える。

多少の不都合には目を瞑ることの出来るパンツ。


はーもうそろそろ着くだろって思って時計を見ると4時間しか経っていない。
もう帰りたいなあ、本当はパリじゃなくて釣りに行きたいんだよなあ。

着いた着いた!着いたら楽しいんだよな!
間違ってスーツケース、一番最初に出てこないかな!
えーと今回の宿はどこだっけなって調べるついでにUBER。
別に電車でもいいんだけど、UBERから眺める首都圏へ向かう道、
どこの国でもなんか好きなんだよなあ。


というわけで、宿に到着。
時間は19時かあ。近くの古着屋に行って、帰りにスーパーと八百屋に寄って、眠れなかったらセーヌ川でも散歩して今日はおしまいです。おやすみ。


おはようございます!
上に着ているのは中台が先日ニューヨークに行った時に仕入れてきたHELMUT LANGのデニムシャツ。
しばらく残っていたので僕が買いました。暑くても着られるし寒かったら上に羽織れるし、何よりスーツケースの中で嵩張らない、最高の洋服ですね〜。


家に帰ってからが自分の時間。早い時間から寝ると勿体無い。
つまり、毎晩3時や4時まで漫画を読みながら寝落ちして翌朝8時に起きる、という訓練を普段から積んでいる僕に時差ボケという概念は皆無。

ウェストポーチには携帯とタバコ。
クレジットカード、少量のユーロ、パスポートなど取られたくないものはウェストポーチ下のポケットに入れて身から離さないのが一番性に合っている。
出先でも手ぶらが一番。
資料はメールで送ってもらうのが一番。
どうしてもメモ書きする必要がある場合は紙の資料をもらい、小脇に挟み、通りがかりの宮田のショールームで保管してもらうのが一番。


普段ポケットのないパンツを穿く機会も多いせいか別に何かを入れるわけでもないけれど、あると「便利だなあ」と感じるお尻のポケット。


そして、脱ぎ履きする機会の多い展示会場。
モデルのフィッティングを見せられても「素敵ですね!」くらいしか言えない、というか素敵に決まっている。大切なのは自分が着て、頭の中のあの人が着て「素敵ですね」と言えるかどうか。
フィッティングルームに行くのが面倒なので目立たなそうなところで脱いで試着。
何故か意外と埃が目立たないのも今回のPT41のベルベットジャージー。
スラックスだとこうもいかないんですよね〜。
ジャージ、最高!

はい二日目!雨!雨靴!

去年supremeのノトーリアス・B.I.G.のTシャツを着ていたら行く先々の人がやたら褒めてくれたのに気分を良くして今年はDR.DREのパーカー。
ちょっと前に開催されたGOODTIMEのポップアップで買いました。


細い靴に合いそうな裾幅ですが、雨靴に合わせてもいいな!

バックシャンだな!

うん、改めて雨靴に合わせてもいいな!
ちなみにPT41。
雨の日に穿いて泥が跳ねてもジャージ生地が故に洗えばオーケー。
ジャージ、最高!

で、ディナーです。たまにはそんな日もあります。
ヨーロッパでのディナーといえばジャケット、そしてベルベット(ジャージ)です。嘘です。多分短パンとサンダルじゃなければなんでも大丈夫です。20年くらい前のニューヨークでは短パンデニムサンダルダメ、みたいな場所に行った気がするけど、今もそうなんですかね。


広い裾幅、着丈の長いジャケットと合わせてもいいですね〜
メトロと徒歩で向かいます。
LIMEが一番快適なんですが、パリの道は想定外の大きな凸凹があるのでヘルニア持ちの僕は結構ヒヤヒヤしますね〜。


お腹いっぱい食べてもベルトと紐を緩めれば大丈夫です!
昔、先輩から「会食中は飲むか食うか喋るか、そのうちの二つをやれ」と、教わりました。
この教えは僕の代で終わらせるとして、みんなが何を喋っているのか分からない僕は食べて飲みます。
拙い英語で楽しみます。宮田が隣にいる場合は宮田に頼ります。
日本の居酒屋は油臭くなるけどパリのレストランに行くとお肉臭くなります。が、PT41はさっきから何度も書いている通り洗えます。
ちなみに納品された時からパリに着て行きたいな!と思っていたCLASSのジャケットは紹介後もしばらく残っていたので僕が買いました。収まるところに収まった感じがしますね。
去年は夜になっても蒸し暑かったので、今年はジャケット着たいな、と思えるくらいには涼しいといいなー。


悠人、似合うねワインボトル。
ちなみに悠人は「普段立会川で過ごすように、ワインボトルを片手にセーヌ川を散歩するのがおすすめです」と、言っています。
以前酔っ払ってパスポートを失くしたことがある僕には絶対に出来ない楽しみ方ですね〜。


おはようございます。。。
疲れたし今日はTシャツでいいかな。。。暑いし。

今日はDechampsの二人に会うから、ベルトでもつけて行くかな。
なんか喜んでくれそうな気もするし。

結局色気を出してNiccolo Pasqualettiのスカートを巻くことにしました。
この洋服もスリ対策にいいかも。ポケット覆われてるし。
ポリエステルだし、軽いし、スーツケースでも嵩張らないし。

何より、キャンバス地のような力強い素材とベロア及びベルベットの(ジャージとはいえ)柔らかい顔つきの組み合わせは単純に見た目がいい。そう、やっぱり組み合わせることが楽しい。自分の都合の良いように。


で、あっという間に帰国の日。
行きと同じ装備で帰ります。
よくよくみると滞在3日分のコーディネートしか組んでいないことに気付きますが、まあ後はこのパンツを手に取るみなさんにお任せすることにしましょう。

“SADE” [MANHOLE edition] -PT41-
Color:BLACK Size:0,1,2 ¥55,000-(tax included)


「都合の良いパンツ。実際なんでも合うと思うし、結果的になんでも合いますよ、みたいな内容にするのもつまんないから、なんか趣を変えてみるか」と、ゆうとのストーリー性に任せることにしたのですが今日はなんだか人気店。悠人は冒頭だけ書いて退勤。ピンチ。。。結果的に残された僕が自分で書くことになりました。
途中でわかりやすく飽きました。自分が悠人に無茶振りをした事も実感しました。
ブログって難しいなあ。まあブログはブログか。こんな日もありますね〜。

それではまた。


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去年、SADEとのベルベットシリーズをリリースした頃ですかね。
MANHOLE卒業生、現GOODTIMEという屋号にて活動中の山崎くんが恵比寿で開催していたポップアップに顔を出したところ、
「河上さん、ベロアのパンツ僕も出そうと思っていたのですが、MANHOLEの後だとアレかなあ。と、思ったのでやめました!ただやりたいはやりたいので今度一緒に何かやりませんか?」という打診を受けたので「いいよー!折角だから新しい形でやろうかね。5ポケットがいいと思うんだよなあ」というのが今回の企画の始まり。意志の通じ合った連帯を、再び。

で、SADEのデザイナー:影山さんに「今度は5ポケットのバギーとかどうすかね。ジャージやスウェットのリラックスは十分お客さんに渡してきたし、かといってテーラードのドレッシーな繊細さ、ではなく巻き縫いの日常的な気取らなさが欲しいんですよね。」と、伝え、ベロアの生地は「頑丈なコットンパイルっていうよりも繊細なシルクやシルクレーヨンみたいな。ただ、シルクやシルクレーヨンだと洗えないし、日常的に穿きすぎるとすぐ破れると思うのでそういう見え方のするジャージ生地がいいです」と、伝え、待つこと数ヶ月。
上がってきたのがこれ。


か、完璧だ。。。
7年間お互いあーだこーだ言い合いながらモノづくりしてきた甲斐があってツーカー感があります。

で、前述した通り見た目は頑丈そうなコットンパイルというよりもシルクやシルクレーヨンのそれながら、ポリエステル90%/ポリウレタン10%のジャージ生地。
ジャージらしく洗える、すぐ乾く、伸縮性がある。

と、ここで多くの方が「夏にベロア及びベルベットってどうなの?」と感じるかもしれません。
が、実際にシルクやシルクレーヨンのそれを穿いて冬の世界にgoした方ならわかりやすいかもしれませんが、めちゃくちゃ寒いんですよね。意外と風を通す、裏地次第で普通に涼しい、接触冷感っぽいヌメリがある。乱暴に例えるならば、表が起毛されたキュプラみたいなもの。

本来タキシードが晩餐会用の洋服なだけあり、冬とか春とか秋とか夏ではなく通年に向けた夜の素材なんだなー、と僕は身をもって痛感しました。
改めて、日本人にとって洋服は異文化であるということを含めて。


そう、異文化は異文化。晩餐会や昼夜がわからないような閉ざされた社交の場なんて日本の庶民には機会がないので、ここは庶民らしく都合良く着てしまおうぜ!というのがMANHOLEのベルベットに対する提案。
規模感を気にせずに大義名分だけを得るならば、Yves Saint LaurentのLe smoking。
これは簡単に書くと「男の世界」を女性側に移植、更にいえば本来夜の照明の元着るものを昼の太陽へ、閉ざされた社交場を開かれた街へ。つまり、フォーマルをカジュアルへ。

で、規模感を気にして自分の言葉で書くならば、タンクトップにベルベット、Tシャツにベルベット、サンダルにベルベットっていうのは正反対すぎて単純に見た目が良い。
例えば、上の写真の悠人のように。


で、ここからがベルベットジャージのサンプルの出来の良さに気をよくした僕のアドリブ。
「これはこれで気に入っているけど、ベロア及びベルベットをカジュアルにっていうのはMANHOLEの提案としてしばらくやってきたことだし、夏は何を着ても暑いのならばせめて現代社会において現実的に扱いやすい化学繊維素材のパンツとかどうかな」と思い、イタリア規格のリモンタ社の生地バージョンも作ってみました。

ラグジュアリーブランドのそれとして化繊テキスタイルメーカーらしく、当たり前のように様々な化学繊維生地を作っているのがリモンタ。
ベロア及びベルベットの5ポケットパンツが(ジャージとはいえ)「フォーマル×ワーク」ならばリモンタのそれは「ラグジュアリー×ワーク」なイメージ。Dickiesの874、Levi’sのスタプレを高級化学繊維メーカーの作る生地で。


ジャージのそれは生地が寝るのに対してリモンタのこれは生地が立つ印象。
PT41本来の太さが浮き彫りになる化学繊維ならではの立体感。
山崎くんに見せたところ「リモンタって聞いて蒸れて暑くね?と思っていたんですが、これならいいですね!」と、これも併せてGOODTIMEに並べることになりました。

黒のベルベットジャージ、紺のリモンタ、共に外苑前MANHOLE及び恵比寿GOODTIMEにて5月30日より発売。

“SADE” [MANHOLE edition] – PT41 –
Color:BLACK, NAVY Size:0, 1, 2 ¥55,000-(tax included)




PT41を企画した時の僕のテーマはリリース時期が故の「白いTシャツに合わせても退屈しない洋服」でした。
それは叶った上で「暑いとはわかっているけれど、色々な洋服、色々な靴、色々な小物を合わせたいと思える洋服」に仕上がったと感じています。
そう、夏が暑いことは十分にわかっている。だからこそ、余計に抗いたくなる、工夫がしたくなる。

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先週あたりの冷え込みもおさまり、ポカポカですね。
ということは、タブカラーの季節ですね。

2023年の企画以降、MANHOLEにおいては珍しくもはや定番としてコンスタントにリストックされているシャツ。
照明の性格上、白っぽく見えることが多いですが、実際はクリーム色に近いコットンポプリン。
生地背景やシャツそのもののつくりについては是非とも前回のBLOGをご覧いただきたい。女性と比較して平面的な男性のプロポーションにおいてネクタイは男性の胸元を立体的にするという役割が一つあり、その補助をするのがタブカラーの役割。つまり、タイドアップする際に胸元をエレガントに装飾するためのディテールなのですが、このシャツはスナップボタン式。ちなみにタブカラーのタブにスナップが付いているものは一般的に良くある仕様ですが、前述したようにこのシャツは比翼で隠れているとはいえ全ての釦がスナップ式です。パチパチ音がします。子供服に良く用いられるように。粗野で荒々しいウェスタンシャツに良く用いられるように。どちらかというと機能を優先したディテール。本来の意味でのエレガントは元より演出できない、というかそもそも期待していない人に向けて作った仕様のシャツなのです。

装飾的な機能を機能で殺す楽しいシャツ。

河上さんは上掲BLOGにてそう表現していました。
ご挨拶が遅れました。タブカラー吉田です。

「パチン」


ぼくがこのシャツを気に入って買ったのは、企画第一弾の時だから、3年前くらい?どれだけの年月が経過したのか厳密には覚えていませんが、サンプル段階のこのシャツがMANHOLEのバックヤードに突如現れた(というかナポリから送られてきた)時のことはよく覚えています。そういうサンプルとかを目にしても大体、なんなんだろうな〜くらいのふんわり期待に留めておくのですが、このシャツは思わず「コレ、何ですか?」と河上さんに尋ねたんですよね。その後商品となりお店に並んだこのシャツをすぐさま手にしました。

河上さんの気に入っているのは、「ドレスシャツ屋さんが企画したカジュアルシャツ」ではないところ、だと書いていました。
そして、さすがのぼくでさえ、その意味は掴みました。定番化してきているわけですから、現時点で何もわかっていなかったら流石にアレですからね。
でも、です。
でも、一目見た当時、このシャツはぼくの目に「ドレスシャツ屋さんに作ってもらったふざけたシャツ」としては映りませんでした。誤解を恐れずにいうならば「綺麗で格好いいシャツ」でした。
今思えばその理由は単純で、ぼくが普段着ていたシャツといえばだいたい古着で、くたくたのデカいやつとか、「オマエ、ふざけてんの?」と言われても仕方ないような柄のシャツとかだったからです。そりゃそうなりますわ。
しかし、これがいわゆる「ふざけていないドレスシャツ」だったら、当時のぼくにはまた違った印象を与えていたんじゃないかと思います。たぶん、「……オレにはまだ早い……かな……」とかつまらんことを思っていたんじゃないですかね。
そんなオレが「コレ、イイなぁ!」となったのは、このシャツが大胆かつ絶妙にズラされたシャツだったからなのですよね。
もっとオレらしくおバカっぽく感覚的にいうと、「イイじゃんこれ!」とさも古着と出会ったような心持ちで手を伸ばしてみると「なんかいつもと全然違う!のになんかこれでもしっくりくる!イイじゃんこれ!」ということです。

好きだからとはいえ、喋りすぎましたね!

イン。
このシャツのどこが一番好きかと問われれば、実は比翼仕立てのところなんですよね。比翼ってスッとしててなんかかっこいいな〜と常々思ってるんですが、不器用なのでボタンだと留めるのに苦戦するんですよね。これはパチっと留めるだけでシュッ。


今日は昔話をしてきましたが、このシャツに出会ったのは当然ぼくだけなわけがなく、さまざまな方がいます。中には当然ドレスシャツに明るい方も多くて、一目見た側から「このシャツ、ふざけてますね〜」気付き、「ね、ですよね〜」と応じる河上さんとの会話なんかもちらほら。

ぼくは「へえ、やっぱりそう見えるんだぁ」と尻目に、というわけではないですがぼくにとっては初めから「好きなシャツ」のまま。はじめましてがサンプルとして無造作にハンガーにかかっていた状態だった、というのが影響しているのかもしれませんが、ぜったい初対面なのになぜだか妙な親近感、というか「仲良くなったら楽しいだろうなあ」と感じていたんですよね。
出会うタイミングもスタンスも人それぞれとは存じますが、このシャツはどちら側から見てもおもしろいシャツだと思います。
本来の用途を知る人でも、全く知らない人にとっても、共通して「かっこいい」と感じる部分も含めて。

ちょっと最近カチっとしている気がするからこのシャツに崩してもらおうかしら。もいいと思いますし。
暑くなったら短パンに羽織ろうかなあと思ってるそのでっかい古着のシャツの仲間に入れてみても、両者映えると思います。
明るいシャツですね。

MANHOLE -made in Italy -WALTER TAB- [Snap tab collar shirt]
Col. Cream Size:M/L/XL ¥46,200-(tax included)


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