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こんにちは。
MANHOLEの河上です。

昨日に引き続きFRANK LEDERの紹介を。




昨日のコートと同素材のドローストリングトラウザーズ。
2TUCKのワイドテーパード。

リネンパンツは軽くてふわふわしやすいので、物によっては生地感が軽すぎて浮いてしまうことも多いです。

今回のドローストリングトラウザーズに採用された生地は中肉で弾力のある生地。

春夏のコットンには無い生地感がありながら、リネン特有の涼しげな表情も感じさせる一枚。




吊り編み機で編まれた雰囲気のあるスウェット素材も。
立体感のあるウルトラスウェードも。
清涼感のあるシルクリネンのジャケットも。

ある程度どんな素材でも受け止めてくれる生地感なので、春先から秋口まで頭を使わずに気軽に穿けるパンツになってくれそうです。

パッと見は決して便利そうでは無い柄ですが、春夏は素材や柄や色に頼らないとつまらなくなります。

試しに穿いてみると意外とすんなり取り入れることが出来るはず。




FRANK LEDERの用いる生地は改めてみるとユニークな素材が本当に多い。
かといって別に丁寧に扱う必要も無いのです。

自分の日常に当てはめて、普段通り穿いてください。
気に入った物を着る楽しみも感じさせながら、適当に穿いていた結果気付けばかっこよくなっている洋服なんて最高じゃないですか。


” FRANK LEDER “
– LINEN 2-TUCK TROUSERS with DRAWSTRINGS – ¥48,000+TAX-




様々な種類のウールだったりリネンだったりコットンだったり。
もうお腹いっぱいなくらい持っているはずなのに生地が変わるだけで欲しくなってしまうから不思議なものです。


コート同様に横使いのボーダーに見える柄でオーダーしています。
すごく個人的ですが、このボーダーっていうのがとても引っかかるポイント。



Pay Attention Autumn/Winter 2003/04




物としては全然違うんだけど。

いくら気分が変わっても、自分が良いと思うもの、面白いと思うものの尺度が変わっても。

「かっこいいなあ〜。」なんてふと振り返りたくなる魅力が、このブランドにはあるのです。





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河上 尚哉






こんにちは。
MANHOLEの河上です。

完全に風邪を引きました。辛い。
最近2ヶ月おきにしっかりとした風邪を引いています。前はそんなことなかったのに。。。原因は体温計で熱を測るようになったからだと思ってます。

不安だったのでお医者さんに「なんか検査とかした方がいいですかねえ。」なんて聞いたら「いや、君の場合は疲れてるだけだよ。いつも人にうつさないでしょ?」と言われました。ぎゃふん。

僕は具合が悪くても動けるし食欲もしっかりとあるので、風邪の時は食べることだけが楽しみなんですが、今回は舌の味を感じる部分が全て口内炎になっています。

たくさん食べられる事と早食いが僕の唯一の自慢だったのですが、その取り柄も、楽しみすらも奪われましたよ。


ついに痩せるきっかけを掴んだのかもしれません。ラッキーです。



今日紹介するのはFRANK LEDERのリネンコート。

FRANK LEDERは何よりも袖物がかっこいい。
あるはずも無いドレスのルールにがんじがらめになっていた過去の僕を救ってくれたのもFRANK LEDERのジャケットでした。

ユーロ古着を現行で作ってるようなブランドなので、ともすればその表層にある男性的な要素ばかり拾われて勘違いされてしまうのですが、FRANK LEDERの良さはストーリやギミック溢れる服の作り、生地の経年変化、ドイツ製であることだけでは無く、デザイナー自身の根底に存在するパンクな精神性にあるのだと思います。



” FRANK LEDER “
– LINEN COAT – ¥128,000+TAX-




たま〜に出してくれるアトリエコート型のスプリングコート。




見慣れた形、僕もお客さんも大体持っているのでスルーしそうになったのですが、着てみると色味も含めて今の気分にフィットしてくれたので仕入れました。

いつものガサっとしたタフさを感じるリネンやコットンでは無く、光沢感のあるリネン生地を使用しています。
幾何学的な柄。

この生地は縦使いも横使いも出来たので、MANHOLEではボーダーっぽく見えるように横使いで。

売り場にかかっている状態だと、新品感が強いので何回か適当に着て洗濯したくらいの方が良く見えるはず。




普段だったらここら辺で綺麗に締める文章が自然に湧いてくるはずなんですが、風邪のせいで全然頭が回らないです。ごめんなさい。
風邪は食欲だけでなく、僕から書く楽しさも考える楽しさも奪っていたようです。


早く帰って早く寝ます。




今日だけは、良く見かける締め言葉に甘えさせて下さい。

是非、店頭でお試しください。




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河上 尚哉

02.05







明日、2月5日(水)はお休みをいただきます。



僕は今月ハワイに行くことになりました。親族の結婚式です。
ハワイで仕入れ頑張ります。
NYに行く時にESTA取っておいて良かったです。


中台は明日の夜しゃぶしゃぶに行きたい、と言っています。
モンブラン直してきてください。



2月6日(木)以降は通常通り営業致します。





今日、ニットの商談で展示会に出かけたつもりが、気付いたら店舗用の什器を買っていました。

アフリカの古いスツール2個と、モロッコのラグです。
フィッティングの敷物がふかふかになったので嬉しいです。
ラグは測らずに100%勢いで買ったのですが、サイズもぴったりでした。嬉しいです。


雰囲気の良いビーズネックレスも追加しました。
骨とスネークビーズと1800年代のヴェネチアンガラスです。
僕らが着けると似合いすぎちゃうので、似合う人探してます。
試してみてください。



それではまた。







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河上 尚哉






こんにちは。
MANHOLEの河上です。

本日紹介するのはCLASSのニット。




これは僕の私物のCLASS初期のカーディガン、15,6年前に作られたニット。
太いリブ幅、大きな釦。
不思議なバランスなので手にしてから長い間、引き出しの奥底に埋もれていた洋服ですが、一昨年くらいに着方がなんとなくわかった気がしたので頻繁に着るようになりました。

CLASSはパターンを引くことを必要としない、ニット数型から始まったブランド。
イギリスのニット専業ファクトリー:Corgi社との取り組みはブランド設立当初から今に至るまで継続的に続いています。



” CLASS “
– EVELYN ROTH – ¥79,000+TAX-



これは今シーズン、CLASSがCORGI社に依頼したダウンショルダーVネックニットベスト:EVELYN ROTH。

極端に肩傾斜を付け、肩幅を広くすることで独特のシルエットを作りだしています。左側に付く大きなポケットも特徴。

素材には、10色の糸を撚らずに束ねた状態で編んだ10plyマーセライズコットンを使用しています。
これはCORGI社にしか出来ない技術です。



CLASS19AW/Carlton Brown



去年の秋冬シーズンにリリースされた10plyソフトコットンを使用したタートルネックニット:Carlton Brownを触った事がある方、実際に着ている方だとわかると思うのですが、撚らずに束ねた状態で編み込んでいる為、とてもツレやすいです。

着ていると糸が飛び出てきます。

僕のお客さんには「仕様だし、糸が飛び出まくったくらいの方がかっこいいんじゃないですかね。」と伝えて着てもらっているのですが、いい感じにヤれてかっこよくなってました。僕は買えなかったので羨ましいです。




糸色一つ一つの表情はすごく柔らかなのですが、10本集合すると結構な迫力があります。

頭で考えてお利口に合わせてもなんかしっくり来ないアンバランスさがあるので、感覚的になんとなく合わせるくらいの方がちょうど良いかもしれません。


着方もわからない、似合ってるんだか似合ってないんだかわからないくらいの洋服が、いつか自分の気分にフィットしてくるタイミングこそが、その物に対する思い入れを強く高める瞬間なんだと思います。







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河上 尚哉




ぼくらはいつもぺらぺら #1






こんにちは。
ぺらぺらの河上です。

本日紹介するのはCLASSのぺらぺらのコート。

先シーズンのベストに引き続き、細番手のリサイクルナイロン糸を使用し高密度に織り上げたナイロン素材を使用したコート:SHELTERです。




1940年代のイギリス軍のガスケープコートをモチーフにしたアイテム:SHELTER。
バッグを背負ったまま着用できる大きなマチと、ダウンパックを装着できる機能が特徴です。



一見どんな格好にも羽織れる「便利なコート」。
ですが、全然便利ではありません。
人によってはこの丈のコートでフロントのポケットが無いのが我慢出来なかったりすると思うし、そもそも立体感のあるナイロンの生地により立体的に形付けられる背面のマチが邪魔だと感じる人も多いでしょう。

何かが足りていないし、何かが多い気すらする。

こういうなんらかの機能に特化したミリタリーアイテムをサンプルにすると利便性を高めるような修正をされることが多いのです。
CLASSの場合、そういった誰もが考え付くような気の利いたディテールを付け足すようなデザインを、いつもわざとしないように感じます。



シャツ地のような薄手のコットンが使用されたイギリス軍の1940年代のガスケープコート。
身幅も大きく、背面のマチの面積も大きいので、実際に着用すると体に沿うように縦に落ちるシルエットですが、CLASSのSHELTERは高密度に織られたリサイクルナイロンが立体的なシルエットを作り出します。

元々スナップ釦だったフロントの前合わせをベルクロに。

元々一つしか付いてない小さな片ポケットを何故かもう一つ増やしてます。

リサイクルナイロンの生地をそのまま二重の無双仕立てにしているので、生地と生地の間にダウンパックを詰め込むことができるよう、内部にもベルクロが付属しています。





あればいいものが無い、無くていいものがあるコート。
だからこそ、自分が好きな部分を探す事のできる洋服なんだと感じます。





これは僕らが良く着ているCLASSのぺらぺらのコート。

中台の物は4年前くらいの春夏のモデル。
これはどちらかというと最初から気が利いた洋服でした。
スノーパーカーのディテールをそのままに、ウルトラスウェードに置き換えたもの。
ただ、ウルトラスエードに対する認知度が上がった今でこそ「便利な洋服だなあ。」と感じる事が出来ますが、当時は「春夏にウルトラスエードって。。。」と思う方が多かったように思います。


僕の物は4年前くらいの秋冬のモデル。
どう考えても暖かくないし、片側に大きなポケットが付いているとはいえ、最初は不便でした。
でも今はそんな事全然気にしていません。

「利便性」や「季節性」という洋服を買う上でどうしてもフックになってしまうポイントなんて、一度気に入って着続ける事が出来れば簡単にいくらでも乗り越える事ができるのです。

問題は「利便性」や「季節性」を乗り越える事が出来るような何かがある洋服かどうか。
自分で何かを詰め込む余地が残されているかどうか。




” CLASS “
– SHELTER – ¥98,000+TAX-



そんなCLASSのぺらぺらのコートですが、「洋服を通して何かを伝えたい。自分の作るものに共感できる人だけ、好きな人だけ、面白いと思う人だけ手にとってもらえれば良い。」なんていう意思を強く感じます。

誰にでも似合うように、手に取れるように内容を詰め込められた物よりも、こういった特定の誰かをめがけて作られた/あるいは誰に向けても作られなかった事により何かが欠けている、何かが足りない物の方がよっぽど胸を打たれる瞬間があるのです。

見た目も口先もぺらぺら。頭の中身はスカスカな僕たちだけど、誰かに何かを伝えたいからお店をやっています。

だからこそ、誰かに売り方まで完璧にお膳立てされた何かよりも、どこか何かが欠けている洋服くらいの方が「良いなあ。」と、思いながら紹介できるのだと感じます。

既に詰め込められた物を捨てる作業よりも、足りない何かを考えながら補っていく方が、よっぽど楽だし楽しいんじゃないでしょうか。






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河上 尚哉

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