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1960~1970年代、性差による洋服の区別・境界線がますます曖昧なものになった時代。
それまでは女性的なものとされていたデザインをカッコよく着こなす男性も、メンズ服をルーツとする構築的なアイテムを自分らしく軽やかに着こなす女性も、彼らの姿はピーコック革命から数十年の時を超えた今も色褪せることなく僕らの心を捕らえたままです。さらに遡ればココ・シャネルが女性服の文脈にツイードを加えて以降、様々な女性たちがハンサムにメンズ服を着こなす姿は、いつしか僕ら男性にとってもあこがれの対象となりました。

この逆説が当たり前になりつつある現代において、僕らが作り上げたかったのは性別を問わずにカッコよく着こなすことができるツイードジャケット。

こんにちは、鶴田です。



ULTERIORが2022年秋冬のために制作したウールシルクツイードのオリジナルファブリックを見せてもらった瞬間にピンときた。この素材を使ってジャケットを作りたい。具体的に考えを巡らせてみたところ、例えば「チェンジポケット付きの三つボタン」のようにありきたりなものでは、いまいちしっくりとこなかった。それはおそらく、ULTERIORのツイード生地が「シルク混のしなやかなタッチ」「(ヘリンボーンのようにクラシックな柄ではなく)幾何学模様の変則的な柄」、または「ブラック&ホワイトのはっきりしたコントラストではない、ブラック&ベージュの柔らかな配色」といった特徴を持っていたからだと思う。



あまりにも魅力的な生地だったので「せっかくならばセットアップでボトムスも作りたい」と思った。しかし、これもまた「普通のトラウザーズを作るとシリアスすぎる」ので、一周考えて「ルーズなバスケショーツ」に決めた。



ツイードで洋服を作る、となった場合。通常ならば「ハリスツイード」や「ドネガルツイード」など、スコットランドやアイルランドの郷愁をベースに伝統的な形を思い描くだろう。しかし、僕らは(多少はロマンチックでありたいと思うが)単なるロマンチストではない。

かくして、出来上がったのは「女性がメンズ服(ルーツがメンズ服にあるという意味)を颯爽と着こなす姿に憧れた僕らが考える、男性でも女性でもすべての人が現代をしなやかに生きることに華を添えてくれる、ツイードのセットアップ」である。



「ジェンダーレス」という言葉を特別に意識しすぎて、 (体型をすべて覆い隠してしまうような)極端なオーバーサイズに陥る必要はない。今回のジャケットは凛としたショルダーラインを意識しつつ、ゆるやかなシェイプを入れた。さらに、フィット感はハーフコートのようなバランスに設定してあるので、ジャケットとしてだけでなくアウターとしても着用できる。

ハンサムにもスポーティーにも。

ジャケットとショーツの組み合わせを替えれば、変幻自在の着こなしに対応するだろう。



ゴールドの七宝調メタルボタンは、モチーフとなる場所や時代、人格の設定をするすると潜り抜ける。ツイード=英国、メタルボタン=ブレザー。そんな決めつけを鮮やかに裏切ってくれるだろう。しかも、ボトムはバスケショーツというナンセンス。寒ければレギンスを重ねてもいいし、オーバーショーツとしてパンツの上から更にレイヤードしてもいい。



どこまでもクールに、どこまでも柔らかく。

どちらか一方に決めつける必要なんてない。


“ ULTERIOR for MANHOLE ”
– Wool silk tweed coat –
Size : 3/4/5
¥107,800-(tax included)
– Wool silk tweed shorts –
Size : FREE
¥48,400-(tax included)



「しなやかさ」とは芯の無い柔らかさではなく、むしろ決して折れない強さでもある。ブラックと隣り合わせになったベージュが、その強さを称えている。白黒をはっきり付けたがる歴史や時代に縛られ過ぎぬよう、より強く、より曖昧に。そして軽やかに現代を超えていこう。




※“ULTERIOR for MANHOLE” [ Wool silk tweed coat ] [ Wool silk tweed shorts ] は12月9日(金)より発売いたします。



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鶴田 啓

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” S.E.H KELLY “
– WALES GEELONG LAMSWOOL 10PLY CREWNECK –
¥96,800-(tax included)



ブランド設立当初からずっと変わらない形、変わらない作りでたまにコレクションにラインナップされるS.E.H KELLYのウェールズ製、一人の職人が古い手編み機を使って編んでいる10plyのジーロンラムズウールのクルーネックニット。

僕が「S.E.H KELLYのニット」と聞いて思い浮かぶのは、腰回りにハンドウォーマーポケットが付属するこの形。
言わずもがなとても暖かいので暑がりの僕は工夫して着るしかないのですが、工夫してでも着たいと思えるこのニットならではの良さがあります。

僕がこのニットを目にしたのは10年くらい前だった気がします。
当時は街行く人の洋服のサイズ感もそんなに大きくなかったせいでしょうか。
僕はXSサイズやSサイズ、あってもMサイズくらいまでしかこのニットを見たことがありませんでした。実際XSサイズやSサイズでも十分大きかったしなあ。




と、いうわけで今回MANHOLEでは自分では見たことのないサイズ:XLまで入れてみました。
僕らの体もいつの間にか大きくなったし、ちょうどいいかも。
インポートのニットは実際に仕入れるまでサイズが全く読めないからワクワクします。
シーズンによっても、形によっても、全然サイズ感が違ったりするので結構笑える。

代理店の人に「サイズ、1サイズ上がるとどれくらい変わるんですか?」と聞いてもはぐらかされる場合が多いので、自分で実際に試してみるしかないのです。
雇われていた時、人のお金では出来なかった冒険、する必要のない冒険、果たしてどんな結末を迎えるのでしょうか。

と、いうわけで中台にXLを着てもらいました。


中台、XL。ふつうだな


河上、Mサイズ。ふつう


中台、Lサイズ。ふつう


河上、Lサイズ。ふつう




XL、意外と普通でした。冒険にすらならない。なんだよこの安心感。
めちゃくちゃ細い女の人とかが着たらXLらしさが出るかもしれないけど、僕らが着るとふつう。

ベージュグレーっぽいMALT、S〜XLまであります。
チャコールベースの杢グレー:ASPHALTはいくつか売れてLとXLのみ。
身幅だけはサイズ毎に明確な違いがあるので、その時穿きたいパンツのバランスに合わせてサイズをお選びください。

と、いうわけで最初見た時から変わらずに良いウェールズ製のS.E.H KELLYのニット、普通にいかがでしょうか。



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河上 尚哉

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金と銀



明らかに迫力のある素材、二種。

刺し盛(お刺身の盛り合わせ)でいえば、中トロと鯛。洋食でいえば、ビーフシチューとグラタン。ニットでいえば、ベビーキャメルとナチュラルアルパカ。

こんにちは、鶴田です。

いや、刺し盛でいえば、アワビとヒラメかな…。

“ NICENESS ”
– SILVER –
color : BLACK ALPACA
¥138,600-( tax included )



1930年代のカデットカーディガンをベースにしたニット。ハンドフレームによる力強いリブ編みとは対照的に、ちょこんと付けられた小さな片側ポケットがとてもチャーミング。



黒無地のニットだけれど、襟や肩周りの編地が大きく波打ちながら立体感を生み出している、迫力。

染色した黒ではなくブラックアルパカの原毛色なので、どことなく茶色味を帯びた黒(というか、黒っぽい茶色?)がニットに一層深い表情を与えている。






フランネルパンツやツイードタイに合わせてアルパカカーディガンを羽織った河上。

コンパクトなボディ、テール部分がツンと上に跳ねるくらい短い着丈。




ウールのタンクトップに合わせたリラックスモードの河上。インナーのドレープに対してアルパカのダイナミックな存在感が際立っている。そして、窓際で自然光が当たると「茶色っぽい黒」がよく分かる。

“ NICENESS ”
– GOLD –
color : CAMEL
¥149,600-( tax included )



同型のカーディガン、こちらはベビーキャメル素材。繊維が短く紡績難易度が高いキャメルの原毛を手間のかかる梳毛仕上げにしたもの。アルパカに比べると、少しもっちりとした感じがするボリューム。それでもモッサリとした感じに見え過ぎないのは、梳毛のキャメルならでは。





首元にあるボタンをループで止めると、さらにVゾーンが狭くなり襟が高くなる。タートルネックと同じくらいまで襟が高くなるので、防寒性も完璧になる。まるでアウターのようなカーディガン。



スーツの上から、カデットカーディガン。ドラマチックなストライプスーツが、おおらかなキャメルのボリュームに包まれて変化する。



ジャケットを脱ぎ、ニットポロの上から直接カデットカーディガン。よりスポーティーでリラックスした印象、しかしジャケットを着ているような重厚感。



服地に使われる動物性の素材といえば勿論、ウール(=毛)。しかし、一口に「毛」といっても、それは羊から刈り取った「羊毛」と羊以外の動物から刈り取った「獣毛」とに大別される。クリンプと呼ばれる縮れた繊維が集まってできている羊毛に対して、獣毛にはクリンプがほとんどない。繊維がまっすぐであるゆえに、獣毛には独特のスムースな手触りがある。 獣毛素材の王様と言えば、もちろんカシミア。高級を突き詰めるとビキューナなどもそのひとつに挙げられる。



獣毛素材代表の「カシミア」に比べ、同じ獣毛素材の中でも少しエキゾチックな印象になる「キャメル」と「アルパカ」。勿論、どちらも高級・希少素材であることに変わりはないのだが、「なめらか、かるい、やわらか」なカシミアとも一味違う、より野性味が溢れるワイルドな質感。何よりも、着ると両肩にずしりと乗っかってくるような重量感。このニットの魅力のひとつは、この重さにあると思う。

「ラグジュアリー」=「軽い」という平面的な価値観に対して、真っ向から挑戦する「SILVER」&「GOLD」。



「王将」的存在のカシミアにはならないけれど、その独特の動き方で人を虜にする「銀」と「金」。アルパカとキャメルに独自のツイストを加えて、単純な高級路線とはまた別の次元まで引き上げたNICENESSのクリエイションには「ラグジュアリー」という平面的な言葉よりも「服心」という立体的な愛情を感じる。



ずっしりと重たいカデットカーディガン。このニットには「重たくて温かい」という、まるでヴィンテージウェアのような、ごくオーセンティックな洋服の魅力がみっちりと詰まっている。懐かしくて新しい、なんて言葉は今さら使いたくないけれど。

様々なニットを体験してきた人にこそ、選んでほしいと思う。きっと、びっくりするはず。この質感。




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鶴田 啓

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” NICENESS “
– WHOLE – [トライバルグラフィック モヘアコート]

“ CAUSSE GANTIER ”
– Oscar-



USED / DICKIES
– Double knee work pants –







” NICHOLAS DALEY “
– HAND KNITTED FUZZY HAT –



” NICENESS “
– RITCHIE – [NNフェアアイル強縮カシミヤベスト]

USED / 90’s adidas
– Jersey track jacket –



USED / 70’s Levi’s
– 5pocket suede pants –








” BLESS “
– richboypoorboy Vest –

” RANDY “
– Walter –



” NICENESS “
– BILL – [EXコールドウェザーオーバーパンツ]








” renoma ”
– VERNEUIL –

“ CAUSSE GANTIER ”
– Oscar-









” TENDER CO. “
– WIDE RIB SERPENTINE CARDIGAN –

USED / 60’s Lee
– 101J chemical wash denim jkt –



“ renoma ”
– JOUR – [2 pleats trousers with tape]












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手前の洋服にピントが合っていても、奥にある存在感に視線が飲み込まれる…。


近くで見ると何か分からない。






こんにちは、中台です。


ディテールを見ても、そっと椅子に置いても、はっきりとした形は見えてこないオブスキュアなCLASSのファーブルゾン。
僕も最近MANHOLEで買ったんですが、最高です。

とはいえ、「〜だから〇〇」みたいな理屈で説明できる洋服ではなさそうだし、どうしたらこの良さを伝えられるかは分からない。





着てみるとようやくシルエットが見えてくる、、毛足の長いファーの存在感が楽しい。

とにかく大迫力。
街のバランスが変わってしまうんじゃないかと思うくらい可愛くて強い。




後ろ姿もすごい。
渋谷を歩いていても視線を感じるから、三茶だったらどう考えても一番。
三茶だったらぶっちぎり過ぎて逆に一番になれないかもしれない。

ついに渋谷まで獲れそうな予感がしています…。





外側には普通にポケットが付いてるし、内ポケットやダブルジップなど、めずらしく親切です。
このファーブルゾンにキュプラの裏地がついているのも面白い。

はちゃめちゃに暖かそうな見た目に反して、軽い着心地で意外と暑くならないからどんなタイミングでも適当に羽織れそうです。





おもむろにベレー帽を被る河上。昔良くかぶってたね。

このブルゾンは着る人のバランスにも変化を及ぼすのか…。
それはそれで良い。
強制的に自分の感覚を押し広げてくれそうなパワーを感じませんか。


” CLASS “
– CCCA10UNI A –
COLOR : LT. GREY
Size : 2/3
¥165,000-(tax included)




このブルゾンはデザインが気に入っても、街で着るには勇気と自信が必要かもしれない。

だからこそ、自分への不安と期待、ポジティブとネガティブを行ったり来たりしながら、僕はいつも以上にファッションを楽しむことが出来ています。
興味がある方、僕と一緒にいかがでしょうか。




近所での一枚
渋谷で一番楽しそうに見えていたはずです。










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中台 竜郎

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