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blog

きのうの雨で少しは気温が下がったような気がする、本日の東京。

少しでも過ごしやすい日は積極的にジャケットを着たいと思う、鶴田です。

僕がMANHOLEに加入してからの間だけでも、売り場には色んな形のジャケットが並んできた。CLASSのアンコンタイプ、構築的なrenomaの6つボタンブレザー、NICENESSのオーバーサイズジャケット、その他、古着まで含めれば実に多種多様な個性を放つテーラードジャケットたち。

そして現在、MANHOLEの店頭に並んでいる中で僕が抜群にカッコいいと思うのが、こちら。



上襟と下襟の落差がそれほどない、ソフトなピークドラペル。柔らかくカーブしたラペル、ポケット、そして袖の振り。ボリュームのある袖山。前下がりが付いたけまわしはノーベントでプカプカと泳ぐバックスタイル。短めの着丈。存在感のあるホーンボタン。ポケットの内袋は引っ張り出すとチーフ代わりにもなる?

見えるようで見えづらい、でも実は個性的なディテールの集積。

これは明らかに松下さんのスタイル。


” m’s braque “
– 6BW JACKET –
¥107,800-(tax included)



素っ気ないネイビー無地に見えて、ウール×ナイロン×カシミア×ポリウレタンの四者混。この凝った生地もやはり、松下さんのスタイル。



河上のようにテキトーに、ノンシャランに着流しても、ショルダーラインのニュアンスや背面に入るドレープからはそこはかとない色気が漂う。



鶴田は腰穿きのカモフラショーツにハイソックス、ストラップシューズという意味のない組み合わせ。強いて言うならばロンドンファッション的なコーディネートだけど、このジャケットの非・英国的なたたずまいが特定のジャンルに収まることを静かに拒んでいる。



このジャケットの最も大きな特徴は下のボタンを掛ける6B ダブルブレストだという点。このディテールこそが、すべて(柔らかくボリュームのある袖先も緩めのシェイプも短めの着丈も)を飲み込んで全体を完成へと導いている気がする。

ともすればテーラードジャケットについて語るとき「着丈」とか「ゴージ位置」とか「肩線の傾斜」とか部分的な要素だけが独り歩きして、まるでそれ(だけ)がジャケット全体のイメージを決定づけてしまうかのように断じられている局面を見かけるときがある。

勿論、ディテールの集積が全体を作り上げることはある。

しかし、ディテールの集積だけで全体を作り上げることはできない。



僕は(基本的に)着丈が短いジャケットが嫌いだ。しかし、展示会でこの着丈が短いジャケットを見た時には「カッコいい」と素直に思えた。それは松下さんの「卓越した全体感覚」とそれを表現するために必要不可欠な「ディテールの集積」がセットになって僕の中に入ってきたからだと思う。

下掛けのダブルブレストも、ノーベントも、前下がりも「伊達じゃない」。
ディテールに執着しすぎることで全体感がおろそかになってしまった単焦点な洋服を見るたびにそう思う。そして、最も重要な点は「ディテールは写真に写るけど、全体感は写真に写らない」ということ。

生地・パターン・デザインの全てを熟知した上で、ファッション界において独自のスタンスを確立してきた松下さんの底力を再確認させられるようなジャケットだと思う。

是非、お店で試してほしい。抜群にカッコいいジャケットだからこそ。









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鶴田 啓

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もうすぐ3年



こんにちは、中台です。


気付けばMANHOLEがオープンして、もうすぐ丸3年になるらしい。
3年という月日が遅いのか早いのかよくわからないけど、今のところ毎日楽しんでます。


3年前のことではっきり覚えているのはMANHOLEオープン前、河上から「なんかやりたいことある?」と聞かれたので、「ブッダマシーン。」と答えたこと。
その頃の僕は三茶のシェアハウスに住んでいて、同居人のN君からHAOHAOHAOさんを紹介してもらったのがきっかけで取り扱うことになった。


僕なりにMANHOLEを表現する手段として、お店の隅っこにひっそり積んで、お客さんの反応を楽しんでいた。
笑う人、驚く人、喜ぶ人、そもそも見てない人、洋服よりもその反応には大きな振り幅があって面白い。



“ HAO HAO HAO “
– 電子念仏機 天界 –
¥5,280-( tax included )



オープン当時販売していたのは、中国のポピュラーなブッダマシーン。

で、こちらはHAOHAOHAOさんがオリジナルで作った和製ブッダマシーン:天界。
お盆も近いのでいかがでしょうか〜。


僕は最近引っ越して、見慣れない部屋でぼんやり念仏聴いてます。





念仏にはどこかプリミティブな要素もあって、アフリカ音楽のような雰囲気を感じることもある。
4つの宗派の般若心経を聴き比べることなんてなかなかできないし、念仏以外にも楽しい曲がたくさん収録されている。


なにこれ〜!と笑っている場合ではない。




実はまだまだMANHOLEの隅っこに積んであります。

他の販売店ではどうやら完売している様子…。
もはやデッドストック、今のうちにどうぞ。


この人には何をあげたら喜ぶか分からない…そんな人へのプレゼントにもおすすめです。








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中台 竜郎

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こんにちは。河上です。
今日も暇ですね〜。



さて、今日のBlogは「丈を短くしたいな、と思い切ってえいやとカット。その内ノースリーブにしたいNICENESSのTシャツ」でもなく。



釦を見ただけで「あ、m’s braqueのジャケットだ。」とわかるくらいm’s braqueのダブルブレストのジャケットでもなく、こちら。



CLASSの組紐:CCCA07UNI A。
去年も仕入れてましたね。気付いたら無くなってたな。
去年のモデルとは微妙に編み方が違う気がしますが、僕は色違いという認識で仕入れています。
今回は黒とブルーの2色のコンビネーション。
未だに使い道はわからないけど、とりあえず僕のように使い道がわからない方は腰に巻いておけば良いんじゃないでしょうか。ほどけづらく、ちゃんと腰を固定できます。
使い道を思いついたら他の用途で使えばいいと思います。

サバイバルのサトル少年だったら、どう使うんでしょうかね。
MASTERキートンでも、活躍しそうですね。
意外と強度もあるしな、彼らなら装飾以外の用途でも使いこなすでしょう。
名探偵コナンに登場するとしたら凶器だろうな。刃牙は柳龍光の暗器。
マキバオーだと鞭。ジョジョの7部でも鞭。モンキーターンでも鞭。
漂流教室だったら大人に襲われた際に地面から偶然出てくるんだろうなあ。
ドラゴンヘッドでも同じ使われ方をしそうです。スプライトだったら違う使われ方をするんだろうなあ。
ヤムチャの青龍刀についていたら、ヤムチャはもっと強キャラだったかもしれないしブルマとも結婚出来たかもしれない。NARUTOだと標準装備だな。るろうに剣心でも標準装備。忍空でも標準装備。もののけ姫でもアシタカの標準装備。へうげものも標準装備。バガボンドも標準装備。無限の住人も標準装備。つまり、ここからわかることは武士の標準装備。(イメージ)
デスノートはチート。ガンツもチート。なんでもありじゃん。
鋼の錬金術師では、これも一緒に錬成していればトリシャが蘇ってニーナもキメラにならずに済んだかもしれない。スラムダンクにはそもそも出てこない。スポーツものにはあまり縁がなさそうだな。寄生獣にも出てこない。ヒストリエだと時代背景が違くて出てこない。ヘルシングにも時代背景が違くて出てこない。ドリフターズには絶対出てくるな、今後。早く新刊出してほしいです待ってます。HUNTER×HUNTERだとウィング先生が弟子を導くときに登場するんだろうな。幽遊白書では絶対に飛影が身につけてる。海猿は読んだことないけどなんか偉い人の家とかにありそうですね。ジパングも最後まで読んだことないけど、なんか偉い人の家とかにありそうですね。そういえば、美味しんぼの海原雄山先生はちゃんと組紐として使いそうですね。
これ、いくらでも出せるな。今後、書くことが出てこない時はこの手法で行こう。

と、こういう物を見るたびに、「装飾品は装飾品である前にちゃんと道具なんだな。」と認識します。
それが便利にしろ便利じゃないにしろ、目的があるにしろ目的がないにしろ、意味があるにしろ意味がないにしろ。



逆に考えると「時代の流れで本来の意味や役割を失った道具」だとしても、装飾品として用いればどうにでもなるのかもしれません。
装うことの軽いノリ、決して無駄なことではないのです。
その内間違って時代の流れを作り出すかも。知らないけど。暇人の妄想ですね。

写真で見ても圧倒的な存在感。
本来の目的で必要とされなくなっても、何か違う形で残せたら良い物だとは思いませんか。
まあ、そんなにシリアスに考えると余計な意味が生まれそうだしそもそも気軽に手に取ることが出来なそうなので、良いなと思ったらどうぞ。



” CLASS “
– CCCA07UNI A –
¥25,300-(tax included)





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河上 尚哉

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突然ですが、これは何に見えますか?



はい、膝丈のスカートですね。

穿いているのは僕です。OLさんではありません。僕です、鶴田です。


” CLASS “
– CCCA03UNI B –
GREY CHECK
¥57,200-(tax included)




CLASSから届いた「CCCA03UNI B」。こうして単品で吊るして見ても、やっぱり膝丈の台形スカートにしか思えない。 素材はサラリとした3シーズン向けのスーツ生地、という感じ。

ところが、この台形スカート。

くるっと反転させてみると、



後ろ身にはちゃんと股が付いていて、これならバミューダショーツに見える。



ウエスト部分のボタンをはずしていくとショーツ本体が現れてくる。

つまり「CCCA03UNI B」 は一般的に分かりやすくマイルドに言うと「フロントにエプロンが付いたバミューダショーツ」ってことになる。でも、この言い方はなんだか「遠まわしで遠慮気味」な言葉に思える。

その根底には「メンズがスカートなんて気持ち悪いでしょ」という既成概念があるんじゃなかろうか。

一方で、スコットランドの男性が身に着ける伝統衣装には「キルト」があるし、日本古来の着物には「浴衣(ゆかた)」がある。「ズボンを着用せずに、下半身を布で巻いただけ」というアイテムそのものは古来より男性用の衣服の一要素として存在するにもかかわらず、なぜだか「一般的には許されない」というムードが根強い。

ともかく、この「フロントにエプロンが付いたバミューダショーツ」 もとい、「スカートのような何か」を僕と中台で穿いてみた。



前から見るとスカート、後ろから見るとバミューダショーツ、エプロンをはずすとバミューダショーツ。その印象は変わらないのだけれど、自信たっぷりで身に着ける中台の様子からは「メンズがスカートなんて気持ち悪いでしょ」 なんてムードが一ミリも感じられない。

鶴田も負けじと穿いてみた。



やはり同じ。「別に何か?」というフツーな顔をして着るだけ。



ちなみに、左腰の部分に取り付けられたエプロン状のものを後ろ側から回してボタンで留めれば「前から見るとショーツ、後ろから見ると台形スカート」というアイテムに前後の見え方が逆転する。

半年前にCLASSの展示会を訪れた際、僕がこのアイテムを試着しながら「堀切さん、これって後ろ側から回して着ることもできるんですね」と何気なく尋ねたところ、当の堀切さんは「あっ、本当だ。それは全然思いついてなかったです~」と嬉しそうに言っていた。デザイナー自身に、そのような意図はなかったのだ。

このことは、CLASSについて考える上では決定的なことのように僕には思えた。

「堀切さんはジェンダーレスとか多様性とか、そういった社会的な何かを表現するために洋服を作っている」わけでも「スカート的なものを男性がそのまま穿く行為はまだ時代的にも刺激が強いので、可変式のエプロンを取り付けたバミューダショーツタイプにすることでソフトに表現した」わけでもない。このアイテム及び、CLASSのコレクションには 「遠まわしで遠慮気味」な表現は微塵も含まれておらず、只、そこにあるものとして、デザインされているということ。

「こういう風に着てほしい」というメッセージ・要望よりも「こういう服を作りたいから作りました。意味はありません。あとはお好きにどうぞ」という快楽主義者にも似た雑食性こそが、デザイナーとしての堀切さんが持つ最大のオリジナリティである。

それが「バミューダショーツ」だろうと「膝丈スカート」だろうと「変形キルト」だろうと関係ない。人がそう思えばそうだろうし、思わなければそうではない。

という極めて簡潔な態度が「あっ、本当だ。それは全然思いついてなかったです~」 という言葉にすべて集約されているように思う。



というわけで、CLASSの「CCCA03UNI B」は「バミューダショーツ」でもなく「膝丈スカート」でもなく「変形キルト」でもなく、そこに只「CCCA03UNI B」としてのみ存在する。

洋服を感覚的にキャッチする瞬間。すべてのエクスキューズはどこかへ飛び去り、ただ鏡の前にひとりで立つ自分だけがいる。

そこに映る姿がショーツ姿だろうとスカート姿だろうと、それはもはや大した問題ではないような気がする。その先の景色にこそ、本来の意味での多様性が映りこんでいるのだろう。







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鶴田 啓

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