HOMELESS TAILOR – Unformal Layeringwear
こんにちは。MANHOLEの河上です。本日紹介するのは「自堕落なニット」。
先日紹介したHOMELESS TAILORのニットのオールインワンです。
いくら暑がりな僕でもやはりこれくらいの季節になると当たり前に寒さを感じますが暖房は嫌いなので部屋の中では基本的に布団に包まって生活をしたいのですがそういうわけにもいかないので何か良い方法は無いものか。。。と思っていたら出会ったのがこのニット。
一枚で暖か。オールインワンだからコーディネートもへったくれも無いので潔くだらだら出来る点も最高。着るときは「えいや!」と着て、脱ぐときも「えいや!」と脱げばいいので楽チンなのも最高。
もはや一度着ると脱ぐのすら面倒になってくるはずなので出かけたいときはそのままアウターを羽織ってください。
「ちょっとおしゃれしちゃおうかな〜。」なんて気分になった日はオーバーオールならではの腰巻を楽しんでください。たまにオーバーオールを腰巻にする際に正解を求める方が結構いますが、正解なんて無いので自分の収まりの良いところを探してください。いや、一緒に探しましょう。
雨が降っていたり、風が強い日はナイロンのオーバーパンツを上から穿くと良いと思います。冬場の雨の日はパンツが濡れると当たり前にしんどいのですが単純に雨を弾くだけの素材だけだと寒い、保温性の高い素材だけだと濡れると重くなって寒くて辛い、なんていうジレンマをきっと解消してくれるはずです。
「ちょっとおしゃれしちゃおうかな〜。」なんて人はウェストもワタリもでかめ、レングスは短めなんてワイドパンツだったりバルーンパンツだったりを合わせてみるといいのでは無いでしょうか。僕らはきっとやらないけど。

“HOMELESS TAILOR”
– ALL IN ONE –
¥45,000+TAX-
「お、これ、楽できるし、なんかかわいいって言われそう〜。」という理由で反応してしまう僕らのようなおじさんにとってはこの洋服はまさに”自堕落なニット”。
ただ、それは僕らのような人間にとって、っていうだけで、人によって良さを拾うポイントが違うはず。
なんか部屋着にする前提で紹介をしてしまっていますが、別にそういう風に使わなくてもいいんですよ〜自由です。(最終的には部屋着になると思うけど。)
昨日はMANHOLEのルック撮影で5時起き、帰って今日の朝起きたら何故か電気が止まっていた中台。
疲れ果てた上に体が冷え切った彼にとってはドンピシャなタイミングだったみたいで「買うかあ。」と言っています。
割と力を入れながら紹介する洋服が多いMANHOLEですが、これくらい気の抜けた洋服もたまにはいかがでしょうか。
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河上 尚哉

こんにちは。
MANHOLEの河上です。
一言に「コート」といってもたくさんの種類がありますが、僕がしっくりくる形はステンカラー/バルカラーコート。
Vゾーンが無い為、適当に羽織れるところが好きです。
ちょっとした用事で出かける際に部屋着の上から。
遅刻しそうでパパッと決めた洋服の上からパパッと着ても失敗しないし、「今日はオシャレしちゃおうかな〜。」なんて気分の時もちゃんと対応してくれるから。
一番上のボタンだけ留めると、歩くたびに中に着ている物がチラッと見えてなんとなく気分が上がるので、僕はいつもそんな感じで着てます。(釦を全部留めるのが面倒なだけ。)
コートは売り場で見た時の面がいいので割と毎シーズン何かしら欲しくなってしまうのですが、冷静に考えると体は一つ。
一通りのバリエーションさえ揃えてしまえば、そんなに買い足す必要は無いのです。
そんな訳でMANHOLEでコートを仕入れる時は「パッと見でかっこいい。」を超える何かを探すようにしています。
” ROLIAT “
TAILORを逆さまにもじったブランド名。
その名の通り、テーラリングをベースに物作りをするブランドです。
韓国に存在する、通常ハイブランドしか使う事の出来ない高い技術を持った工場と連携し、もの作りを行なっています。
「この洋服こんな値段で出せるの。。。」と、良い意味で驚きを感じさせるものをたまに出してくれます。
本国ではもっと値段帯が落ちると考えるとちょっと怖いくらい。

“ROLIAT”
– BALMACAAN COAT –
ナイロン混紡のウール素材のキャバルリーツイル。
両面接結のダブルフェイスを毛抜き合わせしています。
着心地は軽いのですが、生地自体の重みで縦にストンと落ちてくれます。
後ろ身頃のインパーテッドプリーツでかなりの生地をつまんでいる為、着て動いた時に生まれるドレープや生地の広がり方が非常に綺麗なコート。
オーバーコートとして着られる身幅がありながら、軽い装いに羽織っても上品さを感じる点がこのコートの良い点だと思います。
単純にデカいだけでなく、大きく着る意味を感じられるようなアイテム。
「ラグランだからなで肩の僕はちょっと。。。」という方もいらっしゃると思いますが、どっちかというと華奢な人が着た方が似合うはず。
パッと見の生地感やコート自体のディテールは男性的だけど、実際に着ると中庸な印象。
ユニセックスのブランドだからなのか、MANHOLEでは男性客よりも女性客に人気のあるコート。
「このコートなんですか〜。めちゃくちゃ可愛い〜。え、どうしよう〜。」なんて言いながらいきなり買っていく女の子の姿を見ると、なんだかんだ理詰めしてしまう僕らってなんなんだろう。。。

” ROLIAT “
– BALMACAAN COAT –
¥118,000+TAX-
自分が今手元に残しているコートも「なんとなく買って、後から好きなところを見つけて行けた物」だったりするな〜。
色々と理詰めして考えて、セオリーで間違いないものを探しているつもりでも、「パッと見のかっこよさ」を超える理由は結局直感的な何かなのかも。
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河上 尚哉
明日、12月5日(木)はお休みを頂きます。
河上は買い物とマッサージに行きます。
中台は不動産屋さんに行って新居を探すそうです。
明後日、12月6日(金)以降は通常通り営業致します。
お店に並べるタイミングを見計らっていた年代も国もバラバラなアイウェアを昨日くらいから出し始めました。
一本いかがですか〜。
予想外な人が買っていってくれるので楽しいです。
僕らもそこまで詳しくは無いので、まずは直感で選んで、自分の雰囲気との相性で決めていってください。
アフターケアもお願い出来るので、ご安心ください。
それではまた。
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河上 尚哉
本気以上のチロリアンシューズ
こんにちは。
MANHOLEの河上です。
タイミングが良かったのか、一昨日紹介したMARMOLADAのマウンテンブーツは昨日スラッとした青年が買っていってくれました。
味をしめたので今日も靴を紹介しようと思います。

– F.LLI Giacometti –
それは世界中の伝統的かつクラシカルなシューズに対する敬意、そして高いサンプリング能力と、イタリアの確固たる技術・経験の融合により生まれる実用性/ファッション性/独自性溢れるシューズブランド。
[ Marmolada ]
ジャコメッティ兄弟がドレスシューズを製作するかたわらで作っている登山靴へのオマージュライン”Marmolada”
登山靴生産の一大拠点であったヴェネト地方。
この地方では伝統的にノルベジェーゼ製法で登山靴を作っていましたが、時代の流れにより周りの技術を持つメーカーが廃業していきます。
ジャコメッティは、ノルベジェーゼ製法に求められる高い技術力を後世に残す為にドレスシューズの雰囲気を取り入れたマウンテンブーツを作り始めます。
その「ジャコメッティの登山靴」を作る過程で生まれたカジュアルなブーツを作り出す技術でジャコメッティ兄弟は、マウンテンブーツだけでなく様々なブーツを作ることに。

“F.LLI Giacometti”
MARMOLADA FG119 – Tyrolean Shoes –
[VACCHETTA ELBAMATT MOGANO]
F.LLI GiacomettiのMARMOLADAで継続的にリリースしているチロリアンシューズ。
サンプリング元はみなさんの想像通りだと思います。
それにジャコメッティ独自の靴作りのベースを落とし込んだ一足。
このモデルに限らず、F.LLI Giacomettiのシューズは木型と仕様に合えば様々な甲革をのせる事が出来るのですが、本モデルの甲革はエルバマット製法のヴァケッタレザー。
エルバマット製法のヴァケッタレザーは、植物タンニンなめしを行った後に牛脂/魚脂のオイルをたっぶりと含ませた革。
水分を一切使わずにオイルをじっくりと時間をかけて繊維の奥まで染み込ませています。
もっちりとした質感、潤いと艶感に富んだ表情がこの革の魅力です。
植物タンニンなめしの革は薄く漉いてしまうと破れやすい為、ヴァケッタレザーはほぼ漉く事なく元厚に近い厚さがあるのも特徴の一つ。
このチロリアンシューズのコロッとした形に良く合う革です。
一見丸っこいですが、捨て寸は見た目以上に確保されているので、履くと見た目以上にすっきりとした印象。
ちなみに以前紹介したsaddle shoesにも同じ革の裏と表を使用していました。
マルモラーダのMをもじった飾りステッチ。
ハンドソーンノルベジェーゼ。
丸っこいピンキングにハンドのモカ縫い。
ヴァケッタレザーの色味に合わせたレザーのミッドソール。
F.LLI Giacomettiは通常ビブラムの底まで縫い通しして返りを良くしているのですが、MARMOLADAのラインはステッチから水が染み込むのを防ぐためにビブラムを接着してミッドソールに固定しています。
装飾的でもあり、機能的でもある。
F.LLI Giacometti/MARMOLADAならではの魅力を確かに感じられるチロリアンシューズ。
履き込むとエルバマット製法のヴァケッタレザー特有のムラのある艶感を楽しむ事が出来るはず。
これくらいオイルが染み込んだ革であればそこまで神経を尖らせて手入れをする必要は無いかと思います。
作り自体は本気のチロリアンシューズ。
僕はあまり天候を気にする事なく履いて、よりムラっ気のある表情を楽しんでみても面白いかな〜、なんて。

CREDIT/
USED : “HUGO BOSS” PADDED P/O VEST
USED : “EMPORIO ARMANI” WOOL SLACKS
“チロリアンシューズ”だからと言って、アルチザンな格好に直球で合わせても面白く無いし、巷で固定化されてしまった「シティボーイ感」は全く僕らのスタイルに馴染みが無いので、普段通り適当な格好に合わせて履きたいと思います。
それにしてもこのHUGO BOSSのベストかっこいいなあ。。。

“F.LLI Giacometti”
MARMOLADA FG119 – Tyrolean Shoes –
[VACCHETTA ELBAMATT MOGANO]
¥108,000+TAX-
サンプリングが上手い人はいくらでもいますが、内容が伴っていないと途端にハリボテ感が出てチープになるのはどの分野にも言える事。
オリジナルを超える前提が無ければサンプリングする意味がないのです。
このチロリアンシューズは、イタリアのF.LLI Giacomettiに作られる事による意味を確かに感じられる靴だと思います。
サイズは39のみ。
ぴったりハマる方をお待ちしています〜。
と書いている真っ最中に、爽やかなお兄さんがこのシューズを買われていきました。
ここまで書いておいて申し訳ないですが、気になる方は近隣の店舗に取り扱いがある場合、ご案内させていただきますのでお気軽にご相談ください。
昨日、今日と立て続けに売れたので、明日も期待しちゃおうかな〜。
なんて思っていても売れるシューズでは無いので、店頭にあるエレファントのチャッカブーツは気長に提案し続けて行こうと思います。
それにしても靴は買うのも売るのも楽しいですね〜。
お客さんに、自分にハマった時の感じは洋服以上かも。
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河上 尚哉
こんにちは。
MANHOLEの河上です。
今日は日差しが良いですね〜。
冬は夏と比べて湿度が無く空気が澄んでいるせいか、午前中にお店に差し込む光が綺麗でついついぼーっとしちゃいます。
モヘアだったりの毛足の長いウール物の表情もより良く見えたり。
普段出不精な僕たちもついつい外で撮影をしてみたり。
NICHOLAS DALEYのYUSSEF SHIRT JACKET。
スコットランド産のウールとモヘアを混紡して織られたマホガニーチェックの生地。
先日紹介したベストと同素材。
モヘアはウールの中でもクリンプが少なく繊維質も太め。
その代わりにスケールが小さい為、光沢が美しく滑らかで吸湿性に優れています。
室内で撮影してもわかりづらいので、今日みたいな日を待ってました。
アイテム自体は身幅の緩いシャツジャケット。
ジャケット、ブルゾンの中に着ても、ジャケット/ブルゾンのアウターとしても着られる便利な洋服です。
サイドのアジャスターやエルボーパッチ、フロントポケットをワックスドコットンで切り替えているので、全体の印象がもっさりしないけどワーク感は増すようなどっちつかずの印象。
見るからにワークじゃ無い生地とホーンの付属でかろうじてファッションになっているような。。。不思議なバランスです。
改めて見るとNICHOLAS DALEYの洋服って夜遊び向けなんですね〜。
一枚仕立てだけど、右胸に内ポケットも付属するので、意外と気が利いてたりします。
残念ながらレーザーライトからもスポットライトからもストロボライトからも遠いところにいる僕(うるさくて人が多いところが苦手)や、ニューヨーク帰りで生活リズムが正しくなってしまった中台は、夜に光を浴びる事もなかなか少なくなってしまった為、陽の光に頼らざるをえません。
とはいえニコラスが生まれ育ったイギリスよりかは日差しの多い東京であれば、夜の光に頼る事なくこのジャケットの良さを楽しめるのでは無いでしょうか。
いや、たまには夜遊びしたいけどさ。
僕は半年に一回くらいでいいけど。
中台は年末暴れるのかな。

“NICHOLAS DALEY”
– YUSSEF SHIRT JACKET –
[ SCOTISH WOOL AND MOHAIR MAHOGANY CHECK ]
¥80,000+TAX-
その背景だったり、生地感だったり、ディテールだったりで僕らの無い物ねだりを埋めてくれるNICHOLAS DALEYの洋服。
彼の作るものは、いわゆる「利便性、かっこよさ、合わせやすさ」といったマンネリ化した洋服の勧め方とは違った角度からも提案が出来る点が面白かったりするのです。
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河上 尚哉